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変わらない価値のあるもの

2022年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2023年01月

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やまなしが2022年に観たアニメ・2022年に遊んだゲーム

 ここに書くことじゃないかも知れませんが、ここにしか書けるところがないので書きます。

 ブシロード New Year Movie Party 2023

 東京MXとYouTubeで毎年お正月にやっている「バンドリ12時間テレビ」は、今年は1月2日の夜からバンドリ+アルゴナビスの映画大盤振る舞い(+サブリミナル的に挟まれるデ・ジ・キャラット)をやるみたいです。YouTubeは恐らくアーカイブなしの生放送のみかな。
 『バンドリ』は私がブルーレイを買った最新の映画まで放送するのすごい。円盤化されたの4ヶ月前だぞ!

 『バンドリ』興味ない人も「ここからでも」観て欲しいのだけど、たくさんあってどれから観ればイイか分からない……ってこともあると思うので、『バンドリ』未履修の人にも分かりやすく解説しておきます!


・劇場版「BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」
 → ストーリー的なものはなく、7バンドでひたすらライブをする『FILM LIVE』の第2弾。これまで3DMVになっていなかった曲が中心で、「バンドリってどんな曲があるんだろう」ってスターターキットには最適かと思います。こちらはまだAmazonプライムビデオなどのサブスクでも観られないはず。

・劇場版「BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束」
 → ストーリー的なものを観たいならこちらがオススメ。7バンドの中でも最も人気が高いと言われているバンド「Roselia」の、結成からを描いていきます。ゲーム版1年目~3年目前半の「Roselia」の話を、今井リサ視点でギュギュっと凝縮した構成が見事でした。Amazonプライムなどでも観られますが、サブスク入っていない人はチェックしておきましょう。

・劇場版「BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.」
 → 私はこちらは未視聴ですが、↑の「Ⅰ : 約束」の続きでゲーム版3年目後半の「Roselia」の話でしょうから、「Roseliaの集大成」と言える話が描かれるはず。ここまで観たらもうアナタは「Roselia」を知り尽くしたと言っても過言ではない!(こちらもAmazonプライムでも観られるみたい)

・劇場版「BanG Dream! FILM LIVE」
 → ストーリー的なものはなく、5バンドでひたすらライブをする『FILM LIVE』の第1弾。テレビアニメ2期と3期の間に上映されたこともあって、テレビアニメ2期でやった曲が多いですね。逆に言うと、定番曲や人気曲が観られるんで「バンドリってどんな曲があるんだろう」ってスターターキットには最適かと思います(2度目)。こちらもAmazonプライムでも観られます

・劇場版「BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!」
 → こちらはテレビアニメ1期からの主人公バンド「Poppin’Party」を中心にした映画で、時間軸的にもテレビアニメ3期の直後の話です。その割には今までのテレビアニメには出てこなかったMorfonicaが何の説明もなく出てくるけど……『けいおん!』の映画以降、「音楽アニメの劇場版は海外に行かなくてはならない」ノルマがあるのか、今作でもグアムに行きます!
 個人的には「テレビアニメを1期から追いかけてきた人達」へのご褒美のような映画だと思っていて、テレビアニメを観ていた人には是非観て欲しいけど、ここから入るのはちょっとハードルが高いかも。4ヶ月前に円盤化されたばかりなので、まだサブスクでは観られないはず。


Q.結局どれを観ればイイの?

A.時間の都合で1本しか観られないのなら……
 「テレビアニメ1~3期を観ている人」は『ぽっぴん'どりーむ!』
 「Amazonプライムに入っている人」は、まだサブスクで観られない『FILM LIVE 2nd Stage』
 「テレビアニメも観ていないし、サブスクにも未加入な人」は『Episode of Roselia Ⅰ : 約束』がオススメです。




【2022年に観たアニメ】

<1~3月アニメ>
・『明日ちゃんのセーラー服』
・『スローループ』
・『ぷちセカ』
・『プリンセスコネクト!Re:Dive Season2』
・『怪人開発部の黒井津さん』
・『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』
・『王様ランキング』
・『平家物語』
・『オンエアできない!』
・『空色ユーティリティ』
・『東京24区』

・『ワッチャプリマジ!』→ 次クールへ継続 ※10~12月アニメから継続
・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』→ 次クールへ継続 ※10~12月アニメから継続
・『ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン』→ 秋アニメへ継続


 ここからが本編です。
 もはや「まだ1年しか経っていないの!?」というカンジの今年の冬アニメですね。圧巻のクオリティだった『明日ちゃんのセーラー服』、きららアニメとして王道で楽しめた『スローループ』の2つが記憶に残っています。『ぼっち・ざ・ろっく』ロスの人は、この2本は結構オススメですよ!(『明日ちゃんのセーラー服』は同じ制作会社、『スローループ』は作者同士が仲良いらしく互いの作品に互いのキャラが1カットだけ登場する小ネタがある)

 『怪人開発部の黒井津さん』も最終回の構成に感動しました。『4うそ』も良かったし、朝日系列の「ANiMAZiNG!!!」の枠が最近は私にヒットすることが多いですね。『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』も楽しみにしているぜ!


