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『MyGO!!!!!』から『バンドリ』に興味をもってくれた人に向けた、サブスク等で観られる「これまでのバンドリアニメ」のススメ

 最初に断っておきますが、
 過去の『バンドリ』アニメを観ていないと、今やっている『MyGO!!!!!』のアニメが楽しめないなんてことはありません。

 過去作のキャラは(少なくとも5話までは)モブのような形でしか登場していないし、今回の視聴者視点となる燈ちゃんや愛音ちゃんは「これまでのバンドリのバンド」を1つも知らないっぽいので「これまでのバンドリを一切知らない人」に向けたアニメなのは間違いないです。

(関連記事:『MyGO!!!!!』のアニメ1~3話が最高 of 最高だったので、『バンドリ』観たことがないって人もお願いだから観てください


 じゃあ、どうしてこんな記事を書くのかというと……
 「『MyGO!!!!!』から『バンドリ』観始めたけど、むっちゃ面白ぇ~! 来週の放送まで待てないから、過去の『バンドリ』アニメを観てみようかな……と思ったら、アマプラに死ぬほどたくさんあって、どれから観ればイイか分かんなーいという人に、簡単な解説でも出来たらなと思ったからです。

 「これまでのバンドリアニメ」を個別に紹介しつつ、主要サブスク(※1)で配信されているかを載せて―――どういう順番で観ればイイのかを「長くじっくり楽しみたい人」にも、「短時間で把握したい人」にも、それぞれ違うセットリストを作ってお届けするので、参考にしてもらえたら嬉しいです。

(※1:このブログの読者が加入しているとアンケートに答えてくれた「Amazonプライムビデオ」「dアニメストア」「Netflix」「Disney+」「Abemaプレミアム」「U-NEXT」の6つ)
(7月22日追記:「DMM TV」に1票入ったので「DMM TV」も加えました)


 また、過去作をまったく知らない人だからこそできる特権として、『バンドリ』ミリしらも作ってきました! 登場するのは「これまでのアニメに出てきたキャラ」オンリーで、ゲーム版のみのキャラは載せていません。

バンドリミリしら

 どうぞどうぞ、是非やってみてください!
 もう、この記事のすぐ下から解説を始めるので、「ミリしら」やる予定の人はこの画像だけダウンロードして記事を読むのをやめて、「ミリしら」を全部埋めてから続きを読んでください(笑)。


『バンドリ』の時系列
ポピパ主人公アニメ
 ○ 『BanG Dream!』(テレビアニメ1期)
 ○ 『BanG Dream! 2nd Season』(テレビアニメ2期)
 ○ 『BanG Dream! 3rd Season』(テレビアニメ3期)
 ○ 劇場版『BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!』
ライブ中心アニメ
 ○ 劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』(1作目)
 ○ 劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』(2作目)
 ○ 『CiRCLE THANKS PARTY!』
ロゼリア主人公アニメ
 ○ 劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』
 ○ 劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』
モニカ主人公アニメ
 ○ 『BanG Dream! Morfonication』
MyGO!!!!!主人公アニメ
 ○ 『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』
ショートアニメ
 ○ 『ぱすてるらいふ』
 ○ 『BanG Dream! ガルパ☆ピコ』(ショートアニメ1期)
 ○ 『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ~大盛り~』(ショートアニメ2期)
 ○ 『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー!』(ショートアニメ3期)
個々人に合わせた「セットリスト」

↓bangdream-jikeiretsu↓

◇ 『バンドリ』の時系列

 『バンドリ』のアニメ、たくさんあってどういう順番だか分からないという人は、シリーズ全部追いかけている人の中にも多いと思うので……『MyGO!!!!!』も含めた「バンドリのアニメ」を時系列順に並べてみました。


バンドリ年表3

 「1年目」「2年目」「3年目」は、制作とか発表の「現実の時間」ではなく、作中の彼女達が生きている「作品内の時間」です。
 分かりやすく言うと、ポピパの香澄が高校1年生なのが「1年目」、高校2年生なのが「2年目」、高校3年生なのが「3年目」で、『MyGO!!!!!』のアニメは時系列的に言えば現在「3年目」です。

 ただし、ショートアニメはスマホゲーム版に合わせて作られていると思うので、発表時期に沿って載せています。ショートアニメは「ギャグマンガ時空」だと思うし、時系列とか気にしても意味ないと思いますしね……


 『MyGO!!!!!』のアニメ3話の過去編は「春」なのか「秋」なのか分からなかったのだけど、結成は「先日の音楽祭(でMorfonicaが演奏した)」という話があるので恐らく「春」、祥子ちゃんが音信不通になったのは作中時間からそれほど前じゃなさそうなので「秋」と判断して、「春から秋の出来事」「ただし、夏服のシーンはカットされた」としました。



 さて、『バンドリ』の大きな特徴として、「アニメ」と「ゲーム」がパラレルワールドではなく、「同一世界で起こった出来事をそれぞれ別々に描いている」というものがあります。
 一例を挙げますと、「ゲーム版」では描かれていない「テレビアニメ2期」の出来事を、ゲーム版のキャラが「あんなこともあったねぇ」と話したりしているんですね。

bangdream-animejikuu3.png
<画像はiOS版『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』より引用>

 こういう作品はかなり珍しいんじゃないかと思います。
 音楽アニメとして『バンドリ』の先輩にあたる『ラブライブ!』や『アイマス』系の作品は、「アニメ」と「ゲーム」でキャラクターは同じだけどそれぞれ別の展開をしていくパラレルワールドの設定だと思うんですね。ゲームだとμ'sも未だに卒業していないし。
 そもそも大多数のアニメ作品に該当する、「漫画や小説が原作のアニメ」はほぼ同じストーリーを描きつつ、ところどころをアニメ独自に変更していることを考えると……「漫画や小説が原作のアニメ」は、原作とアニメがパラレルワールドだと考えることが出来ます(※2)

(※2:『バンドリ』のアニメの中でも、スマホゲーム版のストーリーを劇場版アニメにした『Episode of Roselia』はこれにあたります。大まかなストーリーは一緒ですが、FUTURE WORLD FESを観に来るキャラがゲーム版から変更されているなどの細かいちがいがあるのでパラレルワールドと言えますね)


 つまり、『バンドリ』という作品は、(「アニメ」と同じ内容のストーリーを後に「ゲーム」に収録したり、「ゲーム」と同じストーリーを「アニメ」で描いたりもしますが、)基本的には「アニメ」と「ゲーム」のどちらが原作というワケではありません。たくさんいるキャラクターの人生を、「アニメ版はアニメ版で」「ゲーム版はゲーム版で」それぞれちがう一部分を切り取って描いているんですね。「どちらも正史」なので、「どっちを先に観なくちゃいけないとかはない」んですね。


 しかし、この前提で「時系列」を考えるとものすごくややこしくて……
 「ゲーム版」はいわゆる「サザエさん時空」に近いです。スマホゲームは季節に合わせたイベントをするため、香澄は高校1年生を2年やっているし、高校2年生は4年やっています。↑に載せた時系列順の画像で、スマホゲーム版は縦線を何本も描いているのは、その繰り返しの年数を表しています。

 一応、「同一の1年間を4年かけて描いていた」と見ることは出来て、例えば「クリスマス」とか「ホワイトデー」のような1日しかないものは、こっちのキャラは1年前のイベントでここにいることが描かれているので、今年のこのイベントには登場しない―――みたいに配慮されているような気がしなくもないのですが……
 「キャラクターの心の成長」や「立場の変化」を見ると、「高校2年の冬(1周目)」より「高校2年の夏(3周目)」の方が明らかに後の時系列だよねと思うので、私はもう、深く考えるのをやめました!!


