2000回記念!『やまなしなひび』傑作選-3
ブログも8年9ヶ月が経過しました。このブログを始めたのは2007年ですよ。Wikipediaの2007年の項をザッと見たところ、この頃の総理大臣は安倍晋三首相、この年のヒット映画は『HERO』、「初音ミク」が話題になり、ゲームでは『モンハン』が大ブレイク、食品偽装やテレビ番組の捏造問題などからこの年を表す漢字は「偽」……全くもって昔というカンジがしないな!
1000回記念!『やまなしなひび』傑作選
1500回記念!『やまなしなひび』傑作選-2
1000記事目の時は1記事目~999記事目の中から、1500記事目の時は1001記事目~1499記事目の中から「反響が大きかったもの・書いた自分でも思い入れが強いもの・皆さんの中にまだ読んでいない人がいらしたら是非読んで欲しいもの」を集めた記事傑作選を作りました。
ということで、今回も作りましたよ!
2013年1月の1501記事目から2015年10月の1999記事目までの、499記事の中から厳選した「記事傑作選」です。499記事を全部自分で読み返したのですよ!この数ヶ月、だから本も漫画も全然読む時間がなかったですよ!
今回は事前に「記事傑作選に入れて欲しい記事はありますか?」と募集していましたからね。「○○が入っていない!やりなおし!」とか言われても知らんですからね!
今回も「特にオススメ」なものは◎で表記しています。
また、今回まとめる上で「当時はこのカテゴリーに入れて記事を書いたけどこっちでまとめた方がイイな」というものも多かったので、“今読み返す”上で向いていると思う分類にしてあります。御了承ください。
【ヒンヌー】
● 考察:男はどうして「人妻」が好きなのか(2013.02.08)
…全然アクセス数低かったけど、個人的には大好きな記事
● 考察:おっぱいの話がしたい(2013.05.06)
…なんだこの記事(唖然)
● 考察:何故に平沢唯はヒンヌーになったのか(2013.07.18)
…ヒンヌーが持つ記号性、巨乳が持つ記号性
◎ 考察:ヒンヌーコンプレックスに何故萌えてしまうのか(2013.11.12)
…読み返してみたら、意外にしっかりした記事だった
● 考察:「百合好き」と「百合キャラ好き」は似て非なる(2013.12.06)
…何故『ゆるゆり』はヒットしたのかという
◎ 「貴方の好きなヒロイン」には、主人公とくっついて欲しいですか?(2014.01.07)
…ハーレムアニメの魅力とは
● 考察:二次元のエロは現実を目指すべきなのか(2014.06.01)
…この記事に「爆乳disりたいだけでしょ」ってコメントが付く絶望
◎ 考察:美少女アニメのBMI数値を測定してみた!(2009~2014年版)(2014.08.06)
…これぞ『やまなしなひび』!という会心の記事
● 考察:パンツなんて衣服の一部、おっぱいだって身体の一部(2014.08.27)
…ブラ紐、見たいですか?
● 考察:「○○は俺の嫁」を、どういう意味で使っているのか(2014.10.29)
…あぁ、本当に俺の嫁は可愛いなぁ
● どうして自分は「女のコばかりのアニメ」が好きなのか。(2014.11.25)
…「男がいない世界」でしか描けないもの、と言うべきか
● 考察:ショートカットの女のコ≠ボーイッシュな女のコ(2015.02.04)
…80年代と90年代と現在の「ショートカットの女のコ」の記号性
◎ アホな子の存在意義とは?『がっこうぐらし!』の主人公が描いているもの(2015.08.04)
…平沢唯的な“アホな子”主人公論
「最近あんまりおっぱいの話を書いてなくない?」なヒンヌーカテゴリー記事達。
元々は二次元のキャラクター配置をおっぱいの大きさから分析するというカテゴリーだったのですが、そこから女体のどこにエロスを感じるのかみたいな話が多くなって、今では色々な角度から女性キャラクターを分析する記事が多くなったかなと思います。
この中で反響が大きかったのはBMIの記事かなぁ。
自分としてはどの記事にも思い入れがありますが、今回読み返して面白かったのはヒンヌーコンプレックスの記事です。“男から見た「おっぱい観」と女から見た「おっぱい観」は違う”というのには唸りました。自分で書いた記事なのに(笑)。
【電子書籍】
● 超初心者の自分がキンドルファイアHDを起動して漫画を読んでみた(2013.02.04)
● 超初心者の自分がキンドルファイアHDで写真・音楽・動画などを楽しんでみた(2013.02.12)
● 初心者の自分がキンドルファイアHDで実用アプリを使ってみた(2013.02.20)
…本当にガチの初心者っぷりが凄い
◎ 電子書籍で実際に漫画を読んでみて思った“メリットとデメリット”(2013.05.02)
…当時とは変わったところもあるけど、電子書籍未経験者に分かりやすい記事
● キンドルで「活字の本」を読む際に使える“電子書籍ならではの機能”(2013.05.10)
