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変わらない価値のあるもの

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2019年10月近辺から始まる秋アニメ全作品を三行ずつで紹介していきます!

 3ヶ月に1度の全作品紹介記事が来ましたよー。
 最近アニメの作品数が減ったと言われていますが、「2期モノ」「3期モノ」などを除いて春アニメが39作品、夏アニメが36作品、今回の秋アニメが9月12日現在確認できたのが36作品となりました。1年前の秋アニメが45作品だから随分減ったように思えますが、今季は特に「2期モノ」「3期モノ」「4期モノ」が多いので判断の難しいところ。


 ということで、ストーリーの続きから始まる「2期モノ」「3期モノ」と、本編を知っていることが前提じゃないかなぁと思われる「スピンオフもの」は省いています。数えてみたら15作品。この数もカウントしていくと色々なことが分かりそうではありますね。

 今季の「予備知識なしでも観られる新作かは微妙だけど入れてみました作品」は、『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』『ゾイドワイルド ZERO』『かいじゅうステップ ワンダバダ』あたり。これらはメインキャラクターを一新しているので前作までを観ていなくても大丈夫と判断しました(『アイカツオンパレード!』は大丈夫ではないと判断して入れませんでした)
 『無限の住人-IMMORTAL-』『真・中華一番!』も新たなアニメ化と考えて、入れました。

 前季の『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』と『とある科学の一方通行』は「ここから観ても大丈夫」とはちょっと言いづらかったですけどね……

・見所を紹介する文章は、全作品「三行ずつ」にします
・放送日のリストは、リンクを貼っておくのでそちらを見てください
・PVのスクショを載せているので、PVを観たい人はリンク先に飛んでください
・上から7番目までは「以前の7作品紹介する記事」と同じように選んでいます
・イメージが伝わるように原作本の画像を載せていたのを、以前はキンドル本と紙の本の両方の画像を載せていましたが、それを片方のみにします(キンドル本があればキンドル本を優先)





◇ 『私、能力は平均値でって言ったよね!』
 <公式サイト女女女女女放送情報

・今季のプッシュ1枠目は!まさかの、小説家になろうが原作の異世界チートものです!
・「人より出来る」せいで窮屈な人生を送った女子高生が、転生先では普通のコを目指す
・のに、何故かチート性能になっちゃうという。『ゆるゆり』の監督なのでそっち方面も期待

私、能力は平均値でって言ったよね!
TVアニメ「私、能力は平均値でって言ったよね!」メインPVより引用>



◇ 『BEASTARS』
 <公式サイト男女男女男、放送情報は公式サイト参照>

・原作は週刊少年チャンピオンで連載中の漫画で、色んな漫画賞を受賞した作品です
・擬人化された肉食動物と草食動物が通う、全寮制の学校を舞台にした青春群像劇
・制作は『宝石の国』のオレンジなのでフルCGアニメなんですね。フジの+Ultra枠で放送

BEASTARS.png
TVアニメ「BEASTARS」第3弾PVより引用>



◇ 『歌舞伎町シャーロック』
 <公式サイト男男男男女放送情報
・Production I.Gによるオリジナルアニメで、MBSのアニメイズム枠で2クール作品です
・新宿區歌舞伎町を舞台に、ホームズなどの複数の探偵の活躍を描いていくみたい?
・本格的な推理モノというより、コメディっぽいカンジかな。モリアーティ教授がショタだと?

歌舞伎町シャーロック
TVアニメ「歌舞伎町シャーロック」第3弾PVより引用>



◇ 『俺を好きなのはお前だけかよ』
 <公式サイト男女女女男放送情報

・原作は電撃文庫で刊行中の学園ラブコメで、主人公が二人の美少女から告白された
・と思ったら、二人が好きなのは別の男で、主人公はその恋愛相談に応えるという話です
・「ラブコメの定番」をメタ的・パロ的に捉えた作品ですね、果たしてそれがどっちに出るか

俺を好きなのはお前だけかよ
TVアニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」【第1弾PV】より引用>



◇ 『アサシンズプライド』
 <公式サイト男女女女女放送情報

・原作は富士見ファンタジア文庫で刊行中のライトノベルで、ファンタジーものです
・太陽も月もない世界で、人々を守る貴族に生まれながら能力のない無能才女がヒロイン
・その無能才女の暗殺を命じられていた主人公が家庭教師として彼女を育てていくという

アサシンズプライド
TVアニメ アサシンズプライド 第二弾PVより引用>



◇ 『放課後さいころ倶楽部』
 <公式サイト女女女女男、放送情報は公式サイト参照>

・原作はゲッサンにて連載中の漫画で、カードゲームやボードゲームを題材にしています
・ごきぶりポーカー、人狼、カタンなど、実在するアナログゲームを女子高生たちが遊ぶ
・夏は遭難したり筋トレしたりだった女子高生も秋からはゲームを遊べるんですね良かった

放課後さいころ倶楽部
TVアニメ「放課後さいころ倶楽部」PVより引用>



◇ 『アズールレーン』
 <公式サイト女女女女女放送情報
・原作は2017年に配信開始になった中国製スマホ用ゲームで、艦これフォロワーの一つ
・艦これとちがって、基本的には連合国側の艦をモチーフにした女のコ達が戦います
・本PVなかなか出てこなくて不安だったのだけど、バトル描写むっちゃいいね。期待大

アズールレーン2
TVアニメーション『アズールレーン』本PVより引用>



◆ 『慎重勇者』
 <公式サイト、男女男女、放送情報は公式サイト参照>

・原作はカクヨムの小説で、そっちのタイトルは『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』
・異世界に召喚されたチート級の主人公は、レベルMAXまで筋トレするくらい慎重だった!
・ということで、第2ローテの1枠目も「異世界チートもの」のパロディ的作品にしました

慎重勇者
TVアニメ「慎重勇者」ティザーPVより引用>



◆ 『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』
 <公式サイト男男女男?男?、配信情報は公式サイト参照>

・ガンダム40周年記念作品で、テレビ放送はなく、YouTubeでの配信になるそうです
・ガンダムを題材にした架空のオンラインゲーム内で活動する主人公達を描くシリーズです
・今までのシリーズとちがって大人の視点を入れるため、主人公が高校生になったとか

ガンダムビルドダイバーズReRISE
『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』PVより引用>



◆ 『バビロン』
 <公式サイト、男男男女男、放送情報は公式サイト参照>

・原作は野崎まど先生による小説で、ジャンルはSFリーガルサスペンスらしいです
・「自殺」や「安楽死」といったテーマを描いた、作者曰く“公序良俗に反する作品”
・「これをテレビアニメにするのか」と言われる衝撃作らしいので、楽しみに待とうと思います

バビロン
アニメ【バビロン】第一弾PVより引用>



◆ 『魔入りました!入間くん』
 <公式サイト、男男女女男、放送情報は公式サイト参照>

・原作は週刊少年チャンピオンで連載中のファンタジーコメディ漫画です
・悪魔に売り渡された主人公が、人間であることを隠しつつ悪魔学校に通うというストーリー
・これも一種の異世界モノと言えなくもない…? Eテレでの放送で、2クール(全23話)。

魔入りました!入間くん
公式サイト内「魔入りました!入間くん」PR動画 第2弾より引用>



◆ 『戦×恋(ヴァルラヴ)』
 <公式サイト男女女女女放送情報

・原作は月刊少年ガンガンで連載中の、同居×ラブコメ×アクション漫画です
・「アクマ」と呼ばれる孤独な主人公のところに、9人姉妹のヴァルキリーが押しかけてくる
・悪魔と戦うため、この9人姉妹と恋人契約を結んで同居するという。ヒロインが9人姉妹!

戦×恋(ヴァルラヴ)
TVアニメ「戦×恋(ヴァルラヴ)」メインPVより引用>



◆ 『ライフル・イズ・ビューティフル』
 <公式サイト女女女女放送情報

・原作は「となりのヤングジャンプ」等、集英社のWEB漫画サイトで連載中の4コマ漫画
・「光センサーで命中判定を行う」ビームライフルというものを使う射撃部を描いた作品です
・銃規制の厳しい日本でも、誰でも楽しめるそう。これはヲタク達にライフルブーム来るか?

※ PVはまだないみたい



◆ 『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
 <公式サイト男女男女男放送情報
・原作は2015年に配信開始となったスマホ向けゲームの、第1部の第七特異点から
・原作ゲームは『Fate』シリーズのキャラが多数登場するけど、アニメはそうでもない?
・過去作のキャラはギルガメッシュくらいしか出なさそうなので、予備知識なくても大丈夫?

FateGrand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
TVアニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」第2弾PVより引用>



○ 『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』
 <公式サイト男女女女女放送情報

・原作はGA文庫で刊行中のライトノベルで、これも異世界チートものです。ですが…
・「高校生ながら総理大臣」「高校生ながら世界の技術を一人で作り出した」等々
・現世からして超チート級だった高校生が7人、異世界で革命を起こすというストーリーです

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
TVアニメ『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』PV第2弾より引用>




○ 『無限の住人-IMMORTAL-』
 <公式サイト男女男男男配信はAmazonプライムビデオ独占

・原作は月刊アフタヌーンにて1993年~2012年に連載された「ネオ時代劇」漫画です
・剣客集団・逸刀流に両親を殺された女が、「不死身の男」とともに復讐を目指すストーリー
・過去にアニメ化され、舞台や実写映画にもなった作品です。原作の最後までやるのかな

無限の住人-IMMORTAL-
アニメ「無限の住人-IMMORTAL-」PV第2弾より引用>



○ 『星合の空』
 <公式サイト男男男男男放送情報
・『ノエイン』などで知られる赤根和樹さんが原作・監督・脚本を手掛けるオリジナルアニメ
・中学男子のソフトテニス部を舞台に「青春のもう一つの側面を描く」作品だそうです
・タイトルの「星合の空」は、「世の中が変わっても約束は変わらん」みたいな短歌が元ネタ

星合の空
TVアニメ『星合の空』 プロモーションビデオ第二弾より引用>


○ 『あひるの空』
 <公式サイト男男男男男放送情報

・原作は少年マガジンにて2004年から連載しているバスケットボール漫画です
・バスケ選手としては小柄な主人公が、弱小高校のバスケ部に入って再生していく話
・原作が長寿連載作品なため、アニメも最初から4クールの放送が決まっているみたい

あひるの空
TVアニメ「あひるの空」第2弾PV 2019年10月2日開始予定より引用>



○ 『厨病激発ボーイ』
 <公式サイト女男男男男放送情報

・元々は同名のボカロ曲があって、その世界を小説化したものが原作のアニメ
・厨二病をこじらせた男子高校生が集まる「ヒーロー部」を女性視点で描いた作品です
・一人でも面倒くさい厨二病キャラが5人もいるとは、それはまた……

厨病激発ボーイ
TVアニメーション「厨病激発ボーイ」PV第1弾より引用>



○ 『Z/X Code reunion』
 <公式サイト、女女女女女、放送日時はまだ発表されていません>

・元々は2012年に始まったブロッコリーの『Z/X』というトレーディングカードゲームがあり、
・こちらはVジャンプで2017年に始まった、そのコミカライズ第2弾作品のアニメ化だそう
・女のコがこれまた女のコのパートナーゼクスを呼び出して戦う学園バトルものみたい

ZX Code reunion
【アニメ】Z/X Code reunion PVより引用>



○ 『天華百剣 ~めいじ館へようこそ!~』
 <公式サイト、女女女女女、放送情報は公式サイト参照>
・元々は電撃G's magazine×電撃ホビーウェブ発のメディアミックス企画です
・刀剣を美少女に擬人化して、漫画・小説・ゲームなどに展開する斬新な企画みたい
・こちらはそのキャラを使ったショートアニメだそう。バトルじゃなくて日常アニメかな?

 ※ PVはまだないみたい



★ 『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』
 <公式サイト女男女女男放送情報

・原作は小説家になろうで連載されていた異世界転生モノで、既に完結しているそうです
・現代日本で本が大好きだった主人公が、転生したら本のない異世界に来てしまった――
・本のない世界で本を作っていく話……なので、キンドル版の表紙がこんななのだろうか?

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
TVアニメ『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』本PVより引用>



★ 『ゾイドワイルド ZERO』
 <公式サイト男女男女男放送情報
・2018年からタカラトミーが展開している「ゾイドワイルド」プロジェクトのアニメ第2弾
・とは言え、キャラクターは一新され、放送局も変更になります。早朝→夕方へ
・PV見ると、世界の命運をにぎるボーイミーツガールものっぽくて、すごく面白そう

ゾイドワイルド ZERO
【10/4放送開始!】「ゾイドワイルド ZERO」最新アニメPV 世界最速公開より引用>



★ 『真・中華一番!』
 <公式サイト男女男男男放送情報

・原作はマガジン系の雑誌で連載されていて、元々『中華一番!』というタイトルでした
・途中から『真』が付き、冒険漫画のようになり、今回のアニメ化はその『真』の部分らしい
・料理で人を支配しようとする“裏料理界”と戦うため、伝説の厨具をめぐる冒険に出る

真・中華一番!
TVアニメ「真・中華一番!」PVより引用>



★ 『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』
 <公式サイト男男男女女放送情報
・オリジナルアニメ。エルフ・ドワーフ・吸血鬼などが存在する世界の警察を描きます
・かつて存在したドラゴンの力を欲する犯罪組織に対抗する種族のちがう7人の刑事
・骨太な作品だろうけど、コードネーム:ニンジャのコがやたら可愛い。出る作品あってる?

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-
TVアニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」本PVより引用>



★ 『ACTORS -Songs Connection-』
 <公式サイト男男男男男放送情報

・男性声優が生徒や教師といったキャラクターでボカロ曲を歌うプロジェクトのアニメ化
プロジェクト全体の方のページ見ると、アニメのメイン3人はアニメオリジナルキャラか
・既に人気が確立したキャラの中に、オリジナルキャラを3人もぶち込むの勇気ありますね

ACTORS -Songs Connection-
TVアニメ「ACTORS -Songs Connection-」PV第2弾より引用>



★ 『ぬるぺた』
 <公式サイト、女女、放送・配信情報
・ゲームとアニメが連動したメディアミックス企画、アニメはWEB配信になります
・お姉ちゃんを事故で亡くした妹が、ロボットとしてお姉ちゃんを復活させるという話
・ほのぼの系かと思いきや、ゲームは2Dアクションになるみたい(Steam配信?)

ぬるぺた
公式Twitterより引用>



★ 『スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH』
 <公式サイト男男男男男放送情報
・原作は2016年に配信開始されたスマホ用の女性向けシナリオ×パズルゲーム
・麻薬取締官だけでなく様々な人間で構成された独立捜査機関「スタンド」―――
・彼らが薬物事件を解決していくストーリーで、主人公はそのメンバーのスカウト役らしい

スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH
TVアニメ「スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH」10月放送開始!第1弾PVより引用>



☆ 『旗揚!けものみち』
 <公式サイト男女女女男放送情報

・『このすば』の暁なつめ先生が原作をしている少年エースで連載中の漫画が原作です
・魔王と魔獣を退治するため、勇者として異世界に召喚されたプロレスラーが主人公
・しかし、ケモノ大好きな彼はその依頼を拒否して、ペットショップを経営しようとする(←?)

