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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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2019年1月の近況報告その2:巨人のメト森ボールMyJR. Season3

 今年の私の抱負は「ストーリーをたくさん作りたい」としていて……
 現在の私は、キンドル本で発売予定の小説短編集の「書き下ろし作品」を製作中で、これが終わったら『その日 世界は…』の2巻の作業に戻る予定なのですが。

 それとはまた別に、「イラストを付けない小説」も書いてみようと計画中でした。
 自分の創作活動を省みるに、もっと多作になるべきだと思うんですね。絵が描けない人間なのに漫画やイラストのようなものを描いていることで、1本の作品を発表するのに非常に時間がかかってしまっていたのがこれまでの自分だったので……「漫画」も「イラスト付きの小説」も描きますけど、それとは別に「気軽に作品を発表すること」も大事にしたい考えるようになりました。

 去年の1~2ページ漫画もその1つの実験だったのですが費用対効果が悪すぎたため、今年は「イラストを付けない小説」を気軽に書いていこうと思っていました。
 しかし、「手を抜いてイラストなしになった」と思われたくないので、「イラストを付けないからこそ成り立つ小説」とは何かを考えて、このアイディアは面白い!いける!こんな斬新で画期的な作品は、どこかの賞に応募するべきじゃなかろうか!というものを思いついたので、構成を考えるところまで進めていたのですが。


 どうやら、現在テレビアニメ放送中の『ブギーポップ』にほぼ同じネタがあるみたい(笑)。
 私は原作の小説も読んでいないし、テレビアニメももう観ていないのですが、放送時間にTwitterのタイムラインを眺めていたら「あれ?俺が考えたネタが既に話題になっている!?」というツイートが見られて、分かったという。

 直接その作品に影響を受けたワケでもなければ、もちろんパクリでもないのですが、「これこれこうやって読者にこういう感情を抱かせよう」と構造から考えて面白い作品を発明しようとすると……その道は既に何十年も前に先人が通った道だったりするのが創作の世界なのです。しょうがないんで、このネタは没にしまーす。


 その後、気を取り直して「イラストを付けないからこそ成り立つ小説」をまた考えていたのですが……これは面白いし、賞とかにはかかりそうにないけどWEBで無料で載せる分にはそれなりに楽しんでもらえそうだ!というものを思いつきまして。とりあえずスタートとラストは大体決まったところで。

 このネタ、昔自分が描いた漫画で使ったネタなような……と気付きました(笑)。

 いや、だからホント……「どの作品とも被らない斬新なアイディア」なんて難しいんですよ。世の中にこれだけたくさんの作品があるのだから、どうしてもどこか何かの作品に似てきてしまうという。



【最近観ているアニメ】
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<画像はアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#4より引用>

 今季から始まった新アニメばかりを話題にしてしまいましたが、今月から2期が始まった『BanG Dream!』もむっちゃ出来が良くて震えあがりますよ!

 『BanG Dream!』は2017年1月からテレビアニメ1期が始まり、正直これはあまり話題にならなかったというか、私は終盤のストーリーがめっちゃ好きなんですけどそれを共有できる人がほとんどいなくて哀しかったくらいなんですが。
 2017年3月に配信開始になったスマートデバイス向けのゲーム版が大人気になって、「ゲームは大好きだけどアニメは観ていない」という人も多くて、そこからテレビアニメ2期につながったので……

・あまり売れなかった「Poppin'Partyの結成と成長の物語」であるテレビアニメ1期の続編
・大人気だった「Poppin'Partyを含む5つのバンドの群像劇」であるゲーム版のアニメ化


という2つの側面を持っているのが、この『BanG Dream! 2nd Season』なんですね。これはどっちに比重を置くのかが難しくなるよなぁと放送開始前は不安だったのですが。


 4話は、「テレビアニメ1期の続編」としても、「ゲーム版のアニメ化」としても100点満点のすさまじい回でした。
 ベースとなっているのはゲーム版初期(2017年4月13日~4月19日)に行われた「怪盗ハロハッピーと豪華客船」というイベントの設定とストーリーなのですが、これを上手く「Poppin'Party込みのストーリー」にアレンジした上に、ハローハッピーワールドの「美咲の成長物語」というストーリーとしてもちゃんと読める内容になっていて……

 いや、ホント……アニメ1期の1話を観ながら「誰も話題にしてねえ!」と思ったあの時期から考えると、『BanG Dream!』というコンテンツがここまで来たことに感激してしまいましたよ。

 なんでか知らんけど、AbemaTVで『BanG Dream! 2nd Season』の第1話~第4話が、まだ無料で観られるみたいなんで是非!




【最近遊んでいたゲーム】
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<画像はゲームキューブ版『巨人のドシン』より引用>

 今月ゲーム実況で挑戦していたゲームは、昨年のバレンタインでプレゼントされた最後のゲーム『巨人のドシン』でしたー。

 基本的には「神の視点」で世界に干渉して集落を発展させていく『シムシティ』系のシミュレーションゲームだと思います。この手のジャンルが「大好きだけど不得手」な自分からすると、難易度も高くなくて楽しかったのですが……終盤の展開はイマイチよう分からんかったなーと思って、生配信は終了しました。

 が、生配信終了後にレビューサイトとか攻略サイトとかを読んで、「なるほど!そういうことだったのか!」と合点がいったところが多かったので……紹介記事でガッツリ書こうと思います!

 「えー、やまなしが紹介記事を書き終わるまで待てないよー。オレ明日死ぬんだよー」という人のために簡単に説明しますと、このゲームは元々NINTENDO64の周辺機器64DDのために開発されたソフトで、実は『巨人のドシン』というタイトルが付いた64DDソフトは2本あるんですね。前後編というか、拡張ディスクというか、拡張しないディスクというか。
 んで、私が遊んだゲームキューブ版というのは『巨人のドシン1』の方だけを移植したもので、2作目の方の内容は入っていないんですね。何故それを入れなかったのかは各サイトに書かれているものを読んで納得したのですが、その結果「本来なら2本セットでこめられていたメッセージ性が、ゲームキューブ版には前半部分しか入っていない」ことになってしまったのです。

 そのメッセージ性というものが今の時代に考えるとなかなか面白いものだと思いますんで、紹介記事でその辺を説明できたらイイなと思います。明日死ぬ予定の人はがんばって1週間後まで生きてください。

 ゲームから「意味」を読み取るのが好きだという人にはオススメです!

→ クリア!



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<画像はゲームキューブ用ソフト『どうぶつの森+』より引用>

 そして、『巨人のドシン』配信の前座として20時までプレイしていた“裏挑戦”枠の『どうぶつの森+』も、同時に終了しようと思います。自分は『どうぶつの森』デビューがDS版だったので、それ以前のシリーズを知ることが出来たのは楽しかったです。

 元々ガッツリ遊ぶつもりはなくて、「1日10~15分だけ起動して『どうぶつの森』は楽しいのか」を見てみたかったから始めたのですが……初日はともかく、2日目以降はたぬきちが釣り竿を売ってくれなかったため「思ったよりやることがない!」というプレイになってしまいました(笑)。
 その結果、ほぼ家に引きこもってファミコンしているという実生活と変わらないスローライフをすることに……


 一応、とたけけに会ってスタッフロールは観たので「クリア」扱いにします。
 後のシリーズだと、とたけけに会うためには村をある程度発展させる必要があったと記憶しているのですが……この頃は、特定時間に行けば会えちゃうんですね。クリアした感はなくても、クリアはクリアです!

 引きこもってファミコンするのが好きな人にはオススメです。

→ クリア!



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<画像は『どうぶつの森+』収録の『ドンキーコングJR.の算数遊び』より引用>

 『ぶつ森+』でもらうファミコン家具は、「私がバーチャルコンソール等で持っていない」「Nintendo SwitchのファミコンOnlineで出ていない」ものから選ぶ―――ということで、『ドンキーコングJR.の算数遊び』をプレイしました。初プレイです。

 『ドンキーコング』も『ドンキーコングJR.』も大好きなゲームなんですが、こちらはそのシステムを利用した算数ゲームですね。2人対戦モードがメインで、1人用モードはオマケで付いてくるといったカンジ。2人対戦モードは「早解き」と「マスの奪い合い」が熱くなりそうですが、一緒に遊ぶ友達がいないどころかゲームキューブ用コントローラを1つしか持っていない私には無用の長物。1人用モードは延々と計算を解いていくだけなのでイマイチ。

 Nintendo SwitchのファミコンOnlineで来たら、何気に対戦が盛り上がりそうなゲームではあります。対戦相手がいる人ならオススメです!

→ 引退!



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<画像は『どうぶつの森+』収録の『ドンキーコング3』より引用>

 こちらも『ぶつ森+』でもらったゲームの1つ、『ドンキーコング3』です。

 『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』から大きくゲーム性が変わってシューティングゲームになったことで、「売れているジャンルを後追いしない任天堂でも、流石にシューティングゲームのブームは無視できなかったか」みたいに言われることが多いゲームですが……『スペースインベダー』(1978年)のヒット以降、シューティングゲームは『ギャラクシアン』(1979年)も『ギャラガ』(1981年)も『ゼビウス』(1983年)も「戦闘機を操って宇宙戦争を戦う」ものばかりだった時代に、殺虫剤を持って蜂や芋虫を撃つゲームを出しているというのは、『Splatoon』に通じる何かを感じなくもないです。

 また、実はこの『ドンキーコング3』には伏線があって。
 1980年の『スペースファイアバード』(竹田玄洋さんがディレクターで、宮本茂さんがキャラクターデザイン!)、1981年の『レーダースコープ』と……任天堂も「戦闘機を操って宇宙戦争を戦うシューティングゲーム」を出していたんですね。デザインは別物ですが、『ドンキーコング3』と似ているギミックも幾つかあります。

 そして、『レーダースコープ』という言葉でピンと来た人もいるかも知れませんが、この『レーダースコープ』というアーケードゲームが大コケして大量に在庫を余らせてしまった事態から、「この基盤を改造して他のゲームは作れないかと社内公募をした」結果、一度もディレクターをしたことがなかった宮本茂さんの『ドンキーコング』が生まれたという。

 つまり!シューティングゲームの基盤を改造して『ドンキーコング』が生まれ、その「ドンキーコング」というキャラを使ってシューティングゲームに戻ってきたのが『ドンキーコング3』なのです!

 ゲームとしても、「下に降りてこようとするドンキーコングを撃って上に押しあげる」のと「迫りくる虫を退治する」「花を防衛する」など非常に凝った作りで、更に1機につき1つだけある強力殺虫剤「パワースプレー」をいつ取るかという戦略性もあって、なかなか面白かったです。何十回とやり直して目標のステージ(5面)は突破したので、「クリア」と同格の「引退」とします!

 『スーパーマリオ』以前の任天堂の歴史を象徴する1作だと思うので、任天堂ファンにはオススメです!

→ 引退!




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<画像は『どうぶつの森+』収録の『ピンボール』より引用>

 『ぶつ森+』でもらった最後のファミコン家具は『ピンボール』でした。
 私、これまでコンピューターゲームのピンボールに対してあまり良い印象がなくて、特にバーチャルコンソールで遊んだ『カービィのピンボール』が鬼のように難しくて丸ごとバックアップを使いまくって何とかボスを倒した記憶しかなかったのですが……今回ファミコンの『ピンボール』を遊んで、「そうか、ピンボールってこう楽しむものなのか」と目覚めました。

 「どこに跳ね返ってくるか分からないボール」がフリップの届かないところに来てしまったらアウト―――という運ゲーだと私はずっと思っていたのですが、要はその「運」に作用されて「何が起こるか分からない」「狙ったことが起こるとも限らない」中で、どうにかして生き延びて高得点を狙おうと最適のプレイを見つけていくゲームなんですね。

 だから、楽しみ方としては『テトリス』なんかの落ち物パズルゲームに近いと思うんです。「運」にはもちろん左右されるけど、その中で「最適解」を咄嗟に考えていく……そのランダム性とアドリブ性に病みつきになってしまい、ついつい深夜に1時間とかぶっ続けでプレイしてしまいました。

 「10万点を超えるとフリップが透明になる」という全くありがたくないボーナスがあるそうなのでそれを目指したのですが、「あと1回!」「もう1回!」「次こそは!」と1時間遊んでも届きませんでした。
 ずっと続けてもイイくらいに面白いゲームだったのですが、このゲームを遊ぶためには「Wiiを出しっぱなしにする」「それを起動するためにWiiリモコンとクラコンを用意する(センサーバーはWii U用に使っていて使えないため)」「ゲームキューブのコントローラも接続する」「『どうぶつの森+』のソフトを起動する」「長いロードを経てゲームがへた村に戻る」「自分の家に入ってファミコンを起動」とクソ面倒くさいので……

 いつかNintendo SwitchのファミコンOnlineに出てくれたら、そこで10万点を目指そうという期待と希望を込めて「ギブアップ」にしておきます。ファミコンOnlineに出たら、交互プレイですが2人用でスコアを競い合う遊びとかもしてみたいですねー。
 これ以外のピンボールのゲームも集めていこうかなと思うくらいに楽しかったです。パズルゲームのように「延々と遊べるゲーム」を求めている人にはオススメです!

