2007個人的ランキング・ゲーム編
2007年最後の更新です。
前口上なんかをタラタラ書いている間にリアル時間が年越しているなんて事態になったら笑えないので、さっさとランキング発表します。「ゲーム編」と書いていますが、今年は小説も漫画もアニメもTOP5を選べるほど触れていないので「ゲーム編」のみの発表です。
毎年言っていますが、「世間の評価」とか「売上げ」とかガン無視して、あくまで「自分が好きだった」作品を選んでいるのですが―――これ、重要なことなんですけど、「友達と一緒に遊びたい」とか「ブログに書いてみんなと共有したい」とか「家族と一緒に楽しめた」とかの要素もまた、「自分が好きだった」作品に繋がるんですよね。
「自分が好きだった」作品というのは、別に「自分一人で楽しんだ」という意味ではないのです。
それでは、ランキング発表は↓をクリックで。
前口上なんかをタラタラ書いている間にリアル時間が年越しているなんて事態になったら笑えないので、さっさとランキング発表します。「ゲーム編」と書いていますが、今年は小説も漫画もアニメもTOP5を選べるほど触れていないので「ゲーム編」のみの発表です。
毎年言っていますが、「世間の評価」とか「売上げ」とかガン無視して、あくまで「自分が好きだった」作品を選んでいるのですが―――これ、重要なことなんですけど、「友達と一緒に遊びたい」とか「ブログに書いてみんなと共有したい」とか「家族と一緒に楽しめた」とかの要素もまた、「自分が好きだった」作品に繋がるんですよね。
「自分が好きだった」作品というのは、別に「自分一人で楽しんだ」という意味ではないのです。
それでは、ランキング発表は↓をクリックで。
ちなみに昨年のTOP5はこんなカンジでした。
【2006個人的ランキング・ゲーム編】
1位:『洞窟物語』(フリゲ/2Dアクション/開発室Pixel)
2位:『Wii Sports』(Wii/スポーツ/任天堂)
3位:『ゼルダの伝説 夢をみる島DX』(ゲームボーイカラー/アクションアドベンチャー/任天堂)
4位:『魔壊屋姉妹。』(フリゲ/RPG/ヒガガガ本舗。)
5位:『脳を鍛える大人のDSトレーニング』(ニンテンドーDS/脳活性化ゲーム/任天堂)
その時の発言が“「操作していること自体が楽しいもの」「1日10~20分くらいのペースで遊べるもの」に偏ってしまったので、来年はガッツリ遊ぶタイプのゲームもランキングに入れられるようなゲーマーライフを歩みたい”とのことでした。
果たして、今年のTOP5は―――?
第5位:
『みんなで投票チャンネル』
<投票/Wiiチャンネル/任天堂 2007年2月14日配信開始>
<ウチで書いたファーストインプレッション/公式サイト>
ランキング発表のトップバッターがコレか。
しかしまぁ……ゲームの歴史を考えていくにあたって、「プレイできる人」「プレイできない人」が分かれてしまうことはずっと問題になっていて。『脳トレ』や『Wii Sports』はそんな隔たりを限りなく低くしたのは間違いないんですけど、やはり一方で「興味がない人」や「リアルな運動が苦手な人」がいたのも確かで。
で―――そこに現われたる「誰もが遊べる」究極のソフトがコレ。
コントローラは家族の一人が持っていればよくて、残りのみんなは「私は○○に投票しようかしら」「ワシは××じゃ!」と話し合うだけで参加が出来るのです。『Wii Sports』でゲームに興味を持った家庭が“次に繋ぐ”という意味でも、“任天堂のオンラインゲームの形”という意味でも、物凄く大事なソフトだったと思います。
また、1年通して季節感溢れる質問が出てくるのがイイんですよね。
「季節」「地域」「男女差」………欲を言えば「年齢」も比べることが出来たら楽しかったと思うんですけど、「年齢」を入力するのが嫌いな人もいるでしょうし、仕方ないか。
第4位:
『どきどき魔女神判!』
