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『Slay the Spire』紹介/何度でも、1からカードを集めていくのは楽しい!

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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
単に「カードで戦う」だけではない、「デッキを作る」のが楽しいんだ
この戦闘システムだからこそ面白くなる、「敵」と「主人公」のバリエーション
一生遊べるローグライク+カードゲームの、ヤバすぎる融合


『Slay the Spire』
・開発:MegaCrit/発売(Steam版以外):Humble Bundle、(Nintendo Switchパッケージ版)フライハイワークス/日本語訳(Steam版以外):Kakehashi Games
Steam版:2019年1月24日発売
 Nintendo Switch用ソフト:2019年6月6日発売
 プレイステーション4用ソフト:2019年6月18日発売
 Xbox One/Series X|S用ソフト:2019年8月14日発売
 iOS版:2020年6月13日配信開始
 AndroidOS版:2021年1月22日発売
・デッキ構築型カードゲーム+ローグライク
・セーブスロット3個(オートセーブ)

※ PVはNintendo Switch版のIndie Worldのものです
  私が最初のエンディングまでかかった時間は約06時間、
  真のラスボス撃破までかかった時間は約75時間でした(1キャラのみ)
 ※ネタバレ防止のため、読みたい人だけ反転させて読んでください

↓1↓

◇ 単に「カードで戦う」だけではない、「デッキを作る」のが楽しいんだ

 『Slay the Spire』は、アメリカ人のAnthony Giovannetti氏とCasey Yano氏の2人がゲームデザインをして開発したインディーゲームです。
 2017年11月にSteamのアーリーアクセスが始まり、1年以上ユーザーからのフィードバックを募った後、2019年1月に正式リリースされました。その後にコンシューマーにも移植され、日本では2019年6月にNintendo SwitchとPS4、2019年8月にXboxOneで発売されました。2020年1月にはアップデートで4人目の主人公が追加された後、2020年6月にはiOSで、2021年1月にはAndroidOSで配信開始されました。

 要約すると、全機種で遊べるんだから「そのゲーム機は持っていないから遊べないなー」なんて言い訳ができないってことですね。遊べ!


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 どういうゲームなのかを簡単に説明すると……
 コマンドバトルRPGの「コマンド」が、「カード」になって配られて、その中から選んでいくというゲームです。「攻撃」も「防御」も「バフ」も「デバフ」も、カードで行われます。



 この説明を見て、「ファミコンのドラゴンボールじゃん!」と思った人はきっともうアラフォーです。開発者のインタビューを読んだところ、恐らくは影響は受けていないと思われます。

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<画像はファミリーコンピュータ用ソフト『ドラゴンボール 大魔王復活』より引用>

 ファミコンの『ドラゴンボール』って1作目はアクションゲームでしたが、2作目からは「カードを使って戦うRPG」路線に進むんですよね。その話もなかなか面白いので、いつかまた書いてみたいです。

・1988年8月12日『ドラゴンボール 大魔王復活』
・1989年10月27日『ドラゴンボール3 悟空伝』
・1990年10月27日『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』
・1991年8月10日『ドラゴンボールZ II 激神フリーザ!!』
・1992年8月7日『ドラゴンボールZ III 烈戦人造人間』
・1993年8月6日『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』

 ファミスタ並に毎年出ていたファミコンの『ドラゴンボール』ゲーム……配られたカードをCPUとせーので出し合い、☆の数が多い方がそのカードに書かれた漢字の攻撃(など)が出来るシステムでした。

 「どうしてRPGとカードを融合したの?」というと、元々RPGはサイコロを振るボードゲームから始まっているため、そのランダム要素の部分を「カード」に置き換えたのだと思いますが……バンダイは1988年6月から「カードダス」という自動販売機で販売されるカードを展開していて、1988年11月からは『ドラゴンボール』のカードダスも発売されて大人気だったことと無関係ではないと思います。

 ただ、「ドラゴンボールのカードダス」と「ドラゴンボールのゲーム」で共通するのは裏面のデザインくらいで、カードダスとゲームが連動することもなければ、遊び方も全然ちがったはずです。そもそもカードダスは「集めること」が目的であって、対戦して「遊ぶこと」はオマケみたいなものでしたからね。