 一方の「アニメ版」は基本的に時系列が設定されていて、「テレビアニメ1期」→「テレビアニメ2期」→「FILM LIVE1作目」→「テレビアニメ3期」→「劇場版ぽっぴん'どりーむ」のように並べることが出来ます(※3)
 『Episode of Roselia』は「一方その頃、Roseliaはこんなことをしていた」という映画なので、分かりやすいのは「劇場版ぽっぴん'どりーむ」で海外に行っているメンバーは「Episode of RoseliaII」でFUTURE WORLD FESを観に来ていないんですね。その間、彼女達は日本にいないという設定なので。

bangdream-animejikuu1.png
<画像は劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』より引用>

bangdream-animejikuu2.png
<画像は劇場版『BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!』より引用>

(※3:ただし、ショートアニメは考えないものとする)(「FILM LIVE2作目」は恐らく「劇場版ぽっぴん'どりーむ」と「Episode of RoseliaII」の後で、「CiRCLE THANKS PARTY!」は更にその後だと思います。けど、「Morfonication」がちょっと微妙なんですよね。夏の出来事のように描かれているから時系列表ではそこに入れましたが、キャラクターの成長具合を考えると夏時点でそんなに成長してるのか?と)


 こんな風に、「時系列がしっかり設定されているアニメ」と「サザエさん時空で1年を4周とかするゲーム」がパラレルワールドではなく同一世界の出来事として描かれているのが『バンドリ』のため、細かいことを考えるとワケが分からなくなってくるのです。
 例えば「テレビアニメ1期」が1年目の夏までの出来事を描いていて、「スマホゲーム版」初期のイベントはその後の出来事じゃないとおかしいのに花見をしていたりするので……コイツら7月に花見してんの?と頭がこんがらがってきます。

 細かいことは気にするな!
 そもそも、アイツら数ヶ月で上手くなりすぎだもの! どこかに時空のゆがみが発生しているとしか思えない……

↓bangdream-popipa↓

◇ ポピパ主人公アニメ

 ここからは個別の作品の紹介です。
 いきなり全作品を観ようとすると大変なので、「この作品はこういう人にオススメ」「こういう人にはこういう順番で観よう」と書いていくつもりです。
↓bangdream-tv1↓

○ 『BanG Dream!』(テレビアニメ1期)
 放送時期:2017年1月~4月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party
 1話24分×(全13話+OVA1話)
bangdream-anime1.png
<画像はテレビアニメ版『BanG Dream!』1期5話「ドキドキしちゃった!」より引用>

 戸山香澄が高校に入学して、仲間達と出会い、Poppin'Partyを結成していく「バンドリ始まりの物語」です。スマホゲーム版に(Nintendo Switch版も)、同じ話がPoppin'Partyのバンドストーリー0章として収録されている他、アニメ版8話までのストーリーはコミカライズされて単行本にもなっています。



 「ここが始まりの話なら、ここから観るのがイイのか」と思われるかもですが……テレビアニメ1期は「手描きアニメ」+「一部のライブシーンのみ3Dアニメ」で、この「手描きアニメ」のクオリティがイマイチ安定していないとか、展開が遅いとか、放送当時はあまり評判が良くなかったんですね。
 個人的には「等身大のキャラクター同士の会話」とか「終盤の展開」が大好きだったので、観てもらえたら嬉しいのだけど……「メインキャラ全員3Dアニメ」になった2期以降と比べると浮いているのは確かです。

 他の作品から観始めて、気に入ったら「始まりの物語」として1期も後から観てみるとかでもイイかも。

 ちなみに、テレビ放送時は全13話だったのですが、OVA版も14話目として多くのサブスクではいっしょに配信されています(Abemaプレミアムには何故かなかったけど)。
 このOVA版、まだギスギスしていた頃のRoseliaがガッツリ登場したり、名曲『八月のif』が披露されたりして……特に『八月のif』の歌詞はテレビアニメ1期を総括する内容にもなっているので、全14話の最後に見るのがオススメです。


<こういう人にオススメ!>
・物語の「始まり」からしっかり観たいという人
・「等身大の女子高生達のやり取り」を観たい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 Abemaプレミアム(何故かOVAはないみたい)
 U-NEXT
 DMM TV

↓bangdream-tv2↓

○ 『BanG Dream! 2nd Season』(テレビアニメ2期)
 放送時期:2019年1月~3月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!、Pastel*Palettes、Afterglow、RAISE A SUILEN
 1話24分×全13話
bangdream-anime2.png
<画像はテレビアニメ版『BanG Dream!』2期3話「Sing Girls」より引用>

 2017年3月に始まったスマホゲーム版の大ヒットを受けて制作された第2期アニメで、この次の「3rd Season」と合わせて実質分割2クールのアニメだと言ってイイと思います。

 1期の反省を受けてなのか、メインキャラは日常シーンでも3Dになってクオリティが超安定しました。制作会社のサンジゲンは以降『バンドリ』の(ショートアニメを除く)全アニメの制作を担当されるだけでなく、『アルゴナビス』や『D4DJ』などブシロードの音楽アニメ全般を手掛けることとなります。

 ストーリーは、Poppin'Partyに憧れて岐阜県から上京してきた「朝日六花」を視点キャラにして、スマホゲーム版に登場する「Poppin'Party」「Roselia」「ハロー、ハッピーワールド!」「Pastel*Palettes」「Afterglow」の5バンドを描くのが前半で。後半は、6つ目のバンド「RAISE A SUILEN」と「Poppin'Party」の因縁を描いていきます。

 時間軸的には「スマホゲーム版のシーズン1」の後が「テレビアニメ2期」になるのですが、恐らくスマホゲーム版の初期の時点でアニメ2期の計画が動いてシナリオが作られたと思われるので、「テレビアニメ2期」を楽しむのに「スマホゲーム版のシーズン1」全部を読んでおかないとならないなんてことはありません。
 まぁ、可能なら「バンドストーリー1章」と初期のイベントストーリー(怪盗ハロハッピーと豪華客船まで)を読んでおいた方が理解はしやすいと思いますが……読んでいなくても楽しめるようにはなっていると思います。


 前述したように分割2クール的に「3rd Season」につながって終わるストーリーではあるものの……人気キャラが全員登場して各バンドにお当番回があって、各話にライブシーンがあって、シナリオや絵作りのクオリティも高く、「みんなが待ち望んだバンドリのアニメ」というカンジで非常に評価が高いのがアニメ2期です。
 『キズナミュージック』や『FIRE BIRD』など、『バンドリ』屈指の人気曲もここが初おひろめなので、このテレビアニメ2期だけ押さえておけば『バンドリ』のこと大体分かったと言えるかも知れません。

 
<こういう人にオススメ!>
・『バンドリ』の一番おいしいところを味わいたい人
・毎回ぜんぜんちがうテイストの話を楽しみたい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 Abemaプレミアム
 U-NEXT
 DMM TV


↓bangdream-tv3↓

○ 『BanG Dream! 3rd Season』(テレビアニメ3期)
 放送時期:2020年1月~4月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Roselia、RAISE A SUILEN
 1話24分×全13話
bangdream-anime3.png
<画像はテレビアニメ版『BanG Dream!』3期4話「タコさんウィンナーだぎゃあ」より引用>

 テレビアニメ2期が「春」の出来事で、夏服のモデリングがなかったため「夏」はすっとばされて、「秋」を舞台にしているのがテレビアニメ3期です。
 武道館のステージに立つ権利を賭けた大会「バンドリ!ガールズバンドチャレンジ!」に、Poppin'PartyとRAISE A SUILEN、そしてRoseliaが挑むという三つ巴のストーリーになっています。反面、ハロー、ハッピーワールド!、Pastel*Palettes、Afterglowの3バンドはチョイ役みたいな出番しかなくなりました。

 分割2クール目の後半のようなストーリーで、三つ巴とは書きましたが、「RAISE A SUILENとPoppin'Partyの因縁」と「RAISE A SUILENとRoseliaの因縁」を描いているので……実質、RAISE A SUILENが主人公のアニメと言って良いと思います。スマホゲーム版でも、RAISE A SUILENのバンドストーリー1章として後に実装されましたしね。

 個人的には、2期でヴィラン的な立ち回りをしていた「RAISE A SUILEN」を、3期では主人公のようにして描くの大好きなんですが……その分だけ今までのキャラの出番は減っているので、そこは好き嫌いが分かれるかも知れません。

 
<こういう人にオススメ!>
・各バンドが「対決」するストーリーに燃える人
・テレビアニメ2期の後半の話が好きだった人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 Abemaプレミアム
 U-NEXT
 DMM TV


↓bangdream-popipamovie↓

○ 劇場版『BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!』
 公開時期:2022年1月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、RAISE A SUILEN、Morfonica
 71分


 この記事を書いている時点では、まだどこのサブスクでも配信されていない劇場版アニメです。円盤は発売されているのだけど、『夏に閉じこめて』というPoppinPartyのシングルCDの「Blu-ray付生産限定盤」に収録されているだけなので単品発売は未だにありません。
 更に更にややこしいことに、「ぽっぴん'どりーむ!」という映画と同じタイトルのシングルCDも発売されていて、こちらの「Blu-ray付生産限定盤」に収録されているのは全然関係ない「BanG Dream! 8th☆LIVE」のライブBlu-rayという。

 マジで、検索性が最悪すぎるだろ!
 ライト層が絶対にたどり着けない!

(関連記事:『BanG Dream!』劇場版ブルーレイを買ったのだけど、これだと発売していたことすら分からなくない?



