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『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1~4巻が面白い!/まだコドモ、だからこそ上を向いて突き進む物語

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
たくさんの「シンデレラガールズ」の中から「小学生」だけを集めた作品
同じ「小学生」が集められたからこそ、際立つ一人一人の個性
まだ何者にもなっていないコドモ達が、アイドルになっていく物語


【スペシャルCDが付いた紙の本】
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【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:×
・恥をかく&嘲笑シーン:×
・寝取られ:×
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×


↓1↓

◇ たくさんの「シンデレラガールズ」の中から「小学生」だけを集めた作品
 『アイマス』シリーズは、私のような「せいぜい上澄みくらいしか知らない人」なんかよりもよっぽど熱心でよっぽど詳しいファン(ここではプロデューサーと書いておくべきか)がたくさんいらっしゃいますから、私みたいな虫けらが紹介記事を書くのはあんまり良くないかなーと迷ったのですが……

 『アイマス』や『シンデレラガールズ』にどっぷりハマっているワケでもない私が今、純粋に一番楽しみにしている漫画ですし、私みたいなゴミクズが紹介することで、まだ『アイマス』や『シンデレラガールズ』をあまり知らない人にも知ってもらえる機会になるかも知れないと思って書きます!


 ということで……説明はここからです。
 『アイドルマスター』(『THE IDOLM@STER』と記述することも多い)の始まりは2005年に稼働開始したナムコのアーケードゲームです。個性豊かな9人の女性アイドル(亜美・真美を分けて考えるなら10人)のプロデューサーとなって、彼女たちを育成していくゲームでした。
 このシリーズでは基本的に「プレイヤー=プロデューサー」という業務に就くのですが、実際にやっていることはプロデューサーというよりマネージャーに近いと思われます。それをこのシリーズでは一貫して「プロデューサー」と呼んでいるんですね。

 その後『アイドルマスター』はXbox360等の家庭用に移植されたり、スピンオフ作品が出たり、CDが出たり、様々な展開をしていくのですが……特に2011年にテレビアニメ化されて大ヒットしたことが、後のアイドルアニメ戦国時代につながっていくのかなと思います。『アイカツ!』は2012年~、『ラブライブ!』のアニメは2013年~、『WUG』は2014年~ですからね。


 さて、そんな風に『アイドルマスター』が大ヒットしている2011年に始まったのが、こちらの『アイドルマスター シンデレラガールズ』です。元々はガラケー&スマホで遊べるソーシャルゲームですから非常にたくさんのアイドルが登場して、基本的には前作までのキャラとはちがう新キャラばかりが180人以上いて、前作同様にプレイヤーはプロデューサーとなって彼女達を育成していくことになります。
 2015年にはこちらもテレビアニメ化されて、スマートデバイス向けリズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』も配信となって、こちらも大ヒットしています。


 普通のシリーズで言えば、『アイドルマスター』が第1世代で、『アイドルマスター シンデレラガールズ』は世代交代した第2世代の新シリーズと言って構わないと思うのですが……『アイマス』の恐ろしいところは、第1世代の『アイドルマスター』が未だ現役の人気を維持したまま、第2世代『シンデレラガールズ』も大人気で、ここに更に『ミリオンライブ!』『SideM』『シャイニーカラーズ』と新世代が次々と投入されても全部人気なところで。

 「ガンダム」シリーズで例えるなら、『機動戦士ガンダム』と『Zガンダム』と『ガンダムW』と『ガンダムSEED』と『Gのレコンギスタ』が同時に放送されている―――みたいなのが『アイマス』なのですよ!これ全部追えている人達ってどんだけ体力あるのよ!



 ということで、『アイドルマスター シンデレラガールズ(スターライトステージ)』という原作のゲームは、「オリジナルキャラが180人以上いて、プレイヤーはプロデューサーとなってそのアイドル達を育成していく」ってことなんですね。キャラがむっちゃ多い!でも、その1人1人のキャラに熱烈なファン(プロデューサー)が付いているってのが特徴なのです。
 だから、例えば……2015年にテレビアニメ化はしたのですが、集計してみたところアニメに登場したのは83人だけで、100人前後のキャラは登場すらしなかったみたいですし、登場したキャラでもモブのようにチョコっと映るだけというキャラも少なくありませんでした。