旗揚!けものみち
TVアニメ「旗揚!けものみち」PV第2弾より引用>



☆ 『かいじゅうステップ ワンダバダ』
 <公式サイト?????、放送情報は公式サイト参照>

・ウルトラマンなどのウルトラシリーズに登場する怪獣がかわいく登場するアニメです
・元々は幼児向け雑誌『めばえ』で連載されていた絵本で、5分アニメになるそう
・こういうところからウルトラシリーズに入ってもらうのイイよね。開始日が早いので注意

かいじゅうステップ ワンダバダ
PV初公開! テレビアニメ『かいじゅうステップ ワンダバダ』【NHK Eテレにて9/27から放送開始予定】より引用>



☆ 『SUPER SHIRO』
 <公式サイト犬男?女?犬?、AbemaTV、ビデオパスで独占配信>
・『クレヨンしんちゃん』の外伝作で、犬のシロがヒーローとなる作品です
・世界大統領になることを企むデカプーと壮大な追いかけっこを繰り広げる話みたい
・『しんちゃん』アニメの初期から関わっている湯浅政明監督が総監督を務めるそう

SUPER SHIRO
「SUPER SHIRO」2019年10月14日Abema TV・ビデオパス独占配信スタート告知PVより引用>



☆ 『ノー・ガンズ・ライフ』
 <公式サイト男男女女男放送情報

・原作はウルトラジャンプで連載中の漫画、ジャンルはハードボイルドSFです
・身体の一部を機械で“拡張”できる世界なので、主人公の頭がリボルバーになってる
・その拡張技術を持っている巨大企業と、問題解決屋の主人公が対立するという話みたい

ノー・ガンズ・ライフ
TVアニメ「ノー・ガンズ・ライフ」PV第2弾より引用>



☆ 『浦島坂田船の日常』
 <公式サイト男男男男放送情報

・ニコニコ動画などの歌い手4人が集まった「浦島坂田船」という音楽グループがあり
・そのメンバーをちびキャラにしてショートアニメにしたのがこの作品みたいです
・アニメは学園を舞台にするらしいので、『洲崎西』みたいなカンジかな(多分ちがう)

浦島坂田船の日常
TVアニメ「浦島坂田船の日常」特報より引用>



☆ 『アフリカのサラリーマン』
 <公式サイト男男男男女?放送情報

・原作はジーンピクシブにて連載中のギャグ漫画で、サラリーマンものです
・社畜ライフの登場人物を動物にすることで緩和している、みたいなカンジかな
・声優さんがムチャクチャ豪華だけど、その中でもゴリ美(CV.小倉唯)の破壊力すごい

アフリカのサラリーマン
「アフリカのサラリーマン」PV第2弾より引用>



☆ 『神田川JET GIRLS』
 <公式サイト女女女女女、放送日程はまだ発表されていません>
・『閃乱カグラ』の高木謙一郎さんがメインプロデューサーのメディアミックス企画
・おっぱいの大きい女のコ達が水上でレースしながら水鉄砲をかけあうスポーツで戦う!
・分かりやすい企画だ……ゲームはPS4で発売予定。キャラ原案は鳴子ハナハルさん

神田川JET GIRLS
TVアニメ「神田川JET GIRLS」PV 第1弾より引用>



■ 『XL上司。』
 <公式サイト男女男放送情報
・今季もラストはComicFesta枠!大人向け完全版はキャストが変わります!
・友達の紹介でXLサイズのコンドームのモニターになった女性が…上司に見つかって
・みたいな話なんだけど、これ不完全版とはいえ地上波で放送するの?(笑)

XL上司。
【公式】TVアニメ「XL上司。」『完全版』2019年10月放送スタート!【PV】より引用>
 以上、36本でした。


 ちなみに私が「とりあえず第1話だけでも観てみよう」とした作品は、リストには入れなかった「2期モノ」なども加えて放送開始順に……

・『慎重勇者』
・『俺を好きなのはお前だけかよ』
・『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』
・『アズールレーン』
・『放課後さいころ倶楽部』

・『ハイスコアガール II』
・『魔入りました!入間くん』
・『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
・『戦×恋(ヴァルラヴ)』
・『バビロン』

・『私、能力は平均値でって言ったよね!』
・『BEASTARS』
・『アサシンズプライド』
・『歌舞伎町シャーロック』


 今のところ14作品!
 夏は15作品だったので余裕余裕。


 今回も「新アニメの見所とかみんなの注目作を語り合う雑談配信」をやります。
 今回は9月29日(日曜)、30日(土曜)の2日間を予定しています。「やまなしさんは全然推していないけど私はこの作品に注目しています!」とか「やまなしさんの紹介だとちっとも魅力が伝わらないよ!その作品の見所はここだ!」みたいなのがあれば、この記事のコメント欄で推し作品のプレゼンテーションをしていただければそれを生配信中に紹介していきますよー。


□ 余談コーナー
 今回も36作品の「原作が何か」を集計してみることにしました。
 カッコの中の数字は、(夏アニメ)(春アニメ)のときの数字です。

【漫画原作 12(18)(19)】
・BEASTARS
・放課後さいころ倶楽部
・魔入りました!入間くん
・戦×恋(ヴァルラヴ)
・無限の住人-IMMORTAL-
・あひるの空
・真・中華一番!
・旗揚!けものみち
・ノー・ガンズ・ライフ
 <WEB漫画 3(6)(5)>
 ・ライフル・イズ・ビューティフル
 ・アフリカのサラリーマン
 ・XL上司。

【小説原作 8(8)(1)】
・俺を好きなのはお前だけかよ
・アサシンズプライド
・バビロン
・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
・厨病激発ボーイ
 <WEB小説 3(4)(1)>
 ・私、能力は平均値でって言ったよね!
 ・慎重勇者
 ・本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

【ゲーム原作 3(1)(4)】
 <スマホ向けアプリ 3(1)(3)>
 ・アズールレーン
 ・Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
 ・スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH

【メディアミックス作品 3(2)(3)】
・天華百剣 ~めいじ館へようこそ!~
・ぬるぺた
・神田川JET GIRLS

【原作なしオリジナルアニメ 3(4)(4)】
・歌舞伎町シャーロック
・星合の空
・警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-

【玩具とのタイアップ 3(0)(2)】
・ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
・Z/X Code reunion
・ゾイドワイルド ZERO

【キャラクターとのタイアップ 4(0)(2)】
・ACTORS -Songs Connection-
・かいじゅうステップ ワンダバダ
・SUPER SHIRO
・浦島坂田船の日常

【リブートもの 0(2)(0)】
【海外アニメ 0(1)(2)】



 私の体感では「今季は小説原作のアニメが多いかなー」と思ったのですが、8本と夏アニメと変わらない本数でした。減ったのは漫画原作のアニメ。増えたのは玩具などのタイアップ系ですが、こうしたアニメは「春開始」「秋開始」のものが多いので半年周期で見比べた方がイイかも。

 相変わらず「異世界モノ」が多く、今季は5作品なのですが……『本好きの下剋上』は古参(2013年開始)の原作なので例外とすると、あとの4作品は「異世界チートもの」をパロディ的に捉えた作品なんですね。4作品とも2016年前後に始まっているので、そのムーブメントが3年遅れでアニメ化されているみたいなことなのかなと。

 その違いを見比べるのも面白いかなと、今回は各ローテの1枠目をすべて「異世界モノ」にしました。手抜きじゃないよ!?ちゃんと全部「プッシュしたい」と思って選んでいるんですよ!?




--9月28日追記--
□ 『エイリは王様』
 <公式サイト、女女女女女、放送情報
・3ヶ月前にみんなを不安にさせた『われしょ』のまさかの第2弾プロジェクト!
・わがままな暴君:エイリ国王が、いじめていた魚から呪いをかけられて魚になってしまう
・とまぁ、話は結構面白そう。ちなみにこのプロジェクト、第3弾も発表されています

エイリは王さま!
TVアニメ『エイリは王さま!』 PV第二弾より引用>

| アニメ雑記 | 19:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「毎日更新」するのはメリット以上にデメリットの方が大きくないのか

 9月1日~9月27日まで続いていた、LINEノベルに投稿している小説の毎日更新も昨日で終わりました。読んでくださった皆様、ありがとうございました!

 いろいろと語りたいこともあるのですが、「まだ読み終わっていない」という人もいらっしゃるでしょうから、そうした語りたいことは2週間待ちます!2週間後には「初めて長編小説を書いたこと」を踏まえたブログ記事をいくつか書きたいので、「まだ読み終わっていない」という人は2週間の間に最終話まで読んでおいてください!

 大丈夫、大丈夫!まだ2週間ありますからね!
 ついでに「お気に入り」と「いいね」をよろしくね!



 さて、なので今日は「ネタバレも何もない」当たり障りもない話を書きます。
 ぶっちゃけ小説を「毎日更新」されても、小説なんて毎日読めねえよって人も結構いたんじゃないかって思うんですね。短編小説を「毎週更新」していた時に比べて、最新話までついてきてくれている率が著しく下がっていましたし(もちろん内容が合わなかったとかの理由もあるのでしょうが)。

 ネット上だと、昔も今も「ファンを増やしたいなら毎日更新することだ」みたいな話がよく言われます。無垢で純粋で人の話を信じやすい私はそれを鵜呑みにして、「よし!毎日更新しよう!」と頑張るのですが、ブログを毎日更新していた時期も、毎日同じゲームを実況していた時期も、毎日小説を更新していた今回も、特にファンは増えていないどころか「毎日なんてついていけねえよ」と振り落とされる人を大量に生んだだけでした。


 要はですね。
 ネットに転がっている「成功の秘訣」みたいなヤツなんて、「成功した人は毎日更新をしていた」ってだけであって、「毎日更新をすれば誰もが成功する」ワケじゃないのに、その二つの区別もつかないバカがドヤ顔で(自分が成功したワケでもないのに)「○○さんと××さんと△△さんは毎日更新して成功したからアナタも毎日更新しなさい」とか言ってくるんですよ!おのれアドバイス罪!

 私くらいの「応援してくれる人が十数人」くらいの人間が(これでもすごいことですからね!「誰にも応援されなかった時代」からすれば夢のような今だと言えます)、「毎日更新」をしちゃうと……「毎日は追えない」「どんどん更新されるから追いつけない」と半分くらい振り落としちゃって、気付いたら後ろに4人くらいしか走ってなかったということが多々多々多々多々多々多々多々あるワケですよ。


 それだったら「誰でも追いかけられるペース」で更新していった方がイイんじゃないかって思うんですね。ただでさえ、コンテンツにあふれている現代ですから。
 スマホ用のゲームとかもさ、「毎日プレイしないと付いていけなくなるゲーム」なんてせいぜい1~2本しか続けられないじゃないですか。でも、1週間に1回とか、1ヶ月に1回プレイすれば良いゲームだったら、いくつかのゲームと並行して遊べるじゃないですか。『テトリス99』の月一イベントだけプレイしている人、いっぱいいるでしょう?



 なまじっか小説は「毎日1話ずつ書けちゃう」もんだから「毎日更新」しちゃったし、今回は賞に応募するためにそうしなきゃ間に合わなかったんですけど……もし、また次もWEB小説を書く気になったとしたら、「毎日更新」ではなく「毎週更新」とか「週2更新」とかにしようかなぁと悩んでいます。

 皮肉なもんで、「漫画だったら毎日更新しても読めますよ!」とか「ゲーム実況も生配信じゃなくて面白いところだけ編集した動画なら毎日でも観られますよ!」って人も多いと思うんですが……観るのに時間がかからないコンテンツほど、作るのに時間がかかるので、「毎日更新」なんて出来やしないという。

| ひび雑記 | 17:53 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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LINEノベルで『だれもカノジョのカオをしらない』最終話「一条 鴎-9」を公開開始!

 毎日の夜9時に1話ずつ公開していく予定です。
 LINEノベルアプリはiOS版と、Android版が揃いました!

 『だれもカノジョのカオをしらない』

表紙

 ↑ LINEノベルのアプリを入れている端末でクリックすると作品ページに飛びます。作品を「お気に入り」に入れて、エピソードごとに「いいね」を押してくれたらありがたいです。



■ 一条鴎という主人公について
 約1ヶ月間、27日という長丁場にお付き合いくださった皆様、お疲れさまでした。
 今日でとうとう『だれもカノジョのカオをしらない』も完結ですし、ミニコラムも最終回です。


 まずは、昨日の話の続きから。
 「挿絵のない小説」として考えた幾つかのアイディアの中に、「記憶を操作できる超能力者に次々と主人公達が挑む話」と、「透明人間のカノジョと同棲する話」があって、いずれもボツにした―――という話を、昨日は書きました。そして、その後に『だれもカノジョのカオをしらない』につながる三作品目が出来たんだよというところで昨日は「続く!」としたのですが。



 こちらはこの2月の記事が伏線でした。

 男性作家が、女性キャラを「ブス」と描くことは許されるのか

 これ、実は「挿絵のない小説」のアイディアだったんですよ。
 漫画のヒロインが「ブス」だとビジュアルのせいで手に取ってもらえないだろうけど、小説のヒロインが「とんでもないブス」であってもそれは読者の想像力に任せるものです。典型的なヒロインポジションが「とんでもないブス」だったらライトノベルはどうなるだろうという挑戦的な作品を考えていました。

 ボツにした理由は記事に書いた通りです。
 3割弱の女性が「腹が立つ」のなら、やめておこうと思ったのです。最終的に「ブスでもいいんだ」という結末を迎える話であったとしても、恐らく腹を立てた人は最後まで読んでくれません。最初の1章だけ読んで「やまなしってブス差別している作家だろ」みたいに言われかねないので辞めました。


 が、逆に「最後にブス」と明かすのはどうだろう?
 と考えたのが、『だれもカノジョのカオをしらない』が生まれた瞬間でした。


 つまりこの作品、「ヒロインがブスでもライトノベルは成り立つのか?」がスタート地点の作品なんです。「透明人間」「街を守るために戦う」要素は、それを活かすためにそれまでのボツアイディアから引っ張ってきたものなんですね。
 んで、「ヒロインがブス」なことを活かすために、「クラスのアイドル」だったり「世界一かわいい妹」だったりという典型的なヒロインを配置していこう―――と、菱川さんが生まれ、他の作品のアイディアとして考えられていた秋由汐乃を持ってきて、という流れでした。



 ライトノベルへの反逆――――
 作品公開開始前に言っていたことは、まさにこのことでした。
 ライトノベルの本には「挿絵」があって、「表紙」に絵が描いてあって、そこに描かれている絵によって手に取るかが選ばれます。この作品は、そうした外見至上主義では選ばれなかったであろう女のコを主人公にした作品なんです。読者が、作者が、出版社が、「かわいい女のコの表紙の本」を選んできたことに対するアンチテーゼを突きつける作品なんです。


 その結果、あまりPVが伸びなくて「やっぱり表紙にはかわいい女のコの絵を描くべきだったか……」と後悔した話は、ひとまず置いておいて(笑)。



 ということで、この作品―――「一条鴎というキャラクター」ありきの作品なんですね。
 彼女というキャラクターが生まれなかったら、準稀や菱川さんも生まれなかったでしょうし、ストーリーのほとんどは鴎さんが引っ張ってくれて出来たものだと思っています。だから私は、この作品の主人公は鴎さんだと思っているんですよ。準稀くんはただの語り部。


 この後の彼ら・彼女らの人生がどうなるのか気になる人もいるでしょうが、とりあえず物語としてはここが幕引きです。27日間、全26話、お付き合いくださった皆様、ありがとうございました!