 ストーリーの方は、「テレビアニメ3期」の直後にPoppin'PartyとRAISE A SUILENが招待されて、グアムで行われるフェスに参加するというもの(Roseliaは日本で行われるFUTURE WORLD FES参加のため辞退)。『けいおん!』や『ラブライブ!』シリーズなど、音楽アニメはテレビアニメを2期までやったら劇場版アニメで海外に行く伝統がありますが……この作品も、それを踏襲していますね。

 『けいおん!』や『ラブライブ!』のように「卒業」をしているワケではないのですが、今現在『MyGO!!!!!』のアニメをやっていることを考えると、テレビアニメ1期から続いていたPoppin'Partyのアニメはここで一区切りという完結編だったのかなーと思います。
 この辺、今スマホゲーム版のストーリーも転機に来ているので、今後のPoppin'Partyがどうなるのかマジで分かりません。りみりん……

 そういう意味で、テレビアニメ1期を観ていた人には絶対に観て欲しい劇場版です。観るためのハードルがまだちょっと高いのがネックですが……
 
<こういう人にオススメ!>
・テレビアニメ1期からPoppin'Partyを追いかけてきた人
・グアムの空気を味わいたい人


<視聴可能なサブスク>
 2023年7月16日現在はまだありません


↓bangdream-live↓

◇ ライブ中心アニメ

 「ライブシーンだけ楽しめる作品」が『バンドリ』にはいくつかあります。
 前後のストーリーを気にする必要がないし、1本あたり1時間前後で観終わるため、『MyGO!!!!!』から『バンドリ』に入った人がレジェンド組はどんなもんじゃいと観てみるのには打ってつけだと思います。
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○ 劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』(1作目)
 公開時期:2019年9月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Afterglow、Pastel*Palettes、ハロー、ハッピーワールド!、Roselia
 72分
bangdream-filmlive1.png
<画像は劇場版「BanG Dream! FILM LIVE」より引用>

 テレビアニメ2期と3期の間に公開された劇場版アニメです。
 ストーリーはほぼないようなもので、ライブとMC中心なので「彼女達のライブを観に来た」感覚で楽しめる作品ですね。幕間のやり取りとかを見たカンジだと、時系列的にも「テレビアニメ2期と3期の間」だと思われたので、時系列表は「2年目の夏」にしました。花火とか揚がっているし、「夏の野外ライブ」のイメージだろうし。

 「せっかく3Dモデルを作ったんだから、いろんなことに使わないと勿体ない」というカンジの作品なのか、テレビアニメ2期に出てきた衣装や曲が多く、テレビアニメ2期から連続で観ると「また同じ曲をやってる」と思われちゃうかも知れませんが……逆に言うと、定番曲・人気曲をしっかり押さえたライブ映画と言えると思うんですね。

 
<こういう人にオススメ!>
・「バンドリってこんなカンジなんだ?」と手っ取り早く味わいたい人
・人気曲のライブシーンを繰り返し観たい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 U-NEXT
 DMM TV


↓bangdream-filmlive2↓

○ 劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』(2作目)
 公開時期:2021年8月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Morfonica、ハロー、ハッピーワールド!、Afterglow、Pastel*Palettes、RAISE A SUILEN、Roselia
 84分


 テレビアニメ3期から1年後に公開された、Morfonicaも加えた(当時の)全7バンドが集結した『FILM LIVE』の第2弾です。この作品もこの記事を書いている現在では、まだサブスクとかで配信されていないんですね。こちらは分かりやすくBlu-rayが発売されています。



 『FILM LIVE』の1作目は「テレビアニメ2期」でやった曲が多かったのですが、『FILM LIVE』の2作目は1作目にやらなかったゲーム版の人気曲+「テレビアニメ3期」でやった曲というセットリストです。この辺、「テレビアニメ3期」ではAfterglow、Pastel*Palettes、ハロー、ハッピーワールド!の3バンドの出番があまりなかったというのも大きいんですが、結果的に大好きな曲達のライブシーンが観られて嬉しかったです。

 また、劇場公開当時は、週替わりアンコールとして「Poppin'Party×Pastel*Palettes×Morfonica」「Roselia×Afterglow」「RAISE A SUILEN×ハロー、ハッピーワールド!」という3つの組み合わせの新曲が週によって変わる仕掛けがあって……円盤だと全バージョンが収録されているそうなんですが、これがサブスクとかで配信しづらい原因だったりするのかな。

<こういう人にオススメ!>
・「FILM LIVE」1作目を観て、もっと『バンドリ』のライブを観たくなった人
・7バンド全部のライブシーンを堪能したい人


<視聴可能なサブスク>
 2023年7月16日現在はまだありません


↓bangdream-circle↓

○ 『CiRCLE THANKS PARTY!』
 放送時期:2022年3月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Morfonica、ハロー、ハッピーワールド!、Afterglow、Pastel*Palettes、RAISE A SUILEN、Roselia
 1話24分×全2話
bangdream-circle.png
<画像は『バンドリ! ガールズバンドパーティ! 5th Anniversary Animation -CiRCLE THANKS PARTY!-』2話より引用>

 スマホゲーム版の5周年を記念して2週連続で放送された特別アニメです。
 『FILM LIVE』よりかはしっかりストーリーがあるのだけど、そのストーリーは「7バンド35人が1つの曲を合奏する」ためだけのものなので「ライブ中心アニメ」のカテゴリーに入れました。

 このアニメが放送された時点では、6周年のタイミングで「シーズン3に切り替え」「学年が1コ進んで、当時の3年生組が大学生に」「新ライブハウスRiNGが出来る」ことがまだ発表されていなかったし、ましてや『MyGO!!!!!』のアニメどころかそういうプロジェクトが動いていたことも発表されていなかったので……正直、「どうしてこんなアニメを作ってくれたんだろう」と思っていました。

 でも、『MyGO!!!!!』のアニメが始まった今なら分かります。
 これは、『MyGO!!!!!』が加わる前の「全7バンド」「全35人」の時期に、その全員をCiRCLEのステージに同時に立たせてライブをやらせる「第1世代+第2世代のバンドリの集大成」であり「一区切りのアニメ」だったんですね。なので、時系列的にも「2年目の最後」に置きました。

 そういう意味では、無茶苦茶クオリティは高いし、ファンは感動した作品なのだけど……ここから観始めるんじゃなくて、既にキャラを好きになっている人に観てもらいたい作品だと思います。もちろん好きになり方は「ゲームから入る」でも「アニメから入る」でも「FILM LIVEから入る」でも「ガルパピコから入る」でもイイので、キャラをある程度好きになった上で観ましょう!


<こういう人にオススメ!>
・『バンドリ』がすっかり好きになった人
・「第1世代+第2世代のバンドリ」のフィナーレを観ておきたい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 U-NEXT
 DMM TV


↓bangdream-roselia↓

◇ ロゼリア主人公アニメ

 『バンドリ』屈指の人気バンドRoseliaは、結成からFUTURE WORLD FESまでの「スマホゲーム版の3年間のストーリー」が前後編の劇場版アニメになっています。2本観ても3時間かからないボリュームですし、メインキャラは5人だけですし、実は結構「初めてバンドリを観る人」にもオススメしやすい作品です。
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○ 劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』
 公開時期:2021年4月
 メインとして登場するバンド:Roselia
 77分
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<画像は劇場版「BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束」より引用>

 FUTURE WORLD FESに出場するため、湊友希那がRoseliaの仲間を集めるところから描く「Roselia始まりの物語」です。時系列表を観てもらえれば分かりやすいのですが、「テレビアニメ2期」より前のRoseliaから描いています。

 スマホゲーム版の3年分のRoseliaのストーリーを2本の映画でまとめると聞いた時、「マジかよ」と思ったのですが……主人公を今井リサに絞ることで、普通だったら「あれもこれも」と詰め込みたくなるところを大胆にカットして成立させました。結果的に、1本の映画としてムチャクチャ見やすくなっているし、「今井リサと湊友希那」だけでなく「今井リサと氷川紗夜」の関係性をしっかり描けているの凄すぎる。


 Poppin'Partyとはまたちがう「始まりの物語」なので、『MyGO!!!!!』のアニメが始まる前は「バンドリはどれから観ればイイの?」と聞かれたらこの作品を挙げていました。なので、『MyGO!!!!!』の次に観る『バンドリ』のアニメとして推したい1作品です。


<こういう人にオススメ!>
・物語の「始まり」からしっかり観たいという人
・短い時間でしっかり『バンドリ』を堪能したい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 U-NEXT
 DMM TV


↓bangdream-eor2↓

○ 劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』
 公開時期:2021年6月
 メインとして登場するバンド:Roselia
 72分
bangdream-roselia2.png
<画像は劇場版「BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.」より引用>

 前後編映画の後編、Roseliaが結成時の目標としてきたFUTURE WORLD FESまでを描き切りました。時系列的には「テレビアニメ3期」と同じ時期になったので、「バンドリ!ガールズバンドチャレンジ!」と同時並行でこんなことやってたんかいと言わざる得ない! そりゃ、チュチュの誘いに乗った友希那さんに紗夜さんが反発したワケだ。

 「Ⅰ: 約束」は今井リサを中心とした2年半分のストーリーを駆け抜ける構成でしたが、「Ⅱ : Song I am」は約半年分のストーリーなのでじっくりと原作をそのまま映像化していました。極めて個人的な好みですけど、紅葉狩りのイベストを拾ってくれたの嬉しすぎる!