<4~6月アニメ>
 → オススメ作品まとめ記事
・『じゃんたま PONG☆』
・『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-(3期)』
・『パリピ孔明』
・『であいもん』
・『まちカドまぞく 2丁目』
・『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期』
・『古見さんは、コミュ症です。 第2期』
・『処刑少女の生きる道』
・『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 3期』

・『アオアシ』→ 次クールへ継続
・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』→ 次クールへ継続 ※1~3月アニメから継続
・『ワッチャプリマジ!』→ 次クールへ継続 ※1~3月アニメから継続
・『ちいかわ』→ 次クールへ継続
・『SPY×FAMILY』→ 秋アニメへ継続


 『じゃんたま PONG☆』はあまりにも面白すぎて、他のショートアニメへのハードルを「『じゃんたま PONG☆』くらいのものを見せてくれ」と高くしてしまったくらい罪なアニメでした。何故か今でも全話YouTubeの公式チャンネルで観られます。

 とうとう話に一区切りがついた『かぐや様は告らせたい』、P.A.WORKSの新境地となった『パリピ孔明』、地に足のついた無茶苦茶良いアニメだった『であいもん』と良作揃いのシーズンでした。



<7~9月アニメ>
 → オススメ作品まとめ記事
・『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』
・『アオアシ』 ※4~6月アニメから継続
・『リコリス・リコイル』
・『BanG Dream! Morfonication』
・『ワッチャプリマジ!』 ※4~6月アニメから継続
・『Dr.STONE 龍水』
・『よふかしのうた』
・『シャドーハウス 2nd Season』
・『メイドインアビス 烈日の黄金郷』
・『ユーレイデコ』

・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』→ 次クールへ継続 ※4~6月アニメから継続
・『異世界おじさん』→ 次クールに放送延期
・『ちいかわ』→ 次クールへ継続 ※4~6月アニメから継続
・『ラブライブ!スーパースター!! 第2期』→ 次クールへ継続


 『リコリス・リコイル』が大フィーバーだった夏アニメですが、私ら界隈に衝撃が走ったのが『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』でした。その前クールの『じゃんたま PONG☆』が終わってしまったロスで「あんなショートアニメはもう二度と現れないんだろうなー」なんて思ってたら、30分アニメで『じゃんたま PONG☆』みたいなことやってるアニメが出てきました。ありがとう、ブシロード。大丈夫か、ブシロード。

 あと、あまり語る機会がありませんでしたが、『アオアシ』は本当「私の求める理想のサッカーアニメ」ってカンジでムチャクチャ楽しかったです。これがサッカーアニメのハードルを上げてしまって、次シーズンの『ブルーロック』に不満を抱いてしまうのだけど……


<10~12月アニメ>
 → オススメ作品まとめ記事
・『ぼっち・ざ・ろっく!』
・『アキバ冥途戦争』
・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』 ※7~9月アニメから継続
・『4人はそれぞれウソをつく』
・『ヤマノススメ Next Summit』
・『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』
・『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』
・『ラブライブ!スーパースター!! 第2期』 ※7~9月アニメから継続
・『忍の一時』

・『機動戦士ガンダム 水星の魔女』→ 残り1話後、春アニメへ継続
・『ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン』→ 次クールへ継続
・『異世界おじさん』→ 残り1話が放送延期中
・『うる星やつら』→ 次クールへ継続
・『ちいかわ』→ 次クールへ継続 ※7~9月アニメから継続
・『ゴールデンカムイ 第四期』→ 春アニメに放送延期
・『ブルーロック』→ 次クールへ継続


 きららの最終兵器で日常アニメを破壊した『ぼっち・ざ・ろっく!』!
 「ガンダムなんて古ぃよな」に対抗して再構築に成功した『水星の魔女』!
 「P.A.WORKSのお仕事アニメですよー」と言い張る気もなかった『アキバ冥途戦争』!

 それまで築き上げたものを自ら破壊したアニメが3つ並んだ『三国志』みたいな秋アニメでした。「面白い作品が集まっちゃうシーズン」は時折来ますけど、そんな中でもものすごい特殊なシーズンだったと思います。3作品ともトンデモない面白さだったなぁ……

 そんな中、あまり語ってこなかった作品について言及すると……『ヤマノススメ Next Summit』は、2014年の2期で主人公が味わった挫折に向き合うアニメ4期になっていて。8年かけて、多くの人の応援と努力でここまでアニメ化してくれたことに感謝しかありません。「ストーリーの区切りまでアニメ化できる」作品なんて、ごく一握りだけですものね。




【2022年に遊んだゲーム】
 ☆は今年発売になったゲーム。
 ★は移植版などが今年出たゲーム。
 青字が「クリアしたゲーム」「クリア等の概念がないゲームを満足まで遊んで引退」
 赤字が「ギブアップしたゲーム」

<ファミリーコンピュータ>
・『六三四の剣 ただいま修行中』→ クリア
・『ダウンタウン熱血物語』→ クリア ※くにおくん ザ・ワールド版
・『ギャラクシアン』→ 引退
・『ランパート』→ クリア
・『マッピー』→ 引退 実況動画
・『ドラゴンボール 大魔王復活』→ クリア
・『ファミスタ'89開幕版!!』→ クリア