→ ギブアップ!(いつかリベンジする日を待ちわびて…)



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<画像はファミリーコンピュータNintendo Switch Online版『メトロイド』より引用>

 12月の“裏挑戦”枠としてプレイしていた『メトロイド』も、攻略サイトと丸ごとバックアップを駆使してなんとかクリアしました。もうこのシリーズは二度と遊びたくないレベルで難しかったです。
 クレイド戦で30回くらいやり直して「これ、実機だったらエリアの最初からEN30の状態に戻されて1回1回やり直しだったのかよ」と震え上がったのもまだマシな方で、ラスボス戦はあまりの難しさに「5秒に1回は丸ごとバックアップでセーブ」→「下に落ちたらやり直し」で何とか撃破しました。撃破したけど、こちらの心もスタボロです。

 このゲーム、どうしてこんなに難しいのかというと……
 未プレイの人に向けて、象徴的な1枚の画像をお見せしますよ!

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<画像はファミリーコンピュータNintendo Switch Online版『メトロイド』より引用>

 このゲーム、「しゃがんで撃つ」ことが出来ないのに、マリオにおけるクリボーポジションの「最弱の敵」がしゃがんで撃たないと当たらない位置を歩いているんですよ(笑)。このゲームの敵は「こちらが攻撃できない場所」をしっかり理解した上で、そこを的確に捉えてくるのです。「しゃがみ撃ちが出来れば!しゃがみ撃ちが出来ればこんな敵なんともないのに!」と悲鳴を上げたこと幾千回。

 アイスビームの仕様なんかも、「1発目が当たると固まる」「2発目が当たると解除(ダメージ)」「3発目が当たると固まる」「4発目が当たると解除(ダメージ)」と―――ゲーム攻略には絶対必須ともいえる武器なのに、攻撃力が半減するという嫌がらせ性能な上に。ビームを連射して2発当たっちゃうと勝手に解除されるという(笑)。


 このゲーム、元々は「敵を避けるゲームだった『スーパーマリオ』」に対するアンチテーゼとして「敵に当たりにいっても良いゲーム」として作られたらしく(このインタビュー参照)、確かにスクリューアタックを取った直後だけは敵をボコスカやっつけられて楽しかったのですが、そこ以外は「自機の仕様」の盲点を突いてくる敵からの猛攻を必死に避けるゲームでしたよ!

 ありったけの嫌がらせじゃないと歯ごたえを感じないという人にはオススメです。

→ クリア!



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<画像はドリームキャスト用ソフト『My Merry May』より引用>

 11月からプレイしていた『My Merry May』は、ようやく全エンディングをコンプリートしました!ようやくこれでドリームキャスト本体を押し入れにしまえます!

 ネタバレなしで言えることは何もないので、ネタバレ気にしないよーという人だけ反転させて読んでください。反転させられない環境の人はごめんなさい。全ルートコンプした核心部分まで書くんで。

<以下、ネタバレのため文字色を消しています>
 全エンディングのコンプリートまで、大体30時間弱かかったのですが……最後の10分、いや、最後の5分までは「フツーの恋愛アドベンチャーゲームだったんじゃないかなぁ」と思ってプレイしていました。面白くないゲームだったワケじゃないけれど、たくさんあるアドベンチャーゲームの中から敢えてこれをオススメしてプレゼントしてくれたのは何だったんだろうと思っぎゃああああああああ!と、ラスト5分でぶったまげました。


 私はこれでも「漫画」とか「小説」とか「映画」とか、ストーリーのある作品をたくさん読んだり観たりしている方だと思うんですが……それでもまだ「こんなに衝撃を受けることがあるんだ」と思いましたし、これはマルチエンディングという形式を取ることが出来る「ゲーム」という媒体ならではの体験でした。

 最後のエンディングを迎えた後、1日ずっと落ち込みましたが……
 レビューサイトとか攻略サイトを読んだら、リアルタイムにこの作品をプレイした人も同じ感想だったみたいですし、「この順番でエンディングは観ろ!」という推奨順通りに私はプレイ出来たみたいです。その意味では、このゲームを最大限楽しめたプレイヤー(最大限落ち込めたプレイヤー)だったのだと思います。

 私、常々「マルチエンディングのゲームは最初の1周を“正史”と思ってしまって、2周目以降はさほど楽しめない」と言ってきました。このゲームも「最初の1周だけ遊べばイイかな」と思って、ヒロインの中で一番好みだったみさおちゃんルートに進み、「みさおちゃんエンドB」に着きました。
 その内容がすごく良かったんですね。12月の近況報告で“このストーリーで「レプリス」以外のヒロインとくっつく選択肢を選ぶのは外道すぎない?と思ったのですが。私が最初に到達した「みさおちゃんエンドのB」はここのところを上手く消化していました”と書いていたくらいで。

 また、10月にプレイしていた『白衣性愛情依存症』は最初に到達したエンディングがひっどいバッドエンドだったため、iPadのメモ帳に全選択肢をメモって「自分がどれを選んだのか」を全部記録しておいて全エンディングを見るということをしていて……「ストーリーを楽しむ」だけじゃない、「マルチエンディングのゲームの全エンディングを(自力で)コンプする楽しみ」に目覚めていたのもあって……『My Merry May』も全エンディングのコンプリートを目指すことにしたのです。

 このゲームは各ヒロインごとに「ハッピーエンド」「バッドエンド」が用意されているので、その両方をしっかり見て、「みさおちゃんエンドB」→「みさおちゃんエンドC」→「ひとえちゃんエンドA」→「ひとえちゃんエンドB」→「もとみちゃんエンドA」→「もとみちゃんエンドB」→「たえさんエンドA」→「たえさんエンドB」→「レゥエンドA」→「レゥエンドB」→「リースエンド」と消化していきました。それらの感想も、過去の近況報告に随時書いていたので興味があればどうぞ。

 どうして「みさおちゃんエンド」だけ3種類もあるのか?
 どうして「みさおちゃんエンドA」に最初たどりつけなかったのか?

 コンプ後に攻略サイトを見たところ、「ひとえちゃんエンド」と「たえさんエンド」をクリアしていなければ「みさおちゃんエンドA」には行けないようになっていたそうなんですね。要は、初回プレイでは絶対に行けないエンディングだったそうです。


 んで、そんな「みさおちゃんエンドA」の内容なんですが……
 2ヶ月前の私が“1周目”で到達した「みさおちゃんエンドB」とほぼ同じなんです。ただ一つちがうのは、主人公達が“あること”に気付いてしまうということだけ。

 それは“このストーリーで「レプリス」以外のヒロインとくっつく選択肢を選ぶのは外道すぎない?と思ったのですが。私が最初に到達した「みさおちゃんエンドのB」はここのところを上手く消化していました”と書いた私の感想がまさかの伏線になっていて、みさおちゃんを選んだ「みさおちゃんエンドAとB」は、選ばなかったレゥを実は殺してしまっていたことに気付くんですね。エンディングに現れるレゥは、作り直されたレゥだったのだと、「みさおちゃんエンドA」で明かされるのです。

 そのことに気付いた主人公とみさおちゃんは、その罪を背負って後の人生を生きていくんだ―――と語られて終わり。

 つまり、
 2ヶ月前に私が「ハッピーエンドだった。良かった良かった。」と思ったエンディングは、ちっともハッピーエンドじゃなかったと最後の最後で突きつけられるのです。

 幸せな気持ちでいた2ヶ月間は、ただ鈍感だった自分が「人を殺していたこと」にすら気付いていなかっただけだったのです。それが判明して、茫然としている私に映る「エンディングコンプリート」のリストですよ(笑)。この罪悪感が解消されるルートはないの!?というか、「レゥエンドA」以外のハッピーエンドも基本的には同じようにレゥは死ぬしかないってことなのでは!?


 「ただただやるせないバッドエンドだと思ったら、2周目で実は一矢報いたハッピーエンドだと明かされるゲーム」はプレイしたことがあるのですが、今作はその逆バージョンと言えます。これはゲームでしか味わえない体験ですし、マルチエンディングのゲームの中には「全てのエンディングを見ないと真意が見えないもの」があるんだと実感しましたよ。

</ここまで>

 このネタバレを読まずに、まっさらな気持ちでプレイしたいという人にはオススメです。
 私がプレイしたのはドリームキャスト版ですが、PS2版やPSP版も確かあるはずなので。

→ クリア!



<クリア:4>
・『巨人のドシン』
・『どうぶつの森+』
・『メトロイド』
・『My Merry May』

<引退:2>
・『ドンキーコングJR.の算数遊び』
・『ドンキーコング3』

<ギブアップ:1>
・『ピンボール』



 6勝1敗0分で、クリア率85.7%でした!
 目標はクリア率75%以上なので、セフセーフ。
 「プレイ継続中」のゲームがなくなったので、これでドリームキャストもWiiも片付けて、セガサターンのゲームが遊べます!やったー!どんな時間軸で生きているんだ私は。


<現在の積み状況>

【紙の本】
・漫画:所有674冊、未読46冊
・小説:所有11冊、未読3冊
・その他:所有11冊、未読0冊
→ 積み本(紙)合計:49冊<前回:49冊>
【自炊済】
・漫画:所有331冊、未チェック32冊
・小説:所有22冊、未チェック3冊
・その他:所有28冊、未チェック1冊(+2冊)
→ 自炊の未チェック合計:36冊(+2冊)<前回:50冊(+2冊)>
【電子書籍】
・漫画:所有807冊、未読201冊
・小説:所有89冊、未読31冊
・その他:所有39冊、未読2冊
→ 積み電子書籍合計:234冊<前回:235冊>

【Nintendo Switch】
・所有37本、未起動8本、未クリア&未ギブアップ2本
【Wii U】
・所有24本、未起動2本
【Wii】
・所有62本、未起動12本、未クリア&未ギブアップ2本
【ゲームキューブ】
・所有13本、未起動7本、未クリア&未ギブアップ2本
【スーパーファミコン】
・所有50本、未起動31本
【ファミリーコンピュータ】
・所有75本、未起動30本
【ニンテンドー3DS】
・所有64本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有37本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有10本、未起動7本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有34本、未起動19本
【プレイステーション】
・所有43本、未起動7本
【ドリームキャスト】
・所有12本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ1本
【セガサターン】
・所有49本、未起動39本
【メガドライブ】
・所有3本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCエンジン】
・所有10本、未起動1本
【アーケード】
・所有6本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スマートデバイス】
・所有116本、未起動3本
【PCゲーム】
・所有35本、未起動16本、未クリア&未ギブアップ1本

→ 未起動197本、未クリア&未ギブアップ11本
→ 積みゲーの合計は208本<前回:209本>

 6本もゲームクリアしたのに、積みゲーは1本しか減っていないのか……
 新PCを買って、Steamにも登録したのですが、Epic Gamesストアにも登録した結果―――Epic Gamesストアは結構な有名タイトルを無料で配っているので、積みゲーがどんどん増えていくという。ファミコンOnlineにも毎月ソフトが増えるし、何もしていなくてもどんどん積みゲーが増えていくのです。

