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変わらない価値のあるもの

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2012年6月のまとめ

 前回のブログ記事
 書き上げてすぐに公開したつもりが、うっかり「下書き」にしたままずっと気付かず半日後まで放置という初心者みたいなミスをしてしまいました。1407本も記事書いておいて!未だにこんな凡ミスするのか!


 というワケで、この記事が1408本目なのですが……1500本目になったら、1000本記念の時にやったような「記事傑作選」をまたやろうかなと企んでいます。およそ100本後、2日に1本記事を書いても200日後。つい最近のようにしばらく休んだりする日を考えれば300日後くらい?今から気にするような話でもありませんでした。



 それに関連するようなしないような話。
 漫画を描くのもそうだし、ブログ記事を書くのもそうなんですけど、「量産出来るかどうか」って大事だよなと考えている昨今です。それはビジネスになるかどうかという話になる以前に、「1年に10本描ける人」と「1年に1本しかかけない人」では1本辺りの重みが全然違っていて、後者の人は1本に全力を注ぎ過ぎてしまうよなーと。

 「全力を注ぐならイイんじゃないの?」と思われるかも知れませんけど、1本に集中すればするほど「万人に受け入れられたい」「確実なものを作りたい」「みんなを喜ばすものにしたい」と思ってしまいがちで―――「100人中99人はなんじゃこれって思っちゃうけど、1人にはすごく響く」みたいなものが出来づらいよな、と。


 1407本もブログ記事を書いただけあって、自分にとってブログは「量産出来る場所」で、だからこそ好き勝手思ったことをやりたい放題書けるんだよなーという話でした。


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  「2012年6月のまとめ」は私事・創作活動の報告などが大半なので、今月も読みたい人だけ「続きを読む」か「記事URL」をクリックして下さいな。

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| ひび雑記 | 16:18 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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近況報告2012夏

 本日、投稿用漫画が完成したので郵送で投稿してきました。


 6月21日までに完成させることを目標に頑張っていたのですが、ちょうど1週間遅れての完成となりました。1週間のロスがどこで発生しているかは分かりやすく、「下描きがなかなか終わらなかった」のが今回の原因です。その反省を忘れないようにして、次に活かしたいと思います。



 「どうして6月21日までに完成させようと思ったのか」
 前作の完成が3月21日だったので(と記憶していたんだけどブログの過去記事読んだら3月22日になってた…)、ちょうど3ヶ月。3ヶ月で42ページの読みきりを1本最初から最後まで描けたら、1ヶ月で14ページ描けるという計算になります。

 自分はとにかく描くのが遅いので、例えば『朝が来る』は24ページを3ヶ月半(1ヶ月を6~7ページ)、『エロ本を買いにいこう!』は32ページを4ヵ月半(1ヶ月を7.1ページ)のペースでした。それからすれば倍増のスピードで、もちろんそれだけのスピードで描こうとすれば失うものもあるんですけど、現状自分がすべきことはスピードを上げることだろうと思ったので今回は収穫と課題を得られた創作になったと思います。


 最終的には「1ヶ月20ページ」のペースにしたいですけど、いきなりそんなものを目指しても上手く行かないことは経験で分かっているので――――次は「1ヶ月16ページ」のペースを目指そうと思います。


 次は投稿作品ではなくて、電子書籍用の漫画を16ページ1本描いてみようかなと。
 キンドル日本版のアナウンスなんかが始まったりで、果たして自費出版が出来るかとか、漫画も出来るのかとか、期待と不安が半々くらいの現状ですが。自分にとって今大事なのは「コンスタントなペースで作品を完成させることに慣れる」だろうと思うので、キンドル日本版の形に関係なく制作は始めようかなと。




 つーこって、次の始動は分かりやすく7月1日の日付変更からにしようとそれまでノンビリとすることに。部屋の掃除をしたり、積みゲー崩したり。予定通り6月21日に終わってれば、随分とゆっくり出来ていたろうに。ちくしょうめ!

| ひび雑記 | 19:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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任天堂がE3で発表したシリーズタイトルまとめ