・『ドラゴンボール 神龍の謎』→ ギブアップ 関連記事
・『本将棋 内藤九段将棋秘伝』→ クリア 実況動画
・『熱血高校ドッジボール部 サッカー編』→ クリア ※くにおくん ザ・ワールド版
・『くにおくんの熱血サッカーリーグ』→ クリア
※くにおくん ザ・ワールド版

<スーパーファミコン>
・『トルネコの大冒険』→ クリア ※紹介記事実況動画リスト
・『ウルトラマン』→ クリア

・『西陣パチンコ物語』→ ギブアップ
・『ストリートファイターII』→ クリア
・『Jリーグサッカー プライムゴール』→ ギブアップ
・『Jリーグサッカー プライムゴール2』→ クリア
・『弟切草』→ クリア
紹介記事実況動画リスト
・『クロノ・トリガー』→ プレイ継続中 実況動画リスト

<NINTENDO64>
★『バンジョーとカズーイの大冒険』→ クリア
・『ゼルダの伝説 時のオカリナ』→ クリア
実況動画リスト

<Nintendo Switch>
・『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』→ クリア
・『Slay the Spire』→ クリア 紹介記事
・『バンドリ! ガールズバンドパーティ! for Nintendo Switch』→ クリア 実況動画リスト
★『十三機兵防衛圏』→ クリア 序盤実況動画
・『プリパラ オールアイドルパーフェクトステージ!』→ クリア 序盤実況動画
☆『ノゾムキミノミライ』→ クリア 紹介記事序盤実況動画
☆『モフモフ戦線』→ クリア 実況動画
・『G-MODEアーカイブス15 ちゅら島暮らし』→ クリア
☆『RPGタイム!~ライトの伝説~』→ クリア 紹介記事序盤実況動画
・『FRAMED Collection』→ クリア

・『ダンジョン・ウォーフェア』→ プレイ継続中

<ゲームボーイ>
・『役満』→ クリア
・『スヌーピーマジックショー』→ クリア

・『熱血高校ドッジボール部 ~強敵!闘球戦士の巻~』→ ギブアップ

<ゲームボーイアドバンス>
・『みんなの王子様』→ ギブアップ
・『Mr.インクレディブル』→ クリア
・『テニスの王子様2003 COOL BLUE』→ クリア


<ニンテンドー3DS>
・『レイトン教授と奇跡の仮面プラス』→ クリア

<メガドライブ>
・『トージャム&アール』→ クリア紹介記事

<Steam>
・『Wild Animal Racing』→ 引退 実況動画
・『ソウルキャリバーVI』→ クリア 序盤実況動画
・『The Vagrant』→ クリア 実況動画リスト
・『SUMOMAN』→ クリア
序盤実況動画
・『Getting Over It with Bennett Foddy』→ ギブアップ実況動画12
・『Wild Animal Sports Day』→ 引退 序盤実況動画
☆『Vampire Survivors』→ プレイ継続中 序盤実況動画

<スマートデバイス>
・『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』→ プレイ継続中
・『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』→ プレイ継続中 紹介記事
☆『ヘブンバーンズレッド』→ ギブアップ 実況動画


 私がプレイするゲームは、どうしても「積みゲー」とか「レトロゲー」が中心になっちゃうので今年発売されたゲームって5本しかプレイしていないんですね。『Vampire Survivors』は正式リリースでカウントしていますが、アーリーアクセスを「去年発売されたゲーム」として考えるなら4本か。

 今年の私のゲームプレイの傾向としては、1月に“ゲーム実況をするためにずっと取っておいた”『トルネコの大冒険』を始めたことでローグライクゲームに多数手を出した1年でした。『トルネコ』『Slay the Spire』『トージャム&アール』、個人的にはローグライクとはちょっとちがうと思うのですが『Vampire Survivors』……どれもめっちゃ面白かった。
 特に『Vampire Survivors』は、一時期「自分は『Vampire Survivors』を遊ぶために生まれてきたのかも知れない」と思っていたくらいにハマりました。『トルネコ』や『Slay the Spire』は「真のエンディング」までの最後の一歩が難しくて泣きながらプレイしましたが、『Vampire Survivors』はどうかなー?

 あと、元日に『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』を始めてどっぷりハマったこともあって、プレイ時間的にはトータルで1番遊んだゲームじゃないかなと思います。『バンドリ』とちがって、いっしょに遊んでくれるフレンドの人もいてよく一緒に「協力ライブ」を遊んでいるのも楽しい。


 やっぱり「新しいジャンル」「新しい文化」の扉を開いた瞬間が一番楽しいので、来年も今まで開けてこなかった色んなものに手を出せたらなって思います。それではみなさん、よいお年を!

| ひび雑記 | 18:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2022年に描いたカラーイラストまとめ

 TwitterやPixivにもアップしていますが、あちらがいつBANされるとも限らないのでブログにも載せておきます。気が向いたらで構わないので、気に入ったものがあったらTwitterでもPixivでも「いいね」とかそういうヤツを付けてもらえると私のやる気が上がります。


【丸山彩(バンドリ!ガールズバンドパーティ!)】
14彩ちゃん完成
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Twitter
Pixiv