 まぁ、遊びたいゲームがたくさんあるのは幸せなことですよね。
 来月はセガサターンの積みゲーを中心に崩していきますよ!

| 近況報告 | 17:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【跡地】ゲームが下手ですが『巨人のドシン』の実況プレイを行っていました

1月6日~1月26日の間、Mixerで『巨人のドシン』の実況プレイ配信を行っていました

--プレイする前に書いていた前置き--
 私がプレイするのはゲームキューブ版です。
 完全初見で、どういうゲームなのかも詳しくは調べないようにしています。


 そんな私が解説するのもアレなんですが、このゲームを全く知らない人もいらっしゃると思うので解説します。
 このゲームの作者である飯田和敏さんは、1995年に発売したプレイステーション用ソフト『アクアノートの休日』で一気に脚光を浴びました。3Dで作られた海を自由に探索できるゲームは当時とてつもなく斬新で、同じ1995年に『Dの食卓』を発表した飯野賢治さんと共に「新しい時代のゲームを作る人」の象徴だったんですね。

 飯野さんの名前が出たのでもう少し。
 飯野賢治さんが『スーパーマリオ64』について宮本茂さんに、「発売前に触らせてもらったバージョンは自由に大らかに遊べたのに、製品版はスターを何十個集めなくてはならない厳しい部活のようになってしまっていた」「宮本さんならアクアノートの先を見せてくれると思ったのに」と言ったという話があって(これ、『ブレス オブ ザ ワイルド』の後に振り返ると飯野さんが希望していた未来に今は進んでいるんじゃないかと思ったりもする……)
 それに対して、宮本さんは「現時点で商品として売るには製品版の形が良かったと思っている」「でも、発売前のバージョンに可能性があるのも分かるし、今後はそういうゲームが出てくるんだろう」「そういうのは飯野くんや飯田くんに任せるよ(笑)」と答えているんです。かなり意訳しましたが。

 つまり『スーパーマリオ64』が発売された1996年当時、「飯田和敏」と「アクアノートの休日」は、3D空間を自由に遊べるゲームの“新時代を象徴する人と作品の名前”だったんです。


 飯田和敏さんは『アクアノートの休日』の後、1996年にプレイステーション用ソフト『太陽のしっぽ』を発売して、アートディンクより独立。1999年に64DDで『巨人のドシン』を発売して、私が今回挑戦するのはこの作品のゲームキューブ移植版です。
 その後はしばらくゲーム制作から遠ざかって、2009年にWiiウェアで『ディシプリン*帝国の誕生』を発売して私が絶句するんですが……『ディシプリン』は正直、『アクアノート』『太陽のしっぽ』『ドシン』とはコンセプトのちがうゲームでしょうからね。あまりそのイメージは引っ張らない方が良さそう。


 私の話をすると、実は『太陽のしっぽ』だけはプレイしたことがあるのです。
 ただし、友達に借りて遊んでみたはイイのだけど、当時は「自由度の高いゲーム」というものを知らなかったので何をしてイイのかさっぱり分からず、「なんだこのクソゲーは」と1日で返してしまったのです。その後に飯田和敏さんの名前を知って、そのことをずーっと後悔していたので、『巨人のドシン』挑戦はそのリベンジだと言えますね。

 だから、すごく楽しみにしています!
 いや……また、どうやって遊ぶのか分からずに「なんだこのクソゲーは」となるかも知れませんが(笑)。



【1代目・2代目】



【3代目・4代目・5代目】



【6代目・7代目・8代目】



【9代目・10代目・11代目】



【12代目・13代目・14代目】



【15代目・16代目・17代目】



【18代目・19代目】

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駿河屋のネット通販で買った「ゲームボーイアドバンスソフト福袋」と「ゲームボーイソフト福袋」を友達と一緒に開封しました!

 「据え置きゲーム機」編に続いて、今回は「携帯ゲーム機」編です。

 レトロフリークを持っているけど自宅にインターネット回線がつながっていない友達のために、駿河屋のネット通販で「中古福袋 じゃんく ゲームボーイアドバンスソフト 20本セット(税込1980円)」「中古福袋 じゃんく ゲームボーイソフト20本セット(税込1580円)」を注文して買っておいたあげたものを、友達と一緒に開封するという配信をしました。
 これ、毎回アタリマエのように書いていますが……そんな友達だってスマホは持っているんだから、スマホから注文すればイイのでは???


 さて、ここからが本番です。
 いつもの通り、開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。





 ↓ テキスト版はこの後です。
 発売日の情報はWikipediaかAmazonの商品ページを参考にしています

≫ 「続きを読む」

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「好きな順」にランキングを作ったり得点を付けたりすることの危うさ

 あ、えーっと……「恋愛の話」じゃなくて、「作品の話」ね。
 「好きな漫画」「好きな映画」「好きな小説」「好きなゲーム」……今日は、そういったものの話です。


 私は、毎年3月末あたりに「前年4月~3月に最終話を迎えたテレビアニメの中から、好きな順にトップ5に並べて発表する記事」を書いていました。ライフワークと化していて、今年もやるとしたら10年目になるんですけど……去年のを最後に、もうやめようかなと思っています。

 「点数の基準を変えて再スタートする」ということではなく、もう「完全にやめる」つもりです。というのも、作品に対して順位を付けるということを、あまりしたくないって考えるようになっちゃったんですね。


 これは「私の話」であって、「みんなもそうしろって話」ではないのですが……
 アニメに限らず、「今年一番好きだった漫画」「今年一番好きだった映画」「今年一番好きだった小説」「今年一番好きだったゲーム」といった話が年末になるとわんさか出てきます。私も昔は書いていましたし、人のを読むのは嫌いじゃありません。ただ、私はそれを考えたくないと思うようになってきたのです。

 ゲームの話が一番分かりやすいですかね。
 『オクトパストラベラー』と『ニンテンドーラボ』と『マニュアル・サミュエル』を並べて、「どれが一番好きか」って考えるのムチャじゃありません?

 「スーファミ時代が全盛期だと思われた2Dドット絵&コマンドRPGの、その先を見せてくれた『オクトパストラベラー』」、「これは果たしてゲーム体験なのか?と言いたくなる独特の体験をくれた『ニンテンドーラボ』」、「生配信でゲラゲラ笑いながら遊んで、「最近こんなゲーム遊んでさー」と話す鉄板ネタにもなった『マニュアル・サミュエル』」―――それぞれに魅力があったし、これらの作品は狙いが完全に別物だと思うんですね。

 カレーライスとハヤシライスを比較することは出来ます。
 ですが、カレーライスとケーキとブラックコーヒーを並べて「どれが一番好き?」と訊かれても、「その時の気分による」としか答えられません。朝眠い時ならブラックコーヒー、昼お腹が空いてきたらカレーライス、おやつの時間にはケーキが欲しいじゃないですか。

 「好きな作品」もそうで。
 ガッツリと冒険したいときには『オクトパストラベラー』、サクッと変わった体験がしたいときには『ニンテンドーラボ』、ゲラゲラ笑いたいときには『マニュアル・サミュエル』……といったカンジに、それぞれの作品を欲するときはちがうので、どの作品が一番好きだなんて言えないのです。


 アニメの場合もそうで。
 去年から「その季に開始するアニメを全作品紹介」の記事を書き始めて、んでそれをみんなに紹介しつつ雑談したりする生配信を始めると、世の中にたくさん作品があることが分かるじゃないですか。そして、たくさんあるそれぞれの作品の狙いはみんなちがっていて、それぞれの作品がくれる感情は別物なのだから、そこに順位を付けたり点数を付けたりするのは「作品が意図しているもの」を何も理解していないんじゃないかと思うのです。


 例えば、今季の『私に天使が舞い降りた!』だったら「子供がかわいい部門」第1位で100点満点中100億点くらいあげられる作品ですが、『約束のネバーランド』は「子供がかわいそう部門」第1位で100点満点中100億点あげたいですし、『どろろ』は「開幕に妊婦さんが登場する部門」第1位で100点満点中100億点あげたいですし……

 それらの作品を好きな順にランキング形式で並べようとしても、「今はかわいい子供をただ眺めたい気分だ」とか「今は壮絶な話が観たい気分だ」とか、その時の気分で順位がコロコロ変わっちゃうんです。朝ならブラックコーヒーが1位で、昼ならカレーライスが1位で、小腹が空いてきた時間ならケーキが1位みたいなことで。


 あ、一応フォローしておくと『どろろ』はめっちゃクオリティ高く「原作の再構築」をしている良アニメですからね。妊婦さんには別に興味がないって人も観てね!『私に天使が舞い降りた!』は、子供を好きな人だけが観ればイイと思います!


↑ 紹介した3作品、全部プライムビデオで観られるみたいなんでどうぞ

 「好きな作品」と「面白い作品」と「素晴らしい作品」は別

 私は昔から「好き←→嫌い」「面白い←→つまんない」「素晴らしい←→駄作」は別の評価軸だということを書いてきました。この考え方は今も変わっていません。
 しかし、「その中でも私は“好き”を重視する」と言ってきたことは、ちょっと考えが変わってきました。「好き」という感情は、自分自身にすら制御できない、不確かで、信用ならない感情なんじゃないかと思ってきたのです。


 「嫌いなゲームかどうか」と「面白くないゲームかどうか」は別

 昨日はガチマッチで3連勝できたから「Splatoon大好き!」と言っていた人が、今日はガチマッチで5連敗したから「こんなゲーム大嫌いだ!」と言ってしまうように……「好き←→嫌い」なんてコロコロ変わるワケですよ。

 長らくインターネット上で文章書いたり漫画アップしたりしてきた身だと、「やまなしさん大好きです!むっちゃ応援しています!やまなしさんがやりたいことをやってくれたら、ずっと追いかけますよ!」と言ってくれる人ほど、すぐにもう見に来なくなるという実感がありますからね……
 『やがて君になる』で七海先輩が言っていた「自分を好きだという人は信じられない」ってヤツですよ。「好き」なんて感情は、変わりやすく、移ろいやすく、消えやすい、信用ならないものなんです。


 「一番好きな作品」を訊かれ、昔のものを挙げる人と最近のものを挙げる人

 しかし、実はこの話……頭では理解していなかったけど、本能では理解していたと思うんですね私。
 「一番好きな作品は何?」と訊かれて最近の作品を答えるということは、「昔の好き」を「現在の好き」ほどに信用していないってことだと思うんです。「好き」は変わりやすいから、「昔好きだったもの」はあくまで「昔好きだったもの」でしかありません。だから、「現在好きなもの」を答えるのは、自分の中では理屈が通っていたんだなぁと思いました。

 この話を読んでピンと来ないという人は、
 恋人に「一番好きなのは誰?」と訊いてみて、「中学生の時に付き合っていた○○君が今まで一番好きだった人かなー」なんて言われたと考えてくださいよ!思春期の思い出なんて、所詮は若い頃の気の迷いだって思うでしょ!?


 だから、ランキングを付けるということを10年近く続けていると、最近の作品の方がどうしても上位に来ちゃうんですね。
 10年前に1位を付けた『とある科学の超電磁砲』とか、その後に他の長井監督作品に「うーん」ってなったり、2期のアニメオリジナルの話が「うーん」だったりしたため、現在はあまり良い印象がなくなってしまい。そうすると「じゃあ『ゆるキャン△』は『超電磁砲』より上だなー」みたいに点数がインフレしていってしまうのです。

 でも、2009年に『超電磁砲』に救われた気持ちと、2018年に『ゆるキャン△』に癒された気持ちは、比較できるものじゃないと思うんですね。朝飲んだブラックコーヒーと、昼食べたカレーライスを比較するみたいな話で。カレーライスが美味かったからといって、じゃあ「朝飲んだブラックコーヒーは2位だな。明日から朝もカレーを食べよう」とかやっていたら、一日中カレーを食べ続ける人になってしまいます。


 なので、ランキングとか得点とかを付けるのはもうやめます。
 「記事として分かりやすい」から、読む側として楽しかったと仰ってくれる人もいるかも知れませんが……とりあえず現在の私がやりたい方向性とは相反するもので、どちらかと言うと「全作品紹介」とかの方がやりたいことなんで、今後はそういう方向性を大事にしていきたいです。

| ひび雑記 | 17:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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駿河屋のネット通販で買った「ファミコンソフト福袋」+桃太郎王国で買ってきた「スーファミソフト福袋」を友達と一緒に開封しました!