 コンピューターゲームの話題から一旦離れ、アナログのカードゲームの話をすると……カードを「集めて」、それを持ち寄って「対戦して遊ぶ」文化を作ったのは『マジック:ザ・ギャザリング』と言われています。アメリカで販売開始されたのは1993年、日本で発売されるようになったのは1996年だそうです。
 トレーディングカードゲーム(TCG)と呼ばれるこのジャンルは日本でも人気になり、『ポケモンカードゲーム』『遊戯王OCG』『デュエル・マスターズ』『 カードファイト!! ヴァンガード』などなど様々な商品が生まれました。

 
 『Slay the Spire』の開発者の一人Anthony Giovannetti氏は幼少期から『マジック:ザ・ギャザリング』をプレイしていたそうですが、『Slay the Spire』に最も影響を与えたアナログゲームとして『ドミニオン』の名前を挙げています。アメリカでは2008年、日本では2009年に発売されたボードゲームです。



 『ドミニオン』は、TCGの「カードを集めて自分なりのデッキを作る」楽しさを落としこんだようなボードゲームで……スタートは全員同じ10枚のデッキから始まり、全員共通のカードから欲しいカードを購入・取得して、自分なりのデッキを作って、最終的に高ポイントを目指していくゲームなんですね。TCGで言えば、ゲームが始まる前の下準備の部分をゲームにしているというか。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 『Slay the Spire』もそうなんです。
 戦闘の部分だけを見ると、ファミコンの『ドラゴンボール』のようなゲームに見えるかも知れませんが、ファミコンの『ドラゴンボール』で配られる手札は完全にランダムです。デッキ構築の概念はありません。

 『Slay the Spire』は、(選んだ主人公ごとに)毎回同じデッキで始まり、ザコ戦・ボス戦に勝つごとに報酬として取得するカードを選び、それを1枚ずつデッキに加えてデッキを強化していきます。戦闘時に配られるカードは基本的にこのデッキの中のものだけなので、カードの組み合わせを考えながらデッキを作っていくのが楽しいし、悩ましいゲームなんです。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 例えば、この「触媒」というカード―――
 敵が毎ターン10喰らう毒を持っていたら、それを20喰らう毒にしてしまうムチャクチャ強力なカードなのですが。喜び勇んで最初にこのカードを入手したは良かったけれど、そもそもの「相手を毒にするカード」がその後に1枚も入手できなくて何の役にも立たないなんてことも余裕でありえるゲームなのです。


 「このカード」単品では何の役にも立たないけど、「このカード」と「そのカード」と「あのカード」を組み合わせるとものすごい強さになる―――のに、最後に必要な「あのカード」が入手できない!! そうしたジレンマがあるからこそ、狙い通りのカードが揃ったときの喜びは他に代えがたいものがある、それがこの「デッキ構築型カードゲーム」の魅力だと思います。


 この記事の最初に載せたIndie WorldのPVは2018年末に公開されたものなのですが、「ローグライク+カードゲーム」という組み合わせについて朴さんが「あまり聞かない組み合わせですね」と言っているんですね。
 しかし、『Slay the Spire』が大ヒットしたこともあり、現在では『Slay the Spire』系と言われる「ローグライク+カードゲーム」はインディーゲームでごまんと出るようになりました。『ドラクエ』がヒットしたらファミコンにRPGが溢れたとか、『ストII』がヒットしたらアーケードに格ゲーが溢れたみたいな話で、『Slay the Spire』は一つのジャンルを作ってしまったと言っても過言ではないのです。


↓2↓

◇ この戦闘システムだからこそ面白くなる、「敵」と「主人公」のバリエーション
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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 もうちょっと細かくゲームシステムを解説していきましょう。
 1ターンでプレイヤー側が使えるカードは、左下の「エネルギー」の数だけです。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』の画面に手を加えたものです>

 スクショで言うと、「3/3」と書いてあるのがエネルギー。
 そして、カードの左上に書いてあるのが、そのカードの「コスト」です。

 この場合は1ターンに「コスト3」まで使えるので、「ストライク」+「ストライク」+「防御」とか、「灼熱の一撃」+「ストライク」とかの組み合わせが出来ますね。もちろんエネルギーを全部使わなくても構いませんが、使わなかったエネルギーを次のターンに持ち越す、みたいなことは通常は出来ません(それが可能になるレリックもあるけど、レアなので基本は手に入らないものとして説明します)


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』の画面に手を加えたものです>

 そして、『Slay the Spire』最大の発明とも言えるのが、敵がこのターンに取る行動が分かる「インテントシステム」です。敵の上に表示されているアイコンによって、このターン、この敵は「バフ(パワーアップ)」をすることが分かります。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 例えば、こちらの画面の場合……左の敵は「6ダメージの攻撃」をしてきて、右の敵は「バフ(パワーアップ)」をすることが予め分かります。こちらが受けるダメージは「6」と分かっているので、防御カードなどを使って「ブロックを6以上」得ればこのターンはノーダメージで乗り切れますし、残りのエネルギーは攻撃に使うことができます。