 誕生日イラストかつ、6年間声優を務めてくださった前島亜美さんへの感謝をこめて描きました。



【クロ(棺担ぎのクロ。)】
12クロ完成
Twitter
Pixiv

 2年半前にいただいたリクエストイラストです。



【東雲絵名(プロジェクトセカイ)】
ena-2022.png
Twitter
Pixiv

 誕生日イラストです。


【牛込りみ(バンドリ!ガールズバンドパーティ!)】
完成
クリックで拡大
Twitter
Pixiv

 誕生日イラストです。


【瀬田薫(バンドリ!ガールズバンドパーティ!)】
薫さん完成
クリックで拡大
Twitter
Pixiv

 誕生日イラストです。


【紡木夏央(その日 世界は…)】
natsuo-rec.png
Twitter
Pixiv

 2年前にいただいたリクエストイラストです。


【平沢唯(けいおん!)】
サイズ調整-2
Twitter
Pixiv

| ひび雑記 | 00:30 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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2016年のプロ野球12球団のメンバー、今どれくらい残っているのか調べてみました!

 このブログの読者の9割9分は興味ない話だと思いますが、どうしても調べたくなったので記事にします!

 残るは1人だけ…ハム16年日本一戦士のその後 FA、無償トレード、ノンテンダーで解体

 このオフシーズンに近藤健介がFAでソフトバンクホークスに移籍することが決まり、日本ハムファイターズが優勝した2016年のレギュラーメンバーがほぼいなくなりました。上の記事だけでなく、同じようなことを色んな人がTwitterで嘆いているのを見かけました。私が応援する西武ライオンズも主力選手が出ていくチームとして有名なので、他人事じゃないなーなんて見ていたのですが。

 「7年も経てば選手が入れ替わるなんて当然のこと」「いつまでも過去の栄光にすがっているんじゃない」と、厳しいリプも見かけました。確かになーと思ったのですが、本当にそうなのか?と思ったんですね。日本ハムと西武以外のチームも、ちゃんと7年前のチームから選手が入れ替わっているのか疑問に思ったんですね。


 ということで、調べてみます。
 公平を期するため、全チーム「開幕戦のスタメン」で調べます。本当は先発ローテーションや勝ちパターンのピッチャー全員調べるべきなんでしょうが、それらは年間通して可変していくため明確な基準が作れなかったのでご了承ください。文句がある人は、どうぞご自身で明確な基準を作ってご自身で調べてご自身でどこかに書いてくださいね。



【2016年の北海道日本ハムファイターズ・開幕戦】
2016年(優勝)→ 2017年(5位)→ 2018年(3位)→ 2019年(5位)→ 2020年(5位)→ 2021年(5位)→ 2022年(6位)
1(中) 陽 → FAで巨人移籍後、米独立リーグを経て現在は豪のリーグへ
2(左) 西川 → ノンテンダーで自由契約となり楽天に加入
3(二) 田中賢 → 現役引退
4(一) 中田 → 暴行事件後の無償トレードで巨人移籍
5(指) 近藤 → FAでソフトバンク移籍
6(三) レアード → 契約満了後ロッテに移籍、現在は自由契約
7(右) 谷口 → 現役引退
8(捕) 大野 → FAで中日移籍
9(遊) 中島卓
-(投) 大谷 → ポスティングでエンゼルス移籍

 現在も選手としてチームに残っているのは10人中1人(10%)




【2016年の福岡ソフトバンクホークス・開幕戦】
2016年(2位)→ 2017年(優勝)→ 2018年(2位)→ 2019年(2位)→ 2020年(優勝)→ 2021年(4位)→ 2022年(2位)
1(右) 福田 → FAでロッテ移籍
2(二) 本多 → 現役引退
3(中) 柳田
4(指) 内川 → 退団後、ヤクルトを経て現在は九州の独立リーグへ
5(一) 明石 → 現役引退
6(三) 松田 → 戦力外通告を受けて、巨人へ移籍
7(左) 中村晃
8(遊) 今宮
9(捕) 斐紹 → 交換トレードで楽天へ移籍、戦力外通告を受けて中日に移るも現役引退
-(投) 攝津 → 現役引退

 現在も選手としてチームに残っているのは10人中3人(30%)




【2016年の千葉ロッテマリーンズ・開幕戦】
2016年(3位)→ 2017年(6位)→ 2018年(5位)→ 2019年(4位)→ 2020年(2位)→ 2021年(2位)→ 2022年(5位)
1(中) 岡田 → 現役引退
2(三) 髙濱 → 現役引退
3(右) 清田 → なんか色々あって球団から契約解除される
4(指) デスパイネ → 契約満了後ソフトバンクに移籍、現在自由契約に
5(左) 角中
6(一) 井上
7(遊) 鈴木 → FAで楽天へ移籍
8(捕) 吉田 → 戦力外通告を受ける
9(二) 中村
-(投) 涌井 → 金銭トレードで楽天へ移籍、交換トレードで中日へ移籍

 現在も選手としてチームに残っているのは10人中3人(30%)