…自分で読み返して「こんな機能があったのか!」と驚いた
◎ 初心者の自分が「本の自炊」に挑戦してみた(2013.06.01)
● 初心者のための「Perfect Viewer」の使い方講座(2013.07.14)
…誰のためになるかは分からないけど、自分では大満足な記事
● パブーで読めるオススメの「無料マンガ」を紹介します!(2013.08.13)
…もうアカウント消されて今からじゃ読めない作品もありますが
● 電子書籍の超お買い得キャンペーンに思うこと(2014.01.26)
…今でも「キャンペーン待ち」で買っていない本がたくさんあります
● キンドル利用開始から1年経って、自分がキンドルに抱いている不満点(2014.03.14)
…実はここに書いた3つの不満点の内2つは既に解消されているという
● 見開きで読むか1ページごとに読むか、電子書籍時代で漫画はどうなる(2014.05.19)
● 「電子書籍を見開きで読むか1ページごとに読むか」の投票結果発表(2014.06.08)
…漫画を描く側からすると地味に気になる話題
● アップデート可能な電子書籍のメリット(2015.08.08)
…再ダウンロードしない限りはアップデートはされないみたいですね
◎ 電子書籍を「やっぱり紙の本で読みたい!」需要はどのくらいあるのか(2015.09.02)
…これからの電子書籍のフェーズで大事な話だと思う
今回まとめた2年9ヶ月間の中で、取り上げた回数が多かった話題の一つは「電子書籍」でした。1500記事目の傑作選にも多少入っていたのですが、あの頃は「電子書籍が普及すればこんなことになるんじゃないのか」という未来への期待というか妄想記事が多かったのに対して。今回の傑作選に入ったのは、実際に電子書籍を使ってみての話題が多かったです。
この2年9ヶ月で、自分で買って読んだり、自分で出版したり、自炊したり、色んな会社のものを試したり……ホント、たくさんのことがありました。
アクセス数が多かったのは、“メリットとデメリット”の記事です。長らく検索からやってくる人の多かった記事でした。こういう検索がされるということは、「電子書籍って興味あるけど本当のところはどうなの?」という人が多いということなんですよね。普及の時期だからこそ、読まれた記事なのかなと。
自分の思い入れがあるのはパブーで読めるオススメ漫画の記事だったのですが、今ではもうアカウントを削除されちゃって読めなくなった作品も幾つかあるんですね。私はPDFでダウンロードしているから読めますが、これから初めて読もうという人はもう読めません。自分としても少し考え込んでしまう出来事でした。
あとは、自炊の記事ですね。ムチャクチャ時間がかかった記事ですが、自炊を始めたのは人生観が変わるくらいの出来事だったし、あのタイミングで挑戦して良かったと思っています。
【漫画】
● 『ドラゴンボール』キャラの人生はリア充か(2013.03.15)
…ちくしょう!爆発しろ!!
◎ 真にセルを倒したのは誰だったのか(2013.06.17)
● どうして人造人間17号・18号は19号・20号となったのか(2013.07.06)
>「人造人間編」が描いているものは、「決して未来は変えられない」ということ
◎ “親不在”の主人公 で描けるたくさんのもの(2013.07.22)
…決して「最近のラノベ」に限った話ではない
● 「ボーイ・ミーツ・ガール」は何故“王道”なのか(2013.07.30)
>『ももたろう』だって“モモ・ミーツ・オバアチャン”な物語だと言えます。
● リアルタイムに読む楽しさと、完結してから一気に読む楽しさと(2013.09.27)
…今でしか味わえない楽しみか、贅沢な楽しみか
● バトル漫画における「敵をどう用意するのか」問題(2013.10.13)
…『浦島太郎』から『とある科学の超電磁砲』まで
◎ どうして「弱い敵から順に戦うのか」という勘違いが生まれるのか問題(2013.11.04)
…むしろ序盤に最強クラスの敵と戦うことが多いように思える
◎ 人間の価値とは。『機動戦士クロスボーン・ガンダム』全6巻紹介(2014.03.04)
…人生ベスト5に入れるくらいに大大大好きな漫画です
● アニメ放送に合わせたアニメ付き原作コミックスと、電子書籍の問題(2014.03.25)
…この後「アニメ付き原作コミックス」はあまり見かけなくなったかなぁ
● 霊丸はどうして「1日4発」という設定なのか(2014.04.23)
…今更ながらの『幽遊白書』話
◎ 「強い敵に挑む主人公」の物語と、「強い主人公に挑む敵」の物語(2014.05.13)
…どうしてわざわざ「超強い主人公」を描くのか
この2年9ヶ月間の間に「電子書籍」を読むようになったし、「自炊」がてら昔の漫画を読み返すことも多くなったので、「漫画紹介」の記事を書くようになりました。面白い漫画に出会えたらそれを紹介していこうという狙いなのですが……そういう記事は、まぁアクセス数が全然ないことないこと!