 そりゃ180人以上もいればそうなりますよね……って話なのですが、前述したように「出番のなかったキャラ」1人1人にも熱心なファン(プロデューサー)がいるのが『シンデレラガールズ』なのです。



 故に……というか、何というか。
 そうしたたくさんの魅力的なキャラクターをピックアップするため、『シンデレラガールズ』は公式の漫画が幾つもあるのです。例えば、月刊チャンピオンに連載されていた向井拓海が主役の『アイドルマスター シンデレラガールズ WILD WIND GIRL』や、20歳以上のアイドルがメインの『アイドルマスター シンデレラガールズ After20』など……

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 ハイ、ようやく今日の記事で紹介する漫画の名前を出せるところまでたどり着きました。
 この『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』という漫画は、180人以上いるという『シンデレラガールズ』のアイドル達の中から「年齢的に小学生のアイドル」をメインにした作品なのです。小学生アイドルだけを集めた「第3芸能課」があるという設定なので、ゲームやアニメとはまたちがうストーリーですし、ゲームやアニメをまったく知らない人がここを入口にするというのもアリだと思います。正直なところ、私も「初めて見た」って子もいましたし……

 メインキャラとして登場するアイドル達は、こんなメンバーです。

・橘 ありす(12歳) 身長:141cm
・櫻井 桃華(12歳) 身長:145cm
・古賀 小春(12歳) 身長:140cm
・結城 晴(12歳) 身長:140cm
・的場 梨沙(12歳) 身長:143cm
・赤城 みりあ(11歳) 身長:140cm
・佐々木 千枝(11歳) 身長:139cm
・市原 仁奈(9歳) 身長:128cm
・龍崎 薫(9歳) 身長:132cm

-3巻から登場-
・横山 千佳(9歳) 身長:127cm

-4巻から登場-
・福山 舞(10歳) 身長:132cm

 『U149』というタイトルですけど、例えば身長は146cmだけどもはや小学生ではない安部菜々さんのようなキャラは所属していませんね。城ヶ崎莉嘉も身長149cmの12歳ですけど、中学1年生という設定なのでこちらも所属していません。あくまで「小学生のキャラが集まった課」なのです。
 また、「課には所属しているけれど今はまだ来られていない」とだけ言われているキャラもいるので、小学生なのにまだ出ていないキャラは今後に登場するのかなと思います。

 この11人の中で、2015年のテレビアニメ版でガッツリ出番があったのは「シンデレラプロジェクト14人」の中の1人:赤城みりあちゃんと、ライバルチームである「プロジェクトクローネ」の橘さんくらいで、あとは基本的にはチョイ役というか……結城晴と的場梨沙に至っては登場もしていません(結城晴は後に『しんげき』の方でアニメに出ますけど)。



 そういうキャラにスポットを当てている漫画なんですね。
 繰り返しになりますが、『シンデレラガールズ』は1人1人のキャラに熱心なファン(プロデューサー)が付いている作品です。「小学生だけを集めた漫画」とだけ聞くと、ニッチだったりマニアックだったりな印象を受けるかも知れませんが、お色気シーンみたいなのは一切ありません。この子たちのファン(プロデューサー)はそういうのを望んでいないと、ちゃんと分かっているんですよね。

 元々のキャラクターデザインが「1人1人のキャラが特徴を持っている」ようにデザインされていることもあるのでしょうが、漫画のデフォルメ表現に上手く落とし込んでいますし、表情だったり仕草だったり私服だったり、細かいところまで「このキャラらしい」と思わせるものに仕上がっているのがすごいところです。

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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻1話「第3芸能課」より引用>

 例えば、ここですよ!
 的場梨沙が持ち込んだファッション雑誌を結城晴が注意した際、古賀小春がニコニコしながらそれを読んでいるというシーンなのですが……それを自分で開いて読むワケではないけど、控えめに横目で見ている佐々木千枝のこの距離感!

 コマの端っこに描かれているキャラまでしっかりと「あー、この子はそうするよねー」「この子はこういう時にこういう表情をするだろうねー」と納得できるように描かれているのです。だって、この作品の場合「コマの端っこに描かれているキャラ」にも熱烈なファン(プロデューサー)がいるのですからね!


 Q.やまなしさんは佐々木千枝ちゃんが好きなんですか?