 つまり、敵の行動が予め分かっていることで、余計なダメージを喰らうのを抑え、効率よく敵にダメージを与えられるように考える戦略性が強まったんですね。
 ファミコンの『ドラゴンボール 大魔王復活』のように「敵が出すカードが分からない」と、取っておいた必殺技カードがムダになってしまうみたいな「運」の要素が強かったんですが、『Slay the Spire』はこのシステムのおかげで「運」よりも「戦略性」が強いと感じます。


 このシステムはすごい「思い切っている」というか……
 カードゲームやボードゲームだと「対等の条件での対戦」にしなければならないため、それをCPUと遊べるゲームにしようと考えたならこういう「プレイヤー側だけ一方的に有利になるシステム」って生まれてこないと思うんです。「カードで戦うローグライクRPG」を考えた時、「じゃあ対人戦も出来るようにしよう」とどちらにも公平なシステムにしがちだと思うんですね。

 でも、この『Slay the Spire』は1人用専用のゲームとして特化して作ったため、プレイヤー側にとって有利な「ちょっとズルイ」このシステムとか、壊れ性能のアイテム(レリック)とか、組み合わさると鬼のように強くなるピーキーなカードが結構あるんですね。
 このゲームを「対戦もできるゲームにしよう」としていたら採用できなかったであろうそれらも、1人用専用のゲームなら「ちょっとズルイ」くらいの方がお得感があって許される―――


 なので、このゲームは『マジック:ザ・ギャザリング』や『ドミニオン』の影響を受けているとは言え、遊んでいて一番近い感覚は「クロンダイク」や「スパイダー」などの一人遊び『ソリティア』だと思いました。あの中毒性はそのままに、もっともっとスリリングにして、戦略性を強めたカンジです。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 そして、このゲームがしっかり面白いのは、「革新的なゲームシステム」を発明しただけでなく、「それを活かした敵」をしっかり作って配置しているところなんですね。何となくで作られた敵なんてほとんどいません。

 例えば、上の2枚のスクショは、最序盤から登場する敵「狂信者」なんですが……コイツは毎ターン攻撃力が「少しずつ上昇していく」特徴を持っています。
 最初の一撃は「6ダメージ」なので、1ダメ覚悟で「5ブロック」で残りのエネルギーを攻撃に回せるのだけど。次の攻撃は「9ダメージ」に上がるので、ノーダメージで乗り切るには防御×2で「10ブロック」必要になり、攻撃1枚しか出来なくなってしまいます。更に次のターンは「12ダメージ」になるので、防御×2の「10ブロック」でも防ぎきれなくなるという。

 ターン数をかければかけるほど敵が強くなっていくので、少々のダメージ覚悟でもスピード勝負でさっさと倒さなくちゃならない―――と、最序盤に教えてくれるのです。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 こちらの敵は序盤の強敵枠「エリート」で登場する「セントリー」です。使用不可のカード「めまい」をこちらのデッキにねじ込んでくるという特徴があります。
 高威力の「攻撃」を喰らうよりかは楽だーと思っていると、こちらの手札が「めまい」だらけになってマトモな行動が取れなくなって―――このゲーム、デッキの中に「要らないカード」があると、必要な「防御」等のカードが手札に入らずにボコボコにぶん殴られると序盤で教えてくれるんですね。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 こちらは序盤のボスの1人「ヘクサゴースト」で、1ターンごとに周りの炎が点火していき、全て着火した6ターン目に高威力の大技をぶち込んでくるという敵です。敵が強力な攻撃を控えているのが視覚的にも分かりやすいのが、スーファミ時代の『FF』みたいで好きです。

 デッキ作りが中途半端で、コイツと戦うまでに「6ターン回ってくる前に決着をつけられる攻撃力」も「高威力の攻撃に耐えられる防御力」も用意できていないと落第を喰らってゲームオーバー→ 最初からやり直しという序盤の壁のイメージがあります。



 とりあえず序盤の敵3つ紹介しましたが、もちろん敵の数は何十体といて、ゲームが進めば進むほどピーキーな能力を持ったヤツが出てきます。ボスやエリートは章ごとに「3体の中からランダムで1体」が登場するので、毎回のプレイ感覚が変わるのも良いところですね。「○○倒せるデッキが出来た!」→ 「○○出ねえ!」ということも多々あります(笑)。