故に、漫画について書いた記事は多かったけれど傑作選に残った記事はそんなに多くありません。その中でも反響が大きかった記事を振り返ると、作品個別の話を書いた記事よりも、漫画の構造について語った記事が多かったです。「強い敵に挑む主人公」と「強い主人公に挑む敵」の記事とかね。
私が今回読み返して面白かったのは、『幽遊白書』の霊丸の記事でした。ストーリーの中で何度か設定が変わる霊丸なんですが、これが「どう読者をハラハラドキドキさせるのか」というポイントになっていて、よく工夫されていることが分かりました。これが『ハンター×ハンター』に繋がるのも今なら分かりますね。
【アニメ】
● 脱『けいおん!』―――『たまこまーけっと』の“鳥”が担う役割とは(2013.01.21)
◎ 「誰かを好きになるって楽しいね!」――『たまこまーけっと』が描いているもの(2013.03.11)
● 北白川たまこは特別な存在だし、特別な存在と描かなければならなかった(2013.04.02)
◎ 『たまこラブストーリー』が『たまこまーけっと』から受け継いだもの(2014.10.19)
…今にして思えば、大傑作だったぜ『たまこ』シリーズ
◎ アニメの後に原作を読むススメ(2013.04.22)
◎ 「小説」と「アニメーション」の違い(2014.06.04)
…原作至上主義だからこそ、原作を後回しにした方が楽しめる
● アニヲタがみんな美少女に萌えていると思うなよ!(2013.05.26)
● 「女ばかりのアニメ」は本当に多いのか、検証してみました(2013.10.21)
◎ 「女ばかりのアニメ」じゃないと本当に売れないのか、検証してみました(2013.12.04)
● 深夜アニメの多くは、「深夜以外」に放送されている(2015.08.13)
…何億回書いても消えない偏見と戦い続けた2年9ヶ月だった
● “悪意”が存在しないアニメを観たい時(2013.08.04)
● やっぱり僕は『ごちうさ』に癒される(2014.05.09)
…ワンセットで読んでもらいたい記事
● 1期と2期は別物だった。アニメ『とある科学の超電磁砲S』感想(2013.10.05)
◎ 「原作が絶賛連載中」作品のアニメ化による物足りなさ(2014.03.29)
…原作を再現するアニメか、原作にないものを語るアニメか
● 『とある科学の超電磁砲』アニメ1期&2期で出てきた能力、欲しいのはどれ?(2013.10.09)
…3期マダー?
● 生きるためには食べなくてはならない!『境界の彼方』の食事シーンを読み解く(2013.11.19)
● 初見では絶対にワケが分からないであろう『境界の彼方』の伏線をまとめました(2013.12.22)
● 『境界の彼方』アニメでキャラを好きになった人達へ、原作小説その他のススメ(2013.12.26)
◎ 栗山未来は「何」になったのか――アニメ『境界の彼方』ラストシーン考察(2014.01.03)
…そう言えば、まだ劇場版を観ていません。
● 主人公がヒロインを好きすぎる作品、が好きです(2013.11.23)
…自分の好みを端的に表現している記事だ
● 「このアニメは○話から面白くなるよ」の意味(2014.01.12)
● 「序盤で視聴をやめられること」と「ネタバレしてでも続けさせたい」ジレンマ(2014.12.29)
…第1話時点では予想も出来ない展開をしていくアニメも大事にしたい
● 初心者の自分が、インターネットの無料配信で深夜アニメを観てみました(2014.01.16)
◎ アニメのインターネット配信を観るのなら、どのサイト?(2014年・夏)(2014.08.02)
● アニメのインターネット配信を観るのなら、どのサイト?(2014年・秋)(2014.11.21)
● アニメのインターネット配信を観るのなら、どのサイト?(2015年・冬)(2015.03.10)
…リアルタイムで放送されているアニメのネット配信を楽しむ話
◎ 初心者のための“アニメ見放題”講座(バンダイチャンネル編)(2014.12.03)
◎ 初心者のための“アニメ見放題”講座(dアニメストア編)(2015.04.09)
…過去に放送されていたアニメのネット配信を楽しむ話
◎ 「主人公が朝起きて始まるアニメ第1話」は本当に多いのか、検証してみました(2014.01.23)
…自分で読み返して勉強になった「OHAYOU理論」
● たくさんあるアニメ作品を「食わず嫌い」すること(2014.02.01)
…おかげで『未確認で進行形』に出会えたというのは、感謝していますが
● 『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』というタイトルはおかしいんだが。(2014.02.03)
…なんという熱のこもった記事だ
● 【アンケート】オーディオコメンタリーって聴きますか?(2014.02.20)
● 【アンケート結果発表】オーディオコメンタリーって聴きますか?(2014.03.08)
…アニメ円盤購入の目当てになるのかどうか
● 『おおかみこども』の母が完璧超人に見えたのなら、それは……(2014.04.27)
…あのタイミングでこの映画に出会えて良かった。映画は人に力をくれるんだ
● 『一週間フレンズ。』4話の“FUMIKIRI理論”に痺れる(2014.05.03)
…こんなに熱く「踏切」を語ることはもう二度とない、と思っていました
● 成長する日常系アニメが好きだ(2014.07.01)
…『のんのんびより』2期を観た後だとまた違う印象の記事
● 『けいおん!』の更に向こうへ。『ハナヤマタ』第1話が素晴らしかった!(2014.07.10)
◎ 『ハナヤマタ』は「踏切」に始まり「踏切」に終わる「踏切アニメ」だった!(2014.10.03)
…まさかこんなに早く「踏切」を熱く語る記事が来るとは(笑)
◎ 「視聴者だけが全てを知っている」というシチュエーションに私は弱い(2014.07.14)
…「コレが好き」「コレが苦手」とハッキリ分かれるのが面白い