 もちろん「Ⅰ: 約束」を観ていることが前提の映画ですが、ちゃんと「始まりから一区切り」までしっかり映像化してくれたのは感謝しかありません。この調子で、『Episode of Afterglow』や『Episode of パスパレ』や『Episode of ハロハピ』も作ってくれ……!


<こういう人にオススメ!>
・「Ⅰ: 約束」を観た人
・Roseliaの物語の一区切りまで観たい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 U-NEXT
 DMM TV


↓bangdream-morfonica↓

◇ モニカ主人公アニメ

 2020年3月にスマホゲーム版に実装された、『バンドリ』7つ目のバンドMorfonica―――実装タイミングが「テレビアニメ3期」の終盤だったこともあって、しばらくは特にアニメ版に登場することもなかったのですが(『ガルパ☆ピコ』は除く)。
 2021年8月の映画『FILM LIVE 2nd Stage』、2022年1月の映画『ぽっぴん'どりーむ!』、2022年3月の特別アニメ『CiRCLE THANKS PARTY!』と、全員集合のアニメにチラホラと登場するようになり、2022年7月に単独アニメ『Morfonication』が放送されました。
↓bangdream-morfonication↓

○ 「BanG Dream! Morfonication」
 放送時期:2022年7月
 メインとして登場するバンド:Morfonica
 1話24分×全2話
bangdream-morfonica.png
<画像は『BanG Dream! Morfonication』2話「Shining days」より引用>

 『Morfonication』は、『Episode of Roselia』と異なり「ゲーム版のストーリーのアニメ化」ではありません。ゲーム版では描いていない「夏合宿」を中心としたストーリーで、Morfonicaの結成から描いてくれているワケじゃないんですね。

 なので、放送当時は「どうして今更Morfonicaのアニメを作ったんだ?」と思ったのですが、『MyGO!!!!!』のアニメを観てからだと合点がいきました。『MyGO!!!!!』というか、CRYCHICはMorfonicaの1学年下の月ノ森の生徒である豊川祥子が「Morfonicaに憧れて」結成したバンドでした。要は、『MyGO!!!!!』の直系の先輩にあたるのがMorfonicaなんですね。

 『MyGO!!!!!』のアニメの中にMorfonicaはほぼ登場しないんですけど(道路の向こう側に一瞬姿が確認できるシーンがある程度)、「会話の中に出てくるこのMorfonicaってバンド、どんな人達なんだろう?」と思った人も多いと思うんですね。そういう人が見やすくなるように、Morfonica単独のアニメを作っておいたのかなぁと思います。

 『Morfonication』というアニメ、「結成から」を描いてくれているワケではないのですが、5人の人となりは分かるアニメになっていると思いますし……この作品も『MyGO!!!!!』のアニメ同様に、過去作を観ていなくても楽しめるように、過去作のキャラがほぼ登場しないんですね。なので、『MyGO!!!!!』の次に遡って観るには最適な1作と言えると思います。


 しかし、アニメの時系列を考えるとかなり謎なのがこの作品―――
 『MyGO!!!!!』以前に作られた最後の『バンドリ』アニメなので、八潮瑠唯の様子を見るに「ゲーム版のバンドストーリー2章」以降のかなり成長した時系列に思えるのですが……思いっきり夏合宿の様子を描いているので、春に結成されたバンドが夏にもうこんな成長してるのヤバくない?となってしまいます。

 まぁ、でも、ましろちゃんがグダグダ言うカンジは、『ぽっぴん'どりーむ!』や『CiRCLE THANKS PARTY!』より未成長という気もするか。なので、時系列表では「2年目の夏」にしました。


<こういう人にオススメ!>
・『MyGO!!!!!』を見て、「Morfonicaってどんなバンドなんだろう」と気になった人
・1時間以内で終わる、短くまとまったアニメを観たい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 U-NEXT
 DMM TV



↓bangdream-mygo↓

◇ MyGO!!!!!主人公アニメ

 どうせならと、ついでに入れてみました(笑)。
 現在放送中の、「ゲームにも(まだ)出てきていないし、今までのアニメにも一切出ていなかった」新キャラ達による新しい『バンドリ』です。
↓bangdream-tvmygo↓

○ 『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』
 放送時期:2023年6月~9月(推測)
 メインとして登場するバンド:MyGO!!!!!
 1話24分×全13話(推測)
bangdream-mygo.png
<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第5話「逃げてない!」より引用>

 『ぽっぴん'どりーむ!』や『CiRCLE THANKS PARTY!』で「既存メンバーのアニメ」は一区切りがついたので、完全新規キャラによって新たに仕切り直された「新しいバンドリ」が『MyGO!!!!!』です。舞台となっている街や学校は同じなんだけど、学年がちがうから既存メンバーは(5話までは)モブのような形でしか登場しません。

 正直これ、「既存メンバーの人気に頼れない」からものすごく冒険だったと思うんですよ。でも、一挙放送された1~3話のクオリティがむちゃくちゃ高く、もう新メンバーのことも全員「おもしれー女」って思うようになりましたもんね。
 本当に「予備知識ゼロでも楽しめるバンドリ」を作ってくれて、感謝しかない……今までの『バンドリ』を観ていなかった人達とも毎週「面白いね」と言い合えるの、幸せすぎる。


 今回こうやって『バンドリ』の歴代アニメを並べてみて思ったんですが、『MyGO!!!!!』の特徴って5人全員が「コミュ障」ってところだと思うんですね。
 「コミュ障」って言葉だと燈ちゃんみたいなキャラを一般的にイメージすると思うんですが、「中心に居続けないと自分が隅っこに追いやられてしまわないか不安になる」愛音ちゃんも、「言いたいことを言えずに抱え込む」そよさんも、「すぐに噛みつく割に、大切な人にそれを伝えるのがクソ下手」な立希ちゃんも、みんな「コミュ障」だと思うんですよ。

 今までの『バンドリ』にも「コミュ障」キャラはいましたけど、例えばRoseliaにはリサ姉がいて、Morfonicaにはつくしちゃんがいて、その分だけ「みんなに気を遣って進行してくれる存在」がどのバンドにもいたんですね。『MyGO!!!!!』にはそれがいないので話がなかなか前に進まないんですけど、でもだからこそ共感できるところが多いというか。

 私は「よく喋る」タイプではありますが、喋るのが好きというより「喋り続けていないと不安になる」タイプのコミュ障なんで、愛音ちゃんにムチャクチャ共感できるんです……


 そういう意味では、「今までのメンバーと絡みがほぼない」現状も良いバランスだと思います。香澄とかこころとかのスーパー陽キャ組とかと絡むとそっちに引っ張られちゃうだろうし、秋からスマホゲーム版に実装が決まっているんだから、既存キャラとの絡みはそっちでやってくれればイイかなと。


<こういう人にオススメ!>
・これまでに一度も『バンドリ』を観ていない人
・今までの『バンドリ』も好きだった人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 Abemaプレミアム
 U-NEXT
 DMM TV


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◇ ショートアニメ

 今でこそ「サンジゲン」の超クオリティ3Dモデルでアニメを作りまくっている『バンドリ』ですが、テレビアニメ2期まではそうでもありませんでした。
 スマホゲーム版の人気を受けて真っ先に「ショートアニメ」も作っていたのですが……これはこれで「一つのジャンル」として成り立つくらいに面白いので、『バンドリ』の入口として「ショートアニメから入る」もアリだと思っています。
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○ 『ぱすてるらいふ』
 放送時期:2018年5月~6月
 メインとして登場するバンド:Pastel*Palettes
 1話3分半×全6話
bangdream-pastel.png<画像は『ぱすてるらいふ』第2話より引用>

 『バンドリ』アニメの中では恐らく最も知名度が低そうな作品です。
 バンドリTV内で放送された最初のショートアニメで、この枠で後に『ガルパ☆ピコ』が始まるというとイメージがしやすいんじゃないかと思われます。要は、比較的低予算で「スマホゲームで人気のキャラ達を使ってショートアニメを作る」という作品のはしりだったんですね。

 内容は『ガルパ☆ピコ』みたいなぶっ飛んだギャグアニメではなく、Pastel*Palettesの日常を描いたゆるくてかわいいアニメ……か? 今観返してみると、4~5話とか結構『ガルパ☆ピコ』味がある気がする。

 6話全部がPastel*Palettesメインの話なため、千聖さんの飼っている犬(レオン)とか、イヴちゃんの月刊ブシドーとか、細かいところを拾ってアニメ化してくれているの嬉しいです。何気にレオンがアニメに登場するのってここだけか??