 また、プレイヤーが選べる「主人公」も最終的に4キャラから選ぶことが出来て、それぞれに初期&入手できるカードが違います。

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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 1人目は戦士タイプの「アイアンクラッド」。
 筋力を上げる方法が豊富で攻撃力が高くなる上に、初期アイテム(レリック)で戦闘終了ごとにHP6回復してくれるので少々のダメージを気にしなくて良いキャラです。脳筋のように見えるけど、「バフ(パワーアップ)」と「デバフ(敵の能力ダウン)」が大事ですね。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 2人目は殺し屋タイプの「サイレント」。
 防御無視の毒デッキを作るか、大量のナイフで敵をめった刺しにするナイフデッキを作るか……搦め手で敵を倒すキャラなので、好みは分かれるみたいです。私はこのキャラで真のラスボス倒したので愛着あるけど、型にハマらなかった時のどうしようもなさも否応なく痛感しました。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 3人目はロボ「ディフェクト」。
 「毎ターン終了時に、攻撃や防御などの効果を発動してくれる」オーブをセットしておけるのが特徴です。オーブのセットや強化に時間がかかるため、短いターンで決着をつけなくちゃならない相手が苦手……だけど、型にハマった時の無敵感は脳汁が出まくります。

 初期からいる主人公の3人目なだけあって、上級者向けというか「システムからして別ゲーじゃねえか!」と思わせるキャラです。


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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 アプデで追加された4人目は盲目の苦行者「ウォッチャー」。
 「スタンス」という、このキャラ独自のシステムがあって、「与えるダメージ・喰らうダメージが共に2倍になる」憤怒のスタンスに切り替え&戻しながら戦うキャラです。
 熟練者からすると「壊れ性能すぎて逆につまんない」らしいのだけど、私レベルのプレイヤーにはよく分からない……後から追加されたキャラなこともあって、コイツの弱点を突ける敵キャラがいないみたいなことなのかな。



 ということで、主人公サイドも相当にピーキーで、「このシステムを使ったらこんな遊びが作れそう」と考えられたキャラ達になっています。4人の主人公の誰で始めるのかで、別のゲームを遊んでいるみたいな感覚になりますからね。

 なので、前項で述べた“『Slay the Spire』系と言われる「ローグライク+カードゲーム」はインディーゲームでごまんと出ている”って話もよく分かるんですよね。この優れたテンプレを使い、でもカードの中身を変えるだけで全くの別ゲーになるので、「俺の考えた最強に面白いSlay the Spire」を作りたくなるんでしょう。
 『ドラクエ』以後にファミコンにRPGが溢れたとか、『ストII』以後にアーケードに格ゲーが溢れたのと同じで、「俺の考えた最強に面白い○○を作りたい」と思わせる余地こそが、そこにジャンルが生まれる土壌になるのだと思います。


↓3↓

◇ 一生遊べるローグライク+カードゲームの、ヤバすぎる融合
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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 このゲームのマップは毎回「ランダムで作られたマップ」が与えられます。
 スタート地点を選び、分岐を選びながら上に向かって、一番上まで到達すると「その章のボス」との対戦となります。

 「敵」はザコ戦で、戦闘になるためダメージを喰らう可能性は高いですが、勝利すると報酬として「お金」と「カード」をデッキに加えることができます。どの敵が出てくるかは、ある程度のプールはありますがランダムで、報酬のカードはランダムで選ばれた3枚の中から1枚を選ぶ形です。
 「エリート」はザコよりも強力な敵との戦闘で、かなり強いですが、勝利すると報酬として「お金」と「カード」と「レリック」というアイテムをもらうことが出来ます。どのエリートが出てくるかは章ごとに3つの中からランダムで選ばれて、報酬の「レリック」はランダムで決まります。

 「休憩」は貴重な回復場所ですが、回復ではなく「鍛冶」をすることで持っている「カード」を強化することも出来ます。「鍛冶」をするために、なるべく回復をしなくて済むようにザコ戦でのダメージを減らせるかどうかがこのゲームのポイントとなります。
 「宝箱」は「レリック」というアイテムがもらえる場所で、どのルートを通っても各章で1つ入手できます。どの「レリック」がもらえるかはランダムです。
 「商人」は、貯めたお金で「カード」「レリック」「ポーション」を購入することが出来て、お金を払えば要らないカードの除去もしてもらえます。店に並ぶラインナップはランダムです。