● 【アンケート】週にアニメを何本観ていますか?(2014.08.19)
◎ 【アンケート結果発表】週にアニメを何本観ていますか?(2014.09.03)
>同じように「アニメを観ている」という人でもアニメへの接し方は全然違うんだ
● 『アルドノア・ゼロ』はリアル系ロボアニメ?スーパー系ロボアニメ?(2014.08.23)
…主人公機が量産機のロボットアニメ
● アニメ『SHIROBAKO』各話感想メモまとめ(1話~12話)(2014.12.27)
◎ アニメ『SHIROBAKO』各話感想メモまとめ(13話~最終話)(2015.03.28)
◎ 『SHIROBAKO』第1~2話に登場する元ネタ解説(2014.10.21)
◎ 『SHIROBAKO』第4~6話に登場する元ネタ解説(2014.11.17)
● 『SHIROBAKO』第7~10話に登場する元ネタ解説(2014.12.20)
◎ 『SHIROBAKO』第11~14話に登場する元ネタ解説(2015.01.19)
● アニメにつながる彼女達の人生!『SHIROBAKO』漫画版&小説版(2015.01.29)
◎ 『SHIROBAKO』第15~19話に登場する元ネタ解説(2015.02.22)
● 『SHIROBAKO』第20話~最終話に登場する元ネタ解説(2015.04.05)
…こんなに毎週毎週語りたいことのあったアニメもそうそう現れないだろうな
◎ テレビアニメの総集編映画は、誰のために作られるのか?(2015.01.06)
…時代の変遷と、変わる役割
● 何故に男どもまで武内Pに惚れてしまったのか(2015.01.14)
…寡黙&無表情な男キャラを出す効果とは
◎ 『Zガンダム』のラストがどういう意味だったのか、ようやく分かった(2015.03.07)
…30年越しに知った、『Zガンダム』という物語の真意
● アニメの3話目に何を持ってくるのか(2015.05.03)
● アニメの6話目に何を持ってくるのか(2015.05.18)
● アニメの9話目に何を持ってくるのか(2015.06.08)
…「○話学」研究は、アニメを観ていく上でこの後も役立っています
● アニメ『響け!ユーフォニアム』各話感想メモまとめ(1話~最終話)(2015.07.02)
◎ 『響け!ユーフォニアム』アニメが描いていたものを原作小説から読み解く(2015.07.08)
…アニメが描いていたもの、原作が描いていたものの違いも面白いです
◎ 『がっこうぐらし!』アニメ第1話は、どうして面白かったのか(2015.07.18)
● 『がっこうぐらし!』のアニメ第6話を、楽しめた人/楽しめなかった人(2015.08.18)
● アニメ『がっこうぐらし!』各話感想メモまとめ(1話~最終話)(2015.09.26)
…ネタバレ問題にも関わってくる話
今回の傑作選にまとめた2年9ヶ月間は、私が「普段深夜アニメを観ないような人にも楽しんでもらおう」とした時期だったので、アニメの話題はとてつもなく多かった時期でした。特に放送されているアニメに対して、リアルタイムに記事にすることが多かったですね。『たまこまーけっと』、『境界の彼方』、『アルドノア・ゼロ』、『SHIROBAKO』、『がっこうぐらし』なんかは複数回に渡って記事にしていました。
反響が大きかった記事もたくさんあるんですけど、その分だけ批判されることも多くて……その中でも好評なリアクションが多かったのは、『シンデレラガールズ』武内Pの記事かなぁ。第1話が放送された直後の「熱量」はやっぱり凄かったですからね。
個人的な思い入れが強いのは、リアルタイムで放送されているアニメのネット配信を比較した記事です。ムチャクチャ大変でしたが、過去に自分が書いた「ニコニコ動画とバンダイチャンネルさえ抑えておけば」という誤った情報を正すために全力で取り組んで良かったです。
そうだ……某所で「アニメのネット配信比較を不定期でやる人」とこのブログが紹介されているのを見たことがあるのですが、「不定期でやっている」ワケではありません。「以前は定期的にやっていたけど、今はもうやめた」が正しい情報です。私以外に使っているという人を見かけなかったので、費用対効果が悪すぎると思ってやめたのです。
【ゲーム・一般】
◎ 昔の名作ゲームを今遊んでも100%の面白さを味わえるワケがない(2013.01.23)
…ゲーム体験の「共有」は、これ以降はますます重要になっていますね
● あなたは「リセットボタンを押してやり直し」が出来ますか?(2013.02.22)
…『ファイアーエムブレム』に限らず、SRPGが直面している意外な壁かも
● DL専売ゲームでさえボリューム病に蝕まれるのか(2013.03.21)
…水で薄められたようなやりこみ要素はボリュームとは呼びたくない
● 『パズドラ』にハマれなかった自分が思う、「探索」要素の危機(2013.04.12)
…『パズドラ』絶頂期にこんな記事を書けば、そりゃああなる
● キンドルファイアHDを基本無料ゲーム目当てに買ってはいけない4つの理由(2013.04.16)
…どうして自分がスマホ&タブレット端末のゲームが好きになれないのか思い出した
◎ ゲームから「紙の説明書」が消えつつある(2013.05.08)
…『スマブラ』はちゃんと対応してくれましたね
● ゲーマーは「独自路線」を望むのか、「今まで通り」を望むのか(2013.05.24)
● 「一発で死ぬゲーム」と、「攻撃を喰らうことが前提のゲーム」(2014.11.06)
● 「上達」が楽しいのか、「攻略」が楽しいのか(2014.11.14)
…ゲームの何を面白いと思うのかは、人によって違うという話3つ
● 『スペランカー』は何故“クソゲー”と思われているのか(2013.06.11)
◎ 私は(貴方は)そのゲームの魅力をちゃんと把握していますか?(2015.01.21)
● 「このゲームはどうやって遊ぶのか」を教えてくれるサイトのありがたさ(2015.02.02)
…本当は「奥が深いゲーム」なのに「底の浅いゲーム」と書いていないか?