 今回、流石に80本を1つの記事で紹介するのは死ぬ!と思ったので、「据え置きゲーム機」と「携帯ゲーム機」で分けることにしました。今日は「据え置きゲーム機」編です。


 2018年の12月に駿河屋のネット通販で入荷していた「中古福袋 じゃんく ファミコンソフト20本セット(税込1980円)」を自宅にインターネット回線のない友達の代わりに注文してあげて、元日に桃太郎王国の店舗で売っていた「スーパーファミコンソフト福袋(ソフトのみ、税別2000円)」を年末年始に旅行に行っていた友達の代わりに買ってきてあげて、友達と一緒に生配信で開封しました!

 よくよく考えると、なんで私こんなことしてるの!?


 さて、ここからが本番です。
 いつもの通り、開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。





 ↓ テキスト版はこの後です。
 発売日の情報はWikipediaかAmazonの商品ページを参考にしています

≫ 「続きを読む」

| ゲーム実況 | 18:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2019年1月の近況報告その1:私に巨人の森はめくらせたい~大乱闘 My外忍watchGCクサ~

 新PCを購入してまだ1ヶ月経っていませんが、もう既に「生配信中にキャプチャーソフトが止まって配信続行が不可能になる」という経験を2回しているので……新PCになってからの方がむしろトラブルが増えたような。
 特に「HDMI接続のキャプチャーソフト」は、4回配信している内の2回でトラブっているんで……トラブル率50%なんですよ。


 高いお金を出して新PCを買っても、何一つ恩恵を受けずにトラブルだけが増えて哀しい……何のための人生だったのだろう……



【最近観ているアニメ】
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<画像はアニメ版『私に天使が舞い降りた!』第1話より引用>

 メンタルが落ち込んでいる時は、可愛い女のコがイチャイチャしているアニメに限る!ということで、今季の推しは『私に天使が舞い降りた!』です。花ちゃんももちろん可愛いけど、お姉ちゃんが花ちゃんばかり可愛い可愛い言うから、ちょっと拗ねちゃうひなたが可愛い!

 まぁ、正直なところ「小学5年生」という設定には見た目も性格も見えなくて「小学3年生」くらいに見えるし、「小学3年生」はまだまだ子供だけど「小学5年生」ともなるともう“大人の小さな姿”と言っても過言じゃないと思うので、性的な意味ではなくて可愛い可愛いとただ愛でる作品ならば「小学3年生」くらいの設定の方が良かったと思うのだけど……

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<画像はアニメ版『私に天使が舞い降りた!』第1話より引用>

 あんまり言うと、花ちゃんに通報されかねない!

 配信サイトはたくさんあって、AbemaTVGyaO!ニコニコなどでは最新話1週間無料。dアニメストアAmazonプライムビデオバンダイチャンネルHuluFODは多分「有料会員は見放題」かな。



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<画像はアニメ『ケムリクサ』第1話より引用>

 『けものフレンズ』第1期でカリスマと化してしまったたつき監督の最新作『ケムリクサ』も、第1話からグイグイ来る面白さでした!『けもフレ』はやはりフロックではなかったか。上がりまくったハードルを軽々と超えていくのだからすごい。

 ただ、ネタバレなしで書けることは何もないので「面白かった!」とだけ書いて終わります(笑)。事前にPVとかが出なかった(短かった)のも、こういう理由かーと思いました。

 たつき監督が「趣味で作った」と言っている第0.5~0.9話がTwitterのモーメントでまとめられていました。第1話より前の時間軸の話みたいですが、絶対に第1話の後に観た方がイイと思います。

 ネット配信は、Amazonプライムビデオ独占先行配信です。テレビ放送より早く観られるので地方民にも優しい。プライム会員でない者は枕を噛んで耐えるしかない!



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<画像はアニメ版『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』第1話より引用>

 元々原作漫画が大好きで、全作品紹介でも1枠目に持ってきた『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』も期待に応える面白さでした。しかし、何だか全体的に演出が古臭い!それは「センスが古い」という意味ではなくて、「敢えて1990年前後のトレンディードラマ全盛期のパロディをしている」というか。

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<画像はアニメ版『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』OPより引用>

 オープニングテーマを歌うのが鈴木雅之!?
 超大物を持ってくるにしても、どうしてそこ!?この辺も、1990年前後を代表する歌手ってチョイスなんですかね。作詞・作曲はいきものがかりの人なので、今の時代でも通用する曲だと思いますが。

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<画像はアニメ版『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』第1話より引用>

 「原作の3エピソード」で「アニメの1話」という構成みたいですね。
 原作のエピソード順ではなく、アニメの1話として構成した際にちゃんと意味を持つ3エピソードを選んでいるのかなと思います。これならアニメのラストに、あのエピソードを持ってくる可能性も高そうだと期待しています。

 アニメ第1話の3エピソードは、どれも「会長vs.かぐや様」と思いきや「藤原さん」がハプニング要素として乱入してくるというものが選ばれています。『スマブラ』で言えば「終点・アイテムなし・1on1」だと思ったら、「アシストフィギュアでリオレウスやってきた」みたいなことです。
 これを第1話に持ってきたということは、これが『かぐや様は告らせたい』の三人の力関係なんですよと見せる意図があったのかなと思います。私も原作を読んだとき、この弁当エピソード辺りからハマりましたからね。これを第1話に持ってくるのは分かっていますね。

 ネット配信は1月14日の月曜日から。
 AbemaTVニコニコ、GyaO!は最新話1週間無料。dアニメストア、バンダイチャンネル、Netflix、FOD、dTV、Huluは「有料会員は見放題」かな。Amazonでも配信あるけど、プライビデオ対象かはまだ分かりません。


【最近読んでいた本】
外天楼 (講談社コミックス)
 去年あたりから石黒正数先生の短編漫画だったり1巻で終わる漫画だったりを読んでいて、持っている漫画はこれでラスト『外天楼』を読み終わりました。オムニバス形式の全1巻の漫画です。
 たくさん読んだ作品の中で一番好きなのは『ネムルバカ』だったんですけど、一番すげえと思ったのはこの『外天楼』でした。漫画を描く人なら誰もが憧れるであろう「色んな話が描ける人」による「色んな話が入ったオムニバス形式の漫画」でした。

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<画像は『外天楼』第4話「面倒な館」より引用>

 舞台となるのは外天楼と呼ばれる集合住宅群です。
 ここに暮らす人々を主人公に、「エロ本が欲しい中学生の話」や「ロボットと暮らす少女の話」や「外天楼で起こった事件を追う刑事の話」など毎回様々な話が描かれていきます。
 この外天楼自体が増築と改築を重ねて複雑な迷路のようになっているというセリフがあるのですが、様々な主人公の話を一緒くたに混ぜた『外天楼』という作品も外天楼のようですし、様々な技術を進化させていった人間そのものも外天楼のようなものなのかも知れません。


 次は長編『それでも町は廻っている』を読みたいのだけど、今はパソコン買っちゃってお金がないのでしばらく後かなぁ。「お金に余裕が出来たら読みたい漫画リスト」がどんどん増えていってしまっている。


【最近遊んでいたゲーム】
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<画像はゲームキューブ版『巨人のドシン』より引用>

 今月ゲーム実況で挑戦しているゲームは、昨年のバレンタインでプレゼントされた最後のゲーム『巨人のドシン』です。「南国アクション」というジャンル名しか知らなかったので、「オープンワールドを舞台に大暴れするアクションゲームかな?」と思ったら、南国に暮らす人々を世話するシミュレーションゲームでした。

 思ってたのと全然ちがう!
 でも、シミュレーションゲームは好きなんで楽しいです。

 基本的には「集落が発展するとモニュメントを作るのでそのタイミングで花をあげる」のを繰り返すゲームなので、『シムシティ』のようなガッツリとしたシム系シミュレーションというよりも、放置ゲーというか、たまに住民に干渉することもできる『トモダチコレクション』みたいな印象のゲームです。

 元々このゲームは64DDのゲームなんですけど、64DDは「大容量のセーブができる」ことがウリで……例えば『F-ZERO X』のコースを自分で作ってセーブ出来たり、『マリオアーティスト』でたくさんの作品をセーブ出来たりしたのですが、この『巨人のドシン』は「フィールドの変化を全部セーブ出来る」ことが特徴のゲームだったのかなぁと思います。

 3Dで出来たエリアの高さを自由にコントロール出来るので、山を下げて平地にしたり、海底を上げて陸地にしたり―――そういうものを全部セーブするためには、「大容量のセーブができる」必要があったのでしょう。このゲームキューブ版も40ブロックも使うためか、ソフトにメモリーカードが同梱されていました。

 セーブできる容量が大きくなることで、新たに実現できるゲームが生まれた―――というのは、今の時代ではなかなか想像つかないかも知れませんね。今や超小さいmicroSDカードにゲーム自体が何本も入っちゃう時代ですから。

 これはこれで「ゲームの進化」の歴史なので、ゲームの歴史を追体験したい人にはオススメです。ゲームの進化はグラフィックだけじゃないんですよ!

→ プレイ継続中



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<画像はゲームキューブ用ソフト『どうぶつの森+』より引用>

 そして、その『巨人のドシン』配信の前座として20時までプレイしている“裏挑戦”枠は、元日に開けた福袋に入っていた『どうぶつの森+』です。シリーズ2作目で、「おやしろ」があったり、コトブキ村長が若かったり、初プレイがDS版だった自分には細かいちがいが面白いですねぇ!

 でも、ゲームの骨格部分はその後のシリーズとほぼ一緒なので安心して遊べます。変わり映えしていないとも言えますが(笑)。

 この頃と今とではちがう一番のポイントは「ファミコン家具」の有無かなと思います。
 調べてみたら、どうやらこのソフトでは公式サイトでちょっとずつ「ファミコン家具」の合言葉を教えてくれるというキャンペーンをやっていたみたいなのですが……これが解析されてしまって、現在ではこの公式サイトは閉鎖されていて、非公式のツールを使うことでしかもらえないみたい。

 とりあえずバーチャルコンソールで持っていなかったり、ファミコンOnlineで出ていなかったりするソフトを中心に受け取っていこうかな。これ……ますます積みゲーが増える一方なのでは? ファミコンのゲームをどうしてもゲームキューブで遊びたいという人にはオススメです!

→ プレイ継続中



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<画像はゲームキューブ用ソフト『マリオテニスGC』より引用>

 元日に開けた福袋から出たソフトで行った「ゲームキューブ用ソフトのテスト配信」で、『マリオテニスGC』もちょっとだけ遊びました。このゲーム、すごく評価が高くて、Wiiリモコン対応でWiiにも移植されたんですよね。

 生配信でチラッと遊んだだけだと「スタンダードなテニスゲーム」という印象だったのだけど、色んなモードがあるみたいなんでそれらも遊んでいくとまた評価が変わっていくのでしょうか。『My Merry May』が終わったら本格的に遊んでみるつもりです。

 ゲームキューブのコントローラを複数持っていて、一緒に遊ぶ人がいるのならオススメです!私にはどちらもありません!