 A.………はい (´・ω・`)


 私は『シンデレラガールズ』はアニメ版から入って、橘ありすさんが好きで、その後にゲーム(『スターライトステージ』の方)で佐々木千枝ちゃん可愛いなーとなったのですが。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻3話「第3芸能課3」より引用>

 そんな自分からすると、佐々木千枝ちゃんが橘ありすさんのことを思わず「ありすちゃん」と呼んでしまって口を押える―――なんてシーンは、何気ないシーンなんですがすっごい嬉しいんですよ!(橘さんは「ありす」という名前がコンプレックスなのでそちらで呼ばれたがらない。それを気にせずに「ありす」と呼ぶ人もいるけど、千枝ちゃんは多分そういうとこ気にしちゃうよね、という)


 今のは「自分の元々好きなキャラ」がちゃんと漫画内にそのまま登場してくれて嬉しいという話でしたが、私の場合は他のキャラはさほど詳しくなかったため逆にこの漫画から「この子ってこういうキャラなんだ!」と魅力を知っていくケースも多かったです。

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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』2巻8話「赤城みりあ」より引用>

 結城晴と的場梨沙はアニメにも出ていなかったキャラなのでほとんど知らなかったのですが、知らなかった分だけ「ゲームのキャラ」というより「等身大のキャラ」として一気に好きなキャラになりました。この「実は一番周りを見れてバランスを取っている」結城晴と、「ズバズバと思ったことを言ってくれる」的場梨沙はいいコンビですよね。


 なので、『アイマス』や『シンデレラガールズ』を知らないという人も、この漫画から入るというのも手だと思いますよ!



↓2↓

◇ 同じ「小学生」が集められたからこそ、際立つ一人一人の個性
 「180人以上いるアイドルの中から、小学生のキャラだけを集めた漫画」と書くとロリコン漫画のように思ってしまう人もいるかも知れませんし、正直なところ私も読む前はそういう色眼鏡で見ていたところがありました。しかし、実際に読んでみると、そうか「小学生だけを集めた方がしっかりと個性が出るんだな」と、その狙いの鋭さに驚きました。


 『シンデレラガールズ』という作品は、下は小学3年生から上は31歳まで幅広い年齢のアイドルが登場する作品なんですが、それ故に様々な年齢のキャラが一同に介すことが多くなるんですね。例えば2015年のアニメで言えば、メインとなった「シンデレラプロジェクトの14人」の多くは高校生で、小学生ではみりあちゃん1人だけそこに混じっているというカンジでした。ライバルチームである「プロジェクトクローネ」も小学生は橘ありすさん1人だけでしたね。
 そうすると、キャラの個性の立ち方はどうしても「コドモ」になってしまうと思うんです。「大人の集団の中にコドモが1人混じっている」という。


 でも、「コドモ」にも色んな子がいて、それぞれ得意なこと・苦手なこと・性格は人それぞれちがうし、180人以上いるアイドルの中からその子を選んで育成しているファン(プロデューサー)の皆さんは、その「人それぞれちがう」部分にこそ注目しているワケで――――ならば、「コドモ」だけを集めた方が、1人1人の個性がハッキリと見えるよねというのが、この『U149』なのです。


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』3巻18話「佐々木千絵3」より引用>

 みりあちゃんは年少組(9歳)の薫や仁奈と一緒になって喜ぶ。
 橘さんや梨沙は「コドモ扱いするな」とちょっとイラっとする。
 晴や桃華さんはもうちょっと大人なのでそこまで引いたりはしない。
 千枝ちゃんはプロデューサーが今何を考えているのかを察する。

 1人1人のキャラが、ちゃんとキャラを守った上で、しっかりと考えて行動していることが分かる1ページです。「大人とコドモが混じったメンバー」では分からないことが、「コドモ達だけが集められたメンバー」ではハッキリと分かるんですね。プロデューサーと1対1の関係になるゲームとはまたちがって、「同い年くらいの子の中に混じるとこうなるよね」ってifに納得させられるというか。


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻2話「第3芸能課2」より引用>

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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』2巻15話「特別編」より引用>

 学生アイドルものの定番とも言える「事務所で勉強を教えてあげる」シチュエーションですが、「それでは宿題の意味がありません」とバッサリ切り捨てる橘さんと、年下の子に上手く教えてあげている千枝ちゃんと、両極端な対応をしているところが見られるのも面白いです。


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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻6話「橘ありす3」より引用>

 同い年だから―――
 仲間だけど、友達だけど、ライバルにもなり得る!