 今日もE3の記事です。
 5月19日に自分は6月のE3で任天堂が発表しそうなタイトルをTHE YO-SO-U(予想)!という記事を書きました。今年のE3で任天堂は数多くのシリーズタイトルをお披露目するだろうと思い、どのシリーズが発表されて、どのシリーズが発表されないかをTHE YO-SO-U(予想)したのです。


 以下が3週間前の私のTHE YO-SO-U(予想)です。


【私のTHE YO-SO-U】
・2D『マリオ』→ ◎
・3D『マリオ』→ ○
・『マリオカート』→ ×
・『ゼルダの伝説』→ ×
・『メトロイド』→ ○
・『星のカービィ』→ ◎
・『どうぶつの森』→ ◎
・『ピクミン』→ ◎
・『ドンキーコング』→ △
・『F-Zero』→ ○
・『ポケットモンスター』→ ◎
・『スターフォックス』→ ×
・『メイドインワリオ』→△
・『スマッシュブラザーズ』→ ○



 それでは結果発表です。
 実際にE3で発表された任天堂のシリーズタイトルはどれだったのでしょうか。

 「発表された=○」「発表されなかった=×」で表示します。
 「的中!」「ハズレ」は私のTHE YO-SO-Uが当たったかどうかです。


【結果】
・2D『マリオ』→ ○(的中!)
 今年のE3任天堂プラットフォームは2Dアクション祭りでした。
 3DSの『Newスーパーマリオ2』、WiiUの『NewスーパーマリオU』がツートップとしてお披露目されました。岩田社長が「社長が訊く」で先回りして仰っていましたが、「両機種ともマリオ頼みかよ」と言われても仕方ないかなと。


・3D『マリオ』→ ×(ハズレ)
 影も形もありませんでした。


・『マリオカート』→ ×(的中!)
 こちらも。


・『ゼルダの伝説』→ ○(ハズレ)
 WiiUソフト『ニンテンドーランド』の中の「ゼルダの伝説 バトルクエスト」が発表されました。
 リモコンプラスを持った剣士2人と、WiiUゲームパッドを持った弓兵1人で敵を倒しながら進むゲームで、『Wii Sports Resort』の「チャンバラ・組み手」を協力プレイに仕立てたようなゲームのようです。


・『メトロイド』→ ○(的中!)
 WiiUソフト『ニンテンドーランド』の中にサムスのヘルメットのアイコンがありました。
 12種類のゲームの一つのようです。


・『星のカービィ』→ ×(ハズレ)
 カービィ20周年なのにどうして!?


・『どうぶつの森』→ ○(的中!)
 WiiUソフト『ニンテンドーランド』の中の「どうぶつの森 キャンディー祭り」が発表されました。
 Wiiリモコンを持った4人がキャンディを集めて回るのを、WiiUゲームパッドを持った一人が門番2名を操作して追いかけるという「非対称対戦ゲーム」です。


 3DS版は!?


・『ピクミン』→ ○(的中!)
 私3週間前の記事で「私は今年の任天堂のプレゼンで最も時間を使われるのがこの『ピクミン』だとTHE YO-SO-Uしておきます。」と書いていました。見事に今回のプリゼンテーションは『ピクミン3』から始まりましたでしょ?誉めて!もっと私を誉めて!

 WiiUソフト『ニンテンドーランド』の中に花のアイコンがありましたけど、これもピクミン関連のゲームですかね?発売順は『ニンテンドーランド』→『ピクミン3』になるであろうから、ない話ではないかなと。


・『ドンキーコング』→ ○(ハズレ)
 WiiUソフト『ニンテンドーランド』の中の「ドンキーコングのクラッシュコース」が発表されました。
 いわゆる『スーパードンキーコング』以降の2代目ドンキーコングじゃなくて、初代ドンキーコングのシリーズソフトっぽいですけど(笑)。


 このゲーム、プレイヤーはWiiUゲームパッドに集中して携帯ゲーム機のように遊ぶのですが、全体像がテレビに映るのでこれを家族が観ても楽しめるようになっているのだとか。こういう風に「ゲームパッド=プレイヤー」「テレビ画面=それを観ている家族」という使い方は、色んなゲームに応用できそうですね。


・『F-Zero』→ ○(的中!!)
 これを当てた私はもっと評価されるべきだと思うな!