→ プレイ中断中



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<画像はゲームキューブ用ソフト『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』より引用>

 こちらもテスト配信で遊んだ『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』は、その後もプレイを続けて隠しキャラ全部出すところまで遊びました。
 1周遊ぶ分には文句のないゲームだったんですけど、「隠しキャラを全部出すまでは遊びたい」なんて言ったのが間違いで……隠しキャラを出すのは相当な作業プレイが必要でした。

・ナルトを使って全キャラを倒す「ストーリーモード」をノーコンティニューでクリアすると「隠しキャラ1人目」解放
・1人のキャラを使って全キャラを倒す「ひとりでプレイ」を全キャラでクリアすると「サウンドモード」解放
・「サウンドモード」が解放されてから、再び「ひとりでプレイ」を全キャラでクリアすると「隠しキャラ2人目」解放
・「隠しキャラ2人目」を解放した状態で、カカシを使って全キャラを倒す「ひとりでプレイ」をクリアすると「隠しキャラ3人目」解放


 ということで……「全キャラを倒すモード」を18周しないと隠しキャラが揃わないんです。一番低い難易度でもOKな辺りは温情でしたが、同じことの繰り返しで流石に飽きてしまいました。「隠しキャラ」が本当に隠しだった時代の仕様ってことなんですかねぇ。

 ゲームとしては「隙のないコンボ」を覚えて繋げていくコンボゲーなんですが、超必殺技ゲージを消費することで「敵のコンボ中にも抜け出せる変わり身の術」が使えるのがポイントです。超必殺技を使ってゲージがなくなったところで敵のコンボを喰らうと抜け出せなくて一転ピンチというバランスが面白かったです。
 隠しキャラなんてどうでもイイやと思える人にはオススメです。

→ クリア!(攻略サイトに頼りましたが…)



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<画像はドリームキャスト用ソフト『My Merry May』より引用>

 面白くない作品のレビューを書かなくちゃいけない時に使えるスクリーンショットです。

 『サクラ大戦』挑戦に合わせたドリームキャスト月間は終わりましたが、まだ全ルートが終わっていない『My Merry May』はプレイ中です。「たえさんルート」が終わったので、これで残りエンディングは4つです!

 偶然というか、気のせいかも知れませんが……みさおちゃんルート→ひとえちゃんルート→もとみちゃんルート→たえさんルートと進んだことによって、徐々に「主人公が何者なのか」が見えてくる構成になったのが面白かったです。これ、全ヒロインのエンディングをクリアしていないと進めないルートがあるのかも知れませんねぇ。

 ただ、その分だけ「たえさんルート」単体の印象は薄くて……面白かったかどうか以前に「何か起こったっけ?」という気分。不快になる展開もなかったけど、感動するような展開もなくて、今のところの評価としては「みさおちゃんルート>もとみちゃんルート>たえさんルート>ひとえちゃんルート」かなぁ。

 残りは、最後に取っておいた「レゥルート」なので楽しみ。
 4ルートが終わった現在としては、「全ルートがっつり遊ぶ気」がある人にオススメかな。

→ プレイ継続中



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<画像はNintendo Switchソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』より引用>

 『やまなしさん、スマブラで勝てるんだからゲームが上手いじゃないですか!』
 「世界戦闘力5万台で・・・・・・?」

 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のアドベンチャーモードは正月に一気にクリアーしました。終盤はちょっと流石に「長ぇ…」と思いましたが、そこまでの過程はむっちゃ楽しみました。アドベンチャーモードはスキルツリーでガンガン強化できていくので、序盤どうしても勝てなかった相手にもあっさり勝てるようになるとか、RPG的な成長の楽しみがあるかなと思います。個人的には、Wii版の「亜空」よりこっちの方が好きだったかな。

 「アドベンチャーモードをクリアしたらそこで一区切り」と思っていましたが、その後もチョコチョコとプレイしてしまっています。というのも、今作は「リアル時間と連動して」スピリットを預けておくと成長したりアイテムを持ち帰ったりするシステムがあるので、ついつい毎日起動してしまいますし。音楽プレイヤー機能があるので、小説書きながらのBGMとしても重宝していますし。

 「Nintendo Switchの起動の気軽さ」ともマッチして、ついつい起動してしまうようになっているんですよね。おかげで他の積みゲーがなかなか消化できない!「永遠に遊べてしまうゲーム」なことに覚悟があるのならオススメです!

→ クリア!



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<画像はNintendo Switch版『Firewatch』より引用>

 先月Nintendo Switch版が発売になった『Firewatch(ファイアー・ウォッチ)』もクリアーしました。選択肢によって多少の会話パターンが変わるみたいですが、マルチシナリオと言うほど大きくストーリーが変わるワケではないみたいで、楽しみにしていたオーディオコメンタリーも英語のみだったので、1周だけでイイかな。

 ものすごくストーリーが良いと評判のゲームだったんですが、うーん……自分には「どこが面白いポイントなのか」すらよく分かりませんでした。『UNDERTALE』の時もそうでしたが「評判の良いゲーム」という理由で買うと、ハードルが上がりすぎて肩透かしを食っちゃうのかも知れませんね。
 ゲームは「自分以外誰もいない山の監視塔で、女上司とトランシーバーで会話しながらひと夏を過ごす」というストーリーのアドベンチャーゲームでした。敵と戦うみたいなアクション要素はありません。「様々な事件に巻き込まれる」という話を事前に読んでいた自分はミステリーとかサスペンス的なものを期待していたのですが、そういうものを期待すると「なんじゃこりゃ」ってなると思います。クリアしてから高評価のレビューをちゃんと読んでみましたが、高評価の人も私の感想とほぼ同じことを書いていましたからね。

 このゲームが評価されているのは「ラブロマンス」として受け止められたからみたいなんです。
 最愛の妻が病気になり、その介護に挫折して、現在は離れ離れで暮らすしかなくなった主人公が―――人との交流を避けるように就いた仕事が山奥で一人過ごす監視役で。そこで、同じように人から避けるようにやってきた女上司とトランシーバー越しのやり取りをしていく。
 「不倫願望」とまではいかない、奥さんとの生活とはちがう純情な体験をしてみたい……と、世の中のオッサン達はこのゲームにキュンキュンしたみたいです。あるレビューでは「オッサン達にとっての『ぼくのなつやすみ』」と評されていて、なるほど。自分だけの秘密基地で、大自然を探検して、大人な女性にちょっとときめく―――そして、ちょっと不思議な体験もする。まさに『ぼくなつ』。

 なので、「不倫願望」どころか、奥さんも恋人もいない日本一モテナイ男な自分にはピンと来なかったのも仕方がない話です。せっかくのラブロマンスを、「こんなところで知らん女とイチャイチャしていたら奥さん可哀想じゃない?」とずっと思いながらプレイしていたのだから、そりゃ楽しくありませんわ。

 「奥さんの目が届かないところ」に逃げ込みたい人にはオススメです!

→ クリア!



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<画像はNintendo Switch用ソフト『バトルスポーツ めく~る』より引用>

 カワミスさん主催の福袋EVO2日目『バトルスポーツ めく~る』部門に参加してきました!深夜に突如生配信をすることが決まったので観られなかった人もいらっしゃるでしょうから、アーカイブを残しておきました!



 いやー、むちゃくちゃ楽しかったですねぇ。
 12月24日に対戦した時も楽しかったのですが、トーナメント形式で「1位の人しか上に上がれない」というレギュレーションだと最後の数秒での逆転が更に熱くなります。録画を見ると、「あの時こっちのマスに着地しておけば……」と1プレイの重みを実感します。

 しかし、オンラインを含めた対人戦の楽しさを知ってしまうと、練習がてらプレイしたCPU戦の味気なさと言ったら……別に私、ゲームが上手いだなんて思いませんけど(試合の録画を観てもらえばそれも分かると思いますけど)、この私がCPUの最高レベルと対戦しても圧勝してしまうんですよ。
 オンラインではほぼマッチングしないのに、CPU戦は全く相手にならない―――超面白いゲームだからこそもったいないと思いますし、こういうゲームを真剣に遊ぶ福袋EVOはマジメにすごく良い大会なのでは……?

→ 引退!(来年ももし『めく~る』部門があれば参加します)


<クリア:3>
・『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』
・『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』
・『Firewatch(ファイアー・ウォッチ)』

<引退:0>
・『バトルスポーツ めく~る』 ※過去にカウントしているので数字には含めない

<プレイ継続中:3>
・『巨人のドシン』
・『どうぶつの森+』
・『My Merry May』

<プレイ中断中:1>
・『マリオテニスGC』



 3勝0敗4分で、クリア率100%でした!
 年明けから順調ですねー。半月に3本ゲームをクリア出来るのなら、1ヶ月に6本クリア出来るということですし、1年間で72本のゲームがクリア出来るということで……思ったより多くないな!積みゲー170本あるんだぞ!



<現在の積み状況>

【紙の本】
・漫画:所有674冊、未読46冊
・小説:所有11冊、未読3冊
・その他:所有11冊、未読0冊
→ 積み本(紙)合計:49冊<前回:49冊>
【自炊済】
・漫画:所有331冊、未チェック46冊
・小説:所有22冊、未チェック3冊
・その他:所有28冊、未チェック1冊(+2冊)
→ 自炊の未チェック合計:50冊(+2冊)<前回:65冊(+2冊)>
【電子書籍】
・漫画:所有807冊、未読201冊
・小説:所有89冊、未読31冊
・その他:所有39冊、未読3冊
→ 積み電子書籍合計:235冊<前回:238冊>

【Nintendo Switch】
・所有37本、未起動8本、未クリア&未ギブアップ2本
【Wii U】
・所有24本、未起動2本
【Wii】
・所有62本、未起動12本、未クリア&未ギブアップ2本
【ゲームキューブ】
・所有13本、未起動7本、未クリア&未ギブアップ4本
【スーパーファミコン】
・所有50本、未起動31本
【ファミリーコンピュータ】
・所有70本、未起動28本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドー3DS】
・所有64本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有37本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有10本、未起動7本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有34本、未起動19本
【プレイステーション】
・所有43本、未起動7本
【ドリームキャスト】
・所有12本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ2本
【セガサターン】
・所有49本、未起動39本
【メガドライブ】
・所有3本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCエンジン】
・所有10本、未起動1本
【アーケード】
・所有6本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スマートデバイス】
・所有116本、未起動3本
【PCゲーム】
・所有34本、未起動15本、未クリア&未ギブアップ1本

→ 未起動194本、未クリア&未ギブアップ15本
→ 積みゲーの合計は209本<前回:172本>

 とか言っていたら、積みゲーが200本の大台を超えているじゃないか!
 友達が置いてった「福袋から出た要らないゲーム」がそんなにあったか……でもまぁ、しばらくは福袋は打ち止めでしょうし、私は今パソコン買ってお金がないんで半年くらいゲームは買わないつもりなんで、その間に積みゲーをどんどん減らしていきましょう。と言いつつ、どうして『スマブラSP』を起動してしまうのか自分。



【今後買う予定のゲーム】
 しばらくゲームは買わない予定なので、『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』の追加ソフトを紹介して終わります。



 『ジョイメカファイト』は、『ストII』ブームの頃にファミコンで発売された任天堂のオリジナル格闘ゲームです。ファミコンのスペックで格闘ゲームを作るのは難しいだろうと思われたのですが、人型のキャラでなければ関節などを描かなくても良いという逆転の発想で格闘ゲームが実現させられました。

 ファミコンOnlineなので、当然「オンライン対戦」が出来ます。
 これはいつか実況で対戦相手を募って遊びたいですねぇ。「実況でやりたい企画」もたくさん溜まってきたので、どこかで時間空けてやりたい。

 『超惑星戦記 メタファイト』は横視点と上視点が切り替わる2Dアクションゲームです。今となっては普通すぎてなんとも思われないかも知れませんが、1980年代後半のアクションゲームだとこういう「2つのジャンルが融合されている」ことをウリにしたゲームは多かった気がします。

 むっちゃ評価の高いゲームですがやったことのないゲームなので、ガッツリ遊びたいですね。その前に『メトロイド』クリアしなくちゃですが……

 『リンクの冒険』は、私は1回クリアしたんでもうやらないです(笑)。
 『ゼルダの伝説』シリーズ2作目ですが、開発スタッフは別ですし、外伝的な扱いと言ってイイ作品です。横視点の戦闘画面や、シンボルエンカウント、レベル制度(ゲームオーバーになると下がったりする!)など、『ゼルダ』シリーズとしては異色のシステムがいっぱいです。

 「ゼルダのアタリマエ」を持ってプレイすると、逆に詰みかねないというのが私の実体験。
 すっごく大変なゲームでしたし、当時はニコニコ生放送で実況していたんで辛辣な言葉も多かったですよねぇ。「わざと敵に当たりに行ってるの?」とか。YouTubeやMixerに移ってからはそういうのもなくなったし、やはり匿名はインターネットの悪しき文化だ!