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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 「未知」はランダムイベントですが、「敵」「商店」「宝箱」が出ることもあります。


 ということで……このゲームは、どの「敵」が出現するかも、どの「カード」を入手できるかも、どの「アイテム」を入手できるかも、どの「イベント」が起こるかも、ランダムで決まります。


 元々「カードゲーム」自体がランダム要素の強い遊びですけど、「カードゲームにおけるランダム要素」と「ローグライクゲームにおけるランダム要素」の共通点を見抜き、この2つを融合して生まれたのが『Slay the Spire』と言えるんですね。

 「ローグライクゲームとは何ぞや?」という話は、今年に入ってから『トルネコの大冒険』の記事に書いているのでそちらを読んでください。

(関連記事:『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』紹介/「日本人の口に合わせた」ローグライクの誕生


 Anthony氏が影響を受けた「ローグライクゲーム」は、『Rogue』や『トルネコ』ではなく、『Dead Cells』や『FTL: Faster Than Light』らしいのですが……
 同時期に『トルネコ』もプレイしていた私からすると、確かに『トルネコ』でいう「今回はどのアイテムを拾うのかというランダム性」と「拾ったアイテムの中から何を残すのかという戦略性」は、「カードゲームのデッキを構築する楽しさ」に通じるものがありました。こういう事態に備えてこのアイテムは残そう、こっちのアイテムがあるならもうコレは要らないだろう、みたいな。

 また、死んだら終わりで最初からやり直しの「ローグライクゲーム」は、毎回毎回手札を配り直すアナログゲームに近いところがあると思うんですね。麻雀なんかも「運の要素」と「考えて上達する戦略性の要素」のバランスが絶妙なので、「クソ! アガれなかった、でも次こそは!」と思わされてしまうの、すごく「ローグライクゲーム」っぽいですし。


 だから、(真のラスボス撃破までを考えるなら)決して簡単なゲームではありませんし、私も一時期はクリアを諦めかけましたけど……「今日こそはクリア出来るんじゃないか」と思って毎日起動して、気付いたらものすごい時間が溶けているゲームなんですね。

 私は死ぬほど積みゲーがあるので1キャラでクリアしたところで引き上げましたが、全キャラクリアを目指したらその4倍は遊べるでしょうし、更に高難度にする「登塔レベル(Steam版はアセンション)」は20レベルまであるそうです。
 更には通常とはちがう遊び方を世界中の人達と同時に遊ぶことができる「デイリーチャレンジ」や、好きなように設定をイジって遊べる「カスタムモード」なんかもあります。「カスタムモード」は設定によっては超ヌルゲーになるので、本編が難しすぎてクリア出来ないって人はこちらを遊ぶのも手です(実績とかは解除されないと思いますが)。

 マジで、遊ぼうと思ったら一生遊べてしまうゲームで、何百時間もプレイしている人がいるのも分かります。これで定価2570円ってどんなコストパフォーマンスなんだ!!



◆ で、結局どういう人にオススメ?
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<画像はNintendo Switch版『Slay the Spire』より引用>

 「カードゲーム」が題材のゲームですが、完全に一人用のゲームですから、「ソリティア」のような一人遊びのゲームを延々と遊んでしまうような人にこそ是非オススメです!

 「カードゲーム詳しくない」とか、「ローグライク詳しくない」とかは、まったく気にしなくて良いと思います。これはその2つから生まれた「全く新しいジャンルのゲーム」ですからね。むしろ、『Slay the Spire』系のゲームがたくさん生まれている今だからこそ、本家とも言える『Slay the Spire』をプレイしておきましょう! 沼へようこそ!


 ちなみに、私がプレイしたNintendo Switch版はタッチパネルでの操作にも対応していました。ですが、スマホ版の評判と同様に、カードを選んだときの反応があまり直感的ではなくて、慣れるまでは大変そうです。


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2022年の春アニメで、私が面白かった作品 & サブスク等で観るオススメの作品

 私の個人的なメモ目的と、サブスク等で何か観るものを探している人にオススメする目的で、今季実際に全話観て面白かったアニメを記録していこうと思います。


 春アニメまではしばらく「アニメ全作品紹介」をしていたのですが、「面白いかどうか分からない作品を全作品紹介される」ことにワクワクしてくれる人が昔(10年前くらい)に比べて減っている印象があって……
 AmazonプライムビデオやNetflixに加入している人が多くなったサブスクの時代は、「これから始まる面白いかどうか分からないアニメ」の情報よりも、「一気に全話観られる確実に面白いアニメ」の情報の方が求められているんじゃないかと思ったんですね。