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千葉県野田市「レトロゲーム れみにぃ」で買ってきた「ゴミ袋(スーファミソフト8本入り)」×2を友達と一緒に開封しました!

 夏の千葉遠征シリーズ、第1弾!
 野田市にあるレトロゲームショップ れみにぃで買ってきた「ゴゴイチで買わなきゃ無くなるかも!?ミンナ大好きジャンクの袋(略してゴミ袋)」を開封する配信をやりました!

 スーファミソフトが8本入って、税抜き666円。
 それを「友達の分」と「私の分」の2セット買っていたので、交互に開けていきました。


 今回も「動画によるアーカイブ版」と「テキスト版」の両方を用意しましたが、前回がんばって作った「時短版」は再生回数がほとんどなかったのでもう二度と作りません。「長い。短く編集しろよ」とか言ってた人は、編集しても見に来てくれないのな!



 ↓ テキスト版はこの後です。
 発売日の情報はWikipediaかAmazonの商品ページを参考にしています

 動画では「友達の分」と「私の分」を交互に開けていましたが、テキスト版では「友達の分8本」→「私の分8本」という順番に並び替えています。

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初心者のための「ボイスチャットしながらゲーム実況の生配信にオンラインゲームで参加する」際に、イヤホンをどう繋げばイイのか会議

 今日の記事は、基本的には「私の生配信に参加する人」向けに書く記事です。

 ただ、一応は汎用性を持たせた記事にするつもりなので、「私以外の生配信に参加する人」にも有用なんじゃないかと思います。生配信をする側ではなくて、生配信を観る視聴者側の話ね。


 私のゲーム実況では、今月から「Discord」を導入しました。
 平たく言うとPCでもスマホでも使えるボイスチャットアプリで、例えば『Splatoon2』とか『スマブラ』とかでフレンドを募集して一緒に遊ぶ際にボイスチャットがあったら面白いかなと思って始めたんですね。

 1年前の『マリオ3』実況ではNintendo Switch Onlineのアプリのボイスチャットを使ったのですが、そちらのアプリは音が途切れ途切れになってしまう上に、PC用のものがなく、対応しているゲームも少ないという欠点がありました。「Discord」ならばそれらの問題が全部解決、アイディアとは複数の問題を解決するものだ!

 早速、今週末に開催する『Splatoon2』のプライベートマッチで「Discord」を使ってみようと思いますが、そういうオンラインゲーム以外にも使えるので、来月に挑戦するメガドラミニの『パーティークイズ MEGA Q』実況でも「Discord」を開放して「答えが分かった人がいつでも発言できる」ようにしようと考えています。「クイズミリオネア」で言えば、「テレホン」を常時使っているようなヤツ。

 ボイスチャットとかやったことがないって人も、気軽に参加してくれると嬉しいです!
 『スーファミOnline』でやったテスト配信のときは、ゲームをプレイしていない人の「マジかよ」みたいな声も聞こえたのがすごく面白かったですもんね。「しゃべりに自信がない」人も、素のリアクションを見せるだけで面白いですからね。



 ただし、一つだけ注意点があるよというのが今日の話です。
 私も最適解を知っているワケではないので、「これこれこういうのがイイと思うんですが、どうでしょう」と書きますから、「いえいえ、こっちの方がイイと思いますよ」みたいなことがあったらコメント欄にて補足してもらえるとありがたい。


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 たまには漫画描きらしいところを見せなくちゃなと、分かりやすく絵にすることにしました。
 テレビはもちろんモニターなら何でもイイですし、パソコンはデスクトップでも構いませんし、スマホはタブレット端末でも構いません。


 これで、では仮に「私が行っている『Splatoon2』の実況生配信に、Discordでボイスチャットしながら、ナワバリバトルにも合流する場合」を想定してみましょうか。


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 例えば、こんなカンジ。
 PCでボイスチャットをして、スマホで生配信の画面を見ても良いのですが、一例としてこんなカンジにしてみました。


 一人で部屋でゲームをする分には意識しないことなのですが、「ボイスチャット」をしようとすると問題が発生してしまうのです。


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 テレビから出ているゲーム音や、パソコンから出ている配信の音を、スマホのマイクが拾ってしまうとボイスチャットにそれが載ってしまい、ボイスチャット越しに私のパソコンでも音が出て「本来の配信の音」+「ボイスチャット越しに届いた1秒前の配信の音」+「更に1秒前のそれらの音」+「更に1秒前のそれらの音」といったカンジに無限ループしてしまうのです。

 要は、ボイスチャットのマイクが「ゲーム音」も「配信の音」も拾わないようにしなきゃならんのです。


 じゃあ、テレビをミュートにして「ゲーム音」を無音にして、パソコンをミュートにして「配信の音」も無音にすればイイかというと、無音で遊ぶ『Splatoon』なんて激ムズの限りですから……イヤホンとかヘッドホンが最低でも1つは欲しいんですね。1つあれば何とかなります。2つあれば選択肢が広がる、3つあっても人間の耳は2つしかないから意味がないです。


 ということで、「ゲーム音のするテレビ」「配信の音が流れているパソコン」「ボイスチャットをしているスマホ」の3つの内、どれにイヤホン・ヘッドホンを挿せばイイのか―――これが今日の会議の議題なのです。



◇ イヤホン・ヘッドホンが1つだけのケース

 私が考えた「ベスト」はコレです。

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 一つだけのイヤホン・ヘッドホンはテレビに挿して「ゲーム音」を聞く。
 ただし、イヤホン・ヘッドホンの片耳はズラしてスマホからの「ボイスチャットの音」も聞く。

 生配信の音は諦める。


 欠点はいくつかありますが、ローコストで「最低限必要な音」は聞ける構成かなと思います。
 まず「ゲーム音」、これは絶対大事。特に『Splatoon』みたいな3Dシューティングゲームは、音によって「どっちに敵がいるのか」を把握しなくちゃいけませんからね。

 次に「ボイスチャットの音」、これも大事。これを聞かないんだったらボイスチャットをする意味がありませんよね(笑)。一応テストしましたが、スマホで「Discord」を使った場合、スピーカーからボイスチャットの音が流れても、スマホのマイクがそれを拾ったりはしませんでした。そりゃそうだ、それが出来ないようだったらハンズフリーの電話とか成り立ちませんものね(※1)
(※1:ボイスチャットアプリをバックグラウンドにして、スマホで生配信を見たらその音はどうなるか―――これは生配信の音をマイクが拾っちゃうなんて話は聞きました。自分では試していないので未確認ですが)


 んで、ボイスチャット越しに私の声が聞こえる以上、「生配信の音」は必ずしも聞かなくちゃいけないものじゃないんですね。だから、「生配信の音は聞かなくていい」と割り切ってこの構成にしました。

 幾つかある欠点とは、「生配信の音」が聞こえないと「棒読みちゃんが読み上げてくれるコメント」の音は聞こえなくなるので、棒読みちゃんに反応してコメント欄と喋っている私に対して「やまなしさんが無と喋り始めた!? とうとう狂ってしまったのか!?」と怖くなることが一つ(笑)。

 もう一つは、「片耳イヤホンでもSplatoonみたいなゲームは支障ないのか」が不安な点です。恐らくですけど、普段の『Splatoon』って「左から聞こえる音」と「右から聞こえる音」を調整することによって「右から敵が来ている!」みたいなことを判断していると思うんですね。右耳のイヤホンを外すということは、右耳だけ塞いでプレイするようなもので不利にならないのかと思います。実際にやってみないと真偽は分かりませんが。

 週末のプライベートマッチはお遊びみたいなルールなので、そこまで真剣にやらんでもイイと思いますが、ガチでボイスチャットしながら『Splatoon』をやるなら、後で説明する「スプリッター」は必要かなーと思います。



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 Mixerという「ラグの少ない配信サイト」でしか使いづらい&『Splatoon』みたいなゲームでは使うべきではない構成ですが、思い切って「生配信の音」のみにするのも手です。

 これだと(1秒遅れですが)「ゲームの音」も「私やDiscordで喋っている他の人の声」も「棒読みちゃんが読み上げてくれるコメント」もすべて聞けます。片耳ずらしなんて不安定なこともする必要もありません。

 欠点は、「ゲームの音」が「あなたのゲーム音」ではなく「私のゲーム音(しかも1秒遅れ)」になることです。『Splatoon』みたいに8人全員が3Dのフィールドをそれぞれバラバラになって行動するゲームの場合、「あなたのゲーム音」と「私のゲーム音」は全然ちがうものになるんですね。「右後ろからインク音がする!敵が近づいてきたか!」と思って振り向いても、それはあなたの右後ろではなく私の右後ろなのです。

 『スマブラ』みたいに全員が同じ画面を見るゲームなら問題もなさそうなのですが、ゲームによっては「音が1秒遅れでやってくる」のが致命傷になるものもあるでしょう。結局、この構成にも一長一短あるのです。



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 使える人が限られているウルトラCがこちら。
 家庭用ゲーム機から実況生配信をしている人は、恐らく大多数の人が「同じゲーム画面」を「テレビ画面」と「パソコンの画面」に映せるキャプチャーボードか分配器を持っているんじゃないかと思います。Wii Uの時代にゲームパッドの画面を使ってそれなしで実況しているなんて人もいましたが、Wii Uの時代ももう終わりましたしね!

 「同じゲーム画面」を映せるということは、「同じゲーム音」を流せるということ。
 ゲーム音をパソコンの方から流せば、一つのイヤホン・ヘッドホンで「ゲーム音」と「ボイスチャットの音」を聞くことができるのです。「棒読みちゃんのコメントも聞きたい」という人は、「ボイスチャット」じゃなくて「生配信」の方をパソコンで流せばイイだけ。イヤホン・ヘッドホンが一つだけなら、これが最適解か??


 欠点は、この機材を新たに買うくらいなら後で紹介するスプリッター買った方が遥かに安いということ(笑)。
 既に生配信などを始めていて機材が揃っている向けの方法ですね。



◇ イヤホン・ヘッドホンが2つあるケース

 ヘッドホンが2つあっても難しそうですが、イヤホン2つなら右耳と左耳で2つの場所の音を聞くのも簡単です。ただ、『Splatoon』みたいなゲームの場合は「片耳でも大丈夫なのかな」とは心配になるところ。

 安定を求めるのなら、「1つのヘッドホンで複数のイヤホンジャックに挿すことが出来るスプリッター」を入手するのが確実です。私は今回の件に関係なく、以前から「ラジオ聴きながらゲームする」みたいな用途のために愛用していました。



 2つある水色のイヤホン端子を例えば「テレビ」と「スマホ」につないで、4つ余っている穴に自分のイヤホン・ヘッドホン端子をぶち込むというだけ。この手の製品の本来の用途は「4人で仲良く同じ音楽を聴く」とかなんだと思いますが、この製品は複数の機械の音をミックスしてくれるんですね。

 ただし、この製品だけだとコードがちょっと短いので「イヤホン用の延長コード」は用意した方がイイかも。


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 2つの音をどういう組み合わせにするかはご自由に。
 恐らくは「ゲーム音+ボイスチャット音」か、「ゲーム音+生配信の音」のどっちかですかねぇ。というのも、「ボイスチャットの音」と「生配信の音」の両方を聞くと声が二重に聞こえるので混乱してくるんですね。ゲーム音が二重に聞こえるのもアレですが、それ以上に複数の人の声が二重で聞こえるのは脳が混乱しそう。



 これ以外にも良い方法があるという人は、コメント欄で教えてもらえるとありがたいです!


 週末の『Splatoon2』はオリジナルルールで遊ぶプライベートマッチを開催する予定で、配信は20時から始めますが、参加者のみなさんも問題なくボイスチャット出来るのかを確認したいでしょうから、プラベの部屋を作るのは20時15~20分頃からにしようと思います。
 それまでは普通にナワバリでもやって時間を潰せばイイんじゃないかな。


 んで、そうそう。大事な話を。
 『Splatoon2』のプライベートマッチに向けて「Discord」を導入していますが、「ボイスチャットはしたくないんだよなぁ」という人もいらっしゃると思います。そういう人も別にプラベに入って良いですからね。「禁止ブキ」や「禁止ギアパワー」を相談して随時決めていくので、「生配信」か「ボイスチャット」のどちらかで私の声が聞こえる状態にはしてほしいですが……「ボイスチャット」は必須ではないです。

 そして、今後の実況全部で「ボイスチャット」を使うワケでもありません。
 「ボイスチャット」を使えば面白くなりそうな企画なら使うだけで、そうでないときに使っても意味ありませんからね。今後の予定では『パーティークイズ MEGA Q』の実況で使うつもりですが、それ以降は分かりません。『どうぶつの森』が出たら間違いなく使うでしょうけど、そもそもオンラインのゲームをあまり遊びませんからね、私。


 あ……でも、そうか。
 ボイスチャットでダラダラと喋りながら、オンラインでUNOやったりボードゲームやったりも出来るんですね。年末年始とかにそういう企画をやるのもイイかも知れない。

| ゲーム実況 | 17:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2019年9月の近況報告その2:燃えろ!!エロタッチガールズDownパーティ!’88年度版

 小説は先月までに書き終わっていたのだけど、小説の更新告知記事とか、以前に出したキンドル本の修正作業とかで、やっぱり今月もあまり時間がありませんでした……200時間やると公言した『プチコン4』とか、しばらく起動できていないや。



【最近読んでいたWEB小説】

 『エロノベル先生』(LINEノベル)
 『エロノベル先生』(小説家になろう)

 LINEノベルの作品ごとのリンクってこれで合っているのかな。PCからは読めない仕様のせいで、PCで紹介するブログ記事を書きづらい……小説家になろうでも公開されているので、読みやすい方でどうぞ!

 学校の準備室で読書をしている先輩(主人公・男)と後輩(女)の応酬を描いた短編コメディです。エキセントリックな後輩の行動と、それに対応できる先輩の語彙力の豊富さが楽しくグイグイ読まされてしまいます。それでいて、最後まで読むとちょっとすがすがしい気分になって「青春小説を読んだ」という気になれるの、このタイトルでこの内容で、そうなるのがズルイ!

 『だれもカノジョのカオをしらない』で言えば2話分くらいの文字数の短編なんで、時間のある時にサクッと読んでみてください!オススメです!