● 『ファイナルファンタジー』はもう中世風ファンタジーには戻らないのか(2013.06.19)
…日本市場と海外市場は違うという話
● 何をもって「シリーズ作品」と「新規作品」なのか(2013.07.04)
◎ シリーズ作品に途中から入る怖さ(2013.11.25)
…『マリオ64』は「シリーズ作品」か「新規作品」か
● ゲームを短く遊びたい人も、長く遊びたい人も、楽しめる仕様(2013.08.06)
● 「終わってしまう寂しさ」が好きだったんだ(2014.01.25)
● 終わらないゲームを「終わらせた後」(2014.11.23)
…ゲームは「飽きるまで遊べる」べきなのだろうか
● 「日本のゲーム」=「自由度が低い」=「ダメなゲーム」ではない(2013.08.26)
…聞き飽きた“だから日本はダメなんだよ”論
◎ みなさんは「みんなが買っているのと同じゲーム」を買いますか(2013.09.03)
…ただ「違う」という話
● 何のためにレビューを書くのか(2013.09.13)
● どこでゲームを辞めるべきか(2013.10.11)
● 好きなゲームを「好き」と紹介することに意味があるのか(2014.02.24)
● レビューに点数を表示したくなる気持ち……分かります!(2014.10.09)
◎ レビューの点数は「絶対評価」ではない(2014.10.17)
● 面白くなかったゲームにも、「レビュー」を書くべきか(2014.11.10)
◎ ゲームのレビューを書くに相応しいタイミング(2015.05.20)
…「ゲームレビューをどうするか」話7連発
● 『ぷよぷよテトリス』は、対戦ゲームのジレンマを壊してくれるか(2013.09.15)
…発売後の評判はさておき、対戦ゲームについて大事なことが書かれてる
◎ 「ゲームを進められない時間」が「俺って天才!」感を生む(2013.10.19)
…主流にはなりえなくても、こういうゲームが私は大好きです
● まだ配信されていない「スクウェア・エニックス」過去ソフトまとめ(2013秋)(2013.11.17)
● まだバーチャルコンソールに出ていない「くにおくん」シリーズまとめ(2014春)(2014.06.11)
…定期的に更新したい記事
◎ ゲームの有料DLCは、発売前にちゃんと告知して欲しい(2013.11.21)
…しかし、こう望んだ方向には全く進みませんでしたね
● 「ストーリーを語る装置」としてのRPG(2013.12.12)
…この後「スマホゲーでのストーリー」は注目されてるって話ですね
● 「ダンジョンの奥に中ボスがいない」ことによる面白さ(2014.01.09)
…「やりくりをする楽しさ」
◎ ゴキ○リは何故嫌われるのか、『ドラゴンクエスト』脳で考える(2014.01.14)
>人生に起こる大抵のことは『ドラゴンクエスト』で説明出来ますからね。
● 「ゲームが好き」なことは、後ろめたくありませんか(2014.01.18)
…忘れてはならないことだと思うんですけどねぇ
● 我々は何が楽しくてゲームをするのか(2014.03.02)
● 『おでかけタコりん』で思い出した「何故ゲームは面白いのか」(2014.03.16)
…気分が乗らない時にも元気にさせてくれるタイプのゲーム
● 今さら気付いた「私はステルスゲームが苦手なんだ」(2014.03.23)
…自分がゲームに何を求めているのか
● 逆に考えるんだ。「コンティニューしまくってクリアすればいいさ」と。(2014.07.08)
…コンティニューにペナルティを持たせているシステム
◎ じゃあ、どうすればゲーム機を買うのか(2014.08.04)
◎ 逆に、どうすれば今から日本で据置ゲーム機が売れるんだろう?(2015.01.04)
…さぁ、NXはどういう形で来るのかな!