【2016年の埼玉西武ライオンズ・開幕戦】
2016年(4位)→ 2017年(2位)→ 2018年(優勝)→ 2019年(優勝)→ 2020年(3位)→ 2021年(6位)→ 2022年(3位)
1(中) 秋山 → FAでレッズ移籍、MLB複数球団をへて広島に移籍
2(左) 栗山
3(指) メヒア → 自ら退団を申し出る
4(三) 中村
5(二) 浅村 → FAで楽天移籍
6(右) 坂田 → 現役引退
7(一) 山川
8(捕) 炭谷 → FAで巨人移籍後、金銭トレードで楽天へ
9(遊) 外崎
-(投) 菊池 → ポスティングでマリナーズ移籍、その後ブルージェイズへ移籍

 現在も選手としてチームに残っているのは10人中4人(40%)




【2016年の東北楽天ゴールデンイーグルス・開幕戦】
2016年(5位)→ 2017年(3位)→ 2018年(6位)→ 2019年(3位)→ 2020年(4位)→ 2021年(3位)→ 2022年(4位)
1(右) 岡島
2(一) 銀次
3(中) 松井稼 → 西武に復帰後、現役引退
4(左) ウィーラー → 交換トレードで巨人移籍後、現役引退
5(三) 今江 → 現役引退
6(遊) 茂木
7(指) ゴームズ → 自ら退団を申し入れて、後に現役引退
8(二) 藤田 → 戦力外通告後、DeNAに復帰
9(捕) 嶋 → 自ら自由契約を申し入れてヤクルト移籍後、現役引退
-(投) 則本

 現在も選手としてチームに残っているのは10人中4人(40%)




【2016年のオリックス・バファローズ・開幕戦】
2016年(6位)→ 2017年(4位)→ 2018年(4位)→ 2019年(6位)→ 2020年(6位)→ 2021年(優勝)→ 2022年(優勝)
1(指) 吉田正 → ポスティングでレッドソックス移籍
2(一) 小谷野 → 現役引退
3(右) 糸井 → FAで阪神移籍後、現役引退
4(三) モレル → 現役引退
5(中) ボグセビック → 自由契約になり、後に現役引退
6(遊) 中島 → 自ら退団を申し入れて、巨人へ移籍
7(左) T-岡田
8(捕) 伊藤 → 交換トレードでDeNA移籍
9(二) 西野
-(投) 金子千 → 自ら退団を申し入れて日本ハムへ移籍、後に現役引退

 現在も選手としてチームに残っているのは10人中2人(20%)


 ということで、私の応援している西武、そして楽天がパ・リーグで最も「選手が残り続けているチーム」ということになりました。マジかよ。

 7年という年月は残酷で、7年前はプロ野球の第一線で活躍していた選手達もかなりの割合でもう現役を引退しているんですね……
 ちなみに、現在のNPB最強バッターと言っても過言ではない吉田正尚選手、このオフにメジャーリーグ移籍が決まりましたが……2016年の開幕戦がプロデビューの試合です。ルーキーの選手が日本一の選手になって、メジャーリーグに行くくらいの時間なんですね。

 個人的な予想ではもっとバラける(例えばソフトバンクや楽天は6割を超えて、日本ハム・西武だけが低いみたいな)と思っていたんですが、大体3~4割のレンジで収まっていて―――日本ハムの1割とオリックスの2割がちょっと低いってカンジですかね。日本ハムのファンほどオリックスのファンが嘆いているのを見かけないのは、この年に優勝した日本ハムファンは「あんなに強かったのに……」と嘆くけど、6位だったオリックスファンは「強くなるのはこの後だし……」と思えているからなのかなぁ。




【2016年の広島東洋カープ・開幕戦】
2016年(優勝)→ 2017年(優勝)→ 2018年(優勝)→ 2019年(4位)→ 2020年(5位)→ 2021年(4位)→ 2022年(5位)
1(遊) 田中
2(二) 菊池
3(中) 丸 → FAで巨人移籍
4(三) ルナ → 自由契約になり、ドミニカウィンターリーグなどを経て現役引退
5(左) エルドレッド → 自由契約になり現役引退
6(一) 新井 → 現役引退
7(右) 下水流 → 交換トレードで楽天へ移籍、後に現役引退
8(捕) 石原 → 現役引退
9(投) ジョンソン → 退団、後に現役引退

 現在も選手としてチームに残っているのは9人中2人(22.22222%)




【2016年の読売ジャイアンツ・開幕戦】
2016年(2位)→ 2017年(4位)→ 2018年(3位)→ 2019年(優勝)→ 2020年(優勝)→ 2021年(3位)→ 2022年(4位)
1(右) 長野 → FAの人的補償で広島へ移籍、無償トレードで巨人復帰
2(中) 立岡
3(遊) 坂本
4(一) ギャレット → 自由契約後、現役引退
5(二) クルーズ → 交換トレードで楽天へ移籍、その後メキシカンリーグへ復帰
6(左) 亀井 → 現役引退
7(三) 村田 → 戦力外通告を受けて、独立リーグを経て現役引退
8(捕) 小林
9(投) 菅野