【最近遊んでいたゲーム】
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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 今月は、一つのソフトに最初から最後まで実況で挑戦するのはお休みして、レトロフリークでいろんなゲームを遊んだり、『スーファミ Online』でいろんなゲームを遊んだりする単発実況をしていました。ただ、その「実況でちょっとだけ遊んだゲーム」を一つずつ紹介すると膨大な量になるので、ここには実況外でも遊んだゲームのみ載せていこうと思います。

 ということで、まずはファミコン版『タッチ』です。
 この記事で「ネット上で叩かれていることのほとんどは間違いだ」と書きましたが、そもそも私がこのゲームを高評価しているのは「アクションゲームが苦手な人でもクリアできるようになっている」からです。
 安全なところで稼ぎプレイをしていけば、どんな人でもほぼ間違いなくゲームオーバーにならないようになっているんですね。

 その分「謎解きがノーヒントすぎるだろ」とは思いますが、当時のゲームが『ゼルダの伝説』にしても『メトロイド』にしても「やるべきことは分かっていてもアクションゲームとして難しすぎてクリアできない」のが当然だった時代に、アクションゲームとしての難易度を下げたのはすごい英断だったと思うんですね。


 それで「難易度が低すぎて物足りない」という評価を下されたなら、私も「そういう意見もあるよね」と思います。ゲームが上手い人向けのゲームではないのは確かですから。なのに、(アクションゲームとして)「激ムズゲーム」とか「鬼畜ゲー」という評価がネット上ではあふれているので、エアプで言ってんだろって思うんですね。少なくとも、クリアを目指して遊んではいないよねと。

 ネットの評価なんかに惑わされないぞって人にはオススメです!

→ クリア!



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<画像はファミコン用ソフト『燃えろ!!プロ野球』より引用>

 続けて、『燃えろ!!プロ野球』もプレイしました。
 レトロフリーク含むファミコン互換機では合成音声が出ないらしく、アウト・セーフの判定が分かりづらかったり、そもそも1試合のテンポが悪かったりなのがつらかったです。バッター1人1人の登場シーンが長い!

 まぁ、それも「極力デフォルメを廃した」ゲームデザインとも言えますが……
 本来なら80勝しないとエンディングにならない1人プレイを、「あと1勝すればエンディング」としてくれるパスワードをネット上で見つけたので、それを使ってセーブ&ロードを駆使して何とかクリアしました!ネットって便利ですね!(笑)

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<画像はファミコン用ソフト『燃えろ!!プロ野球』より引用>

 これが感動のエンディングだっ!!
 上下左右に投げ分けられるのが『ファミスタ』との差なんですが、それよりも緩急とタイミングが重要な印象ですね。この時期のグラフィックだと『パワプロ』みたいな「変化球の曲がり」がよく分からない……ゲームとしてのコツは最後までよく分かりませんでした。

 動かすのも難しい野球ゲームを求めている人にはオススメです!

→ クリア!


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<画像はファミコン用ソフト『プロ野球ファミリースタジアム '88年度版』より引用>

 そして、友達が置いていったため4本ウチにあるファミスタは、4本の中で一番古い『ファミスタ88』から遊ぶことにしました。こちらはパスワード制が廃止されたためズルが出来ません!13勝しなければエンディングが見られないという。というか、この時期のゲームのエンディングなんてメッセージがちょっとある程度だから目指すようなものでもなくない?

 各チームにピッチャーが「先発4人」「リリーフ2人」の計6人いて、順調に投げても先発は3回前後でスタミナが尽き、リリーフは1回前後でスタミナが尽きます。しかし、1人用のモードだと前の試合に投げた先発ピッチャーは次の試合では投げられないため、実質「先発2人+リリーフ2人」で回さなくてはなりません。3×2+1×2=8だから、9回には1回足りない!(笑)

 これをゲームカタログなんかでは「問題点」と挙げられているんですけど……要は、如何にしてスタミナを使わずにピッチャーに長い回を投げさせられるかというゲームになっているだけなんですね。フォークボールは強力だけどスタミナを使うので使わないようにしようとか、緩急を使って打ち取ろうとか、いろいろ考えるようになるという。

 2019年に言うことじゃないかも知れませんが、ファミスタ無茶苦茶面白いゲームでした。
 4つ球場が選べる(1人用の場合はローテになる)のですが、守備の動きと肩が激弱なため、東京ドームみたいな広いとこだと内野を抜けただけでランニングホームランになりがち。一番狭い河川敷球場で遊ぶくらいでちょうどいいんじゃないかと思いました。


 普通にムチャクチャ面白いゲームなんでオススメ。福袋から出ても嫌がらないでね。

→ クリア!



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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 紹介記事も書いた『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』は、クリア後にも「隠しボス」がいたり、くにおとりきがプレイアブルになったりする要素があるのですが、時間がなくて私はほとんど出来ませんでした。
 「隠しボス」を出すための条件が難しいというか、自分には攻略サイトなんかを見ないとムリそうだったのと。くにおとりきはレベル1からやり直しになるため、敵を踏みつけたり持ち上げたりすることも出来ないなど「アクションの幅が狭くなっている」のがイヤになって辞めてしまいました。

 クリア後の要素をまったくやらないと、このプレイ時間で3000円オーバーかーというのは、人によっては気になるかも知れませんね。私はシリーズ応援のためにお金を払ったつもりなんで全然かまいませんが。

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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 そうそう。食べ物系の消費アイテムは、初回使用時のみ回復だけじゃなくてステータスアップもしているんですってね。コメントで教えてもらって、自分のプレイ動画を観て確認しました。後で記事を修正しようと思います。


 そう言えば、Twitterでこのゲームの元ネタを紹介している人がいたのでご紹介。リプライ欄にズラっと並んでいます。当然ラスボスまでのネタバレを含むので、これからプレイするって人はご注意を。

 ショップの店員さんにも元ネタがあったんですね。やけに特徴的なデザインだなーと思っていたら、そういうことか。しかし、中には開発会社の社員とかも混じっているのでややこしい(笑)。豪田砂織が出て欲しいとか書いていたら、既に出ていたとは。このカンジだと特に続編は考えていないんですかねぇ……


 クリアまでの時間が短いゲームでも、しっかり3000円払えるって人にはオススメです!

→ クリア!



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<画像はNintendo Switch版『Downwell』より引用>

 クリア出来ないまま3ヶ月が経過してしまった『Downwell』は、そろそろギブアップしようかなーと悩み中です。もうこの「一生クリア出来ないゲーム」枠として毎度の近況報告に載せ続けるのも手なんですが、このゲームを終わらせられないと次の積みゲーを崩せないのでNintendo Switchに積みゲーが溜まる一方なんですね。

 「年末まで頑張ってダメだったら諦める」とか、「プレイ時間30時間越えてもダメだったら諦める」とか、期限を決めてプレイするべきかなぁ。今月は今から必死に『プチコン』でノベルゲー作らなきゃいけないし、その後には『ライザちゃん』来るし、しばらくは本腰を入れて遊ぶ時間がないんですよねぇ。『燃えプロ』とかクリアしている場合ではなかった!(笑)

 ゲームが下手ではない人にはオススメです!

→ プレイ中断中



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<画像はiOS版『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』より引用>

 『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』はずっと続けていて、イベントごとに2~3日スタミナいっぱいまでプレイしてイベント報酬キャラをゲットするだけのルーティンを繰り返しているのですが……最近、有償スターを使えば「好きなメンバーをゲットできる」ガチャが期間限定で開いています。必要なリアルマネーは大体3000円強くらいかな。分かりやすく言うと、3000円強を払った人には1人だけ好きなキャラをあげるよというキャンペーンをやっているんです。

 そうすると、このゲーム初期に実装されていたのにスターを惜しんでゲットしていなかった「☆☆☆☆のパワフル属性りみりん」もゲットできるのです。すっごい悩む。正直ステータス的に強いとか弱いとかは私には全然分からないのですが、特訓後のイラストがむちゃくちゃかわいいんですよ。他の人が使っているのを見て、イイなー、かわいいなーと思っていて。
 でも、3000円強ということは『くにおくん外伝』が買えてしまう価格で。応援のために『くにおくん外伝』買ったのなら、ずっと遊んでいるこっちにも課金しろよとも言えるか。うーん……


 しかし、ずっと欲しかった「☆☆☆☆のパワフル属性りみりん」を手に入れちゃったら、今後のこのゲームを続ける目標がなくなっちゃうとも思うんですよねぇ……欲しいキャラを手に入れるためにせっせとスターを集めていたのに、欲しいキャラが手に入ったあと、何を目標にすればイイのかと。

 みなさん、こういう「終わりのないスマホゲー」って何を目標にプレイしているんですかね?オススメの遊び方を知りたいです。

→ プレイ継続中



<クリア:4>
・『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』
・『燃えろ!!プロ野球』
・『プロ野球ファミリースタジアム '88年度版』
・『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』

<ギブアップ:0>


<プレイ中断中:1>
・『Downwell』

<プレイ継続中:1>
・『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』


 4勝0敗2分で、クリア率100%でした!
 順当に積みゲーが減っているようで、この間に『スーファミOnline』が始まったので一気に積みゲーが20本増えたのであった。



<現在の積み状況>
【紙の本】
・漫画:所有708冊、未読47冊
・小説:所有11冊、未読3冊
・その他:所有13冊、未読1冊
→ 積み本(紙)合計:51冊<前回:55冊>
【自炊済】
・漫画:所有331冊、未チェック0冊
・小説:所有22冊、未チェック0冊
・その他:所有28冊、未チェック0冊(+2冊)
→ 自炊の未チェック合計:0冊(+2冊)<前回:0冊(+2冊)>
【電子書籍】
・漫画:所有877冊、未読196冊
・小説:所有95冊、未読35冊
・その他:所有39冊、未読1冊
→ 積み電子書籍合計:232冊<前回:233冊>

【Nintendo Switch】
・所有53本、未起動13本、未クリア&未ギブアップ4本
【Wii U】
・所有24本、未起動1本
【Wii】
・所有62本、未起動9本、未クリア&未ギブアップ2本
【ゲームキューブ】
・所有14本、未起動8本、未クリア&未ギブアップ2本
【スーパーファミコン】
・所有71本、未起動49本、未クリア&未ギブアップ3本
【ファミリーコンピュータ】
・所有95本、未起動42本、未クリア&未ギブアップ2本
【ニンテンドー3DS】
・所有64本、未起動4本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有37本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有10本、未起動7本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有34本、未起動19本
【プレイステーション】
・所有43本、未起動7本
【ドリームキャスト】
・所有12本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ1本
【セガサターン】
・所有52本、未起動30本
【メガドライブ】
・所有7本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ2本
【PCエンジン】
・所有10本、未起動1本
【アーケード】
・所有6本、未起動1本
【スマートデバイス】
・所有129本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ5本
【PCゲーム】
・所有76本、未起動44本、未クリア&未ギブアップ3本

→ 未起動246本、未クリア&未ギブアップ25本
→ 積みゲーの合計は271本<前回:253本>


 メガドライブミニが届くと、それだけで40本の積みゲーが増えるというのに……その直前に任天堂が『スーファミOnline』なんて狂気の代物を出してしまったがために、これで積みゲーが300を超えるのは確定的になってしまいました。まだ未開封の福袋もあるんですよ?



【これから買う予定のゲーム】


 9月19日発売のメガドライブミニはもちろん予約済です!
 あとはAmazonが発売日に届けてくれるかどうかです!

 一応言っておきますと、私メガドライブ実機はほとんど触ったことがないです。だから、メガドラミニに収録されている42本の内、遊んだことのあるゲームは(バーチャルコンソールなども含めて)2本くらいしかないんです。なので、買うんです。遊んだことのないゲーム40本セットでこの価格は超お得だぞということで買うんです。

 反対にPCエンジンミニはバーチャルコンソールで既に遊んだことのあるゲームが多いので、買わないんですね。だから、私メガドラミニを買ってPCエンジンミニは買いませんが、特にセガ派ってワケでもないのです。

 9月19日に実況するテスト配信 兼 新作実況の枠では、「私が最初に遊びたいゲーム」は譲れませんが、2作目以降は「○○遊んでみて」といったリクエストには極力応えていこうと思います。ですが、今後実況などで挑戦する予定があるソフトはその日のために取っておくので、プレイしません。ご了承ください。




 そして、その翌週9月26日は『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』が発売になります!
 私、実はアトリエシリーズは初代の『マリー』以来です(笑)。恐らくもう全くの別物になっていることでしょう。こうやって長く続いているシリーズに久々に手を出すというのは普段なかなかしないんですが、今回はキャラデザがものすごく好みだったので買ってみようと思います!おっぱいとか太ももとかそういうとこじゃないですよ、私は純粋にライザちゃんの顔が好きなんです!


 なので、あまり事前情報を入れないでいます。
 『くにおくん外伝』も事前情報を入れずにプレイしたおかげで「○○出てくるのかよ!」と喜べましたし、こちらもゲームシステム的な情報はなるべく入れずに遊ぼうと思います。
 例えばほら、私は「ライザちゃんとクラウディアちゃんを結婚させたい」と思って始めるんですけど、事前に「システムでそれは出来ないんですよ」とか言われちゃうとやる気なくなっちゃうじゃないですか。だから、きっと結婚できると思って始めるのです!夢は諦めなければかなうはず!!


 

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『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』紹介/海外製だからこそのリブート(再起動)とリビルド(再構築)成功!

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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
「くにおくんシリーズ」の世界とキャラを再構築!これが新しいシリーズの夜明けだ!
シリーズ伝統のベルトスクロールアクションは健在!見た目は変わってもくにおくんだ!
日本でもアメリカでもない“リバーシティ”を舞台にした新たなシリーズが始まる!