 と……橘ありすが櫻井桃華を見るこの表情とか、「プロデューサーと1対1」とか「大人の中にコドモが1人混じって」とかでは絶対に見られない光景でとても熱いのです!



↓3↓

◇ まだ何者にもなっていないコドモ達が、アイドルになっていく物語
 さて、「180人以上いるアイドルの中から、小学生のキャラだけを集めた」効果としてはもう一つ。

 よく「日本の漫画・アニメ・ゲームはどうして10代の少年少女を主人公にするのか?」という話が出てきます。これには様々な回答をすることが出来るのですが、大きな理由の一つに「日本人は成長物語が好きだから」があると私は思っています。それこそ「桃から生まれた赤ん坊が成長して鬼退治に行く」話が語り継がれる国ですからね。そして、「成長していく主人公」を描くには「10代の少年少女」が主人公になるのは不思議なことではないでしょう。

 しかし、アイドルものに関しては若干ビミョーなところがあって……
 アイドルの世界では、例えば中学生・高校生がトップアイドルでもおかしくないので、それこそ2015年のアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』では主人公である新人アイドル島村卯月(17歳)の先輩アイドルが城ヶ崎美嘉(17歳)という構図になっちゃったりもしていたんですね。「10代の少年少女が主人公だからこれから先に無限の成長が待っている」とも言い切れないのがアイドルものの恐ろしいところというか。


 だから、「小学生のキャラだけを集めた」この作品なのです。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻0話「PROLOGUE」より引用>

 この作品の主人公達は、アイドルとして事務所に所属はしているものの、仕事もなければプロデューサーもいない、物置のような部屋でただ時間を無為に過ごしている子達です。ゲームともアニメともちがう世界線の話なので、みりあちゃんや橘さんもド新人からスタートです。


 そんな「まだアイドルとすら呼べない小学生達」が、トップアイドル目指して進み始めるストーリーなのです。この漫画においては「小学生組」=「まだ未成長の存在」から始まるんですね。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻3話「第3芸能課3」より引用>

 始まる先輩アイドル達のライブを、会場の外から見上げることしかできない―――
 でも、ここから彼女達は上に向かって突き進むのです!


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻3話「第3芸能課3」より引用>

 この梨沙、むっちゃカッコイイ!!




 また、ここまで敢えて「180人以上いるアイドルの中から、小学生のキャラだけを集めた漫画」と書いてきましたが、それはあくまでメインキャラクターと言える「第3芸能課」がそうなだけで……先輩アイドルとして、『シンデレラガールズ』に登場するもっと年上のアイドル達も登場して、「第3芸能課」の目標となっていきます。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』2巻14話「結城晴3」より引用>

 一ノ瀬志希。


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』3巻21話「第3芸能課5」より引用>

 三船美優に、佐藤心。


 こういう年上キャラ達も魅力的に描きつつ、小学生達の「目標」となるという。先輩アイドル達、みんな無茶苦茶カッコイイんですよ!4巻であのキャラが登場したときは流石に「うぉーーー!」と叫んでしまいましたよ。その後に1巻を読み直して、なるほどそういうことかと合点が行ったり。




◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』3巻16話「佐々木千絵」より引用>

 今現在その層にどれくらい認知されているかは分からないのですが、ポテンシャル的には主人公達と同年代の「小学生の女の子」とかにも共感できる漫画だと思うんですね。
 ボーイッシュな子、ギャルっぽい子、大人しい子、大人びた子、元気な子……色んな子がいるけど、みんな仲間で、みんなライバルで、上に向かって突き進むぞ!という作風は、『アイマス』の看板を背負ってはいるんだけど『ラブライブ!』的な魅力も持った作品だとも思いますし。

 もちろん夢に向かって成長していく子供達を見ることで勇気をもらえるという大人達にもオススメです!

 そして……この作品、なんと(この記事を書いている2018年11月5日現在)サイコミで全話無料で読めてしまうのです!
 コミックス化にあたって修正している箇所もあるみたいですし、私はなるべくコミックスが出るのを待ってコミックスを買って読むことにしているのですが……「『アイマス』とか『シンデレラガールズ』とかよく分かんないし」という人にとっても、ここが入口になるとも思うので是非どうぞ!

| この漫画が面白い! | 17:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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