● 大人になって、小学生の頃よりゲームが上手くなっていますか(2014.08.17)
…体力(というか視力)はこの記事を書いた時以上に深刻になってます
● マイナーなゲームの「攻略サイトすらない」問題(2014.09.01)
◎ とうとう見えたMiiverseの真価。『クニットアンダーグラウンド 』紹介(2014.10.27)
…この体験をさせてくれただけで、Miiverseの生まれた価値はあったさ
● 「たくさんのモードが入ったゲーム」と「最低限のモードだけのゲーム」(2014.09.16)
◎ どうして私は“オンラインモード”のあるゲームが嫌いなのか(2014.11.19)
…実はこれらは「Splatoonの前に書いておこう」という記事でした
◎ 「一人用専用のゲーム」は廃れるのか(2014.11.28)
…完全一人用ゲームのヒット作って、最近では何が最後かなぁ……
● ゲームとムービーとプロモーションと(2014.12.16)
…『スマブラ』を例にした、ムービーは何のために作られるのか論
◎ ゲームを遊ばずに他人の批評を読んで分かった気になるリスク(2015.02.10)
…ゲームは特に「二次批判者」を生みやすいというメカニズム
◎ コントローラの多機能化→高価格化がつらい(2015.03.24)
…そのお金を負担するのはユーザーなんですよ
任天堂の話題は数が多すぎるので分けました。
この2年9ヶ月間の中で多かった話題は、「人によってゲームに求めているものが違う」ということです。「上達」が楽しいのか、「攻略」が楽しいのかみたいな話が多かったですね。んで、それを前提にすると、自分の面白かったものを「俺が面白かったからみんなも遊んで!」とオススメすることに意味があるのかという問題に直面した時期でもあります。なので、「ゲームレビュー論」みたいな記事が多いんですね。
単純な反応の大きさで言えば、『パズドラ』の記事が恐らくダントツ1位です。当時はそんなことになるとは思わずに書いたのですが、「流行っているものに対して逆張りを仕掛ける」ことが如何にアクセス数を稼いでしまうのかを身を持って体験した記事でした。故に、もうノイローゼになるくらいムチャクチャ叩かれましたけどね。
ただ、ここに書いた「自分の好み」の分析はこの後の自分にとってすごく役立ちましたし、色んな意味で書いた価値の大きかった記事でした。
自分のお気に入りは、「昔の名作ゲームを今遊んでも100%の面白さを味わえるワケがない」ですかね。レトロゲーム論に一石を投じつつ、今後のゲーム業界にも希望を見出した記事で、自分としては好きな記事です。
【ゲーム・任天堂】
◎ 「フレンド以外との通信プレイ」を解禁した任天堂の未来は(2013.01.17)
● Miiverseを実装した任天堂の未来は(2013.01.19)
● サービス開始から1年が経ったMiiverseの現在は(2013.12.24)
…DS&Wii時代→3DS&Wii U時代の方針転換の話。「うんこちんちん」言いすぎ!
◎ そろそろ『とびだせ どうぶつの森』に飽きてきた人へ(2013.02.10)
…今読むと「当時の熱狂はこんなだったか」と分かる記事
● 任天堂のゲームは本当に他機種では出ないのか?(2013.02.14)
>この記事、2016年辺りに読み返したらすげー面白そう
● Wii UのバーチャルコンソールはWiiよりもこんなに進化している!(2013.03.25)
◎ 3DSやWii U等で、「昔クリア出来なかったゲーム」へのリベンジのススメ(2013.11.06)
…“当時のゲームを今という時代に遊びやすく”なるようにしている
◎ 『MOTHER2』の足は遅くなくてはならない(2013.04.04)
● この「イヤなヤツ」は俺だ。『MOTHER2 ギーグの逆襲』紹介(2013.04.08)
…不便だからこそ世界が広く、実家が遠く感じられる
● 『トモダチコレクション 新生活』ファーストインプレッション(2013.04.20)
◎ 『トモダチコレクション』は「面白い」かどうかよく分からない(2013.05.04)
…『トモコレ』は“Touch!Generations”ブームに終止符を打ったゲーム説
◎ 『トモダチコレクション』から学ぶ「何故オレはモテなかったのか」学(2013.05.12)
…読み返したら自分で泣いてしまった
◎ どうして『トモダチコレクション』には同性婚の仕様が入らなかったのか(2014.05.17)
…この記事へのリアクションも差別的なものが多くて、そりゃなぁ
● 「Wii Uは体感ゲーム機ではない」という任天堂のCM戦略(2013.07.16)
…『Splatoon』のTVCMもジャイロ操作には全く触れていませんものね
◎ 任天堂の悪口を書けばアクセス数が跳ね上がる理由(2013.07.20)
…同意してくれなくても構わない。でも、頭には入れておいて欲しい記事
● もしスマホで『スーパーマリオ』が出たら、皆さんは遊びたいですか?(2013.12.01)
…任天堂のスマホ参戦を控えた今に読むと面白いな
● Wii U所持者による、Wii Uの改善希望点(2014.01.05)
● 「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」とは何だ?(2014.02.05)
● Wiiから引き継がれた“革命”、引き継がれなかった“革命”(2014.09.10)
◎ ゲームパッドなしのWii Uに何が出来るか検証してみました!(2015.03.17)
…NX(仮)が出た時に読み返したい記事です
● 何故「Wiiは“勝ちハード”だ」とは思えなかったのか(2014.05.07)
…Wiiの話より、“勝ちハード”の定義の話
◎ 任天堂の新作ゲーム『Splatoon(スプラトゥーン)』が面白そうな5つの理由(2014.06.13)
● 『Splatoon(スプラトゥーン)』が大ヒットするためには何が必要か(2014.06.25)
…発売した後に、発売1年前の記事を読んでも納得という