<アドベンチャー/ニンテンドーDS/SNKプレイモア 2007年7月5日発売>
<ウチで書いたファーストインプレッション/ウチで書いたゲーム紹介/公式サイト>
『みんなで投票チャンネル』が家族と一緒に共有できる楽しさを持ったゲームならば、こちらは家族に隠れてコソコソ遊ぶ楽しさを持ったゲームでしょう(笑)。決して万人受けはしません。100人中95人は「何じゃこれ…」と思うんだけど、5人だけは「すげー好き!」と叫びたくなる魅力を持っているのです。
見た目のネタ臭さに反して、ところどころに散りばめられている「アニメ好きがニヤリとさせられる小ネタ」や、アクションパートの絶妙な難易度、真っ当に熱い後半のストーリーなどなど……ゲームとしての出来がよくまとまっていて、後半はノンストップで攻略してしまいました。ラスボスを激闘の末に倒した時は興奮しましたわー、二つの意味で。
唯一の難点は、僕が孤独エンドだったことでしょうか。
続編も、同プロデューサーのRPG『キミの勇者』も、僕が2008年購入予定の数少ないゲームソフト―――それくらい『どき魔女』は楽しませてもらいました。
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第3位:
『スーパーマリオギャラクシー』
<3Dアクション/Wii/任天堂 2007年11月1日発売>
<ウチで書いたファーストインプレッション1、2/ウチで書いたゲーム紹介/公式サイト>
ランキング1位の大本命と予想した人も多いと思います。
僕もゲームプレイ途中は「2007年はマリオギャラクシーの年だった」と思っていましたし、こりゃ今年の1位は間違いないなとランキング記事の構成を考えていました。
ちょっと空いた時間に1~2ステージを遊べるゲームデザイン、好きなステージから攻略できる自由度に「次は何をさせてくれるんだろう」とワクワクさせてくれるステージ構成、主張してこないけど心地よいBGM、とっつきやすさととっつきにくさを兼ね備えたゲームバランス……3Dアクションでありながら2Dアクションのような密度を持ち、これまで食わず嫌いをしてきたプレイヤーに「3Dでもアクションゲームって楽しいじゃん」と思わせたことでしょう。
でも、ランキング1位に出来なかった理由もあるのです。
ゲームにとって一番重要なのは「最初の30分」、次に重要なのが「最後の30分」だと僕は思っています。前者は“そのゲームをまた電源入れて遊びたいのか”、後者は“続編も遊びたいのか”を決めますからね。
その意味で言うとこの『マリオギャラクシー』は、最初と最後が最もダメな部分でした。タルいムービー、いきなり一番酔いやすいステージから始まり……最終ステージはプレイヤーに不親切なことで難易度調整していて、心の底からガッカリしてしまいました。
というか、あの「カメラの死角からどんどんキラーが飛んでくる」のを批判しているのって僕以外観たことがないんですけど、『トワプリ』のデスマウンテンのように“僕が下手すぎ”なだけであそこで詰まっている人なんて僕以外いないんですかね。
それでも、誰もが通る最終ステージがあんな感じだったせいで、「自由にステージが選べる」魅力は僕の中で完全に消えてしまいました。
これだけ批判しても3位に選んでいるというのは4位以下のソフトに失礼なんじゃないかとも思うんですけど、最初の30分と最後の30分以外は本当に面白いゲームだったのですって。コントローラを怒りで(クッションに向けて)投げつけた唯一の面が最終ステージでしたもの。
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第2位:
『Miiコンテストチャンネル』
<Mii共有チャンネル/Wiiチャンネル/任天堂 2007年11月12日配信開始>
<ウチで書いたゲーム紹介/公式サイト>
これを『マリオギャラクシー』よりも上位に持ってくる辺りがやまなしクオリティ。