 なので、とりあえずやる気が継続する限りは、毎シーズン「私が面白かったアニメ」を紹介して、それらの作品がサブスクで観られるのかどうかを載せていこうかなと思います。
 記載するサブスクは、とりあえずAmazonプライムビデオ(見放題)、Netflix、Hulu、Abemaプレミアム、dアニメストアの5つにしましたが、「俺が入っている○○がないんだけど!?」という人はコメント欄に書いて下さい。追加していくんで(※1)

(※1:ごくまれに、コメントをしないで「自分の思ったことが反映されない! この人は分からずやだ!」と怒り出す人がいるんですけど……私はエスパーじゃないので、頭の中で思っただけで意見が伝わるだなんて思わないで、コメントにして伝えてください。)



【パリピ孔明】
 <公式サイト女男男女男


 『三国志』時代の天才軍師が、現代の渋谷に転生する―――という、どう考えてもふざけた設定に思えるのだけど、「音楽に情熱を燃やす若者達を描いたドストレートな王道青春アニメ」でした。三国志知識は「知っていたらニヤリと出来る」程度なので、キャンプ知識がなくても『ゆるキャン△』は楽しめるみたいなカンジで、三国志に詳しくない人にもオススメです!

 深夜アニメの主人公やヒロインって、どうしても高校生くらいの年代のキャラが多くなりがちなんですが……P.A.WORKSの作品って、『SHIROBAKO』や『サクラクエスト』、『白い砂のアクアトープ』などなど社会人が主人公の作品も多くて、大人になっても悩みはあるし、夢を追いかけてイイし、青春は続くんだと描いてくれていると思うんですね。
 『パリピ孔明』は漫画原作のアニメですから、それらのオリジナルアニメとはちょっとちがうと思いますが……この作品も大人(少なくとも高校は卒業している年代のキャラ達)が主人公で、大人になってからも夢を追う人々を描いているところが好きでした。

 大人になると、「夢の可能性」もどんどん狭まるし、不安との戦いになるし、現実との折り合いをつけなくちゃならなくなっていくので……その辺を描いた後半のストーリー、特に久遠七海の話がすごく良かったです。『バンドリ』の卒業後のバッドエンドみたいだと仲の良いフォロワーさんが表現していて、納得の一言でした。無邪気に夢を追いかけていた末路がコレだよ!


<こういう人にオススメ!>
・たくさんある「夢を追う高校生」の作品達の、“その先”を観たい人
・音楽アニメが好きな人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ Netflix Hulu Abemaプレミアム dアニメストア



【であいもん】
 <公式サイト男女男女男


 東京で売れないミュージシャンをしていた主人公が、京都の実家の和菓子屋に帰ってくると、そこには「父親に置いていかれた小学生の女の子」が居候をしていた―――という設定の作品なので、エロイことしか頭にないこのブログの読者諸君どもは「うっひょ~~! ロリと同居ものだーーー! ひゃっほーーい!」と思うにちがいない、こんなブログを読んでいる人はそんな卑猥な人しかいないはずだ、と思うのですが!

 この作品は、小学生をエロイ対象とは見ていなくて(当たり前だ!)、「父親に捨てられた少女」の父親代わりになってあげる疑似家族モノなんですね。主人公を恋愛対象として見るキャラは他にいますので。
 なので、一果ちゃんはムチャクチャ可愛いんだけど、その可愛さは「娘を愛でるような可愛さ」であって……季節によって着ている服が変わって、それに合わせて髪型も変わって、主人公(=疑似的な父親)相手にはツンツンするような、等身大の小学生っぽいところが可愛いんですね。


 んで、これは私の持論なんですけど……
 『けいおん!』が出てきた2010年前後以降の日常アニメ―――男キャラがほとんど出てこなくて、女のコ達だけでワチャワチャ楽しそうにやっているアニメを、私は「どの視点で観ているか」というと父親目線で観てきたんですよ。『けいおん!』も、『ごちうさ』も、『ラブライブ!』も、『バンドリ』もそうでした。