● 3Dアクションゲームを嫌いだった自分が、『Splatoon』を楽しめているのは何故か(2015.06.06)
◎ これぞ任天堂の集大成であり新機軸!『Splatoon』紹介(10点)(2015.06.15)
…発売から4ヶ月が経過しても、まだ全然飽きない恐ろしいゲーム
● 気が早いけど、『Splatoon』の今後のシリーズ展開を考える!(2015.08.11)
…今は割と楽観して、続編がどうなるのか楽しみにしています
◎ マリオのジャンプは如何にして「多機能」になっていったのか(2014.07.21)
…個人的には、今回の500記事の中で一番のお気に入り記事です
◎ Bダッシュなしで、本当に『スーパーマリオブラザーズ』はクリア出来るか(2014.08.21)
…個人的には、今回の500記事の中で二番目にお気に入りの記事です(笑)
● はじめて『スマッシュブラザーズ』を遊ぶ人に向けた記事(2014.09.11)
…「初心者のための」シリーズの中でも屈指の出来栄え
● 任天堂の新事業QOLは、非常に「任天堂らしい」事業だった(2014.11.02)
◎ 任天堂の次世代ゲーム機「NX(開発コードネーム)」を大胆予想する!(2015.07.16)
◎ クラブニンテンドーに替わる新たなメンバーズサービスを大胆予想する!(2015.07.26)
…さぁ、どうなるんでしょうね?
● 新しいファンに向けて作るか、昔からのファンに向けて作るか(2015.04.27)
…この頃は、そう書いていたんですけど。うーむ……
◎ 新規IPのゲームは本当に減っているのか?(任天堂編)(2015.05.25)
● 任天堂のIP戦略に感じる不安(2015.07.05)
…E3前とE3後の記事を併せてどうぞ
◎ 『スーパーマリオメーカー』で「いいね!」を集める方法を考えてみました(2015.09.18)
…このブログらしい悪ふざけを煮詰めたような記事
任天堂に関する記事は数が多いので分けました。
この2年9ヶ月間というのは、Wii UとMiiverseの2年9ヶ月間と言っても過言ではないです。Wii Uはソフトがない時期、任天堂が叩かれまくった時期、『Splatoon』が発表されて、発売されてという2年9ヶ月間でした。Miiverseは初期の混沌とした状況から、ただのSNSになりつつ、『クニットアンダーグラウンド』みたいなゲームが出てきたり、『Splatoon』でお絵描きが盛り上がったり、『マリオメーカー』で花開いたりという2年9ヶ月間でした。両方とも今後も続くのかが微妙ですから、そこを切り取った2年9ヶ月間は面白い時期だったのかなと思います。
そんな中、反響が大きかった記事と言えば……「任天堂の悪口を書けばアクセス数が跳ね上がる理由」です。上の『パズドラ』の記事を受けて、今度は覚悟を決めて書いた記事でした。なので、当時「コメント欄が酷いことになってて可哀想」みたいに言われましたけど、自分としては「想像していたよりも全然マシだったな」と思いながら観ていました。
この記事をきっかけに考え始めてくれた人が何人かいましたし、自分としてもこの記事を書いた責任感から意識が変わったところもありますんで……「この記事以前」「この記事以後」が分かれるくらいの記事になりました。
一方、私のお気に入りはマリオのジャンプについての記事です。
これもまー叩かれたっちゃ叩かれましたけどね。言ってしまえば「マリオなんてパックランドのパクリゲーじゃん」って論調に対する逆張りですから。業界人の人にすら「スーパーマリオが如何にパックランドのパクリか」みたいなことを言われました。本文で語っているのはそういう話じゃなかったのにね。ただ、それと同じくらい「面白かったです!」と応援してくれる人の多かった記事でしたし、自分としてもゲームの文法を学べた記事になりました。
【その他】
● 娯楽を楽しめる能力と労力(2013.01.15)
…中学時代に友人から言われて、今でも心に刻んでいる言葉
● 自分がTBSラジオ『LINDA!』を大好きな理由(2013.01.25)
…この番組が放送されてた1年間は、本当に幸せな時期でした
◎ コメント欄には「面白かったです」なんて書かれない(2013.02.24)
…いつも心に留めておきたい記事
◎ ネタバレは哀しいかな「善意」で行われる(2013.04.10)
◎ 世の中には、「ネタバレをして欲しい人」がいるという大切な事実(2015.05.07)
…「楽しみ方は人それぞれ」と分かっていれば、ネタバレ問題は解決すると思う
● リツイートは「誰の言葉」か(2013.06.26)
…「じっちゃんの名にかけてどーのこーの!」がこの記事の笑いどころです
● “昔の本を読み返す”のが面白い(2013.08.23)
…という、昔の記事を読み返すのも面白いです
◎ 「好きだからこそ厳しく言う」のリスク(2013.12.08)
● 「好きなゲーム」の「不満」ばかり書くリスク(2015.01.12)
…Twitterという場所の闇だと思っています
● どうして僕は初版本にこだわっていたのか&どうしてこだわらなくなったのか(2014.02.18)
…電子書籍は自分の生き方を変えたんだなぁと思います
● 人に作品を薦めるときに大切な「三つのポイント」(2014.02.26)
◎ 初心者のための“作品の誉め方”講座(2015.01.24)
…自分でも定期的に読み返さねばならない記事だ
● 自分の感想すら、記憶に捏造されるミステリー(2014.05.26)
…ブログとTwitterを続けているからこそ分かった真実
● テレビでのサッカー観戦にも、「注目すべきタイミング」があるのです(2014.06.15)
…初心者のためのサッカー観戦講座
◎ 「予想は「外すため」にするんだ」(2014.10.25)
…何のために私はブログを書いているのか
● 子どもに見せたいのは「人が死なない話」なのか(2014.11.04)
>親や教師の説教なんかよりも、よっぽどアニメの方が力があったと思いますよ。
◎ 私、クライマックスシリーズ賛成派になりました(2014.11.12)
…「真の勝者」を決めるルールとは何だ?