 「えっ?今年のE3にF-Zeroなんか出てた?」と思った人はチェックが甘いです。
 2日目に公開されたWii Uデベロッパーディスカッションの映像の中に、『ニンテンドーランド』内のオブジェに触れると『F-Zero』のようなレースゲームが始まるという場面が出てくるのです(5分20秒辺り)。

 『ニンテンドーランド』の12コのアイコンの中に戦闘機のようなフォルムのものがあって、これは『スターフォックス』のものかと思ったのですが。ひょっとして『F-Zero』だったんですかね。
 でも、こういうゲーム集を作るなら1コくらいはレースゲームを入れるだろうとは思っていたので、『F-Zero』の復活は妥当かつ嬉しいところでしょう。


・『ポケットモンスター』→ ×(ハズレ)
 『ポケモン』シリーズは従来からE3ではラインナップに入らないらしいですね。


・『スターフォックス』→ ○?(ハズレ?)
 WiiUソフト『ニンテンドーランド』の中に戦闘機のようなアイコンがありました。
 でも、ひょっとしたら『F-Zero』のアイコンかも知れません。自分は両シリーズをどちらもプレイしたことがないので、両シリーズに詳しい人は誰か教えて!


・『メイドインワリオ』→ ○(ハズレ)
 『メイドインワリオ』というシリーズではありませんが、『ワリオ』シリーズとして新しい船出をするのでしょうからこれは「発表」と言っても過言ではないでしょう。

 『ゲーム&ワリオ』という新作ソフトが発表されました。
 『メイドインワリオ』のようなプチゲーム集よりは、もうちょっと1つ1つのゲームが長いゲーム集っぽいですね。「それだとニンテンドーランドと棲み分けられないんじゃ……」とも思うのですが、果たして。


・『スマッシュブラザーズ』→ ×(ハズレ)
 「あれ?スマブラ出てなかったっけ?」と思った人!
 それは偽物の方ですよ!


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 6勝8敗。的中率42%!低い!!


 話を変えて、「シリーズの発表率」はどうだったかと言えば。
 9勝5敗。64%ですよ!ロクヨーン!!

 今年のE3は任天堂のシリーズタイトルが惜しげもなく登場した年だったとも言えるのです!
 これで不満をたらたら言うなんて、貴方達はこれ以上何を望むのか!けしからん!ぷんぷん!

 ま、『ニンテンドーランド』を除くと3勝11敗で発表率が21%まで下がるんですけどね。
 要は『ニンテンドーランド』に期待している人と期待していない人で大きく評価が分かれるE3だったのかなと。自分は段々楽しみになってきたので、「今年のE3は盛り沢山だったぜ!」と思えてきました。『ニンテンドーランド』は「半分は一人用のゲーム」とのことで、私達のような人生がソロプレイヤーな人でも楽しめるゲームだと思いますよ!




 今回のE3の任天堂は分かりやすく「発売日が遠いソフトを先んじて発表することはしない」という戦略だったと思います。恐らく今回発表された任天堂タイトルは、遅くても来年のE3までには発売される予定のソフトに限定したんじゃないかと思います。

 象徴的だったのは、3DS版『どうぶつの森』がお披露目されなかったこと。
 2010年のE3でも、2011年のE3でもお披露目されたにも関わらず、ですよ。開発中止にでもなっていなければ、スクリーンショットだけでも載せて「発売日は未定です」で良かったはずなのに。昨年まではそうしていたのに。

 しかし、今回お披露目された3DSソフトは8月の『マリオ』、(海外では)年末の『ルイージマンション』と『ペーパーマリオ』の3本のみ。それ以降に発売予定のソフトはこの段階では見せないことが意図されているように思えます。