<こういう人にオススメ!>
・ゆるいアニメを求めている人
・Pastel*Palettes1人1人のキャラを把握しておきたい人


<視聴可能なサブスク>
 YouTubeで全話無料配信されています

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○ 『BanG Dream! ガルパ☆ピコ』
 放送時期:2018年7月~12月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Roselia、Afterglow、Pastel*Palettes、ハロー、ハッピーワールド!
 1話3分×全26話
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<画像は『BanG Dream! ガルパ☆ピコ』第9話「チョココロネだいすき」より引用>

 スマホゲーム版の大人気を受けて、テレビアニメ2期より先駆けて放送されたショートアニメです。「ガルパ」はスマホゲーム版のタイトル『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』の略称なので、「スマホゲーム版のショートアニメ」という立ち位置の作品なんだと思います。

 キャラと設定を活かしつつぶっ飛んだギャグをやるこの手法はムチャクチャ受けて、『ガルパ☆ピコ』だけで現在までに3期が作られているだけでなく、同じダブトゥーンスタジオ→スクーターフィルムズによって『うまよん』『うまゆる』、『ぐらぶるっ!』、『ぷっちみく♪』、『結城友奈は勇者である ちゅるっと!』、『ぷちセカ』、『じゃんたま PONG☆』と様々なスマホゲームのショートアニメが作られるようになりました。

 この記事を書くにあたって久々に観返したのですが、カオスなギャグをやりつつも、実は結構しっかり「キャラ紹介」「バンド紹介」をしている側面もあるんですよね。ギャグマンガ時空でありながら、原作ファンが「このキャラはこういうこと言わなくない?」と思っちゃうシーンはほとんどなく、「バンドリの入口」としてしっかり機能しているんじゃないかと思います。

<こういう人にオススメ!>
・カオスなギャグアニメを求めている人
・短時間でたくさんいるキャラを把握したい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 U-NEXT
 DMM TV

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○ 『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ~大盛り~』
 放送時期:2020年7月~12月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Roselia、Afterglow、Pastel*Palettes、ハロー、ハッピーワールド!、RAISE A SUILEN、Morfonica
 1話3分×全26話
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<画像は『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ~大盛り~』第8話「カードファイト!! お姉ちゃん!」より引用>

 「テレビアニメ3期」の後、「スマホゲーム版」にMorfonicaとRAISE A SUILENが実装されたタイミングで放送された「ショートアニメの2期」です。確か、最初はMorfonicaとRAISE A SUILENが登場するとは発表されていなくて、途中の回で電撃的に登場したんだったはず。なので、MorfonicaとRAISE A SUILENは「登場はするけどメインの回は少ない」カンジですね。

 『ガルパ☆ピコ』の1期と2期を比べると、「テレビアニメの2~3期」を経ているのでその内容を受けた話があるのが特徴かなと思います。明日香とあこちゃんと六花が同じクラスになっているとか、おたえとレイヤさんの路上ライブとか。
 でも、それは「原作を知らないと楽しめない」ではなく「これを観るとなんとなく原作が分かる」範囲だと思いますし。カオスなギャグアニメとして、変わらずオススメです。

<こういう人にオススメ!>
・まだまだカオスなギャグアニメを求めている人
・更に増えたキャラを短時間で把握したい人


<視聴可能なサブスク>
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 U-NEXT
 DMM TV


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○ 『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー!』
 放送時期:2021年10月~2022年3月
 メインとして登場するバンド:Poppin'Party、Afterglow、RAISE A SUILEN、Pastel*Palettes、Morfonica、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!
 1話3分×全26話
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<画像は『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー!』第5話「ジェニファーちゃんを捜せ!」より引用>

 こちらは最初からMorfonicaとRAISE A SUILENが登場すると発表されて始まった「ショートアニメの3期」です。流石に全7バンドだとお当番回を順番にやるというワケにもいかず、お当番回はバンドごとに1~2回くらいなのだけど……その分、バンド間をまたいだメンバーによる話が多く、より自由度が増したカオスなギャグアニメになった印象です。特にパロディ回が多かったですね。

 この作品も今考えてみると「5周年のタイミングで最終回を迎えている」ので、『MyGO!!!!!』発表前の「7バンド35人」「CiRCLEが舞台」の最後の『ガルパ☆ピコ』だったんだなーって思いますね。もし『ガルパ☆ピコ』4期があるなら、『MyGO!!!!!』も加入して、「RiNGも舞台になって」と、かなり新しい風が入ってきそうです。『MyGO!!!!!』のメンバーとハロハピが絡むの、見たいような見たくないような……(笑)

<こういう人にオススメ!>
・まだまだまだカオスなギャグアニメを求めている人
・いろんなキャラ同士の組み合わせを観たい人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ
 dアニメストア
 U-NEXT
 DMM TV


↓bangdream-setori↓

◇ 個々人に合わせた「セットリスト」

 今回こうやって並べてみて、「バンドリのアニメってこんなにあったの!?」と驚いています。
 私はリアルタイムで観ているから気にならなかったけど、『MyGO!!!!!』にハマって今からバンドリ過去作品も観てみようかなって人に「全部観てー」とは言いづらいんですよね。本心では、全部観て欲しいですけど! スマホゲーム版も遊んで欲しいですけど!

 なので、いくつか「こういう順番で観ればイイ」というセットリストを作っておくので、皆様自身に合ったものを選んでもらえればうれしいです。現時点でサブスクにない作品は(カッコ表記)にして、合計時間も(カッコ表記)にします。


――たっぷりストーリーを楽しみたい人向けリスト――
 テレビアニメ1期テレビアニメ2期『Morfonication』テレビアニメ3期(→ 劇場版『ぽっぴん'どりーむ!』
 合計時間:1032分(1103分)


 Poppin'Partyを中心にした王道リストですが、途中で『Morfonication』を挟むことによって、最後の『ぽっぴん'どりーむ!』を観た際にMorfonicaが出てきても「誰……?」とならないリストです。これだけ観ていれば、『バンドリ』マスターと言って過言でないでしょう!

――短時間でストーリーを楽しみたい人向けリスト――
 劇場版『Episode of Roselia Ⅰ』劇場版『Episode of Roselia Ⅱ』
 合計時間:149分


 前後編の映画で「Roselia」のストーリーのみ堪能するリスト。
 他の6バンドのことはあまり分からないと思いますが、これでRoseliaを好きになったらRoseliaが登場する他の作品に手を伸ばしていって、そこで他のバンドを知っていけばイイと思いますしね。

――短時間でキャラクターを把握したい人向けリスト――
 『ガルパ☆ピコ』1期劇場版『FILM LIVE』1作目『ガルパ☆ピコ』2期(→ 劇場版『FILM LIVE』2作目)→ 『ガルパ☆ピコ』3期CiRCLE THANKS PARTY!
 合計時間:269分(353分)


 割とマジメに推したいセトリ。
 ギャグマンガ時空の『ガルパ☆ピコ』でキャラを把握してもらって、ライブ映画の『FILM LIVE』で「え? あのふざけたアニメのキャラがこんなに格好良いライブをしてんの!?」と本当の彼女らを観てもらうセットです。今現在『FILM LIVE』2作目がサブスクにはなくて観るハードルがちょっと高いのは残念ですが、そこは『CiRCLE THANKS PARTY!』で補ってもらおうと。

――時系列順に全部観たい人向けリスト――
 テレビアニメ1期『ぱすてるらいふ』劇場版『Episode of Roselia Ⅰ』『ガルパ☆ピコ』1期テレビアニメ2期劇場版『FILM LIVE』1作目『Morfonication』テレビアニメ3期『ガルパ☆ピコ』2期劇場版『Episode of Roselia Ⅱ』(→ 劇場版『ぽっぴん'どりーむ!』劇場版『FILM LIVE』2作目)→ 『ガルパ☆ピコ』3期CiRCLE THANKS PARTY!
 合計時間:1406分(1561分)


 大体26時間あれば、『バンドリ』の全アニメが観られちゃうんですね。意外!
 いけるいける! RPGを1本クリアするより短いですもん。

 こう考えると、アニメって「時間対効果」がムチャクチャ良い趣味なんだなーと思いました。サブスクに入っていれば「費用対効果」もムチャクチャ高いですし。

 よーし、皆さんも全作品観て下さい!(この記事の主旨を全否定するまとめ)

| アニメ雑記 | 18:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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iPadの容量がパンパンだったので、Kindleのアプリを削除→再インストールしてみた