 海外アカウントを持っていると海外版が遊べるはずなので、レベル制度が見直されている海外版で遊ぶのも手かも知れませんね。英語が読める人ならばな!

| 近況報告 | 17:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『DARK EDGE』全15巻紹介/男女6人の学園青春群像劇!ただし、放課後はゾンビとか出るよ!

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
学園ホラー?バトル?いや、やっぱりこれは青春群像劇なんだ
誰にとっても謎に満ちた「夜の学校」は、想像以上に謎でいっぱいだった!
ガンガン人が死ぬシリアスな話なのに、明るさを失わないのが高校生らしい


【キンドル本】



【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:○(「それを乗り越える明るさがある」とは言え、人が死ぬシーンも多い)
・恥をかく&嘲笑シーン:×
・寝取られ:○(誰に感情移入するかにもよるけど、継子の話はやるせないかも)
・極端な男性蔑視・女性蔑視:△(雄シードと雌シードのちがいみたいな差異はある)
・動物が死ぬ:△(ネズミとか鳥とかは死んでたはず)
・人体欠損などのグロ描写:○(グロくはないけど、ゾンビの腕がもげたりはしょっちゅう)
・人が食われるグロ描写:○(直接的な描写はないけど、臓物を食うヤツがいるので…)
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・ラッキースケベ:△(園部先生の存在そのものがラッキースケベ感ある)
・セックスシーン:△(エロイシーンではないが、子作りをするシーンはある)

↓1↓

◇ 学園ホラー?バトル?いや、やっぱりこれは青春群像劇なんだ
 この漫画は、相川有先生が1998年から2006年まで電撃コミックガオにて連載されていた作品です。同名のセガの格闘ゲームがありますが関係はありません。相川有先生は、最近だとアニメ化もされた『人外さんの嫁』の原作の人と説明したら分かりやすいですかね。

 元々私はこの漫画がすごく大好きで、自炊したチェックがてら最近また読み返したら「やっぱり面白いな」と思い返しました。全15巻という長い作品はなかなか人に薦めづらいかなーと思ったら、なんと現在は幻冬舎から文庫版が全5巻にまとめられていて、キンドルなどでも買えるそうな。
 全5巻なら勧めやすい!ということで、紹介記事を書くことにしました。全15巻のものをムリヤリ全5巻にまとめているので、全5巻とは言え「1冊580ページくらいある」んですけどね(笑)。逆に言うと、ストーリーが削られたりはしていないみたいです(カラーイラストは削られているっぽい)。

 しかし、この作品……大好きだという私からしても「どう説明して良いのか分からない作品」なのです。ネタバレを避けようとしたらなおさら。Wikipediaのページに書かれているジャンル名は「学園ホラー」ですが、「ホラー要素ある?」と思ってしまいますし。幻冬舎のジャンル分けだと「SF/ファンタジー」となっていて、「いやまぁファンタジーと言えばファンタジーだけどさ……」としっくりきません。


『学園が舞台なのだから、学園モノでイイのでは?』
「いや、でもゾンビとか化け物とか出てくるし……」
『じゃあ、やっぱり学園ホラー?』
「でも、ゾンビが怖いのは最初だけで、対抗手段ができたら『ゼルダ』の雑草みたいになるし」
『ということは、化け物を退治するバトルものか』
「退治もしていないような……戦闘シーンはあまり重視されていなくて、人の動きが重視されていると思う」
『なら、人間ドラマ?』
「そこまで重厚ではないな。基本的にはコミカルなノリで、ギャグも多いし」
『学園ホラーバトルヒューマンコメディ?』
「なんだよそのキメラ」

 とまぁ、2019年にもなって対談形式で説明したくなるくらい「ジャンルの説明が難しい」作品なんですけど、じゃあこの様々な要素の中で一番重要なのはどれなのかを自分が考えてみた結果―――主人公が一人ではない群像劇、なのかなと思いました。

 いや、主人公は「四辻学園に転校してきた高木九郎くん」なんですけど。

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<画像は『DARK EDGE』第1巻1話「閉じられた教室」より引用>

 同じように放課後にたまたま居残ってしまったクラスメイト5人――――「赤坂未紀」「吉国紘一」「清水朗実」「西脇類」「伊勢鉄三」もまた事件に巻き込まれて、一人一人が別々の考えを持って行動する群像劇になっているのです。要は「主人公が6人いる」と言っても過言ではないのだけど、この他にも「先生」だったり、「謎のジイ」だったり、色んなキャラがそれぞれの意思と目的を持って行動するのが最大の魅力かなと思います。



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<画像は『DARK EDGE』第6巻34話「NIGHT FEVER」より引用>

 私が好きなキャラは、女性陣を差し置いて、何と言っても吉国くんです。
 一見するとチャラチャラしたウェーイ系のキャラなんだけど、困っている人を放っておけない「イイヤツ」でありながら、ある感情を抑えられない「危うさ」も持ったキャラで……それがすごく人間臭いんです。人間って、「イイヤツ」なことと「危険人物」なことは矛盾しないよねという。

 メインキャラとなるクラスメイト5人は、どのキャラも「こういうキャラです」と一言では言えない複数の側面を持っていて、だからこそ「生きた人間」に見えるのだし。「生きた人間」として感じられるキャラだからこそ、一人一人考えて行動する“群像劇”が成り立つんですね。



 私が“群像劇”を殊更に好きなのは、主人公が1人だと物語が「主人公の思惑の通りになったか/ならなかったか」の範囲でしか動かないのに対して、主人公が6人もいるとそれぞれの思惑が交差して「予測不能な展開に進むストーリー」になるからです。『DARK EDGE』はその6人だけじゃなく、その他にも色んなキャラがそれぞれの思惑で動くため、「ハイハイ、今回はこういう展開ね」みたいなものがちっとも読めずに進むのです。

 ですが、そういう理屈じゃなくて……「色んな人間がいる」世界を見せてくれることは、「こういう人間でなければいけない」という圧力をかけ続けられる現実に生きていれば生きているほど愛おしく思うし、「色んな人間がいてイイんだ」と描いてくれるこの作品は優しく感じるのです。いや、ガンガン人が死んでいるけど。

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<画像は『DARK EDGE』第11巻64話「夜と泡」より引用>


 そう考えていくと、この作品に一番しっくり来るジャンル名は「学園を舞台にした群像劇(ただし、ゾンビとか化け物とかも出るよ!)」なのかなぁと思います。結局のところ、長い。

↓2↓

◇ 誰にとっても謎に満ちた「夜の学校」は、想像以上に謎でいっぱいだった!
 “群像劇”というのは下手すれば話があっちに行ったりこっちに行ったりなりがちなので、「登場人物Aのしたことが、まわりまわって登場人物Fに影響を与える」みたいな“キャラ同士の距離感”が大事だと私は思っています。
 そのため、「一つの建物」とか「一つの町」といった狭いエリアの中にキャラを集めるのがセオリーで、池袋を舞台にした『デュラララ!!』とか、渋谷を舞台にした『街』『428』とかがイメージしやすいかなと思います。


 『DARK EDGE』の場合は、舞台は「四辻学園」という一つの学校です。
 もちろん登場人物は学校の外に出ることもあるのですが、話の中心は「四辻学園」にあるので、その学校に通える範囲内で話は収まっています。学校という狭い空間の中でたくさんのキャラが動くので、それぞれのキャラが相互作用していくのです。

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<画像は『DARK EDGE』第1巻1話「閉じられた教室」より引用>

 この学校には妙な校則があります。
 「日没後は学校に残ってはいけない」し、巨大な門が閉じてしまうので「もし残ってしまったら夜明けまで出ることは出来ない」という。

 「高木九郎」「赤坂未紀」「吉国紘一」「清水朗実」「西脇類」「伊勢鉄三」の6人は、元々はそれほど仲のイイ関係でもない“ただのクラスメイト”でしたが(吉国と西脇は入学時からつるんでいたみたいだけど)……たまたまこの6人で放課後の学校に取り残されたことで、この学園の謎に近づいてしまうのです。


 つまり、この作品……小学生くらいの時なら、誰もが妄想したことがあるであろう「この学校は夜はどうなっているんだろう?」「先生達は実は何かの組織の一員で、子供達を何かの実験材料にしているんじゃないのか?」みたいなものを真剣に描いている作品だと思うんですね。

 誰にとっても謎の存在だった「学校の本当の姿」「先生の本当の姿」を暴いたら、「流石にそこまでのものは妄想してなかったぞ!」というものが出てきた作品というか。


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<画像は『DARK EDGE』第4巻20話「タイトロープ」より引用>

 ここまでの説明だと「やっぱりホラーで怖い作品なんじゃないの?」と思われかねないんで、園部先生を置いておきますね。



 ストーリー展開としては「謎が謎を呼ぶ」もので、連載リアルタイム時はなかなか真実が見えなくてもどかしい思いもしました。今考えればそれもそれでリアルというか、「末端の先生が学校のことを全部分かっているワケがない」し、「校長先生だって理事長の考えていることは分からない」し、「理事長にはなかなか会えない」し。めっちゃファンタジーな作品だけど、こういうところは現実の学校を暗喩しているように思えなくもない。

 ですが、完結している現在なら最後まで一気に読めますからね。
 流石にこの設定は後付けだよね?と思うところもなくはないですが、大きな破綻もなく「そういうことかー!」とどんどん真実に近づいていく様は爽快だと思います。個人的に、ラストシーンは本当秀逸だと思うんですよねぇ。


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<画像は『DARK EDGE』第9巻53話「一年B組 江田島 滋の一日」より引用>

 しかし、それはあくまで「夜の学校」の話です。
 「昼の学校」は、ちょっと授業が変わっていたり、体育とか音楽の授業がなかったり、部活もないっぽかったり、変なところもありますが生徒達にとってはちゃんと学校なんですね。壮絶な「夜の学校」の話の後には、平穏な「昼の学校」の話が描かれるし、この回みたいに「事情を全く知らない一般生徒の話」が描かれることもあります。

 この「昼」と「夜」の両面を交互に描いていく様は、『ペルソナ』っぽいと言っている人もいました。私は『ペルソナ』シリーズをやっていないので、その喩えがどれくらいピッタリなのかはよく分かりませんが(笑)。

↓3↓

◇ ガンガン人が死ぬシリアスな話なのに、明るさを失わないのが高校生らしい
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<画像は『DARK EDGE』第1巻5話「FIRE MAN」より引用>

 レビュー記事というのは、「漫画」だったり「ゲーム」だったり、本来なら深く考えなくても楽しめる作品たちを文章だけでその魅力を説明するという記事なので……どうしても、小難しい説明になってしまいがちです。この作品も、魅力を説明しようとするとどうしても理屈っぽくなってしまうのですが。


 この作品の最大の魅力(2度目)は、そういう小難しい説明や理屈を抜きにして、とにかく明るいところだと思うんです。


 私は1巻の上のコマを見て、この作品を好きだと直感しました。
 重い話もある、ガンガン人も死ぬ、作品が描いているテーマもシリアスなはず―――なのに、この作品は「怖がってる?」「うん、バッチシ!」という明るいノリを失わないんです。


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<画像は『DARK EDGE』第12巻69話「暁regeneration」より引用>

 ゾンビから隠れるシーンなのに、何だか楽しそう。
 清水さんは単なる「明るいキャラ」ではないのだけど、作品全体を明るくしてくれるムードメーカーで見てて楽しいキャラでした。赤坂さんとの女子コンビは良いバランス。


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<画像は『DARK EDGE』第7巻38話「SISTER・NOON」より引用>

 でも、他のキャラもやっぱり魅力的。
 相川先生の作風なのか、シリアスなシーンにもクスリと出来るコミカルさがあるのです。


 そのおかげで最終巻まで憂鬱にならずに楽しく読めるというのもありますし、実際「高校生がこういうことに巻き込まれたらこういうカンジになるかもな」とも思うんですよ。
 人が死んだからって、その後の人生をずっと暗く生きていくワケにもいかないし、ところどころに笑顔になれるところを見つけて笑って生きていくんじゃないかと思うんですね。特にこの学校の場合、頻繁に人が死ぬから、死人が出ることの感覚も麻痺してくるでしょうし。

 もし、この主人公達が大人だったら「こんなことをしている場合ではない」と学園から離れていったと思うんですが、彼らはまだ高校生ですから“モラトリアム期間”というか、「このワケの分からない事態を楽しんでしまおう」という感覚が生まれるのもリアルな感情かなと思います。



◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<画像は『DARK EDGE』第13巻75話「daytime nightmare」より引用>

 「シリアス」と「コミカル」、「昼」と「夜」、「人間」と「化け物」、そして同じ人間であっても「ちがった考え方のクラスメイト」―――異なるものが組み合わさって出来ている作品なので、そのごちゃ混ぜ感を面白そうと思える人には是非オススメです。

 ホラー要素はそんなに強くないと思いますよ(ホラーというよりむしろバトル要素の方が強い)。

 んで、やっぱり「学校」という舞台は、そういう「色んなものが集まる場所」なんですよね。年が近いという理由だけで振り分けられたクラスメイトには、「頭のイイやつ」も「頭の悪いやつ」も「趣味が合うやつ」も「趣味が合わないやつ」もいるワケで―――「学校」という舞台装置を活かした、オンリーワンな“群像劇”だと言えると思います。“群像劇”が好きな人にももちろんオススメです!