 その理由は推測できます。
 昨年までと違って、今の任天堂には「ニンテンドーダイレクトで発表する」という手があるんですよね。

 インターネットで世界中に同時中継なんてことが出来なかった時代は、1年に1回しか開催されないE3というドデカイイベントで人を集めて発表することに大きな意味がありました。でも、現在はネットで中継が見られますし、それなら「ニンテンドーダイレクト」で発表するのと変わらんじゃないかという見方も出来るんです。


 ということで、3D『マリオ』も『マリオカート』も『ゼルダ』も『メトロイド』も『スマッシュブラザーズ』も発表されませんでした。作っているのは確かでしょうし、その中には映像だけなら出展できるものもあったでしょうけど、それならば直近に発売予定のソフト(サードメーカーのものも含む)だけを集めた方がイイだろうと考えたんじゃないかなーと私は推測しました。

 個人的には、『モンハン4』の発表で国内3DSが息を吹き返したみたいなこともあるので、「張子の虎」であっても見せた方が新ハード立ち上げにはプラスになったと思うんですけど。その辺は9月の「Wii U Preview(仮称)」に期待ですかね。




 あ、私個人としてはどっちにしろ発売日買いを狙います。
 Miiverseは相当面白いことが出来るだろうと思いますし、「3DSの一番の特徴は裸眼立体視よりもすれちがい通信・いつの間に通信だよね」と言われるように「Wii Uの一番の特徴はMiiverseだよね」と言われるようになると思っています。

 詳しくは時間がある時に、たっぷりと時間をかけてブログ記事に書こうと思います。

| ゲーム雑記 | 17:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Wii Uの2本柱は『NewスーパーマリオブラザーズU』と『ニンテンドーランド』!

 E3開催中。
 任天堂のプリゼンテーションには色々と思ったところがあるのですが、それは最後に書くとして……まずは、この1年間Wii Uに向けて様々な予想記事を書いてきた自分として、答え合わせのようなこともしなきゃなと思います。


 今年の5月3日に書いた記事です。
 Wii U本体と同時発売ソフトを予想する!!


 この記事では任天堂の新型ゲーム機発売時には「2本柱となるソフト」があるという過去の裏づけから、以下のように予想をしていました。


【本命】
・シリーズソフト:『NewマリオMii』
・新規ソフト:あのコントローラを使った対戦ゲーム

【対抗】
・シリーズソフト:『Wii Sports』の続編
・新規ソフト:あのコントローラを使った一人用ゲーム



 結果は、「本命」はほぼ的中。「対抗」もそれなりに被っている―――というところでした。



 今回のプリゼンテーションで時間を割いて紹介された任天堂のWii Uソフトは以下の5本です。

ピクミン3
NewスーパーマリオブラザーズU
SiNG
Wii Fit U
ニンテンドーランド


 この内、『マリオ』は「本体同時発売ソフトとして計画されていた」ことが社長が訊くによると分かりますし、『ニンテンドーランド』は「WiiにおけるWii Sportsのような位置づけのソフト」と明言されています。
 他の3本も気になるソフトですし、なるべく早く発売して欲しいところですが(特にWii Fit Uは切実に早く頼みます!)、ソフトを集中させ過ぎたWiiの経験からWii Uではある程度分散させていくんじゃないかと予想します。



 ということで、Wii Uの2本柱は『NewスーパーマリオブラザーズU』と『ニンテンドーランド』で間違いないだろうと。



○ 正統進化『NewスーパーマリオブラザーズU』
 昨年のE3でお披露目された『NewスーパーマリオブラザーズMii』が正式名称として発表されました。

 お馴染みのゲームが「新型ゲーム機」でどう変わるのか?がこのソフトの存在意義なので、前作から比べて大きな変化のあるゲームには見えないんですよね。前作と同じように4人協力プレイ、解像度が上がったことによるキレイな映像、あと「ムササビマリオ」や「膨らむチビヨッシー」とか。

 だから、パッと見は変わり映えのしないゲームですよね。
 これは『スーパーマリオワールド』の時だって言われてました。『マリオ3』と変わらんじゃんって。


 このゲームの変化というのは、根幹部分ではなく。

 「Wii Uゲームパッド」を使ったアシストプレイ(『マリオギャラクシー』みたいなアレ)や。
 テレビを使わなくても「Wii Uゲームパッド」だけで遊べるとか。
 Miiが使えるとか。
 ミーバースを使って他のプレイヤーとコミュニケーションを取れる。