『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』
・発売:アークシステムワークス、開発:WayForward
公式サイト
 Setam版:2019年9月5日発売
 プレイステーション4用ソフト:2019年9月5日発売
 XboxOne用ソフト:2019年9月5日発売
 Nintendo Switch用ソフト:2019年9月5日発売
  ※ Nintendo Switch本体機能でのスクリーンショット撮影○、動画撮影○
・ベルトスクロールアクション
・セーブスロット数:3
 ※オートセーブ+任意セーブでどこでも終了可能、再開はそのエリアに入ったところから


 私が1周クリアにかかった時間は約08時間でした
 ※やりこみ要素やハードモードなどはやっていないプレイ時間です
 ※ネタバレ防止のため、読みたい人だけ反転させて読んでください

【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:×
・恥をかく&嘲笑シーン:△(長谷部と真美は“嘲笑”してくる)
・寝取られ:×
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:○(床をGらしき虫が走ってたりする)
・百合要素:△(のぞみときょうこの話はグッときた)
・BL要素:×
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×

↓1↓

◇ 「くにおくんシリーズ」の世界とキャラを再構築!これが新しいシリーズの夜明けだ!
 「くにおくんシリーズ」というと元々ファミコンやスーファミの頃の時代に人気だったテクノスジャパンのアクションゲームで、1作目のベルトスクロールアクションをベースにして様々な作品が発売されました。シリーズを大別するとこんなカンジになるそうです。


<リアル頭身のケンカアクション、熱血硬派シリーズ>
・熱血硬派くにおくん
・初代熱血硬派くにおくん
・新・熱血硬派くにおたちの挽歌

<2D頭身のヒーローものっぽいアクション、ダウンタウンシリーズ>
・ダウンタウン熱血物語
・ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会
・ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!
・びっくり熱血新記録!
・熱血格闘伝説

<2D頭身で様々な部活に挑戦する、スポーツシリーズ>
・熱血高校ドッジボール部
・熱血高校ドッジボール部サッカー編
・いけいけ!熱血ホッケー部
・熱血!すとりーとバスケット
・ダウンタウン熱血べーすぼーる物語
・熱血!ビーチバレーだよ くにおくん

<おでん>
・くにおのおでん

 見やすくするために移植や続編モノは省いてあります。ゲームボーイの『熱血硬派くにおくん 番外乱闘編』のように「2Dなのに熱血硬派を名乗っているソフト」もあるので線引きは微妙ですけどね。

 しかしその後、ゲーム業界が「次世代ゲーム機戦争」なんて言葉で盛り上がっていた1995~1996年頃にテクノスジャパンは倒産、版権が他社に移り、DS時代にはポリゴン化して3Dアクションゲームの道を試したりしたのですがあまり上手くいかず……3DS以降はアークシステムワークスからダウンロード用ソフトを含めて新作がたくさん出たのですが、ファミコン風のグラフィック&ゲーム性から脱却できませんでした。

 シリーズ消滅の危機までいったことから考えると、新作を出してくれるだけでありがたいとは思うんですけどね……正直、「マンネリ化」を感じてしまって、ここ最近は購買意欲が湧いてきませんでした。


 そこに現れたのがWayForward!
 『シャンティ』シリーズで知られるアメリカのゲーム会社が、「くにおくんシリーズ」に新たな風を持ち込んでくれました。

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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 主人公は、なんと『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』でりきの恋人だった「きょうこ」と、『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』でくにおの恋人だった「みさこ」!意外すぎるチョイス!浦沢直樹先生が『地上最大のロボット』をリメイクした『PLUTO』を描いた際、アトムじゃなくてゲジヒトを主人公にしたみたいなヤツ!


 というのも、やはりこの作品は「2D頭身のダウンタウンシリーズ」ではなく、「リアル頭身の熱血硬派シリーズ」の外伝なんですね。なので、「ダウンタウンシリーズ」でおなじみの長谷部や島田真美ではなく、『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』のきょうことみさこが主人公になるという。


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 と思っていたら、長谷部と真美も出てきたんですけどね!



 「リアル頭身の熱血硬派シリーズ」とは言いつつ、熱血硬派シリーズだけでなくダウンタウンシリーズやスポーツシリーズからも数多くのキャラが登場しています。


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 『ダウンタウン熱血物語』『ダウンタウン熱血行進曲』から五代!
 コイツ、原作だとクソ強かったのに、今回はゴミ箱からいきなり登場して頼みごとをしてくるという変なキャラに!


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 『熱血高校ドッジボール部』から、なりたか!
 花園高校で「実は最強キャラ」みたいに言われてるヤツ!


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 『熱血硬派くにおくん 番外乱闘編』から、美穂子!
 ゴメンゴメンゴメン、誰だか知らない……検索してようやく「元になっているキャラがいたのか」と知ったキャラです。私がゲームボーイ持っていなかったことを差し引いても、シリーズの中でもかなりのマニアックキャラじゃない!?



 とまぁ、こんなカンジに「意外なところから意外な人選」で様々なキャラが登場します。今回「きょうこ」と「みさこ」という女のコ2人が主人公なこともあって、女性キャラが特に多く登場しているかなと思います。


 また、単純に「昔のキャラがリファインされたデザインで登場する」ってだけではなくて……「五代がみさこのストーカーをしていた」とか、「ひろしが漫画ヲタクになっている」とか、「小学生のころに山田が長谷部に一目ぼれしてしまう」とか、キャラクター設定やキャラクター同士の関係性を独自に描き直している点も目立ちました。

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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 これには賛否両論あるかもですが、私は「賛成」です。
 クリストファー・ノーランのダークナイト三部作が『バットマン』に新たな風を吹き込んだように、「くにおくんシリーズ」も今までの作品に縛られない独自解釈によって新しいシリーズに再構築(リビルド)するくらいで構わないと思います。

 3DS時代のアークくにおくんは「ファミコン時代の開発者を呼び寄せる」ことで旧作ファンに呼びかけていましたが、そうするとやっぱり「ファミコン時代の作風」から脱却できなくなっちゃうんですね。
 今回は外部の会社、しかもWayForwardというアメリカの会社が作ったことでその辺のしがらみから上手く脱却できていたと思うのです。それは単純に「主人公が女」ってだけではなく、「固定概念にとらわれずに一からシリーズを再構築する」ということが出来ていたと思うのです。


 ただまぁ個人的には不満点もあって、後半のボスはオリジナルキャラ(ですよね?)が多くなるので、「この枠にもっとメジャーなキャラをぶちこんで欲しかったなー」と思ってしまいましたが……こういう作品だと「どうしてあのキャラを出してくれないんだ!」って思われるのは仕方がないこと。
 今回は出なかったキャラに出てもらうためにも、WayForwardには是非またこの路線の続編を出してほしいです。個人的には豪田砂織を出して欲しかったなー。そして、お兄ちゃんとイチャイチャして欲しかったなー。


↓2↓

◇ シリーズ伝統のベルトスクロールアクションは健在!見た目は変わってもくにおくんだ!
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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 ゲームジャンルは、昔ながらのベルトスクロールアクションです。
 2Dアクションながら「奥行き」があるタイプのゲームで、攻撃ボタンを重ねることでコンボというか連続攻撃が決まっていきます。オフラインでの2人協力プレイが可能で、同士討ち(フレンドリーファイア)の有り/無しも設定できます。


 私がプレイしたのはNintendo Switch版なので、ボタン説明はNintendo Switch版準拠になりますが……

・Yボタン=弱攻撃
・Xボタン=強攻撃
・Bボタン=ジャンプ
・Aボタン=特殊攻撃
・Rボタン=ガード
・Lボタン=舎弟の召喚

 こんなカンジ。キーコンフィグはありません。
 レベル1の頃には出来るアクションが少ないのですが、レベルが上がることで「倒れている敵を踏みつける」とか「倒れている敵を持ち上げる」といったアクションが増えていって、更にお店で必殺技(特殊攻撃)を購入することも可能です。キャラによって覚えられる必殺技(特殊攻撃)はちがうみたいなので、「1周目はきょうこでプレイしたけど2周目はみさこでプレイしようかな」なんて遊び方もできますね。

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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 もちろんマッハキックなんかのおなじみの必殺技もあります。
 必殺技は緑色のゲージを消費して使い、このゲージは通常攻撃を敵に当てることで回復するみたいです。



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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 ベルトスクロールアクションの定番である、「その辺に落ちているものを拾って武器として使う」要素ももちろん健在です。『ダウンタウン熱血物語』でもあったゴミ箱やチェーンだけでなく、自転車とかベンチとかヨーヨーとか様々なものを武器として使えるのが楽しかったです。魚市場でマグロ振り回して戦うのには笑いました。

 武器はリーチが長いものが多くて大人数相手での立ち回りに有効なのですが、今回は「武器の耐久度」があるので強力な武器をずっと持っていくみたいなプレイは出来ません。この辺の塩梅はすごくよく出来ていたかなと思いますね。


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 2つまでセットできる「アクセサリー欄」を使って、「武器の耐久度を上げる」とか、「○○な敵に対するダメージを5%上げる」みたいなカスタマイズも可能です。自分のプレイスタイルに合わせてアクセサリーを使い分けるのも『ダウンタウン熱血物語』っぽいし、女のコが主人公の「くにおくんシリーズ」というカンジもしててイイですね。



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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 しかし、かわいい見た目に反して、難易度は決して低くありません。
 回復手段が「レベルアップ時の全回復」と「ショップで買える回復アイテム」くらいしかないので(あと、ごくまれに出るドロップアイテム)、大した回復アイテムが買えない序盤は特にキツイです。店が出てこない1面が一番厳しかったですし、碌な回復アイテムが売っていない2面もキツかった……3面以降は回復アイテムを買い込んでゴリ押しできるんですけどね。

 お店で買える消費アイテムも「○%体力を回復する」ものがほとんどで、ステータス補正的なアイテムが少ないのも残念。買う前に効果が分からないこともあって、一つ「値段の割に回復量の大きなアイテム」を見つけたらそればっかり買ってしまうようになっちゃいました。
 アクセサリーも含めて、買い物周りは「もっと工夫したら面白く出来たんじゃないかなー」と思わなくもないです。


--9月17日追記--
 コメント欄で指摘していただき確認してみたところ、食べ物などの消費アイテムは「初回のみ」ライフ回復+ステータスアップの効果があるみたいです。値段の割に回復量が小さいアイテムは、いろんなステータスが上がるとかですかね。とりあえず色んな種類のアイテムを使っていった方がステータスは上がるっぽいぞということで。



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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 時折はさまる「ケンカアクション以外の動きが求められるシーン」や、特殊なボス戦などは、キライな人も多そうです。私は「ゲームに変化を付けるため」と好意的に受け止めましたが、それならもうちょっと難易度を抑えたらどうなんだとも思いました。ケンカアクションを求めて買った人に、シビアなジャンプアクションを遊ばせるんじゃないよ!



 難易度の高さは海外製だからなのかと思いましたが、そもそも昔の「くにおくんシリーズ」だって決して難易度の低いゲームではありませんし、『ダウンタウン熱血物語』もお金が貯まっていないスタート直後が一番キツイという見方が出来ます。
 個人的には、その難易度も「シリーズリスペクト」というカンジがしたし、その難易度に合わせて慎重な立ち回り&回復アイテムをごそっと買っていくプレイに徹したので丁度良かったのですが……「くにおくんシリーズ」を「派手な必殺技で雑魚敵を一掃する爽快ゲー」みたいに捉えている人は「コレジャナイ」と思ってしまうかも知れませんね。


↓3↓

◇ 日本でもアメリカでもない“リバーシティ”を舞台にした新たなシリーズが始まる!
 「くにおくんシリーズ」は1986年のアーケードゲーム『熱血硬派くにおくん』から始まるのですが、あの当時の「くにおくんシリーズ」って「私達の身近にある場所」が舞台だったと思うんですよ。1作目の1面が、駅のホームで他校の不良と殴り合うってステージですからね。

 『ダウンタウン熱血物語』でも、商店街を駆け抜け、公園とか工事現場とかで戦い、他校に乗り込んでボスと戦うというゲームでしたし……『ダウンタウン熱血行進曲』の、民家を通り抜けて、マンションの壁をよじ登って、屋上を走るってのも「私達の身近にある場所」が舞台だったと思います。


 しかし、くにおくん達は未だに高校生である一方、現実世界はそこから30年が立ってしまって……日本中から商店街がなくなっているとか、公園の遊具が撤去されてるとか、駅のホームには転落防止用のフェンスが付けられるとか、そもそもあんな見た目の不良はもういないとか。「くにおくんシリーズ」の舞台って、もう「昔の日本の風景」になっちゃっているんですね。『三丁目の夕日』的な、こんな時代もあったよねと。



 今作『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』は開発がWayForwardになったことで、絵柄がガラッと変わっただけじゃなく、一から作品世界を再構築したこともあって……「リバーシティ」という新しい街を舞台にした「くにおくんシリーズ」新章が始まった!カンジがしました(※1)

(※1:この「リバーシティ」というのは、海外での『ダウンタウン熱血物語』のタイトル『River City Ransom』から来ていると思うのですが)


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 例えば、メニュー画面がスマホだったり。


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 ショッピングモールを舞台にして戦ったり。


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 スクショじゃ絶対に伝わらないと思いますが、ラジカセの置いてある場所ではオシャレなボーカル曲が流れていて……ゲーム全体が「現代的」で「オシャレ」な雰囲気なんです。もちろんキャラや背景のドット絵もすごいです。ずっと1980年代から抜け出せなかった「くにおくん」がようやく21世紀にやってきたというか(いや、ラジカセは1980年代的ではあるんですけど・笑)。


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 ところどころアニメムービーが挟まったり、コミック調になったりする(この絵もすげえかわいい)ことから思うに……「現代を舞台にしてくにおくんシリーズを再構築させよう」というよりかは、「アメコミ的な世界観でくにおくんシリーズを再構築しよう」という狙いがあるのかなと思います。「リバーシティ」という舞台ですが、日本っぽいところもありますし、アメリカっぽいところもありますし、無国籍というか多国籍な世界を構築したかったのかなと思いました。

 ボイスは英語のみで日本語がないというのは残念でしたし、次回作があるなら日本語ボイスも入れて欲しいんですけど、その結果「よりアメコミっぽい雰囲気の作品」になれていたのも確かかなと思います。


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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 新主人公の「きょうこ」と「みさこ」は、非常に漫画的なキャラで、明るくて、行動力があって、時に図々しく、時にずる賢くて、「くにお」や「りき」では描けないストーリーが描けていたと思います。

 「くにお」や「りき」には硬派で、ヒーローっぽいイメージが付いてしまっている分、ストーリーにあまり自由が効かないんですよね。『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』で、プリクラを撮ろうとしているみすずを「すげえブスがプリクラ撮ろうとしてたぜ」と笑うくにおくんが描かれた時「くにおはこんなこと言わない!」と思っちゃいましたもの。でも、今作の「きょうこ」や「みさこ」ならそれが許されると思うのです。


 日本の会社だったらここまでの思いきりはなかったんじゃないかと思います。
 アメリカの会社だからこそ、シリーズの再構築と再起動が可能で、今までの「くにおくんシリーズ」を停滞させていた様々なものをぶち壊してくれたと思うので……是非是非この1作に留まらずに、この路線の作品を出し続けてほしいなぁと思います。



◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

 「くにおくんシリーズ」を昔遊んでいたけど最近はすっかり遊んでいないやーという人や、「くにおくんシリーズ」という名前は聞いたことがあるけどどれから遊んでいいのか分からないという人には、シリーズを一から再構築しようとしたこの作品から遊ぶことをオススメします!
 ダウンロード専用ソフトとしてはちょっと定価は高いし、難易度も低くないんですけど、「くにおくんシリーズ」への愛に満ちて、ここから再起動しようという熱い志を感じる作品ですから。


 ちなみに「くにおくんシリーズ」はこの後、10月10日に『ダウンタウン乱闘行進曲マッハ!!』をSteam、PS4、Nintendo Switch用に発売予定です。2016年にPS4で、2017年にSteamで発売した『ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP』のバージョンアップ版だそうです。

 その『ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP』には、チームミスズとして「みすず」はもちろん「きょうこ」や「みさこ」も登場していたそうなので、『マッハ!!』の方にも当然出ることでしょう!これは買わなくてもイイかなー、『moon』と同日だし、と思っていたけどやっぱ買おうかな!