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駿河屋の「ゲームキューブソフト 10本セット(1580円)」を開封しました!

 今月からゲームキューブ版『巨人のドシン』の実況プレイを開始するため、事前に「(Wiiの互換機能を使って)ゲームキューブのソフトがちゃんと動いて配信に映像を載せられるか」のテスト配信をしたかったので、ゲームキューブソフトの福袋を買って開封して、出てきたソフトでテスト配信しました!

 買ったのは、駿河屋のネット通販で「中古福袋 じゃんく ゲームキューブソフト 10本セット」です。価格は1580円ですが、通販手数料216円がプラスになるのでかかったのは1796円でした。


 ゲームキューブソフトの福袋は今まで買ったことがなかったし、開けている人の配信も見たことがなかったので(多分)、何が入っているか見当もつきませんでした。しかし、私はゲームキューブのソフトはほとんど持っていなかったので、「既に持っているからハズレ」ってことはないでしょう!


 いつもの通り、開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。



 ↓ テキスト版はこの後です。
 発売日の情報はWikipediaかAmazonの商品ページを参考にしています。

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| ゲーム雑記 | 17:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ローソンストア100の「お菓子詰め合わせ福袋(540円)」を開封しました!

 1月1日に「今日は帰ったらゲームキューブソフト福袋を開封するぞー」とワクワクしながら歩いていたら、通りがかったローソンストア100(通称:100円ローソン)の店先に「お菓子詰め合わせ福袋(540円)」が置いてあったので、ゲームキューブの前哨戦として買って開封してみることにしました。

 「お菓子8コ入り」と書かれていたと記憶しているんですが、「お菓子7コ入り」の間違いだったかも……540円で8コということは1つ70円でも元が取れるということじゃないかと、8×7=56を計算したことだけは覚えているので、7×8=56の間違いだったかも。掛け算の順番って大事!


 いつもの通り、開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。



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「私が」ゲームな下手な理由

 正月はアクセス数がガクンと落ちるので、毎年(実質)1発目の記事は「普段だったら炎上が怖くて書けないようなことを書く」記事にしています。最近は正月以外もアクセス数が低いので気にするのもアレなんですけど、どうせなら普段書けないような記事にしようと、この話題にしました。


 どうしてこれが「普段書けない記事」なのか?
 これはあくまで個人の話なんだよと“「私が」ゲームな下手な理由”と書いても、これを何故だか勝手に“「ゲームが下手な人が」ゲームが下手な理由”と読み替えて「俺には当てはまらないぞ!」とか「そもそもアナタはゲームが下手な人ではないじゃないか!真にゲームが下手な人が傷つくのでやめてください!」みたいに怒り出す人がいるんですけど……
 正月から、そういう「勝手に読み替えて怒り出す人」のことなんか考えて書きたいことが書けないのも馬鹿らしいと思うんすよね。だからもう、そういう怒り出す人なんか気にせずに書こうと思います。


 ここから書くのは、あくまで「私の」話。
 一般論なんかではないし、アナタにも当てはまらないと思います。ただの「一個人」が、自分を顧みただけの話です。


◇ 「私が」得意なゲーム、「私が」不得意なゲーム
 「ゲームが上手い人」「ゲームが下手な人」と言っても、“ゲーム”というのは多種多様なジャンルがあるもので―――アクションゲームもシミュレーションゲームもボードゲームも全部“ゲーム”ですから、「ゲームが上手い人」にも得意なゲームと不得意なゲームがあって、「ゲームが下手な人」にも得意なゲームと不得意なゲームがあるんですよ。

 もちろん、「ゲームが下手な人」が得意なゲームで、「ゲームが上手い人」が不得意なゲームがたまたま同じものだったとして、その2人が対戦しても「ゲームが上手い人」が勝つことはあるとは思います。要は、その人の中の「得意/不得意」が、誰にでもあるって話ですね。




 んで、「ゲームが下手な人」を自称する私にも比較的「得意なゲーム」があるんですよ。

 2D『マリオ』シリーズなんかはそうですね。「アレで?」とか言わない!
 『ドンキーコング』『ドンキーコングJr.』『マリオブラザーズ』『スーパーマリオブラザーズ』『スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオワールド』『スーパーマリオコレクション』『Newスーパーマリオブラザーズ』『NewスーパーマリオブラザーズWii』『Newスーパーマリオブラザーズ2』『スーパーマリオラン』……とまぁ、クリアできた/できないはありますが、シリーズの8割くらいはプレイしていますからね。『Splatoon』的に言えば、ウデマエは上がっていなくても、ランクは上がっているのです。

 なので、2D『マリオ』的なゲームは比較的得意なので……『スペランカー』とか、『Celeste』なんかも(A面だけですが)頑張ればクリアできたのです。



 でも、この「得意なゲーム」の部分だけを見て、「『Celeste』がクリアできるということはゲームが下手ではないだろう!嘘つき!」とか言われてもフェアじゃないでしょう。「不得意なゲーム」はその百倍くらいあるんですよ。

 例えば、私『ロックマン』系のゲームは不得意です。
 『ロックマン』が難しいゲームかどうかは議論が起こりそうなので、『ロックマン』に限らない「敵を撃つ」要素のある2Dアクションゲームだと思ってください。『ガンヴォルト』とか『ケロブラスター』とかは分かりやすいでしょうし、『ロックマン』系というとアレなんですけど『メトロイド』とか『魂斗羅』とかも私の中ではまるっと「不得意なゲーム」ですし、何なら『ドラキュラ』とかも同じ理由で不得意です。

 恐らく「マリオもロックマンも同じようなゲームなのでは?」と思った人も多いんじゃないかと思います。例えば「3Dアクションゲームが不得意」と言ったら、「あーハイハイ。2Dの時代しか生きていないジジイなのね。もうさっさとゲーム引退して俳句でも読んでろ!」みたいに世代論にされそうですが、ちがうのです、同じファミコンの2Dアクションゲームの中にも「得意」と「不得意」があるのです。これは世代論とかではないのです。


 要は私、「敵を攻撃するゲーム」全般が不得意なのです。
 別にこれは博愛主義者だとかではなくてね……「敵を攻撃するゲーム」って「避ける」と「攻撃する」を両方やらなくちゃいけないじゃないですか。「避ける」時は攻撃が出来ないし、「攻撃する」時は避けることがおろそかになる―――今のタイミングで自分がするべきことは「避ける」なのか「攻撃する」なのかの一瞬の判断に失敗してしまうのです。


 『マリオ』や『スペランカー』や『Celeste』は、ボス戦を除けば「敵を攻撃する」ことは必須じゃなかったり出来なかったりするゲームです。常に「避ける」だけを考えればイイというか、「自分」を操って「地形」を攻略するゲームなので、二択を迫られることがないんですね。
 だから、一回でクリアできなかったとしても、反復練習をして指に動きを染みこませればそれなりに何とかなったのです。

 スポーツで例えるなら、『ロックマン』などの「敵を攻撃するゲーム」はサッカーとかバスケのように相手の動きに合わせるゲームで、『マリオ』や『スペランカー』や『Celeste』は陸上競技のように自分の理想の動きを極めるゲームというか……なので、『マリオ』の中でも「不規則な動きをする」ジュゲムとかは苦手なんですよねぇ。


 「え?でも、やまなしさん『スマブラ』好きじゃないですか。アレは攻撃も回避も両方やらなくちゃいけないゲームじゃないんですか?」と思った人は鋭い――――だから、私の『スマブラ』ってほぼ「攻撃」しかしないんです。しかも、基本相手に突っ込んでいってAボタンをガチャガチャ押すだけ。忘れたころに「そうだ、防御もしなきゃ」とやるくらいで、Bボタンや投げを使うのはすぐに忘れてしまいます。逆にリュカでPKファイアーを連発しているときは、それ以外のことを忘れてしまう(笑)

 あまり言うと手の内を晒すようでアレなんですけど……
 生配信でみんなでオンライン対戦をワイワイ遊んだとき、私も何回か1位を獲れたことがあって「ゲーム上手いじゃないですか」と言われたりするんですけど。アレはぶっちゃけ、スマッシュ攻撃を連発してダメージ蓄積している人に運よく当たってポイントが獲れたという―――「タイム制での4人大乱闘」だからこそのラッキーなんですよ。タイム制は吹っ飛ばした人にポイントが入るので攻撃をガンガンしていった方が漁夫の利が入って得なんです(ストック制だと、逆に「避ける」に徹した方が得になると思う)。

 だから、CPUとガチンコで戦う「勝ちあがり乱闘」とか全然勝てないし、アドベンチャーモードも「ボス戦」はすごく苦戦します。ドラキュラ倒すのに2時間近くかかりましたよ……アレはまぁ、使用キャラの「選択」を間違えたことが大きいんですが。



 閑話休題。
 ということで、私は「選択肢が多いゲームほど不得意」なんです。

 「避ける」に徹する一択なら、得意。
 「避ける」と「攻撃」の二択なら、不得意。
 その「攻撃」のブキがたくさんになったり、使うボタンが多くなったりしたらもうワケが分からない。

 3Dアクションゲームが2Dアクションゲームより更に不得意というのは、「選択肢」の多さが一つの理由だと思います。同じ避けるでも2Dアクションゲームなら「ジャンプして避ける」くらいしかないところ、3Dアクションゲームは「右に避ける」「左に割ける」「ジャンプして避ける」「後ろに下がる」「盾を構える」みたいに多彩なことが出来たりしますからね。その咄嗟の判断に失敗して「どうして敵のいる方に避ける!?」となってしまうのです。

 RPGも「レベルを上げて物理で殴る」とか「敵の弱点属性を突く」とか分かりやすいシステムならイイのですが、これが複雑になって多種多様な戦法がとれるようになると一気に不得意になりますし、キャラのカスタマイズの自由度とか本当に不得意です。「どうしてそっちを上げちゃうの?」というところにポイントを割り振って取り返しがつかなくなって積むことも多々あります。
 SRPGはともかく、シミュレーション系がクリア出来たことがないのも「いろんなことが出来る」自由度の高さのせいでしょうし、これは1回生配信で挑戦したいジャンルではあります。


 ちょっと話がズレますけど……
 「マリオが得意なゲームです」と言うと「アクションゲームが遊べるってことはゲームが下手じゃないじゃないですか!本当にゲームが下手な人を傷つけるのだから謝ってください!」とか言われるのに、「RPGやシミュレーションが不得意です」と言うと「知能が低いんですね」とか言われるの納得がいきません(本当にコメント欄で言われたことあるのよ)
 両方とも「ゲーム」なのに、何故だか「ゲームが下手」というと「アクションゲームが下手」なことだと思われて、「RPGやシミュレーションが下手」だと「頭が悪い」とか言われるんですよ!ひどくないですか?じゃあもうRPGやシミュレーションは「ゲームではない」ってことにします?