 と言った“装飾部分”になるのだと思います。
 多分、「Wii Uゲームパッド」を使ったまだ明かされていない仕掛けとかもあるんでしょうね。



 これを「安定」と見るか、「停滞」と見るかは、まぁ人それぞれでしょうけど。
 新型ゲーム機の立ち上げとしては、確かにコレ以上の弾丸はないだろうなと思います。




○ 「Wii Uゲームパッド」を使った12コのゲーム集『ニンテンドーランド』
 江口さんのプレゼンがグッダグダだったとか、時間配分がアレだったとか、言いたいことはあるんですけど……自分はまず真っ先に「上手い切り口を考えたな」と思いました。


 ここで出てきたゲーム集って去年のE3で見せられたコンセプト映像や試遊デモに出てきたゲーム達なんです。
 あのゲーム達を集めたゲーム集ゲームが出ることは想像出来ていたので、自分は5月3日の記事でこんなことを書いていました。


<以下、引用>
 昨年のE3で発表されたコンセプト映像とか、現地で行われた試遊デモのような、様々なゲームを1本に合わせたゲーム集というのが一番可能性がありそうなんですが。

 正直、“ただ単に寄せ集めただけのミニゲーム集”にはもはやそんなに神通力がないとも思うんですよね。『Wiiリモコンプラスバラエティ』の売上げなんかもそうでしたけど。
 ゲーム集には「こういうコンセプトで集まったゲーム達です」みたいなイメージのしやすさが大事で、それを提案出来るかが鍵じゃないかなと思います。
</ここまで>



 これが出来ていたのは『Wii Sports』ですよね。「Wiiリモコンを使ったスポーツゲーム」集。
 出来ていなかったのは『Wiiリモコンプラスバラエティ』です。「Wiiリモコンプラスを使った色んなゲーム」集。“色んなゲーム”ではイメージがしづらかったんです。


 『ニンテンドーランド』はこれを「過去の任天堂タイトルを使ったテーマパーク」というガワを被せることで成立させてしまいました。なので「上手い!」と正直膝を打ちましたよ。


 ちなみに、映像から確認できるアイコンから収録される任天堂タイトルはある程度推測できます。
 ちゃんと12コ全部見えるように、長々と広場の映像を見せてくれましたし、岩田社長も「予想してください」と言っていましたからね。


・トライフォース(ゼルダ)← 昨年『バトルMii』として試遊されてたヤツ?
・たまご(ヨッシー?)
・花
・オクトパス(ゲーム&ウォッチ)
・何かぶら下がっているヤツ…公式サイトで花とたまごの間にあるアイコン。何の絵?
→ サムスのヘルメットみたいです(メトロイド)
・橋?(初代ドンキー?)← コントローラを傾けて遊ぶ一人用ゲーム
・手裏剣(謎の村雨城)← 昨年のコンセプト映像に出ていた手裏剣ゲーム
・葉っぱ(ぶつ森)← 昨年『チェイスMii』として試遊されていたヤツ?
・おばけ?(ルイージ)← これも昨年『チェイスMii』として試遊されていたヤツに近い
・ロケット?(スターフォックス?)
・風船?(バルーンファイト?)
・マリオの帽子(マリオ)


 今年のE3で試遊されているのは「ゼルダ」「ドンキー」「村雨城」「ぶつ森」「ルイージ」の5本。
 昨年の『チェイスMii』とは仕様が逆になっているけど、「ぶつ森」の追いかけっこはそれを仕上げたものだし、「ルイージ」のもその応用という気がします。「ゼルダ」はどういうゲームか分かりませんけど画面は『バトルMii』のソレに随分と似ています。


 アイコンでよく分からないのは、ぶら下がっている風のヤツ。
 アレは一体何の絵で、何のゲームのアイコンなんでしょうか……ちなみにこの12本のソフトはどうやら任天堂内製のラインナップみたいですね。
 『カービィ』(HAL研)や『ファイアーエムブレム』(インテリジェントシステムズ)のようにデベロッパーにも権利のあるソフトは入っていないみたいです。『どうぶつの森』の家具なんかもこの辺が区別されていますよね、という豆知識。