 現在も選手としてチームに残っているのは9人中5人(55.555555%)
 ※広島を経て巨人に復帰した長野を含む



【2016年の横浜DeNAベイスターズ・開幕戦】
2016年(3位)→ 2017年(3位)→ 2018年(4位)→ 2019年(2位)→ 2020年(4位)→ 2021年(6位)→ 2022年(2位)
1(三) 白崎 → 交換トレードでオリックスへ移籍、独立リーグを経て現役引退
2(中) 荒波 → 戦力外通告を受けてメキシカンリーグを経て現役引退
3(一) ロペス → 退団後、ベネズエラのウィンターリーグを経て現役引退
4(左) 筒香 → ポスティングでレイズへ移籍、その後はMLB複数球団を渡り歩く
5(右) ロマック → 戦力外通告を受けて、米マイナーリーグ等を経て現役引退
6(遊) 倉本 → 戦力外通告を受ける
7(二) 柴田
8(捕) 戸柱
9(投) 井納 → FAで巨人移籍、その後戦力外通告を受ける

 現在も選手としてチームに残っているのは9人中2人(22.22222%)



【2016年の阪神タイガース・開幕戦】
2016年(4位)→ 2017年(2位)→ 2018年(6位)→ 2019年(3位)→ 2020年(2位)→ 2021年(2位)→ 2022年(3位)
1(左) 高山
2(中) 横田 → 現役引退
3(三) ヘイグ → 自由契約になった後、MLBのマイナー契約を経て現役引退
4(右) 福留 → 戦力外通告を経て中日移籍、後に現役引退
5(一) ゴメス → 自由契約になった後、ドミニカリーグを経て現役引退
6(遊) 鳥谷 → 戦力外通告を経てロッテ移籍、後に現役引退
7(二) 西岡 → 戦力外通告を経て、現在は独立リーグのチームの選手兼監督
8(捕) 岡崎 → 現役引退
9(投) メッセンジャー → 現役引退

 現在も選手としてチームに残っているのは9人中1人(11.111111%)



【2016年の東京ヤクルトスワローズ・開幕戦】
2016年(5位)→ 2017年(6位)→ 2018年(2位)→ 2019年(6位)→ 2020年(6位)→ 2021年(優勝)→ 2022年(優勝)
1(中) 上田 → 現役引退
2(三) 川端
3(二) 山田
4(一) 畠山 → 現役引退
5(右) 雄平 → 現役引退
6(左) 坂口 → 現役引退
7(捕) 中村
8(遊) 大引 → 現役引退
9(投) 小川

 現在も選手としてチームに残っているのは9人中4人(44.4444444%)



【2016年の中日ドラゴンズ・開幕戦】
2016年(6位)→ 2017年(5位)→ 2018年(5位)→ 2019年(5位)→ 2020年(3位)→ 2021年(5位)→ 2022年(6位)
1(中) 大島
2(二) 荒木 → 現役引退
3(遊) 遠藤 → 現役引退
4(一) ビシエド
5(右) 平田 → 戦力外通告を受ける
6(左) 藤井 → 現役引退
7(三) 高橋
8(捕) 桂 → 戦力外通告を受けて、社会人野球へ
9(投) 大野

 現在も選手としてチームに残っているのは9人中4人(44.4444444%)


 長野を「巨人に残っている選手」とカウントするのは微妙かも知れませんが、巨人が残留率55.55555%で12球団中トップになりました。
 パ・リーグでは「2016年の開幕投手で現在もチームに残っている選手」が楽天の則本のみだったのに対して、セ・リーグは巨人の菅野、ヤクルトの小川、中日の大野と3人も残っていますね。開幕投手はチームの顔とも言える存在なので、そうした選手が残れる環境がセ・リーグの方がある(パ・リーグは出ていく)んだなと思いました。

 また、セ・リーグの中では阪神が11.111111%と残留率最下位なのですが、チームを去った8人中7人が現在は現役を引退していて、西岡はNPBを去って独立リーグで選手権監督をしています。
 数字的には日本ハムの10%もあまり変わらないように思えるのですが、あちらはよそのチームでまだバリバリ現役選手をやっている人が半数ということを考えると……選手の年齢的に「7年経てば引退してもしょうがないなぁ」と思えた阪神と、若手主体のチームだったのに「みんな出てっちゃった」と思われてしまった日本ハムの違いはあるように思えます。



【2016年開幕スタメン残留率ランキング】
1位:読売ジャイアンツ 55.555555%
2位タイ:東京ヤクルトスワローズ 44.4444444%
2位タイ:中日ドラゴンズ 44.4444444%
4位タイ:埼玉西武ライオンズ 40%
4位タイ:東北楽天ゴールデンイーグルス 40%
6位タイ:福岡ソフトバンクホークス 30%
6位タイ:千葉ロッテマリーンズ 30%
8位タイ:広島東洋カープ 22.2222222%
8位タイ:横浜DeNAベイスターズ 22.2222222%
10位:オリックス・バファローズ 20%
11位:阪神タイガース 11.1111111%
12位:北海道日本ハムファイターズ 10%


 ということで、「7年も経てば選手が入れ替わるなんて当然のこと」とは必ずしも言えない―――と、私は思いますし。大好きだった選手が応援しているチームを離れてしまったんだから、Twitterで愚痴るくらい許してあげなよって思います。




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≫ EDIT

「ベスト8を目指す」は口だけではなかった、日本サッカーの現在地

 サッカーW杯はまだ続きますし、私は決勝戦まで楽しむつもりですが……日本代表の戦いは「ベスト16」で終わってしまったので、今日の時点での私の感想を書いておきます。4年前も、同じタイミングで書いていたみたいなんで。