 そして、更に2019年秋に『イカすぜ!小林さん』という新たな外伝をSteam、PS4、Xbox One、Nintendo Switch用に発売予定だそうです。
 いや、流石に「くにおくんシリーズ」出しすぎでは……(笑)。

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ファミコン版『タッチ』は本当に「どうしようもないゲーム」なのか?

 レトロフリークを買いました!
 バーチャルコンソールなどに出ていない昔のゲームも遊べる環境になったため、夏の間に千葉に遠征してまでファミコンやスーファミのゲームを買いあさってきましたよ。今後はそういうゲームの話題も出せていけたらなって思います。

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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 そんな私が真っ先に買ってきたのがファミコン版『タッチ』です。
 このゲーム……インターネット上では「原作無視のクソゲー」やら「原作者をブチギレさせた(憶測)黒歴史ゲー」として有名なのですが、私はプレイしたことがありませんでした。『タッチ』の漫画を全巻読んだのももっと後なんで、ファミコン時代には手に取らなかったんですね。でも、実際に遊んだことがなくて知った顔で「クソゲーなんでしょ?」なんて言ったら、実際に遊んだことのある人に笑われるなんてケースを多々見てきたワケで……

 じゃあ、実際に買って遊んでみよう!と遊んだら、フツーに面白いゲームでやんの。インターネット上の評判なんてマジでアテにならねえな!



◇ 名作野球漫画『タッチ』のゲーム化が、野球ゲームにならなかった理由
 『タッチ』という漫画を知らない人もいらっしゃるという話は以前に書きましたんで簡単に済ませますと、1981年~1986年に少年サンデーで連載されていた名作野球漫画です。

 その『タッチ』がゲーム化されるんだから野球ゲームだと思ったら、ベルトスクロールアクションだった!原作無視のクソゲーだ!―――というのが、よくあるインターネット上での批評なんですが。ちょっと待てと私は言いたい。


 このファミコン版『タッチ』の発売は1987年3月です。
 ファミコンの野球ゲームの代表作である『ファミスタ』シリーズの1作目の発売は1986年12月です。

 もちろん『ファミスタ』以前にも任天堂の『ベースボール』のような野球ゲームはありましたが、選手一人一人に独自のパラメータが搭載された「キャラゲーとしての野球ゲーム」の市場が出来たのは『ファミスタ』以降のことで、各社それから後追いで野球ゲームを作っていったのです。

・ジャレコ『燃えろ!!プロ野球』 1987年6月発売
・コナミ『エキサイティングベースボール』 1987年12月発売
・タイトー『究極ハリキリスタジアム』 1988年6月発売
・バップ『スーパーリアルベースボール』  1988年7月発売
・バンダイ『名門第三野球部』 1989年8月発売
・ケイ・アミューズメントリース『甲子園』 1989年10月発売
・カルチャーブレーン『超人ウルトラベースボール』 1989年10月発売
・エポック社『ファミコン野球盤』 1989年12月発売
・テクモ『激闘スタジアム』 1989年12月発売
・カプコン『水島新司の大甲子園』 1990年10月発売
・サンソフト『なんたって!ベースボール』 1990年10月発売

 ジャレコの『燃えプロ』が『ファミスタ』より半年後に発売されていましたが、コナミでも1年後、それ以外の会社は1年半くらいは『ファミスタ』の後追いゲームを出せていません。ファミコンに野球ゲームがわんさか出てくるのは1988年後半~1989年あたりなんですね。

 初代『ファミスタ』から3ヶ月後に発売されている『タッチ』に「野球ゲームだと思ったら、なんと!アクションゲームなんですよ!スタッフは頭おかしいんですかねー?」みたいな言説は、当時ではありえないんです。当時のファミコンの野球ゲームは任天堂の『ベースボール』とナムコの『ファミスタ』しかありませんからね。恐らくはインターネットが普及して以降の「ファミコンのアレなゲームをクソゲー扱いして笑う」ブームで生まれた言説じゃないかと思われます。


 「じゃあ、『タッチ』のゲームはそんな時期に出さずに、2年後くらいにフツーの野球ゲームとして出せば良かったんじゃ?」と思った人もいるかも知れません。しかし、『タッチ』のゲームは1987年3月に発売しなくてはならなかったのです。何故なら1987年3月にアニメが終わるので。
 アニメ終了のタイミングまでにゲームを発売しなくてはならなかったので、その後の野球ゲームブームなどつゆしらず、この時期に開発できるゲームを全力で作ったらアクションゲームになった―――それだけの話なんです。「野球ゲームだと思ったら、なんと!アクションゲームなんですよ!スタッフは頭おかしいんですかねー?」というのは、後の歴史を知っている人が「織田信長は殺されちゃうのにどうして本能寺に行ったのかなー。バカかなー?」って言うようなもんなんですよ!


 「いやいや、野球ゲームが無理なら恋愛アドベンチャーゲームとして出せよ」と思った人もいるでしょう。
 「恋愛アドベンチャーゲーム」は1990年代以降のジャンルだから1980年代には存在しないんですよ……という話は置いといて、ストーリーを追うタイプのコマンド選択式のアドベンチャーゲームはこの時期にも存在しました。というか、実際にコマンド選択式のアドベンチャーゲーム『タッチ』は出ています。1987年1月にPC用ソフトとして。



 じゃあ、これをファミコンに移植すればイイんじゃ……みたいに思われるかもですが、PC用のゲームをファミコン用に移植するには年単位の時間がかかるもので。
 例えば同じようなコマンド選択式のアドベンチャーゲーム『めぞん一刻』のゲームは、1986年12月にPC版が出て、1988年7月にファミコン移植版が出ています。しかし、それが可能だったのは『めぞん一刻』のアニメが1986年~1988年に放送されてたからだと思うんですよ。アニメ放送ギリギリ(はみだしている)タイミングでファミコン版が移植できたから発売できたのであって―――

・1987年1月 PC版『タッチ』発売
・1987年3月 ファミコン版『タッチ』発売
・1987年3月 テレビアニメ版『タッチ』放送終了

 このタイミングだとPC版の移植なんか間に合わないんですね。なので、PC版とは全然ちがう形のファミコン版がアニメ放送終了直前に発売されたのでしょう。
 『タッチ』という漫画・アニメが大ヒットした時期はまだゲームのジャンルが出そろっていない黎明期だったので、、割とこういうことはよくある話だったと思います。『うる星やつら』だってキャラをすげ替えたアクションゲームが出ていますし、原作に全然関係ないジャンルになったからクソゲーだって言うのは「ゲームが作られた時代背景」を無視した言い分ですよ。




◇ じゃあ、何故ベルトスクロールアクションなのか?
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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 そうして出てきたファミコン版『タッチ』はベルトスクロールアクションゲームだったワケですが、ネット上をサラッと検索しても「当時はマリオが流行ってたから何も考えずにアクションゲームにしたんだろうな」なんてことを言っている人を結構見かけます。いやいや、待て待て。

 『スーパーマリオ』とベルトスクロールアクションを「同じジャンル」とみなす人間は、もうゲームについて語る資格ないでしょう?

 ベルトスクロールアクションゲームは、『熱血硬派くにおくん』(アーケード版は1986年5月、ファミコン版は1987年4月)から始まったと言われ。その後はテクノスジャパンのお家芸となり、『ダブルドラゴン』(アーケード版は1987年6月、ファミコン版は1988年4月)、『ダウンタウン熱血物語』(1989年4月発売)などを経て――――
 セガの『ゴールデンアックス』(アーケード版は1989年5月、メガドラ版は1989年12月)、カプコンの『ファイナルファイト』(アーケード版は1989年12月、スーファミ版は1990年12月)などで一世を風靡したジャンルです。


 さて、『タッチ』。
 先ほども散々書いたように1987年3月発売ですから――――実はファミコン版『熱血硬派くにおくん』よりも早い発売なのです。

 ということは、ファミコン初のベルトスクロールアクションゲーム……?
 なんてことはなくて、『くにおくん』とはまたちがう系譜の『がんばれゴエモン!からくり道中』(1986年7月発売)に影響を受けているのかなと思われます。広いマップを上下左右に進んで探索しながら、お金を貯めてお店で買い物するとこなんかもそのまんまですし。




 ベルトスクロールアクションというジャンル名だと『くにおくん』や『ファイナルファイト』のような格闘ものを指すことが多いと思うのですが、『ゴエモン』や『タッチ』の系譜も存在していて、近年明らかになった「スーパーマリオブラザーズ3は当初俯瞰視点で作られていた」という話もこの系譜じゃないかなと思うんですね。『マリオ3』開発開始の時期と『ゴエモン』発売の時期が近いですし、アイテムを入手しながら国から国へと旅するシステムは『ゴエモン』っぽいと言えなくもないですし。


 閑話休題、『タッチ』の話に戻します。
 『タッチ』が『ゴエモン』とちがうのは、「ステージクリア型」のゲームではなく、「最初からどこにでも行けるオープンワールド型」のゲームであることです。目的はバラバラになった子犬10匹を探すことで、広大なフィールドをアイテム屋で買い物なんかしつつ探索するゲームということで―――ゲーム性としては初代の『ゼルダの伝説』(1986年2月発売)っぽいんですね。

 つまり、外側は『ゴエモン』で中身は『ゼルダの伝説』ってゲームなんです。
 これだけ聞くと、むっちゃ面白そうでしょ?
 実際、ちゃんと遊べば面白いんです。



 アクションゲームとしての出来も全然悪くないです。
 ゲームカタログを始めとして、このゲームを「クソゲーだ」と書いているサイトが判を押したように批判しているのが「ライフ=経験値=お金」システムです。

 このゲーム、スタート時には達也も和也も「ライフ」が250あって、敵と接触すれば当然それが減って、0になったらゲームオーバーなのですが……敵を倒すたびにこの数値が増えて、更に買い物時にはこの数値を消費してアイテムを入手します。

 それ故に、このゲームを「クソゲー」扱いしているサイトはどこでも「ライフが少ない状態でうっかり買い物をすると、敵に触れて即ゲームオーバーになる」のをクソゲーポイントと挙げています。コピペしたかのようにどこのサイトでも必ずと言ってイイほど書かれています。


 アホかと言いたい。
 例えば「ライフが260」の時にうっかり「価格が250するアイテム」を買っちゃうと、残り「ライフが10」になって敵にすぐやられちゃうからクソゲーだ!って言い分が成り立つんだったら。この世界のゲームは全部クソゲーになっちゃうわ。

・「うっかりマリオがクリボーに当たったらやられちゃったからクソゲー」
・「うっかり宿屋に泊まらずに冒険に出たら回復できてなくてすぐにやられたクソゲー」
・「うっかり自分の背丈以上の段差から落ちたら死んだからクソゲー」

 「ライフ=経験値=お金」ということが分かっているのに、敢えて所持金ギリギリのアイテムを買ってライフが少なくなって死んだ―――なんてクレームはこのレベルのクレームですよ。言いがかりでしかありません。
 なのに、どうしてみんなコピペしたかのようにここを批判するのか。実際に自分では遊ばずに評判だけ聞きかじったのを書いているだけなのか、それとも「みんながクソゲーと言っているからクソゲーに決まっている」とネット上のデマに踊らされているのか。



 実際に遊べばすぐに分かるのですが、「ライフ=経験値=お金」システムのおかげで、安全に敵を倒せる場所で5分稼ぎプレイをすれば「ライフ=経験値=お金」が無尽蔵に増えるので―――ほぼゲームオーバーにならない、「アクションゲームが苦手な人でも楽しめる」よく出来た仕様なんですよ。

 例えば『ドラキュラ』シリーズなんかだと「回復アイテムが出ないー」とシビアなプレイを要求されますが、『タッチ』は言ってしまえばすべての敵が回復アイテムを落とす仕様なので、恐ろしい勢いでライフが増えていきますし、敵にちょっと当たったくらいではへこたれません。“アクションゲームとしての”難易度は激低です。「簡単すぎて物足りない」と言われるならともかく、「難しすぎる鬼畜ゲー」と言っている人は本当に遊んだのかと言いたい。



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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 じゃあ、「ライフが無尽蔵にあるから緊張感のないつまらないゲーム」なのかと言うと……そこを上手く料理しているのが「浅倉南」の存在です。
 このゲームは1人プレイの場合は「達也」と「和也」をセレクトボタンで切り替えながら遊び(動かしていない方は『グラディウス』のオプションのように連動して動く)、2人プレイの場合は1Pが「達也」で2Pが「和也」と分担して遊ぶのですが……「浅倉南」は完全NPCで攻撃手段を持たず、このキャラが敵に接触すると泣きだしてしまって動きが止まります。

 その泣き方が「浅倉南」っぽくないとは私も思いますが……それ故に、「達也」と「和也」で連携して「浅倉南」を守るフォーメーションを取るというのがこのゲームの基本的な遊び方なんですね。


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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 こんなカンジに、右にいるキャラが左に撃って、左にいるキャラが右に撃つことで画面全体を攻撃できるように陣取るのが理想です。それでも敵は執拗に「浅倉南」を狙ってくるし、中でも「浅倉南」の目の前に地中からドリルで現れるゲッター2みたいな敵が凶悪なんですが……最近まで遊んでいた『零』でもそういう敵がいたから私は気になりませんでした。『零』の幽霊みたいに瞬間移動で避けたりしてこない分だけ当てやすいし。

 開発会社のコンパイルは、後に『ザナック』『アレスタ』などの良作シューティングゲームを作る会社なこともあって……ベルトスクロールアクションと書いてきましたが、『くにおくん』とも『ゴエモン』ともプレイ感覚はちがって、「任意スクロールシューティングゲーム」に近いのかもって思います。


 また、先ほども書いたように「達也」と「和也」の2人同時協力プレイが可能で……ベルトスクロールアクションで2人同時協力プレイを実現するのは、テクノスジャパンで言えば『ダウンタウン熱血物語』(1989年4月発売)が初で、ゴエモンシリーズで言えば『がんばれゴエモン2』(1989年1月発売)が初ですから、それらのシリーズより2年早く2人同時協力プレイを実現しているのも地味にすごいところです。

 当時の最先端だった『ゴエモン』の外側と『ゼルダ』の内側を融合しつつ、『ツインビー』のような2人同時協力プレイをスクロールゲーでも取り入れて―――実はムチャクチャ高い技術力で作られた最先端のゲームだったんだと思うんですよ。後の時代から振り返ると「1987年のゲームも1989年のゲームも変わんねえだろ」と思うかもしれませんが、当時のゲーム業界だと2年経てば「別の時代」です。

 「時代を2年先取りした」とまでは言いませんが。
 少なくとも「テキトーに作られた志の低いゲーム」なんかではなかったと言えます。



◇ アドベンチャーゲームとしての難易度は確かに高い、高すぎる
 とは言え、「じゃあ万人にオススメできる良作ゲームなんですか?」と訊かれると返答に困るのも確か。アクションゲームとしての難易度は激低ですが、アドベンチャーゲームとして難易度を見るとムチャクチャ高いと思います。


 まずはマップが超広大。全体マップやオートマップなんかもなし。
 インターネット上にはこのゲームを評価して、攻略サイトを作り、全体マップを公開してくれている人もいらっしゃいます。ネットも捨てたもんじゃないですね!感謝感謝!