 「社長が訊く」によると、12本のゲームの内「半分が多人数プレイ用ゲーム」「半分が一人用ゲーム」にしてあるみたいです。プリゼンテーションだと多人数プレイを前面に押し出しすぎて、それが伝わっていないんじゃって思っちゃいますね……



-19時追記-
 「何の絵だか分からない」と書いていた絵ですが、他の人の感想を読んだら「サムスのアイコンがあった」と書かれていて分かりました。そうか、青地に白だったか。


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 さて……
 今年のE3のプリゼンテーションを見て思ったのは、「サードメーカーに気を使っているなあ」ということでした。『バットマン』『レゴ』『ジャストダンス』『スクリブルノーツ』『ゾンビU』――――サードメーカーのソフトに結構な時間を割いていましたし、それぞれタイプが異なるソフトでした。


 今度の機種は「任天堂タイトルしかない!」なんて言われないようにしていますよ。
 こんなにバラエティ豊かなソフトがサードメーカーさんから出ますよ。


 2010年の3DS発表の時と随分似ていますよね。
 ただ、3DSの時は「日本のサードメーカー」がほとんどで、Wii Uでは「海外のサードメーカー」がほとんどでした。おかげで日本人としては「なんか知らないし興味ないソフトばっかだったな……」という印象のプリゼンテーションになってしまったのは仕方ないですね。海外のソフトは日本で出るかすら分かりませんし、任天堂のソフトの内2本が2D『マリオ』で『ルイージマンション』も2回出てきましたし。



 個人的には、『Wii Fit U』は絶対に買いますけど他はまだ様子見かなーというところです。
 『ニンテンドーランド』は発表済みの5本はそれほど惹かれていませんが、この手のゲームは「1つハマるゲームがあるとそればっかりやってしまう」ので残りの7本次第です。『Wii Fit Plus』でも延々と「サイクリング」と「パレード」ばっかやってました自分。

 『NewマリオU』は「キャラにMiiが使える」ところは魅力ですね。最初から使えるかは分かりませんが。
 3DSで配信されているニッキーとか岩田社長とか松岡さんのMiiで『マリオ』が遊べるということじゃないですか!『Miiコンテストチャンネル』みたいなことをWii Uでもやってくれるなら、トロとかスネークとかナルトとかで『マリオ』が遊べるということじゃないですか!
 やってくれ『Miiコンテストチャンネル2』!



 この辺の不満が出てくることを考慮してか、任天堂公式Twitterでは「日本に向けたラインナップ発表は別の機会に行う」と言われていました。

<以下、引用>
 日本向けのサードパーティソフトのラインナップは、機会を改めて、ハード発売日や価格などの発表と共に、ご紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。
</ここまで>


<以下、引用>
 日本向けのニンテンドー3DSの今後の展開については、改めて、ニンテンドーダイレクトでお伝えしたいと思います。
</ここまで>




 Wii Uに関して言うと、日本のサードメーカーのソフトが大量に発表されるのは9月の東京ゲームショーでしょうし。それに先駆けて行われるであろう「Wii U Preview(仮称)」こそが日本のユーザーにとっては本番かなというところ。そこで細かい仕様やラインナップも発表されるでしょうしね。

 今度はまた9月まで生殺しですか!

| ゲーム雑記 | 17:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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100時間遊ぶ気があるのなら。『牧場物語 はじまりの大地』紹介

『牧場物語 はじまりの大地』
 ニンテンドー3DS用/ほのぼの生活ゲーム
 マーベラスAQL
 2012.2.23発売
 定価:5040円(税込)
 セーブデータ数:2
 公式サイト

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※ このソフトはニンテンドー3DSの立体視機能に対応していますが、自分は視力の問題で立体視が出来ません。なので、この紹介記事内では立体視機能については言及しないことを御了承ください。