 今だからこそ、この話を蒸し返そう。「ハリルホジッチ解任は本当に正しかったのか?」

 4年前のこの記事に書いた通り、私は4年前のW杯直前のハリルホジッチ監督解任は残念だと思ったし、それ以降日本サッカー協会に対して懐疑的でした。
 東京五輪サッカー日本代表監督だった森保さんをフル代表の監督と兼任させるやり方も、「協会がコントロールしやすい人選」という印象でしたし、正直この4年間はサッカーに対して冷めてしまっていたところもあります。アジア杯は決勝でカタールに完敗、東京五輪はメダルに届かず、世界との差を感じ続けた4年間でした。


 「W杯のベスト8を目指す」という目標も正直言って空虚なものに聞こえたし、グループリーグの組み合わせを見た時は「また4年後に期待だな」と思ってしまいました。
 しかし、「W杯のベスト8を目指す」のならドイツやスペイン級の相手には勝たなくちゃなりません。それが分かっていた今回の日本代表は、ドイツやスペインに勝てるチームを作っていましたし、実際にグループリーグでは勝ちました。決勝トーナメントではPK戦での1回戦敗退で「ベスト8」には届きませんでしたが、口だけではなく、「ベスト8を目指す」のに特化したチーム作りが出来ていたと思います。


◇ 「ベスト8を目指す」とはどういうことなのか?

 4年前の記事にも書きましたが、現行の32チームで戦うサッカーW杯で「ベスト8を目指す」ということはイコールで「シード国を倒せるチームを作る」ということです。

 32チームは、4チームずつ8グループに分けられてグループリーグを戦うのですが……開催国の入ったグループ以外には、「世界ランキング上位」のシード国が入ってきます。
 今回のシード国は、「ブラジル(1位)」「ベルギー(2位)」「フランス(3位)」「アルゼンチン(4位)」「イングランド(5位)」「スペイン(7位)」「ポルトガル(8位)」の7チームです。この順位は、組み合わせ抽選会直前の3月31日時点での世界ランキングですね。ちなみにドイツは12位、日本は23位でした。開催国(カタール、51位)枠のいたグループAも、世界ランキング10位のオランダがいたのでほぼシード国みたいなものですね……(2002年の日本が戦った当時のベルギーやロシアよりも格上だと思います)

 開催国枠で出場した2002年大会以外は、1998年は「アルゼンチン」、2006年は「ブラジル」、2010年は「オランダ」、2014年は「コロンビア」、2018年は「ポーランド」が日本と同じグループのシード国として入っていました。そして、日本はこの5戦は全敗しています。今までシード国相手に、引き分けすら出来なかったんですね。


 「ベスト16」まではそれで行けたんですね。
 32チームを8グループごとに分ける今のサッカーW杯のルールなら、4チーム中2位に入れれば決勝トーナメントに進めるため、「シード国」に勝てなくても「ベスト16」までは進めるんですね。だから、毎回ベスト16までは割といろんな国が上がってくるんですよ。

 しかし、「ベスト8」に行くにはそれでは済みません。
 グループリーグを2位で突破して決勝トーナメントに進出した場合、決勝トーナメント1回戦で当たる相手は高確率で「シード国」、もしくは「シード国を倒した国」です。日本が過去2位でグループリーグを突破したのは2回で、2010年の時はシード国イタリアより上位になったパラグアイ、2018年の時はシード国ベルギーとの対戦でした。

 ちなみに今大会の8つのグループリーグで、シード国(世界ランキング最上位のチーム)がリーグ1位にならなかったのは、日本が1位になったグループEと、日本が決勝トーナメント1回戦で戦ったグループFの2つだけです。2位で決勝トーナメントに上がってきたチームの中では、クロアチアは恐らく一番強かったんじゃないかな……相性を考えると悪くない相手だとは思いましたけど。

 要は、決勝トーナメント1回戦でシード国と対戦したくなかったら、グループリーグでシード国を倒してグループリーグ1位にならなくちゃならないんですね。グループリーグか決勝トーナメント1回戦のどちらかで「シード国」を倒す必要があるんです。
 この記事を書いている時点で、決勝トーナメント1回戦は6つ終わりましたが、オランダを実質シード国と考えるならベスト8に進んだ6チーム中5チームがシード国です。多彩なチームが揃うベスト16から、ベスト8になると「いつものメンツ」感が一気に強くなるという。唯一シード国ではないクロアチアも、前回準優勝のチームですもんね……


 なので、「W杯でベスト8を目指す」ということは、「シード国を倒せる国」になる必要があるんです。「ブラジル(1位)」「ベルギー(2位)」「フランス(3位)」「アルゼンチン(4位)」「イングランド(5位)」「スペイン(7位)」「ポルトガル(8位)」、あと「オランダ(10位)」か。これらを倒せるチーム作りが必要なんですね。

 そして、日本は実際に「スペイン(7位)」に勝ちました。
 日本がW杯の舞台でシード国に勝ったのは初めてです。「ベスト8」には届かなくても、日本サッカー全体が「ベスト8を目指せるチーム」を作れた何よりの証明となったでしょう。