 そろそろ買ってから7年が経とうとしているiPad Pro―――
 性能的には今でも何の不満もないのですが、最近「容量が足りなくなってきた」と悩んでいました。


ipad-1.png

 全体の容量が128GBで、使用済みが122GBです。
 空いている容量が6GBしかないため、新しいスマホゲームが始まっても諦めなくちゃならないことが続いていますし、8月に始まる『アイドルランドプリパラ』のためには『D4DJ(グルミク)』をそろそろ削除しなくちゃならない……と考えていました。

 『アイドルランドプリパラ』の容量がどれくらいになるかは分かりませんが、プレイ中のスマホゲーを見ると『プロセカ』が13.91GB、『バンドリ(ガルパ)』が6.81GB、『D4DJ(グルミク)』が3.41GBで―――やっぱり3D化しているゲームほど容量がデカい印象はあるので、『アイドルランドプリパラ』も相当容量がデカくなるんじゃないかと思うんですね。



 しかし、ここで気づいたことがありました。

 自炊した本やDL Siteで買った同人誌を読むために使っている「i文庫HD」が17.02GB、DMMやFANZAで買った本を読むために使っている「DMMブックス」が8.63GB―――これは分かります。だってほら、DL SiteやFANZAの本って「あ、今すぐ読みたい」って突発的に思うことが多いので、お気に入りのものは消さずにとっておいているんですね。

 だが、「Kindle」の31.11GBって何だオマエは。
 私、Kindleの本は基本的に「これから読む本」のみダウンロードして、読み終わったら端末から削除するようにしているんですね。ずっと残してあるのは、資料的な本とか、災害時に役立ちそうな本とかそれくらいで。


ipad-2.png

 これで31GBはおかしいでしょ!


 んで、軽く検索してみると同じような症状になっている人は多いみたいで、iPadだけじゃなくてiPhoneもそうらしいです。
 一説によると、「読み終わった本を端末から削除する」際、漫画全巻などを一度に消そうとして「シリーズを端末から削除」を選ぶと、画面上は消えるのだけど“端末にはデータが残っている”っぽいとのこと。私は今まで、ほぼその方法で消していました。

 ということは、約7年の間に読んだ漫画の全データがほぼ端末に溜まっていたってこと……?



ipad-3.png

 なので、一旦Kindleアプリを削除して、端末再起動。



ipad-4.png

 App StoreからKindleアプリを再ダウンロードして、(消し方が分からなくてずっと端末に残り続けていたサンプル本以外)大体同じ本を一つずつ再ダウンロードします。
 同じAmazonアカウントでログインすれば、クラウドにあるライブラリはなくなったりしませんからね。Kindleストアから削除されている『無邪気の楽園』なんかも、しっかりライブラリに残っていました。



ipad-5.png

 この状態で、ストレージの画面を確認すると……
 全体の使用済み容量がKindleアプリ再ダウンロード前より減っているのは謎ですが、Kindleアプリの容量自体は31.11GB→1.18GBに縮小!!


 『アイドルランドプリパラ』が36GBあっても大丈夫になりました!

 これまで「残り容量がないから……」と諦めてきたのは何だったのだろうか。
 iPadやiPhoneでKindleを読んでいる人で、容量が足りないと思っていた方がいらしたら是非ご確認くださいませ。


| ひび雑記 | 18:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2023年の春アニメで、私が面白かった作品 & サブスク等で観るオススメの作品

 私の個人的なメモ目的と、サブスク等で何か観るものを探している人にオススメする目的で、今季実際に全話観て面白かったアニメを記録していこうと思います。

 AmazonプライムビデオやNetflixに加入している人が多くなったサブスクの時代は、「これから始まる面白いかどうか分からないアニメ」の情報よりも、「一気に全話観られる確実に面白いアニメ」の情報の方が求められているんじゃないかと思ったんですね。


 なので、とりあえずやる気が継続する限りは、毎シーズン「私が面白かったアニメ」を紹介して、それらの作品がサブスクで観られるのかどうかを載せていこうかなと思います。
 記載するサブスクは、とりあえずAmazonプライムビデオ(見放題)、Netflix、Hulu、Abemaプレミアム、dアニメストアの5つにしていましたが、今回の記事の最後に「どのサブスクに加入していますか?」のアンケートを取っているのでご協力いただけるとありがたいです。そこで票が入ったサービスを入れて、票が入らなかったサービスは外す予定です。



【【推しの子】】
 <公式サイト女男女女女


 1クール走り切って、2期の制作も決定したアニメ『【推しの子】』、凄かったです!
 「面白かった」とか「大好き」とかの感情よりも、「とにかくずっと凄かった」と圧倒され続ける3ヶ月間でした。むちゃくちゃ体に悪そうな、むちゃくちゃな色でむちゃくちゃ味の濃いジュースをずっと飲まされてて、でもむちゃくちゃ美味い!みたいなアニメでした。


 なるべくネタバレを避けて、この作品の構造的な魅力を語るとすると……
 「芸能界」という荒波の中を、両極端なW主人公が生き抜いていく話だと思うんですね。

 1人目の主人公は「芸能界」になんか夢を見ていないし、なんなら嫌悪しているフシもあるのだけど、ある目的のために「芸能界」をのし上がっていかなくちゃならない―――
 2人目の主人公は「アイドル」が大好きで、「アイドル」の可能性を心の底から信じていて、スターになるために這い上がっていかなくちゃならない―――

 この2人の物語は基本的には別々に進行しているのだけど、ところどころで交わるし、こっちの主人公の行動がこっちの主人公の物語にこう影響を及ぼす……ということで、実質ザッピングシステムで、実質『EVE burst error』なんですよ!


 この2つの話は、片方ずつだったら「よくある話」だと思うんですね。
 特に2人目の「アイドルが大好きな主人公」の話なんて、あまりにこすられ過ぎて「デスゲーム」と融合させられたり、「ファンタジー」と融合させられたり変化球ばかりになっているのが昨今だったので……W主人公制にして「2つの物語が同時並行で進む」ようにすれば、ド直球なものも新鮮に感じるという。


<こういう人にオススメ!>
・「芸能界」に懐疑的な人
・「王道」の話を新鮮な気持ちで楽しみたい人


<視聴可能なサブスク>
 AmazonプライムビデオNetflixHuluAbemaプレミアムdアニメストア



【勇者が死んだ】
 <公式サイト男女女男女


 第一印象と、観続けた感想が大きく変わったのがこちら。

 最近ようやく自分の好き嫌いに気づいたんですけど、私はどうやら「ゲスな男主人公」があまり好きじゃないみたいなんですね。特に、この作品の主人公みたいに「全ての女にニーソを履かせたい」みたいな全方位型性欲モンスターにあまり好感が持てなくて。その辺がハーレムラブコメアニメが苦手な理由だったりするのかなぁと思うのだけど、そこは置いといて。

 でも、この『勇者が死んだ』の主人公トウカは、エロイのは口先だけで、どんだけ色んな女性キャラが出てこようとも、最初から最後まで幼馴染のユナのことが大好きで、ユナのために戦っているんですよね。「ゲスな男主人公」に見えるのは偽悪で、本質的には「才能はなくても大切な幼馴染のために戦う」話で、そこがすごく好感が持てたし。

 「弱いんだけど頭を使って戦う主人公」と「どんな形状にも変化する聖剣」の組み合わせで、バトルがずっと楽しかったのも良かったです。何でもありになりがちなファンタジー世界のバトルもので、ちゃんと制約を付けて戦わせるのも『ハンター×ハンター』とかのバトルが好きな自分にはツボでした。


<こういう人にオススメ!>
・実力差のある相手に挑む、知略バトルものが好きな人
・エロをギャグだと思って笑える人


<視聴可能なサブスク>
 AmazonプライムビデオHuluAbemaプレミアムdアニメストア



【機動戦士ガンダム 水星の魔女】
 <公式サイト女女男男男

※ 2クール目開始前のPVなので、1クール最終話までのネタバレを含んでいます。まだ1クール目を観ていないって人は再生しない方がイイと思いますよ

 「ガンダム」IPの復活を目指して作られた、「これまでガンダムを観たことがなかった人達」も楽しめるガンダム―――最後まで無事に走り切りましたね! ムチャクチャ面白かったです!
 そして、普段アニメを観ないような人も、「話題になっているから」とこの作品を観てくれたのが嬉しかったなぁ……そういう人達に「ガンダムって面白いんだ」という原体験を持たせることが出来たなら、今後「じゃあ次のガンダムも観てみるかな」って思ってもらえるワケですしね。


 最終話まで観終わって、振り返ってみて、この作品がどういう作品だったのかを総括してみると……
 「女性主人公のガンダム」とか「学園モノのガンダム」とかはガワでしかなくて、根本は「キャラクターを魅力的に見せること」と「視聴者を適度に驚かせること」にパラメーターを全振りしたようなアニメだったと思うし、歴代『ガンダム』シリーズの魅力ってそこだったと思うんですね。キャラクターは不人気だけど作品としては人気、みたいな作品は思いつかないし。