 『牧場物語』は1996年にスーパーファミコン用ソフトで第1作目が発売された長いシリーズです。
 Wikipediaによると今作が26作目で、その他にもWiiウェア版、ブラウザゲーム、携帯アプリ版などの多くのスピンオフ作品が出ています。
 特に有名なのは『ルーンファクトリー』シリーズで、この『牧場物語』にRPGのような「モンスターとの戦い」「ダンジョンの探索」要素を足したことで人気を博し、元々はスピンオフ作品の『新牧場物語』というシリーズの一つだったのですが、独立した『ルーンファクトリー』シリーズとして続編が出るようになりました。

 「長く続いている老舗のシリーズ」でありながら、たくさんのスピンオフ作品を出して「新規層の開拓に勤しんでいる」という辺りがこのシリーズの特徴でもありますね。特にブラウザゲーム『みんなで牧場物語』は基本無料(アイテム課金)のために多くの新規ユーザーに知ってもらえたことで、この3DS版『牧場物語 はじまりの大地』はそうした新規ユーザーを意識して作られたそうです。タイトルからして『はじまりの大地』ですからね。



 自分はスピンオフ作品『ルーンファクトリー3』から入ったので、シリーズ初プレイだったのですが。
 シリーズファンからしても本作は“シリーズ集大成”と呼ばれるくらいに、色んな要素が詰め込まれているそうです。


 畑を耕して野菜等を育てるのはもちろん、シーズンを越して果物を実らせる果樹、米などを栽培する水田、別のシーズンの作物を育てられるビニールハウスなど、畑仕事関連だけでも種類がたくさんあります。
 動物小屋で家畜を育てて、牛、鶏、羊などからミルクや卵や毛を採取することも重要な要素ですね。家畜の世話もエサをあげたりスキンシップはもちろん、オヤツだったり放牧だったり様々な要素があって、それによって採取できるものが……ゴニョゴニョゴニョとなったりします。これもまた奥が深いです。
 また、牧場ではこの他にもキノコを育てたり、養蜂箱からハチミツを採取したり、釣ってきた魚を養殖して増やしたりなんてことも出来ます。森を散策して枝や石を拾ってきたり、川に仕掛けをかけて魚を取ったり魚釣りをしたり、野生動物と仲良くしたり……

 『牧場物語』シリーズ定番の「恋愛」「結婚」要素もあります。
 町の人々には「好感度」という内部数値が設定されていて、恋愛対象キャラ(年頃の異性)はコレが上がると恋人になることが出来て、更に好感度を上げると「結婚」することが出来ます。「結婚」してしばらく経つと子どもが出来ますし、子どもも時間が経つと自分で歩き出してキャラクターの一人になるそうです。

 また、今作からの新要素として「キャラクターの髪型・服装などのカスタマイズ」や「牧場や町の配置物を自分の好きなようにエディットできる」などの要素があって、遊ぶ人の数だけ遊び方があるというゲームになっています。


 こんなにたくさんの要素を忙しなくこなさなきゃならなくて、どこが「ほのぼの生活ゲーム」やねーーーーん!

 と、思わずツッコミたくなるくらいにたくさんの要素があって忙しいです。
 この説明文だけ読むと「うわぁ……難しそう」と思った人もいると思います。でも、ここからがこのゲームの真骨頂です。



 このゲームは「初めてシリーズを遊ぶ人」を意識して作っているので、一つずつ新しいことを覚えて進めるようになっているのです。
 畑仕事を覚えたら牛を飼えるようになって、牛の世話に慣れてきた頃に木が伐れるようになって、それに慣れた頃にエディットが出来るようになる――――といったカンジに、徐々に要素が解放されるようになっているのです。



 つまり、シリーズファンを唸らせる「たくさんの要素」と、シリーズ未経験者に向けて「一つ一つの要素をじっくりと丁寧に覚えられるように」が両立している凄いゲームなのです。


 だからこそ、


 だからこそ、このゲームは「すっげえオススメ出来る人」と「あんまりオススメ出来ない人」にスッパリと分かれてしまうゲームになっています。よく出来ているからこそ。


↓ 以下、感想はクリックで。

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| ゲーム紹介 | 17:55 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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