 娘達が楽しそうにしているのを観ると幸せな気分になるのだけど、だからこそ男キャラとあまり絡んで欲しくないし、エロイ姿も見たくない―――私はそういう楽しみ方をしてきました。
 みんながみんな私みたいな楽しみ方をしているとは言いませんが、ある程度の年齢になった男性視聴者にはそういう人も少なくないんじゃないかと思います。というのも、上に挙げた例だと『ごちうさ』は例外ですが(有名どころだと『ゆるキャン△』とかもそうか)、多くの日常アニメだと「母親」は登場するのに「父親」は登場しないんですよ。そこ、私のポジションなんで。


 そして、この観点でこの『であいもん』という作品を見ると、まさに「ある日突然、娘が出来る」という父親目線をストーリーに組み込んでいる作品なんですね。和という主人公は、「美少女の父親になりたい」私達の願望を体現している主人公なのです。

 だからこの主人公、最初からずっと一果ちゃんを溺愛しているし、ツンツンされても絶対に一果ちゃんを嫌いにならないし、32歳という微妙な年齢で「お父さん」と勘違いされてもむしろ喜ぶという……一見すると、結構変なキャラなんですよね。一番現実味のないキャラというか。それは、「私達」というあの世界には存在しないはずの視聴者(読者)を具現化させた姿だからじゃないかと思うのです。


<こういう人にオススメ!>
・「小学生の娘」を父親目線で愛でたい人
・暖かい話と、優しい世界が好きな人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ Hulu Abemaプレミアム dアニメストア




【アオアシ】
 <公式サイト男男男男男


 こちらは(恐らく)2クールものの1クール目が終わったところまでですが、アニメ紹介配信なんかでしゃべったことの答え合わせをしなくちゃいけないなと思ったのでピックアップします。

 このアニメはサッカーアニメですけど、「高校のサッカー部」ではなく「Jリーグのユース」が舞台なのが珍しい―――という話をアニメ紹介配信では喋っていました。でも、この作品にとって「Jリーグのユースが舞台」なのは、ただ舞台がそうなだけであって、この作品の最大の魅力ではないんですね。

 『アオアシ』というタイトルは、主人公:青井葦人から取られているのですが……「葦人」という名前は、フランスの哲学者パスカルの「人間は考える葦である」から来ていると思われます。意味は「人間は自然界の中では弱い存在だけど、“考える”ことが出来る」みたいなカンジですね。んで、『アオアシ』の中でも「考える」というフレーズがムチャクチャ出てきます。


 つまり、この作品―――
 サッカーは「考えるスポーツだ」と描いている作品なんですよ。

 野球は心理戦と相性がイイので、「考える野球漫画」ってムチャクチャたくさんありますよね。『おおきく振りかぶって』だってそうだし、『ONE OUTS』だってそうです。
 では、サッカーはというと……動的なスポーツ故に、野球とちがって心理戦をストーリーの中に組み込みにくく、リアル系のサッカー漫画でも「考えるサッカー漫画」ってあまりなかったと思うのです。いや、「考えてはいる」けど、そこがメインにはならないというか……


 『アオアシ』はタイトルに「考える葦」を連想させるものを入れているくらいなので、「サッカーは考えなくちゃならないスポーツ」であることをメインテーマとして描いています。そのため、葦人は最初「あまり考えない選手」として描かれていて、1クール目の終盤までは結構キツイ展開が続くんですね。
 碌な指導も受けていない、ド田舎のサッカー部のワンマンエースだったから仕方がないのだけど……次のステージに進むたびに「一番できていない」と言われるし、そもそも本人に協調性がないし、周りが見えていないし、ヒロインにもつらく当たるし。

 でも、それらのキツイ展開も、主人公に「考えさせる」ためにあったんですね。

 そして、「Jリーグのユース」が舞台なのも、ジュニアユースから繰り上がってきたメンバーに徹底された「考えるサッカー」を葦人は分かっていなくて、必死に考えてそこに適応していくためと描かれていて―――これは「高校のサッカー部」を舞台にしていたら、ちょっと出来なかったかもなと思います。


 ということで、サッカー好きな人はもちろん、「サッカーって何を面白がるスポーツなの?」という人にも是非オススメしたいです!


<こういう人にオススメ!>
・「サッカー」に興味はあるけど、まだよく分からない人
・最弱主人公が必死に這い上がっていくのに燃える人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ Netflix Hulu dアニメストア



【かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-】
 <公式サイト女男女男女


 大人気ラブコメは3期までもムチャクチャ面白かったです!