 タッチ攻略ファミコンマックシング!!さん)

 この広大なマップの中にいる「10匹の子犬」を見つけるのが目的で、最後の2匹を除いた8匹はどういう順番で見つけても構わないみたいです。セオリーは「北から攻略した方がイイ」らしく、ゲーム内でもそういうヒントがもらえますが。

 また、アイテムを持てる数が少ない(初期で4→リュックを買うと8に増える)のに、『ゼルダの伝説』並に「この場面だとこのアイテムがないと進めない」箇所が多い上に、使用済みのアイテムも好きな時に捨てられないという仕様(※1)

(※1:民家に入るとたまに「、、、、、、」と何もヒントをくれない住人がいるのですが、ここでのみアイテムを捨てることが可能です。いらないアイテムにカーソルを合わせて住人の前でA+B同時押しでアイテムを処分できます。どういう仕様なんだこれ・笑)


 ハッキリ言って、攻略サイトなしではクリアできるゲームとは思えません。
 そこは認めます。


 しかし、「マップが広大でどこに行ってイイか分からない」というのなら『ゼルダの伝説』だってそうじゃないですか。
 「オートマッピングがない」というのなら『メトロイド』(1986年8月発売)だってそうじゃないですか。当時のゲームだと『メトロイド』だって『リンクの冒険』(1987年1月発売)だって、もっと言うと『ドラクエ1』(1986年5月発売)だって、自分でノートにマッピングして遊ばないとクリア出来ないゲームだったじゃないですか。

 「アイテムがたくさんあってクリアのためには必須のものも多いのにゲーム内でヒントがない」みたいなのも、『ドルアーガの塔』(アーケード版は1984年7月、ファミコン版は1985年8月)だってそうじゃないですか。当時のゲームは「友達同士で攻略情報を共有してみんなでクリアする」のが普通だったじゃないですか。

 『タッチ』の難しさって、当時のゲームとしては割と普通のことだと思うんですよ。



 「いやいや、やまなしさん。私はリアルタイムにそれらのゲーム全部プレイしていて、『ドルアーガ』も『ゼルダ』も『ドラクエ』も『メトロイド』も『リンク』も全部自力でクリアしたよ。友達の口コミもなかったし、攻略本にも頼らずクリアしたよ。でも、『タッチ』は無理だった」と言われたら、それは申し訳ありませんとしか言いようがありませんが……

 その場合にゲームに形容される言葉は、「ムリゲー」とか「ムズゲー」とかであって、「クソゲー」じゃなくないですか?


 『ドルアーガ』や『ゼルダ』や『ドラクエ』や『メトロイド』や『リンク』が決して「クソゲー」と呼ばれず、むしろ「時代に残る名作」と言われているのに、どうして『タッチ』が「クソゲー」扱いされるのか……それは単に「周りが誰もやっていないから」に過ぎないと思います。
 「友達同士で攻略情報を共有してみんなでクリアするゲーム」なのに、友達が誰もやっていない。売れていないからゲーム雑誌なんかでも攻略記事が組まれない。そのため、自力でヒントなしで独力でクリアしなくちゃいけない、でもノーヒントでは難しすぎる、だからクソゲーだ!みたいな。


 現に、上述のサイトのように「インターネット上に攻略情報が載る」ようになってから遊んでみたら「意外に面白いゲームだった」と言っている人はチラホラいます。私もその一人です。広大なフィールドを冒険して、多彩なアイテムを駆使して、子犬を集めていくのはワクワクしました。

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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 森。

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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 砂浜。


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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 学校。
 と、様々なロケーションを冒険するのは楽しいですし……そして、何と!



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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 甲子園も出てきます!
 中には入れませんが、原作では出来なかった「和也が南を甲子園に連れていく」ことが出来るゲームなんです。

 まぁ、南ちゃんからしても「甲子園に連れていってって、そういうことじゃねえんだよ」と言いたくなるかも知れませんが(笑)。



 先ほどこのゲームはアイテムの所持数が厳しいと書きました。
 そのため、このゲームは1人用で遊んでも「達也」と「和也」を切り替えて、2人の所持アイテムと所持金を上手く管理しなくてはなりません。「達也」ばかり使っていると「達也」の方ばかり所持金が増えて、アイテムを買うのも持つのも「達也」ばかりになって、あっという間にアイテム欄が8コ埋まっちゃいますからね。

 なので、このゲーム―――
 原作では出来なかった、「達也」と「和也」を的確に切り替えながら(タッチしながら)進めることが重要になっていて……確かにストーリーは原作に全然関係ないし、サブキャラも全然出てこないゲームではあるんですが、原作では出来なかった「if」を実現しているゲームと言えなくもないのです。



◇ パスワードについて
 インターネット上でこのゲームを「クソゲーだ」と書いているサイトのほとんどが、コピペしたかのように「ライフ=経験値=お金」システムをクソ仕様扱いしていると先ほど書きました。そして、更にもう一つほとんどのサイトが書いているのが、この「卑猥なパスワードを入れると達也のみ最強状態で始まる」ということです。

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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 これにより原作者がブチギレて、以降あだち充先生の漫画はゲーム化されなくなっただの。原作ファンはこのパスワードを読むとショックを受けるので閲覧禁止だの。ネット上ではそれがさも真実かのように語られて、それを読んだ人がコピペするかのように色んな場所に書いて、どんどんどんどん拡散されているのですが……


 3つほどツッコミたいことが私にはあります。

 この時代のファミコンのパスワードは「簡単な法則」で成り立っているので、その法則さえ解析してしまえば好きなように作文できてしまうものです。有名なのは『ドラクエ1』の復活の呪文で、例えば後に薬物で捕まった芸能人の名前を羅列すると最強状態で始まるから「ドラクエ1は未来を予知していたんだ!」なんて言う人がいますが、好きなように作文してその法則を知らない人にデマとして吹き込んでるだけの話なんですね。

 『タッチ』のパスワードが解析されているのかは分かりませんが、パスワードが通るのが開発者からのメッセージだなんて騒ぐのはどうかと思います。


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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 もう一つ、ネット上で出回っている有名なこのパスワードは実は最強状態ではありません。
 ライフこそ3000ありますが、ライフなんて15分もあれば3000くらい溜まりますし、アイテムも揃っていません。そして何よりの問題ですが、10匹集めるべき子犬が7匹しか集まっていません。


 「10匹中7匹も集まっていれば十分では?クリア直前では?」と思った人は、もうちょっと頭を使って生きてください。このゲーム、オープンワールドゲームのように「攻略順が決まっていない」んですよ。最後の2匹は恐らく順番的にみんな最後にするとは思うものの、後の8匹はどういう順番で救出するかはプレイヤー次第なんです。それが7匹しか揃っていないパスワードとはどういうことかというと……

 どの子犬を見つけていないのか、正規ルートと同じように8カ所回って調べなきゃいけないのです。1カ所目で正解を引けばクリアは近いですが、8カ所目だった場合は普通にゲーム始めるのと変わりません。実用性のないパスワードなんですよ。
 もし開発者が意図的に「卑猥なパスワードを入れたら最強状態から始まるようにしよう、ムフフッ」と企んだ場合に、こんな中途半端な嫌がらせみたいなパスワードにするでしょうか?普通だったらクリア直前&アイテムも揃った状態のパスワードにするでしょう。




 そして、最後のツッコミ。
 読んだことのない人のイメージだとそうなのかも知れませんが、そもそも原作の『タッチ』って結構エロイ漫画ですよ?

 そりゃ少年誌だから濡れ場とかはありませんが……女のコが水着とかレオタードなんかを着て、それを男のコがムフフッと眺めるみたいなお色気シーンがふんだんにある作品ですよ?私なんかは、むしろあだち充作品=あざといくらいにお色気シーンを入れてくる漫画というイメージです。

 「Hしてしまいました」なんて稚拙な一文のパスワードが通る(しかも出てくるデータは実用性皆無)だけで、「原作ファンは閲覧禁止」とか「原作者がブチギレた」みたいに騒ぐ人――――『タッチ』どころか、あだち充作品を1作品も読んだことないでしょ?


 手塚治虫先生とか『ドラゴンボール』とかが、そのパブリックイメージゆえに健全なものと思われて、「最近の漫画はエロやグロにすぐに走る!手塚作品や『ドラゴンボール』なんかを見習ってほしい」みたいに言われて。手塚作品や『ドラゴンボール』のガチファンが「オマエ、読んだことねえだろ!」と思うみたいな話ですよ。

 『タッチ』に健全なイメージしか持っていない人、「アニメ名場面集」みたいな番組で断片的な情報だけで全部観た気になってんじゃねえの?



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<画像はファミコン用ソフト『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』より引用>

 というワケで、レトロフリークを買って最初にクリアしたゲームはファミコン版『タッチ』でした。フツーに面白かったです。


 もちろん実際に遊んだ人が「自分には合わなかった」と言うのは仕方がありませんが、このゲームが開発&発売された時期を無視した批判とか、ゲームシステムを1ミリも理解していない批判とか、ゲームどころか原作も碌に知らないのに面白がって「クソゲークソゲー」騒いでいる人達が多いのには本当に嫌気がさしました。

 「みんながクソゲーって言ってるからサンドバッグにしてイイんだよ」って論理は、イジメの構造と何ら変わりありません。反省してください。反省した人はとりあえず原作漫画を全巻買って読んでください。さすれば神もアナタを許すでせう。


| ゲーム雑記 | 17:50 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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【アンケート】「横書きの小説」にはみなさん、もう慣れていますか?

 この話、数年前にブログに書いて、コメントで様々な意見をいただいた記憶もあるのですが……自分のブログを検索しても、ちっとも出てきませんでした!
 ひょっとして「書こうとした」だけで「書いた」「そして、コメントもたくさんもらった」と記憶を捏造してしまったのか、そもそもこのブログ自体が幻覚で、本当の自分の肉体はとっくに滅んでいるのに脳だけが培養液の中で保存されてあたかもまだ肉体が生きてブログを更新してコメントをいただいているなんて作られた記憶を植え付けられているだけなのかと不安になってきたので。


 もう1回、書きます!

 恐らく数年前と状況が変わったよーという人も多いでしょうしね。



 話は変わりますが、私は現在LINEノベルで新作書き下ろし小説『だれもカノジョのカオをしらない』を毎日1話ずつ公開しています!
 LINEノベルアプリは「読書時間」に応じてチケットが発行されて、そのチケットを使えば「投稿作品」だけでなく「商業作品」も読めるそうで、本を読むことで本を読む権利がもらえる―――という、『モンハン』の「モンスターを倒す武器を作る素材のためにモンスターを倒している」みたいな不思議な感覚のシステムなのですが。

 「小説を読むのが好きな人」ほど得になるシステムは好感が持てますね。
 新しく始まったサービスなので、応援していきたいなーとは思っています。


 しかし、個人的には「横書き」表記でしか読めないのは厳しい!

 もちろんこのブログだってTwitterだって横書きなのだし、「横書きの文章」が読めないというワケではないのですが……私は未だに「文章は縦書きの方が頭にすんなり入る」傾向があるのです。
 以前「横書きのWEB小説」を「縦書きのキンドル本」で読み直した際、「こんな話だったの!?」と驚いたこともありますし。今回『だれもカノジョのカオをしらない』を書いた際にも、「横書き」で書いたものをわざわざ推敲のためだけに「縦書きのキンドル本形式」に変換して、「縦書き」で読み直して細かい修正を行ったくらい……私は「横書き<<<縦書き」派なのです。縦書き信奉者と言っても過言ではないほどに。

 だから、LINEノベルに限らず小説投稿サイトは「縦書き」表記に対応してくれないかなと思うのですが……「横書き用に書いた文章を縦書きに変換する」のも「縦中横」の設定なんかをしなくちゃいけないので簡単じゃないでしょうし、「ウチは横書きのみですよ!」ってした方が楽なのかなとも思うんですね。


 そもそもの話、数年前に書いた(と記憶が捏造している可能性もある)記事でも触れたんですが、今や活字は「紙の本」より「WEB」で触れるという人も多くなっているでしょうし、生まれたころからスマホとかタブレット端末がある世代なんかだと、小説は「縦書きの紙の本」よりも「横書きのWEB投稿サイト」でしか読んだことがないって人も多いかもって思うんですね。

 例えば『小説家になろう』系のサイトは「縦書きPDF」に変換して読むことが出来ますが、デフォルト表示が「横書き」なので、「横書き」で読んでいる人が圧倒的に多いと思うんですね。「横書きだと文章が頭に入らない」なんて私が言っているのを見ると、「これが昭和生まれの老害ジジイなのか……」と思われかねないっ!


 ということで、久々にアンケート







 コメントに年齢とか世代とかを書いてくれたらありがたいけど、個人情報なんで無理強いはしません。

 例えばこれで「横書きの方がありがたい」の方が多かったら、今まで出してきたキンドル本を「縦書き」にしたの逆効果だったよねって話ですし(笑)。逆に「縦書きの方がありがたい」の方が多かったら、「横書き」で一度出したものを「縦書き」のキンドル本で出す意味もあるのかなって思いますし。

 結構真剣に聞きたいアンケートです。

| ひび雑記 | 17:53 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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2019年9月の近況報告その1:Wiiでバンドリ!SmileDown零299

 この夏は「新作小説を書き上げる」以外のことをほとんど何も出来なかったので、近況報告にも書くことがほとんどありません。

 そのくらい頑張って書いた新作小説『だれもカノジョのカオをしらない』は、この後の夜9時から毎日1話ずつ公開していくのでみんな読んでくださいね!LINEノベルのアプリさえ入れていれば誰でも無料で読めますからね!(AndroidOS版のアプリは9月配信予定なのでちょっと待っててね!)



【最近遊んでいたゲーム】
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<画像はWii用ソフト『零~眞紅の蝶~』より引用>

 7~8月に実況で挑戦していたゲームは『零~眞紅の蝶~』でした。PS2で出た『~紅い蝶~』のWiiリメイク版ですね。

 一応のエンディングを迎えて、その後に攻略サイトなんかを読んで思ったのは……少なくとも「このゲームの面白さ」は、自分には伝わらなかったなぁということでした。

 攻略サイトによると、敵の防御力は高いのだけど、敵ごとに固有のフェイタルフレームのタイミングを見極めることで大ダメージ&連続コンボをぶち込むのが気持ち良いゲームだったそうで……
 でも、私は「フェイタルフレームのタイミング」というのが最後までよく分からなくて、ずっと敵の攻撃を喰らわないように逃げ回りながら20ダメージくらいをチマチマ与えて倒していました。そしたら、攻略サイトによると「フェイタルフレームのタイミング」は敵の攻撃モーションが多いんですって。いやいや、そんなのゲーム内で説明してもらわなくちゃ、「敵の攻撃を喰らわないように逃げ回っている」私は気付きませんって!(一応言っておくと、説明書には“特定の条件で発生する”みたいなことしか書かれていません)


 「世間で評判がイイのに私にはさっぱり面白さが分からなかったゲーム」って、こんなカンジに「ゲームの面白さのツボ」に気づかないままプレイし続けちゃうことが多いんですよね。私の勘が鈍すぎるのが問題なのか、攻略サイトなどを見ることを前提としているのか。
 特に3Dアクションゲームにはその傾向が強いのですが、実はこのゲームって「私が実況で挑戦した初めてのフル3Dアクションゲーム」なんですね。『バイオ1』とか『ドラクエソード』みたいなゲームを除けば。私が如何に3Dアクションゲームの楽しみ方を知らないのかを可視化してしまったのかなーなんて思っています。

 この経験は、次に3Dアクションゲームに挑戦する時に活かしたいですね。
 3Dアクションゲームが得意な人なら敢えてプレイすることもオススメしなくもないです!