● 「この作品、泣けます!」という言葉はとても便利(2014.12.14)
…「好き」「面白い」「素晴らしい」「新しい」に続く5つ目の評価基準
● 名作の魅力を現代に届けるためには(2015.03.02)
>名作であっても「真似されていない部分」は今でも普通に楽しめる
◎ 作品を観る前から避けたい「NG項目」はありますか?(2015.05.27)
…何故「ネタバレされたい」のかから見えてきた話
◎ イチャイチャしているのを眺めるのは好きだが、ドロドロしているのは苦手(2015.06.03)
…どうしてわざわざ「欝展開」なんてものを描くのか
● 大好きな作品を作ってくれた人(2015.06.12)
…それが幻想であったとしても、作った人も作品のことを好きだと信じたいんだ
◎ 「童貞を蔑む風潮」に思うこと(2015.07.22)
>何だよその「童貞なことがバレてしまうと死ぬ」みたいな死生観は!
どこのカテゴリーにも入れられなかった記事達を一まとめにしました。
様々な話題がありますけど、「漫画紹介」を始めて、「普段アニメを観ない人にも薦めよう」として、「ゲームを批判するんじゃなくて誉めてアクセス数を上げるには」を考えていた2年9ヶ月間だったため……ここも「人に作品を薦めるには」みたいな話題が多いですね。
反響が大きかったのは、「世の中には、「ネタバレをして欲しい人」がいるという大切な事実」ですね。「ネタバレをして欲しい人」も「ネタバレを嫌がる人」も、それぞれ“自分とは違う人間がいる”ことを知ったカルチャーショックから話題にしてくれる人も多かったですし、怒り出す人も多かったです。
でも、個人的にも“自分とは違う人間がいる”ことが知れた機会にもなりましたし、自分の中でも大きく価値観の変わった記事です。
私のお気に入りは……意外かも知れませんが、クライマックスシリーズ賛成の記事です。全然アクセス数なかったし、怒り出す人もやはり多かったのですが……
これは“ゲームのルール”に関する考え方なんですよ。ゲームというのはコンピューターゲームだけじゃなくて、スポーツとかボードゲームとかカードゲームとかも含めたもののことで。例えば、『Splatoon』の「ナワバリバトル」はどうしてああいうルールなのか、『缶蹴り』は何故「缶」という要素が必要なのか、『大貧民(大富豪)』における「革命」は何のためにあるのか……そういうことを考えるのにも通じる話だったと思うんですね。
なので、全然アクセス数がなかった記事ですが、私にとってはお気に入りの記事でした。
終わりましたー。
499記事の中から傑作選に入ったのは200ちょっとみたいなので、「5分の2が選ばれているならもうそれ傑作“選”じゃなくない?」と思わなくもないです(笑)。数枚しかアルバムを出していないミュージシャンが「もうベストアルバム出すのかよ!」みたいなカンジです。
この2年9ヶ月間の間には本当に色んなことがありましたし、自分にとっても激動の2年9ヶ月間でした。誰にも頼れないギリギリの状態の時に、ブログの読者さんだったり、Twitterのフォロワーさんだったりに励まされたこともありました。「ブログを更新する」という行為が自分にとって大切な時間だったこともありました。
叩かれて「こんにゃろーーー!」と思ったこともありましたけどね(笑)。
大袈裟じゃなくて、このブログからたくさんのものをもらって生きていられた2年9ヶ月間だったと思います。次の2500記事目がどのくらいの時期になるのか分かりませんが、今までもらったたくさんのものをお返しできるように2500記事目まで楽しい記事を書き続けることを目標にまた明日から頑張ろうと思います。
それじゃ、みなさん。また2001コ目の記事で会いましょう―――やまなしでした。
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