◇ 日本は何故ドイツ、スペインに勝てたのか

 個々のレベルアップは当然の話なので置いといて、今大会の特徴として「W杯で初めて、選手交代の枠が3人から5人に増えた」というものがあります。

 2020年の新型コロナの感染拡大の影響で「とりあえず試してみた」5人交代制は、戦術的な面白さを生んだこともあって世界的に取り入れられる傾向にあります。今回のW杯はそれを受けて、登録選手の数も23人から26人に増えたことで選手交代の引き出しも増えました。

 今回の日本代表はこれを最大限に利用したんですね。
 ゴールキーパーを除いた10人のフィールドプレイヤーの内5人を入れ替えられると、前半と後半で全く別のチームになることが出来ます。前半は守備的に入り、勝負の時間と見越した後半に攻撃的な元気な選手を次々と投入―――ドイツ戦、スペイン戦での劇的な逆転勝利を生みました。


 また、これは日本代表に限らず今大会のトレンドだと思うのですが、5人交代制を見越して、疲労も厭わず攻撃の選手が前からガンガンプレスをかけて守備をするシーンが目立つようになりました。
 そこでボールが奪えたら一気に攻撃に転じるショートカウンターを決められるワケで、現在のサッカーって「フォワードに求められるのは守備力」「ゴールキーパーやディフェンダーに求められるのは足元のトラップやパスの技術」なんですよね。「フォワードは点さえ取ってくれればええんや! 守備なんか出来なくてもかまへん!」みたいな時代ではないのです。

 スペイン戦の同点ゴールはまさに、三苫と前田が前線からボールを持った相手を追いまわし、それでも相手ゴールキーパーはパスを味方に繋ぐことが分かっていたため伊東純也がそれを狙ってヘディングで競り合ってボールを奪う、それを拾った堂安が見事なコントロールからのシュート―――と、堂安のシュートがもちろん最高だったのは大前提に、前線の選手が一丸となってプレスとボール奪取を狙ったからこその結果となっていました。


 しかし、この「5人交代制」を活かした日本の戦い方にも欠点はあって……敵に対して「前半と後半でちがうチームと戦っているみたいだ!」と困惑させられる一方で、味方も「前半と後半でちがうチーム組んで戦っているみたいだ!」と困惑させてしまうところがあるんですね。
 要は、「いつも同じメンバー」で戦うのに比べて、連携があまり上手くいっていない印象を受けました。三苫選手をあまり活かせていない場面はみなさん記憶に残っていると思いますが、久保選手も正直「宝の持ち腐れ」になってしまったなーと私は思いました。今大会のブレイク選手の一人と期待していましたが、流石に彼が活躍できるシチュエーションにはならなかった……

 そして、ドイツやスペインのように「ボールを持たれる」格上相手には、この戦い方は絶大な効果があったんですが……コスタリカみたいにガチガチに守りを固めてくる相手には、あまり活きないんですよね。ショートカウンターなんて狙えないし、かといって連携で崩すアイディアも感じられませんでした。良くも悪くも「三苫頼み」のチームになってしまったというか。


 更に、「5人交代できるから疲労なんて考えずに走りまくってプレスかけるぜ!」と言っても、中3日ペースで試合をして4戦目ともなると各選手に疲労が蓄積されていました。仮にクロアチア相手にPK戦で勝てたとしても、この次のブラジル相手に走る体力は残っていなかったんじゃないかと思います。


 本当にこのチーム、「ドイツとスペインに勝ってベスト8を目指す」に特化したチームだったと思うんですね。


◇ 4年後、「ベスト8」を目指すためには

 来年の話をすると鬼が笑うなんて言いますが、日本サッカーはここから「4年後」に向けた戦いが始まります。今回ベスト8まであと一歩のところまで行ったのだから、次こそは……と思うかも知れませんが、なんとサッカーW杯は次から大会の仕組みが抜本的に変わるんですね。

 出場チームが32から48に増えます。
 グループリーグは4チームずつだったのが、3チームずつに変更。
 3チーム中2位になると、32チームによる決勝トーナメントに進出。

 個人的にはこれ、クソアプデだと思うんですけど……まぁ、現状ルールではW杯出場が難しい国も出場させたいと運営側が考えたのなら仕方ないですね。「もうSplatoonなんて辞めてAPEX始めるぜ!」とはいかないのが、サッカーの哀しいところです。サッカーを続ける限り、FIFAの言う通りにしなければならないなんて理不尽極まりない!


 ということで、ですね……
 日本が出場した1998年のフランス大会から、2022年のカタール大会までのノウハウはもう活かされません! 「ベスト8を目指す」ためにどういうチームを作っていくべきかもよく分かりません。

 そもそも、サッカーの主要大会はずっと「4チームずつグループリーグを作って上位2チームが決勝トーナメント進出」だったので、3チームずつのグループリーグになるとどんなことが起こるか予想もつかないんですね。
 それこそ48人集めて、サッカーゲームとかでシミュレーションを組んでみたいくらいの未知の領域です。哀しいかな、私には友達が47人もいないので出来ない……! 誰か、友達がたくさんいる人がやってくれ……!


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