→ クリア!

――オマケ――
 ちょっと私が到達したエンディングが「意味不明」という声も多かったので、その後にいろんなサイトを読んで知ったことも踏まえて解説しようと思います。ネタバレになりますので、文字を反転させて読んでね。

<以下、エンディング「紅い蝶」のネタバレ>
 妹=主人公=澪、お姉ちゃん=繭

 作中でお姉ちゃんが脚を引きずっていて速く走れなかったと思うのですが、アレは幼少期に二人で山に入った際にお姉ちゃんが転落したケガによるもの。しかし、その時点でお姉ちゃんは「妹は活発なコだからいつか自分を置いていってしまう」という不安があったため、わざと転落して大ケガを負ったそうです。その結果、お姉ちゃんは脚に障害を負い、妹が常に寄り添い続けて17歳にまでなりました。ちなみに妹の方も「お姉ちゃんがわざと転落した」ことは何となく察しているそうです。

 この「お姉ちゃんは妹が自分から離れないように、大ケガを負ってまで自分に縛り付けた」、「妹も何となくそれを察しつつもお姉ちゃんを見捨てられない」というのが、この姉妹の大前提なんですね。ヤン気味のガチ百合姉妹です。

 この前提が分かっていないと、ノーマルエンディングで「妹がお姉ちゃんを殺す」ラストって意味が分からないんです。
 お姉ちゃんは「自分が死んででも妹とずっと一緒になりたい」と思っていて、あの場所で妹に殺されたことで紅い蝶になり、ずっと妹と一緒になることが出来た。
 妹の方も相当ヤバイ精神状態に追い詰められていたとは言え、お姉ちゃんの言いなりになって世話をし続けてきたのですから、お姉ちゃんの望むとおりの形にしてしまった―――こんなカンジなのかなと思います。


 ちなみにこのゲームはPS2版『~紅い蝶~』→ Xbox版→Wii版と、EDが追加されているのですが……どのEDにも「この姉妹がずっと一緒になるかどうか」という要素が入っていて、唯一のバッドエンドは「妹がお姉ちゃんを置いて逃げたため姉妹は離れ離れになる」というものなんですね。姉妹が心中するエンディングもあるのですがそれはグッドエンドで、妹だけ助かるのがバッドエンドなんです(笑)

 これ、「ヤン気味のガチ百合姉妹」ということを知らないとポカーンというエンディングですよね。ゲーム本編では正直そこまでのガチだとは感じませんでしたし(あの状況だったらそりゃ「置いてかないで」って言うだろうよ!)

</ここまで>


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<画像はWii用ソフト『Wiiでやわらかあたま塾』より引用>

 『零~眞紅の蝶~』の前座枠は『Wiiでやわらかあたま塾』でしたが、「最初に全部のミニゲームを通しで遊ばされてしまった」ため、あとはそれらを個別にプレイするしかなくなるという、実況的には最悪の構成になってしまいました。

 どうしてこんな仕様にしちゃったんですかね。
 どのミニゲームも「既に1回やったヤツ」では盛り上がらないと思うんですけど。

 ゲームとしても同じゲームを何度もプレイしてプラチナメダルを目指すゲームなんでしょうけど、そういうランクとか付けてくるゲームには「オレもオマエのランクをEって付けても文句言うなよ!」と言うことにしているので、このゲームは4段階中の下から2番目です!だってほら、このゲームも私のことそうランク付けしてたし……

 「4段階中の下から2番目」でもイイじゃないかと思える人にはオススメです。

→ 引退



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<画像はNintendo Switch版『Downwell』より引用>

 『零~眞紅の蝶~』や『プチコン4』の陰に隠れていますが、実は2ヶ月かけても未だにクリアできていないのがこちら、『Downwell』になります。
 私に向かって「全然ゲームが下手じゃないじゃないですか」とか言ってくる人達、読んでますか!? ちっともクリア出来ないゲームを2ヶ月遊び続けて、それでもまだ諦めていないんですよ! 執念でクリアしようとがんばっている人間に対して、「何だよ、ゲームが下手とかウソじゃん」とか言ってくる人、どんだけ性根が腐ってるの!?


 とは言え、そろそろめげてきたのでギブアップしようかなーなんて思っています(笑)。
 『くにおくん外伝』の発売までにはクリアしたかった。でも、無理そう。このゲームは「数日集中してがんばればクリアできる」ってもんでもなさそうですし。

 諦めない心を持っている人にはオススメです!

→ プレイ継続中



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<画像はNintendo Switch用ソフト『スーパーマリオメーカー2』より引用>

 生配信以外ではほとんど起動できていませんが、8月は甥っこと1回、自分一人でも1回、『スーパーマリオメーカー2』実況が出来て楽しかったですね。7月までの「8回死んだらギブアップ」というルールを取っ払ったことで、「8回死ななくてもギブアップできる」ようになって気が楽になったというのも大きいです(笑)。

 「自分でコースを作る創作意欲が(小説執筆やプチコン4に吸い取られているので)湧かない」上に、「1-1~8-4まで並べることも出来なくなった」ため、何を目標に遊べばイイかなーと思っていたのですが……恐らくこのゲームも、『Splatoon』でブキやステージが追加され続けたり、『スマブラ』の有料DLCでキャラが追加されたりしたみたいに、アプデでモードが追加されていくと思うんですね。

 例年通りなら、9月の東京ゲームショウ近辺でニンテンドーダイレクトがありそうですし、そこで『マリオメーカー2』のアプデ情報も来るんじゃないと推測できます。とりあえずそれを見て判断しましょうかね。


 長く楽しんで遊ぶ気ならばオススメです!

→ プレイ継続中



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<画像はNintendo Switch用ソフト『プチコン4 SmileBASIC』より引用>

 200時間プログラミングするまで諦めないと宣言した『プチコン4 SmileBASIC』ですが、当時参考にしていた初心者向けサンプルプログラムを載せてくれていたサイトは「そのまま書き写しても動かない」ため諦めました(笑)。

 んで、新たに検索してたどり着いた初心者向けサンプルプログラムを載せてくれているサイトでは、ノベルゲーム作成のプログラムを作ってくれているので、「よし!ノベルゲーを作ろう!」とこういう企画を立てたのでした。
 しかし、あの記事に書き逃していたことなんですけど……自作ゲームって「テストプレイ」も「デバッグ」も自分でやらなくちゃいけないため、例えば公式の初心者ガイドに倣ってシューティングゲームを作っても、シューティングゲームがド下手な自分ではマトモにテストプレイできないんですね。

 「アイテムを取得するプログラムが作れなかった」「壁の衝突判定を作れなかった」ことがアクションゲーム作成を断念した理由だったんですが、そもそも私がアクションゲームを作っても「私がクリアできるレベル」のアクションゲームが作れないんじゃ、ゲームカタログで「簡単すぎて物足りない」とか酷評されるようなゲームしか作れないワケですよ!おのれ、ゲームカタログ!絶対に許せん!

 なので、ゲームスキルの関係のないノベルゲームとかアドベンチャーゲームとか、自分が作れる道はこっちしかないのかなーなんて考えております。まぁ、まずはノベルゲーを作ってから次のことを考えましょう。

 ゲームを作りたいのなら、ゲームが上手くなってからがオススメです!

→ プレイ継続中



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<画像はNintendo Switch用ソフト『テトリス99』より引用>

 すっかり「月に1回のイベント」の時にだけ起動するようになった『テトリス99』ですが、毎月プレイしているからなのかかなり順位が上がってきましたよ!今までは最高順位が28位くらいだったのですが、今回とうとう一桁まで行きましたからね!


 時間帯のおかげな気もする……

 たまに起動して遊ぶ分にはとても面白いゲームなのだけど、限定スキン目当てで「月に1回のイベント」しかプレイしていないから、限定スキンを手に入れても使う機会がない!
 それでも「次のイベントは何かなー」とワクワクできるのはイイですよね。私のYOSOUでは、9月のニンダイで発表された何かにまつわるスキンが9月に来るんじゃないかなと言っておきます!

 私と同じように「限定スキン目当てで月1回しか起動しない人」がたくさんいるみたいなので、そういうカモばかりいるイベント初日の夜1時台がオススメです!

→ 引退



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<画像はiOS版『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』より引用>

 とりあえず、このりみりん、死ぬほどかわいくない?ヤバくない?

 『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』は6月末だったかに10連で☆☆☆☆のりみりんと美咲ちゃんを出したことでテンションが上がり、水着イベントでも40連だか50連だかして☆☆☆☆の彩ちゃんを出したりして、順調にガチャライフを満喫しています。

 しかし、私「高ランクのキャラが出た」こと以上に、ガチャを回すと「低ランクのキャラもたくさん出る」のでそういったキャラをレベル1からレベルMAXまで鍛えるのが楽しいんですね。仲間になったキャラは全員レベルMAXにしないと気が済まない性格の私なんで、ほとんどのスマホ用育成ゲームはここで挫折してきたのですが、『バンドリ』は仲間になったキャラ全員レベルMAXにできるバランスなのでまだまだ続けられているのです。

 まぁ、裏を返せば……めったにガチャを回していないってことなんですが。


 「育成ゲームとか誰を育ててイイか分からねえよ!」と私と同じようにお嘆きの方には、全員育てられるこちらのゲームをオススメします!(いいのかそれで)

→ プレイ継続中


<クリア:1>
・『零~眞紅の蝶~』

<引退:1>
・『Wiiでやわらかあたま塾』
・『テトリス99』 ※過去にカウント済みなため今回はカウントせず

<ギブアップ:0>


<プレイ継続中:4>
・『Downwell』
・『スーパーマリオメーカー2』
・『プチコン4 SmileBASIC』
・『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』


 2勝0敗4分で、クリア率100%でした!
 8月はゲーム自体ほとんど遊べませんでしたからね……9月はとりあえず『ラングリッサー』をクリアしなきゃ。



<現在の積み状況>
【紙の本】
・漫画:所有708冊、未読51冊
・小説:所有11冊、未読3冊
・その他:所有13冊、未読1冊
→ 積み本(紙)合計:55冊<前回:55冊>
【自炊済】
・漫画:所有331冊、未チェック0冊
・小説:所有22冊、未チェック0冊
・その他:所有28冊、未チェック0冊(+2冊)
→ 自炊の未チェック合計:0冊(+2冊)<前回:0冊(+2冊)>
【電子書籍】
・漫画:所有877冊、未読197冊
・小説:所有95冊、未読35冊
・その他:所有39冊、未読1冊
→ 積み電子書籍合計:233冊<前回:220冊>

【Nintendo Switch】
・所有52本、未起動13本、未クリア&未ギブアップ4本
【Wii U】
・所有24本、未起動1本
【Wii】
・所有62本、未起動9本、未クリア&未ギブアップ2本
【ゲームキューブ】
・所有14本、未起動8本、未クリア&未ギブアップ2本
【スーパーファミコン】
・所有56本、未起動36本、未クリア&未ギブアップ1本
【ファミリーコンピュータ】
・所有95本、未起動47本
【ニンテンドー3DS】
・所有64本、未起動4本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有37本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有10本、未起動7本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有34本、未起動19本
【プレイステーション】
・所有43本、未起動7本
【ドリームキャスト】
・所有12本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ1本
【セガサターン】
・所有52本、未起動30本
【メガドライブ】
・所有7本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ2本
【PCエンジン】
・所有10本、未起動1本
【アーケード】
・所有6本、未起動1本
【スマートデバイス】
・所有125本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCゲーム】
・所有73本、未起動41本、未クリア&未ギブアップ4本

→ 未起動235本、未クリア&未ギブアップ18本
→ 積みゲーの合計は253本<前回:234本>

 ゲームする時間がほとんどないということは、こういうことになりますよねー。
 本もゲームも積みが増えてしまいました。

 「じゃあ、9月は積んでいるものを消化する時期ですね」とはならないのが、メガドラミニの存在なんですね。これ1つ買うだけで積みゲーが40本増えるので。。。



【これから買う予定のゲーム】


 シャンティのメーカーが開発を手がける、女の子キャラを主人公にした『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』を購入予定です。定価はちょっと高いけれど、新たな方向に進んだシリーズを応援するためにもこれは買わなくちゃならない!

 まぁ、正直なところ……「今度のくにおくんは女の子が主人公だ!くにおの恋人みさこと、りきの恋人きょうこが主人公だぞ!」と言われた際、「誰……?」となりましたけどね!

 くにおのヒロインは長谷部和美だし、りきの恋人は島田真美でしょ!?


 調べてみたら、みさこは『熱血高校ドッジボール部サッカー編』に出てきた女子マネージャーが初出で、その後『くにおのおでん』『くにおたちの挽歌』『熱血硬派くにおくん すぺしゃる』『熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲』などに登場したキャラらしい。きょうこは『くにおたちの挽歌』に出てきたりきの恋人らしい。

 実は「くにおくんシリーズ」と一言で言っても、その中では「熱血硬派シリーズ」「ダウンタウンシリーズ」「スポーツシリーズ」と分かれていて……「熱血硬派シリーズ」はアーケードから始まったくにおくんの流れを組む『熱血硬派くにおくん』『初代熱血硬派』『くにおたちの挽歌』などの作品が入り、「ダウンタウンシリーズ」は『ダウンタウン熱血物語』『ダウンタウン熱血行進曲』『くにおくんの時代劇だよ全員集合』なんかの作品が入るんですね。

 私にとってくにおくんシリーズは『ダウンタウン熱血物語』『ダウンタウン熱血行進曲』『くにおくんの時代劇だよ全員集合』の思い入れが強いので、ダウンタウンシリーズの設定である「くにおのヒロインは長谷部和美だし、りきの恋人は島田真美でしょ!?」を引きずっているのですが……
 今作『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』は熱血硬派シリーズなので、『くにおたちの挽歌』のヒロインが主人公となっているみたいです。

 シリーズの系譜によってヒロインがちがうというのは、なかなか珍しいのでは……
 でも、PV見るとダウンタウンシリーズのキャラである「やまだ」も出ているみたいなので、ダウンタウン側のキャラも出てくるのかも知れませんが。個人的にはこのヒロイン達と、長谷部和美や島田真美との絡みがみたいです!


| 近況報告 | 17:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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