 まぁ……実は、3期終盤の展開は雑誌連載時にTwitterのフォロワーからネタバレ直撃されていて、「結果の分かっているスポーツの試合をボーッと眺めている」のに近い状況だったのですが。恐らくネタバレされていなければ100点満点中5億点くらいだったのが、ネタバレされたために92点くらいに減点はされましたが、それでも面白かったです。

 恨み言、終わり。


 「恋愛描写に興味がないって言っている割に、やまなしさんってかぐや様好きですよね?」と思われていそうなので、ちょっと弁明がてら『かぐや様』のどこが好きなのかを語っておこうと思います。

 私、この作品は98%がギャグ漫画で、ごくまれに2%くらい恋愛要素を含めたシリアス展開が描かれる漫画くらいだと思っているのです。
 確かに白銀会長もかぐや様も「恋愛」をしているのだけど、そこがメインというより、「恋愛」をしているせいで素っ頓狂な行動を取ってしまうのが面白いんですね。つまり、この作品における「恋愛」とは「Bダッシュ禁止でスーパーマリオを遊ぶ」みたいな“枷”! “縛りプレイ”! ゲームデザイナーが想定していないことが起こる“未知の展開”!


 なので……この作品においても私は、誰と誰がくっつこうがどうでもよくて、ただ「ギャグが面白くなる」キャラ同士の関係性でいてくれたらなーと思って観ています。
 そういう意味では、3期は「かぐや様とは緊張関係にある」のに「白銀・石上の生徒会男子チームとは分かりあえている」四条眞妃さんの存在が面白かったです。これまでにはいないポジションに収まったキャラだったので。

 あと、私は「いろんなキャラがちゃんとこの世界に生きている」と感じさせてくれる群像劇が好きなので、1期・2期・3期と増えたキャラクター達がそれぞれワチャワチャと動き回る文化祭編は楽しかったです。


<こういう人にオススメ!>
・ゲラゲラ笑えるギャグアニメを観たい人
・たくさんのキャラが登場する学園モノの雰囲気が好きな人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ(1期2期3期
 Netflix
 Hulu(1期2期3期
 Abemaプレミアム(1期2期3期
 dアニメストア(1期2期3期



【まちカドまぞく 2丁目】
 <公式サイト女女女女女


 こちらも2期モノです。
 『まちカドまぞく』1期も面白かったのだけど、キャラクターの魅力と、小原好美さんのハイテンションな演技で全部持っていくようなアニメだったのが……2期はシャミ子が「なんとかの杖」を手に入れることで、いろんなことが出来るようになって、真っ当に主人公が活躍するカタルシスのあるアニメになっていたと思います。「なんとかの杖」、ありがとう。

 また、シャミ子がしっかりと成長することによって、シャミ桃以外の周りのキャラクターを描いて、活躍させる余裕も出てきた印象です。最終回みたいな展開、すげえ好き。分かりやすく文章にすると、1期が「シャミ桃、尊い……」だったのが、2期で「この街そのものが尊い……」になったというか。


 永遠にこの街の様子を観ていたいので、10期くらいまでアニメが続いて欲しいです。


<こういう人にオススメ!>
・小原好美さんのハイテンションなキャラが好きな人
・優しい世界が好きな人


<視聴可能なサブスク>
 Amazonプライムビデオ(1期2期) Hulu(1期2期) Abemaプレミアム(1期2期) dアニメストア(1期2期



【じゃんたま Pong☆】


 原作の『雀魂 -じゃんたま-』にも、そもそも麻雀にも興味がない―――って人も、ちょっと待った!

 このアニメの「監督・シリーズ構成・脚本」を担当されている森井ケンシロウさんは、『BanG Dream! ガルパ☆ピコ』や『ぷちセカ』などの「スマホゲーを原作にしたショートアニメだけど、原作の設定をぶっ壊すぶっ飛んだアニメ」を作る人なんですよ。そのためCiRCLEは壊れるし、類くんはタイムマシンを作るし。

 なので、この『じゃんたま Pong☆』も原作をあまり知らなくても楽しめるだろうと期待していましたが、期待通り原作も麻雀も知らなくても大丈夫なぶっ飛んだアニメになっていました。3話→4話の流れがめっちゃ好き。

 現在のところYouTubeで全話公開中で、1話1分半とサクッと観られるので時間のない人にもオススメですよ!

<こういう人にオススメ!>
・「なんじゃこりゃー」と言いたくなるアニメを観たい人


<視聴可能なサブスク>
 YouTubeで全話公開されているので、サブスクでの配信はないみたい




 以上です。
 自分用のメモではありますが、「一気見できる面白いアニメないかなー」という人に参考にしていただけるとうれしいです。

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