 「キャラクターを魅力的に見せる」という点で考えると、舞台が学園だったことや決闘のシステムが見事にハマったし、「スレッタ×ミオリネ」のように女性同士の関係性を見せる作品も『ラブライブ!』とかでもうスタンダードになっていて共感されるものになっていたんだなーと思いました(※1)
 「最初は感じ悪かったけどどんどん魅力的になったキャラ」とか「一見いいひとだけどどんどん化けの皮が剥がれていったキャラ」といったカンジに全24話を通して“人間の変化”を徹底して描いていたのも毎話毎話驚きの展開で面白かったです。

 ここが「人間はそう簡単に成長しない」と、敢えてキャラクターを変化させなかった『鉄血のオルフェンズ』と対照的だったなぁと。
 『鉄血』が「最初は面白かったけどどんどん微妙になった」って言われるの、ラストがどうのとかじゃなくてそこだったと思うんですね。魅力的なキャラクターはたくさんいたんだけど、いろんな出来事があってもキャラクターが変化しないから、1話から50話までずっと同じ味のガムを噛んでいたというか。

(※1:もちろん「花嫁」というワードは『ラブライブ!』とかの関係性よりも更に一歩進んでいて、「百合はちょっと……」と抵抗を覚える人もいたかと思いますが。全体を通して、この作品の女性同士の関係性は『ラブライブ!』などと同様に「友情」「仲間」「相棒」的なラインだったと思います)


 『水星の魔女』に話を戻すとして……
 「キャラクター人気」を築き上げたうえで「驚きの展開」が続くから、SNSでずっと話題になり続けたし、ファンアートが描かれまくったし、そのファンの熱量を最初から信じていたように一人一人のキャラクターを細部までしっかり描いていたと思うんですね。第1話を観たとき「キャラ多いな、こんなに覚えられるのか?」と思ったけど、名前はともかく「このキャラはどういうキャラだったか」は、最後まで観ればみんな覚えられたし、みんな大好きになっていましたし。

 私は最初シャディクが好きで、徐々にグエルがんばれーってなって、終盤はずっと「エラン……」ってなっていました。そう考えると、御三家は全員すごいキャラだったなー。


<こういう人にオススメ!>
・「ガンダム」観たことなくても、ちょっとでも興味がある人
・群像劇が好きな人


<視聴可能なサブスク>
 AmazonプライムビデオNetflixHuluAbemaプレミアムdアニメストア


 春アニメはこんなところで。
 これはたまたま私が観ていた作品がそうだっただけかも知れませんが、『天国大魔境』はDisney+で、『六道の悪女たち』はDMM TVで、サブスクでは独占配信だったんですね。

 もちろん「独占配信」という契約があったから作品が作られた(スポンサーになってもらえた)事情はあると思うので、その是非について語る気はないのですが……「サブスク等で観るオススメの作品」を紹介するこの記事としては、「Amazonプライムビデオ(見放題)、Netflix、Hulu、Abemaプレミアム、dアニメストアの5つ」に入っていないとなかなか紹介しづらいと思っちゃうんですね。

 それとも、そこに「Disney+」や「DMM TV」も加えるべきか?
 ……と思ったので、大急ぎでGoogleフォームでアンケートを作成しました。今後のブログの参考にすると思うので、よろしければアンケートに参加してくださるとありがたいです。

 極端な話、ブログ読者が一人もサブスク入っていなければこんな記事を書く意味もないと思いますし、アマプラしか入っている人がいないなら「アマプラで観られるオススメの作品」にタイトルを変えるべきだと思いますからね。


 私もGoogleフォームをブログに貼り付けるのは初めてなので、「恐らくそう」としか言えないのですけど……Googleアカウントの紐づけはしなくても送信できるけど、紐づけしていると「一度送った回答を後から修正できる」んだと思います。紐づけをしても、こちらに「どのアカウントが投票した」みたいなデータは送られてこないはず。

※ 7月7日追記:その他の欄で1票入ったので「U-NEXT」を追加しました
※ その他の欄に書かれたサービスは追加していこうと思います


| アニメ雑記 | 18:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『MyGO!!!!!』のアニメ1~3話が最高 of 最高だったので、『バンドリ』観たことがないって人もお願いだから観てください

 『バンドリ』の新作アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』が「今までバンドリをずっと追いかけてきた自分」にとっても最高だったし、「これまでバンドリを観たことがないって人」にも最高に薦めやすい作品になっていたので、「マジで全人類観てくれ……」という思いを込めて記事を書きます。

 Abemaなら1週間(今週木曜まで)無料で見られますし。
 この記事を読むのが遅くて、もう1週間過ぎちゃったよーという人のためにサブスクでの配信を紹介しておくと……Amazonプライムビデオでも、Huluでも、dアニメストアでも、DMM TVでも観られます。恐らくですが、Abemaも無料期間が過ぎたらAbemaプレミアムで観られるようになるんじゃないかな。

 もう、「自分の環境だと観られません」という言い訳を許さない布陣……!


 ただ、最初にご注意を。

 「3話まで」観てください!

 公式も「1~3話でワンセット」だと思っていて、初週に1~3話一挙放送していたくらいなので……ぶっちゃけ1話だけで観るのをやめちゃうと、そんなに面白くないと思います!

 「いやいや、やまなしさん。人にモノを薦めるときに、いきなり3話(1時間半)も時間を奪おうだなんて虫が良すぎるんじゃないですか。現代人にそんな時間はありません。私達に残されているのは30分だけなので、1話しか観ることが出来ませんよ」って人もいると思いますが、ならそういう人は「3話だけ」でもイイから観てください!

 もちろん、1話・2話があってこそ3話の破壊力が増すと思うのですが……
 やっぱり今のご時世「1時間半も拘束する」のは本当に難しいと思うんですね。シリーズ構成をされている綾奈ゆにこさんも、リアタイでのTwitter実況では「3話からでも大丈夫!」とツイートされていたんで、3話からでもイイから観てください!



◇ 「過去作」を知らなくても、大丈夫


 今回のメインキャラは完全な新キャラで、今までのアニメにもゲームにも出ていなかったキャラ達です。

 公式も「今までバンドリに触れていなかった人達にも観て欲しい」と思っているのでしょう、最近まで「今までのバンドリと世界観が同じか」も明らかにされていませんでしたし、直近の情報解禁で「学校やライブハウスの名前が共通」なのは確認できましたが、今までのキャラが登場するのかも分かりませんでした。

 実際1~3話を観ても、今までのキャラはモブのような扱いでしか登場していないんですね。どのくらいモブかというと……

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<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第3話より引用>

 道路の反対側に一瞬だけ映った人達、一時停止して、よくよく確認したらMorfonicaじゃねえか!みたいなレベルです。このモブが誰か分からなかったと言っても、今回のアニメが楽しめないだなんてことはないですよね。だから、今までの『バンドリ』を知らなくても問題ないです!


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<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第1話より引用>

 じゃあ、今まで『バンドリ』を追いかけてきた私のような人間は楽しめないのかというと、そういうワケでもありません。例えば、第1話に登場する「燈ちゃん1人しかいない天文部の部室」―――

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<画像はiOS版『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』より引用>

 これ、スマホゲーム版の2018年12月のイベント「ふたつ星のアンサンブル」に登場した部室なんですよ!
 廃部寸前だった天文部の部室を守るため、当時も1人だけの部員だった日菜ちゃんが奔走して、そうして守った部室とノートが引き継がれているの……ずっと『バンドリ』を追いかけてきた身としては大感動だったのだけど。


 でも、燈ちゃんと入れ違いで日菜ちゃんは卒業しちゃっているので、燈ちゃんは日菜ちゃんのことも天文部が廃部寸前だったことも知りません。知らなくて問題がないんですね。知っている視聴者だけが少しニヤリと出来るくらいに留めているんです。


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<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第1話より引用>

 今回の「視聴者視点になるキャラ」である千早愛音(あのん)ちゃんは、事情はまだ分かりませんが、どこか(外国?)から転校してきたという設定です。そのため、クラスメイトが「Afterglowがー」「Roseliaがー」「RASがー」って話していても、愛音ちゃんはどのバンドのことも知らないという。「今までバンドリに触れていなかった人達」と同じ視点になってくれるキャラクターなんですね(※1)

 ゲーム版の人気を受けて作られたアニメ2期(2019年)の「視聴者視点のキャラ」が、ポピパに憧れて上京してきた朝日六花(ロック)だったのとは対照的ですよね。

(※1:ちなみに愛音ちゃんが好きだと言っている「Sumimi」は、今までに登場していないキャラ達なので分からなくて大丈夫です)


 とは言え、『バンドリ』について「テレビアニメしか観ていないから、これゲームで出てきたキャラなのか分からない」とか「しばらくゲームやっていないから学年がよく分からなくなっちゃった」という、まったく知らないワケではないけどちょっとブランクがある人が多分一番混乱していると思うので……

 大急ぎで、現在の『バンドリ』学年表を作りました!

mygo-chara.png

 ディフォルメ顔なのがゲームに出ているキャラで、そうじゃないのが今回のアニメが初出のキャラです。

 大学組は「現在の大学」ではなく「高校の母校」で並べています。
 「その他」の欄は、みんな別の学校ですね。楽奈ちゃんはまだどこの学校とか分かりませんが、恐らく燈ちゃん達と同学年じゃないかと思ってそこに入れました。パレオだけが中学生(中3)で、チュチュも年齢的には中3ですがインターナショナルスクールで高3相当の学年らしいです。学校通っているとこ見たことねえけど!