 お正月だからと普段は書けないことも堂々と書く記事になっているので……七草がゆを食べたらこの記事は削除しましょうか(笑)。

 レースゲームとかは「どこのラインを」「どのくらいのスピードで走るのか」の選択肢が無限の組み合わせであるので不得意ですし、リズムゲームはボタンが2コ以上になると「選択肢が多い!」と不得意になってしまいます。まぁ、そもそもリズム感がないことも原因ではありますが。
 アクションパズルゲームが得意というのは、実は最近のアクションパズルは「1面ごとに無限にコンティニューが出来る」ことが主流なため、全部の選択肢を試すことが出来るからだったりします。なので、『ソロモンの鍵』みたいにステージセレクトのない残機性のアクションパズルは不得意なのです。

 コマンド選択式のアドベンチャーゲームやノベルゲームも似たようなものですね。
 選択肢は多いけど、総当たりで良かったり、周回プレイで全部の選択肢を選んだりしますからね。


 ソーシャルゲーム……というと、「今はもうソーシャルゲームなんて言葉は使ってないんですよ、ププー」と笑われるので何と言ってイイのか分からないんですが。
 スマホなどで現在メインジャンルになっている「たくさんいるキャラをガチャで集めて、合成させたりして成長させて、そのキャラ達でチームを編成してゲームに挑む」ジャンルってあるじゃないですか。そのゲーム部分が、『パズドラ』だったらパズルだし、『デレステ』だったらリズムゲームみたいにちがうけれど、キャラ集めるのはどれも同じようなシステムのジャンルってあるじゃないですか。

 私、あのジャンルのゲームがすごく不得意なんですよ。ガチャを10連とか回して一度に10人とかの仲間が出てくるのに、ゲームに出せるのは数人とかだったりするんですもの。「どのキャラを使って育てるのか」を選ばなきゃいけない―――それがとても不得意だし、もっというと苦痛なのです。せっかく仲間になったキャラは全員使いたいと思ってしまうのです。

 この辺は『ポケモン』とかを通過してこなかった自分のゲーム歴が原因かもですねぇ。
 似たような見た目でも、『スマブラSP』のスピリッツは「全部のキャラに使用価値がある」し、「全部のキャラを99レベルにすることも出来る」のが好き。合成しないと呼び出せないキャラがいるのはちょっと好きくないところですが……



◇ 「不得意なゲーム」=「嫌いなゲーム」ではない
 既に論点があっちへ行ったりこっちに行ったりしているので、この記事を事前に書いておいて良かったなと思います。

 「嫌いなゲームかどうか」と「面白くないゲームかどうか」は別

 今日の記事で、「マリオ系は得意」「ロックマン系と3Dアクションゲームと、複雑なRPGとシミュレーションと、レースゲームとリズムゲームと、たくさんいるキャラをガチャで集めて合成させたりして成長させてそのキャラ達でチームを編成してゲームに挑むゲームが不得意」と書いたことで―――これを「ロックマン系と3Dアクションゲームと、複雑なRPGとシミュレーションと、レースゲームとリズムゲームと、たくさんいるキャラをガチャで集めて合成させたりして成長させてそのキャラ達でチームを編成してゲームに挑むゲームを批判した」と勝手に読み替える人がいるかも知れません。
 そして、また「やまなしがロックマン系と3Dアクションゲームと、複雑なRPGとシミュレーションと、レースゲームとリズムゲームと、たくさんいるキャラをガチャで集めて合成させたりして成長させてそのキャラ達でチームを編成してゲームに挑むゲームのことを批判したぞー!拡散して殺せー!」を火を付けまわる人がいるかも知れません。


 ですが、「大嫌いだけど面白いゲーム」があるように「不得意だけど大好きなゲーム」はありますし、得意/不得意は好き/嫌いにあまり関係しないと思います。

 例えば私、シミュレーションゲームはマトモにクリア出来たものなんてほとんどないですが、自分の好きなように街を作ったりチームを作ったりできる自由度は大好きです。
 出来ることなら、「自由度の高さを満喫してもクリアできるくらいの難易度」の方がありがたいと思いますが、それでクリアできなかったとしても楽しい思い出になるのが私にとってのシミュレーションゲームというジャンルです。


 『ロックマン』系のゲームで言えば『洞窟物語』は「得意」ではなかったけど大好きなゲームだし、レースゲームもリズムゲームも「クリアを目指さないくらいの遊び方」なら楽しく遊べます。
 たくさんいるキャラをガチャで集めて合成させたりして成長させてそのキャラ達でチームを編成してゲームに挑むゲームは、「不得意」な上に「そんなに好きではない」んですけど……このジャンルのゲームに誰か適切な名前を付けてくれないと、やたら文字数が長くて読みづらいことの方が気になります。もはやSNSと連動していないのだからソーシャルゲームではないだろうし、ガチャゲーだと揶揄の意味を含みそうですし、基本無料ゲームだと範囲が広すぎるし、誰か適切なジャンル名を付けてくれません?



◇ どうして私は「私の不得意なゲーム」が不得意なのか
 何だろう、この日本語……

 えーっと、ここまでの記事は「私には得意なゲームと不得意なゲームがある」「不得意なゲームは選択肢を咄嗟に判断しなくちゃいけないゲームだ!」って内容でした。この内容だと、今日の記事タイトルは「私が不得意なゲームはこれです」としなくちゃいけなくて、「記事タイトルと内容が合っていない!タイトル詐欺だ!」とまた怒られるのでここからちゃんとタイトル通りの話を書きます。

 ……

 ………別に、個人のブログ記事なんだから「記事タイトル」と「本文」が微妙にズレてても良くない?

 そんなことをイチイチ鬼の首を獲ったかのように言ってくるようなヤツには、一生鬼なんか倒せねえよって思いますよ!





 まぁ、要はここまでは「事象」しか書いていなかったので「原因」を考えようってことです。でも、これは別にみなさんに当てはまる話じゃなくて、私だけの「原因」なんで、これを書いたところでみなさんのプラスには一切ならないし、私は私でこの理由が自分には分かっているので今更文章化しても何も得るものはありません。
 正月早々こんなことに時間を割くくらいなら、積みゲーの1本でもクリアした方が良さそう!この記事はここで切り上げて『Firewatch』やります!さようなら!



 というワケにもいかないので、具体例を。
 これは9月に生配信をやった際に、物議になったシーンです。

 『Splatoon2』をやったことのない人もいらっしゃると思うので解説しますと、これは「サーモンラン」というプレイヤー4人vs.CPU軍団のモードです。別名バイト。このモードではプレイヤーがやられると浮き輪姿になるのだけど、味方に攻撃してもらえれば復活できるため、「4人全員が浮き輪になったらゲームオーバー」ということですね。浮き輪だと攻撃できないために誰も復活させられなくなるので。

 逆に言うと、浮き輪姿になってしまっても「生き残っている人に攻撃してもらえれば復活できる」ため、生き残っている人を探してその人に「ヘルプ!」を送って攻撃してもらうのがセオリーなのですが……


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<画像はNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』より引用>

 私も「誰だ誰だ、生きているのは誰だ」とカメラをグルグル回して探していたら、生きていたのは私だった―――という文章にすると本当にワケが分からないことをやってしまいました。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』に手を加えました>

 簡潔に言うと、「カメラをグルグル回して周囲を探していたため、画面の中央は見ていなかった」ということなんですが―――これが典型的な「私がゲームが下手な理由」だと思うんですね。つまり、ゲーム画面の中から必要な情報を読み取れていない=視野が狭いんです。

 「画面のどこを見るか」の選択肢を間違えているとも言えますが、そもそもの「どの選択肢を選ぶのか」に必要な情報を画面内から受け取れていないんですね。
 例えば、『Splatoon』でよく言われる「マップを見ないから勝てないんだよ」って言葉があるじゃないですか。言う方は「それさえやれば勝てるのにどうしてやらないの」的に言ってくるんですが、ちがいますよ私だってマップは見ますよ。ただ、マップを開いてもそこに出てくる情報がサッパリ分からないのです。どこを見ればイイのかが分からず漠然と「ウチのチームが負けているっぽいなー」くらいしか分からないのです。

 恐らくですけど、「マップを見ないから勝てないんだよ」って言ってくる人は、ただ単にマップを見ろと言っているのではなく、味方が何人生き残ってどこにいるのかとか、敵インクの塗られ具合から敵がどの辺にいるのかとか、マップ全体の戦況とかを見ろと言っているんじゃないかと思うのですが……視野の狭い自分には、咄嗟にそれが分からないのです。

 そのため「マップから得た情報を活かした行動」が取れずに、選択肢を間違えて素っ頓狂なことをして戦犯となっていくという……



 マリオよりロックマンが不得意という話もこれに通じる話で、「避ける」だけのゲームは自キャラの周りだけを見ていればイイのですが、「避け」ながら「攻撃する」ゲームは自キャラと敵キャラを同時に両方見なきゃいけません。視野の狭い自分にはそれが難しいんですね。
 RPGとかシミュレーション系のゲームで数字がいっぱい書かれていてもどこを見てイイかが分からないし、レースゲームなんかは「目の前のコーナー」を見つつ「次のコーナー」も見ていなきゃいけないんでしょうし、リズムゲームも「ABXA」みたいに叩くボタンの順番を先の先まで見ておかなきゃいけないんでしょうけど……「複数のものを同時に見る」ってのが私には出来ないのです。それ故に選択肢を間違えてしまうという。


 これは突き詰めていくと視力の問題の話になってしまうのかも知れませんが(子供のころの事故のせいで私は片方の視力がほとんどありません)、どっちかというとシングルタスクかマルチタスクかという脳の問題な気がしますし……

 ということは、何だ。
 私がゲームが下手な理由は、「知能が低いから」という煽りコメントの通りだったってことか!?

 ヽ(`Д´#)ノ ムキーッ


| ゲーム雑記 | 17:50 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑

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2019年の抱負

 新年あけましておめでとうございます。
 今年も年賀状用のイラストをアップします。

nenga.jpg

 「どうしてランドセル姿の小学生を描いたんですか」だって?
 ランドセル姿の小学生を描きたかったからだよ!


 2019年の目標
 正直なところ、ここ数年の自分は「何をやっても上手くいかない」裏目to裏目で挫折の連続でした。「やりたいこと」の理想と、「出来ること」の現実のギャップに苦しめられて落ち込むことも多かったので……

 んで、そろそろ「いろんなことにチャレンジしよう」のターンは終わりにして、「自分に向いていることに時間と体力を割こう」というターンにしていこうかなと思います。
 例えば上のイラストなんかが分かりやすいんですけど、「もっと絵が上手くならないといけない」と思っていた時期なら凝った構図にしたり、背景なんかもきっちり描かなくちゃいけないと考えたりしたと思うんですけど……「自分に描けるもの・描きたいものを描けばイイや」と考えることにしました。

 その「向いていないことまで上手くなろうとしていた時間と体力」を、もっと「自分に向いているもの」に割いていった方が実りのある人生になるんじゃないかと考えたんですね。なので、ブログなんかも「書くことが義務になっている記事」は終わりにしていっているのです。



 じゃあ、その「自分に向いているもの」って何よって話なんですが―――
 昨年の私が一番「良かったよ」と言ってもらえたこと「ストーリー」でした。短編小説だったり、キンドル無料漫画本だったり、自分が形にした「ストーリー」はたくさんの人に褒めてもらえて新しい出会いなんかもあって。
 私、「ストーリー」を考えるのは苦痛じゃないんですよ。漫画でも小説でもたくさんのストックがあって、その中から形に出来そうなものを厳選して1つずつ形にしているくらいなんで……自分のブキは「ストーリー」なんだと、これを少しでも多くみなさんに届けていきたいというのを今年の目標にします。

 ぶっちゃけた話、「挿絵」さえ描かない「小説」ならもっとたくさん形に出来ると思うんですけど……それで読んでくれる人がどれだけいるのかとも思いますし、上手い方法を考えていきたいですね。

| ひび雑記 | 22:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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