 私が今回の『MyGO!!!!!』アニメのどこに感動したかって言うと、3話がすげー良かったので「これは文句なしで推せる!」と思ったのですが、1~2話を観ている段階ではいちバンドリファンとして「バンドリの世界が広がった」ことに感動していました。

 今までアニメやゲームで観ていたバンドリの世界は「あの世界の一部」であって、今まで登場していなかったような人達があの世界では生きていて、例えば「Afterglowに憧れてコピーバンドをやっているコ」とか、例えば「ガールズバンドブームなんか知らずに生きてきたコ」とかもいるってのが見えてすごく嬉しかったんですね。

 恐らく、『ポケモン』が大好きで『ポケモン』で育ったような世代の人達が、『名探偵ピカチュウ』を初めて観たときの感動に近いんじゃないかと思います。



◇ 「キラキラドキドキ」に共感できない人達の物語


 ネット配信版だとクレジットに書かれていなかったのですが、東京MXで確認できたTV放送版には、今回のMyGO!!!!!の原案は綾奈ゆにこさんだと表記されていました。これまでの『バンドリ』プロジェクト、特にポピパが出てくるアニメ版は「ストーリー原案:中村航」さんと書かれることが多かったのですが、今回は中村航さんの名前はありませんでした。

 綾奈ゆにこさんがどういう方かというと、『バンドリ』アニメ1~3期のシリーズ構成をされていた方ですし、インタビューとかを読む限り、アニメ発のポピパやRASのキャラクター設定とかにも深く関わっていると思われる人です。
 ポピパのキャラはアニメ版以前と以後で設定や性格が大きく変わっていて、アニメ版以降で統一されるようになったと考えると……『バンドリ』のイメージを築き上げた1人と言ってイイ人だと思います。


 しかし、それが結構意外だったんですね。
 実はこの『MyGO!!!!!』というバンド、アニメにもゲームにも登場していなかったのですが、約1年前からキャストを伏せてリアルライブを開催していて「曲」は以前から聴くことが出来ました。

 『MyGO!!!!!』のアニメがこれまでの『バンドリ』と同じ世界観なのかも分からなかった時期に、スマホゲーム版に『MyGO!!!!!』が実装するのかを仲間内で喋っていたことがあるのですが……私は「曲」を聴いた上で、雰囲気がちがいすぎて合わないから実装されないんじゃないかと言っていました。

 今までの『バンドリ』の顔だったポピパは「キラキラドキドキ」というフレーズで、バンド楽しい! 学校生活楽しい! みんな大好き! と、とにかく明るく元気にポジティブに突っ走るイメージだったので……『MyGO!!!!!』の「どこにも居場所がない」歌詞とは雰囲気がちがいすぎると思っていたんですね。




 でも、綾奈ゆにこさんが原案ということで腑に落ちました。
 とにかく明るいキラキラドキドキを描いてきた『バンドリ』の世界にも、キラキラドキドキできない人達がいると、同じ人が描いているんです。

mygo-1-3.png
<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第1話より引用>

 開幕のシーンから、「私はバンド、楽しいって思ったこと……一度もない」ですからね!




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<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第3話より引用>

 祥子ちゃんは、月ノ森の先輩Morfonicaに憧れてバンドを始めます。
 このMorfonicaも、元をたどればポピパに憧れて「キラキラドキドキしたい」と始まったバンドなので……今回の『MyGO!!!!!』のメンバー達、アニメ1期を初代と考えるなら第3世代の『バンドリ』なんですよね。『バンドリ』の歴史が積み上がることによって、アニメ1~3期とは別のところから影響を受けて始まったバンドがあると描いているという。


 だから、ポピパが描いていた「キラキラドキドキ」には共感できないようなキャラ達が今回のメインキャラなのです。


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<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第1話より引用>

 今回のメインキャラ達、ものすごい実在感があって……
 実質主人公のような立ち回りの愛音ちゃんが、ナチュラルにちょっと性格悪いコとして描かれているの凄いなぁと思うんですね。八方美人で、嫌われないように立ち回って、自分が話題の中心じゃないと気が済まなくて、なので内心は周囲に不満を抱いているのを隠している。

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<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第1話より引用>

 でも、「世界で僕はひとりぼっちだった」という燈ちゃんの書いた歌詞に表情が変わるところ、すごくイイんですよね。陽キャを装っているけど、心の根っこの部分は燈ちゃんと共感する部分があるし、視聴者の感情ともここで初めてシンクロするという。


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<画像はテレビアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第2話より引用>

 今のところ『MyGO!!!!!』で一番闇がチラつくのは、そよさんですけどね!
 送られてきたLINEに「既読」も付けずに指一本のフリックで吹っ飛ばすの、現代的な演出ですよね。


 どのキャラも「世界に馴染めていない」し「闇を抱えている」し「ちょっと性格が悪い」し、でもだからこそ共感が出来るというのは『プロセカ』のニーゴに通じるものがあります。このバンドの、この曲でしか救えない人がいる物語―――それが『MyGO!!!!!』なんです。


 今作のED曲、ミュージックビデオ付きでフルで公開されているんですけど……すげえ良い……特に、3話を観た後にコレ観るとホントやばい……頼むから、みんな観てくれ……



 まだ3話までしか放送されていないのに言うことじゃないんだろうけど……羊宮さん、燈ちゃんの声優さんをやってくれてありがとう……


◇ 「バンドリってどこから入ればイイ?」「MyGO!!!!!のアニメから」と言えるようになった

 私は2017年のアニメ1期から『バンドリ』を追いかけてきたくらいに大好きでしたが、じゃあ人に『バンドリ』を薦められるかというとそれはまた話が別で……

 例えば、スマホゲーム版は6年分のストーリーがあるので、なかなかそれを全部読めとは言いづらいし。Nintendo Switch版はその内の最初の2年とは言え、それですらものすごいボリュームです。
 アニメ版を薦めるにしても、テレビアニメ1期は……私は嫌いじゃないですけど、作画のクオリティが低いみたいなことはよく言われますし。テレビアニメ2期からはメインキャラ全員3DCGになるのでクオリティは高くなるのですが、2期前半は「スマホゲーム版のアニメ化」なのでスマホゲーム版を知らないとちょっとついていきづらいし、2期後半はRASの話が中途半端なところで終わってしまいます。テレビアニメ3期は、2期の続きなので2期を観ていないと話が分からないでしょうし……

 「ゲーム」と「アニメ」が連動するメディアミックスプロジェクト故に、「どれか1つ」だけ観てもよく分からなかったんですよね。

 強いて一つ挙げるなら、劇場版の『Episode of Roselia I』(アマプラのリンク貼っておきます)を挙げることにしていましたが……これは、何年も前にスマホゲーム版でやった話を再構成して映画にしたものなので、「最新のバンドリ」というよりは「最初のバンドリ(のリメイク)」なんですよね。


 今回の『MyGO!!!!!』は、何度も書いているようにゲーム版にはまだ出ていないキャラ達だし、今までのアニメを観ていないと分からないということもありません。予備知識がなくても、これ単独で観てちゃんと面白い作品ですし、何より「それでいて最新のバンドリ」なんですよ。

 『バンドリ』を6年追い続けてきた私も、この『MyGO!!!!!』で初めて『バンドリ』を観るというアナタも、同じスタートラインに立って楽しめる作品になっていました。
 『ガンダム』が『水星の魔女』でやってくれたようなことを、『バンドリ』は『MyGO!!!!!』でやってくれているんです。





 だから、

 「バンドリってどこから入ればイイ?」と聞かれたら

 「今やっているMyGO!!!!!のアニメからが良いよ」と言えるようになったんですよ!


 これが、私にとって一番うれしいことかも知れません。

| アニメ雑記 | 22:41 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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