1年前のWii発売で僕らは『似顔絵チャンネル』という遊び場をもらい、そしてすぐに飽きてしまいました。作ったMiiを使う機会が少ないこともありますし、限られたパーツしかないことへの不満も大きかったですからね。
ただ、それが『Miiコンテストチャンネル』で大化けするのです。
『みんなで投票チャンネル』に代表されるように、任天堂はオンラインゲームの使い方を「一人一人では些細な情報でも沢山集めれば無限の可能性になる」方向に定めてきたと言えます。『常識力DS』の都道府県別ランキングや、『ピクロスDS』の「マイピクロスコンテスト」、『みんなのニンテンドーチャンネル』のプレイ時間集計などなど……
その究極の形とも言えるのが、この『Miiコンテストチャンネル』なのです。
一人一人が作れるMiiの数もバリエーションもたかが知れているのですが、それを1000万台以上のWiiとオンラインで繋げることで「うわっ!こんなMiiが作れるのか!」と新たな発見があるのです。Wii持っててまだこのチャンネル遊んだことないという人は、悪いこと言わないからダウンロードしてみて下さいよ。どうせ無料だしさ。投稿広場を眺めただけで、考え方が変わりますって。
コンテストに関しては「マリオとルイージ以外記念写真が撮れていない」「福沢諭吉・夏目漱石と、似た御題が続いた」ことで若干テンションが下がったのですが、ここ最近は「年末年始忙しそうな人」「振袖が似合いそうな女性」と抽象的な御題で結果が楽しみです。
唯一最大の不満点は、これだけ多くのMiiを持っていても使う機会があまりないというところでしょうか。
どうしてか各メーカーは「自分のMiiを選ぶ」ことしか出来ないようにしているのですが、こっちとしては「あのMiiとあのMiiが対決!」をしたいんですよ。トタケケ(『どうぶつの森』)とトロ(『どこでもいっしょ』)のボクシング対決とかね、夢のようなゲームになるじゃないですか。
第1位:
『スイングゴルフ パンヤ 2ndショット!』
<ゴルフ/Wii/テクモ/Team TACYON 2007年11月29日発売>
<ウチで書いたファーストインプレッション/公式サイト>
全国のWiiユーザーが椅子から転げ落ちたのは間違いないでしょうね(笑)
でも、ネタじゃなく、今年一番楽しんだゲームは自信を持ってコレだと言えます。
パンチラ見れるから?エリカのケツがエロイから?アリンの太もものムッチリが堪らないから?
それらを否定する気はありませんし、エロも萌えも大事な要素だと思います。着せ替えシステムのおかげで、一人のキャラをずっと使い続けるのも楽しくなることを学びました。登場キャラクターを何十人も用意するよりも、厳選された数人のキャラを着せ替えていく方が絶対楽しいと思いますもの。
でも、僕が本当に感激したのはそこではないのです。
これまで「タイミングに合わせてAボタンを押す」ことが出来ずにゴルフゲームを敬遠してきた愚鈍極まりない僕でも、Wiiリモコンを使えば打球をまっすぐ飛ばすことが出来るということに夢中になりました。
これ、「タイミングに合わせてAボタンなんて楽勝じゃん」と言っている人には一生かけても伝えられないと思うんですけど……出来なかったことが出来るようになるのって無茶苦茶嬉しいことですし、むしろコレまでのゴルフゲームは「タイミングに合わせてAボタンを押せない人」を切り捨ててきたのだと憤りを感じたほどです。ゴルフゲームってこんなに楽しいのか!ズルい!と思いましたもの。
『Wii Sports』でも同じようなことは感じました。
7年ぶりに3Dアクションゲームを自力クリアまで遊ばせてくれた『マリオギャラクシー』も素晴らしかったです(上では散々書きましたが)。
でも、僕がこのWii版『パンヤ』で感じたものは、「これまで苦手ジャンルだと敬遠してきた」「劣等感を吹っ飛ばし」「価値観を逆転させた」という意味で他に類を見ないものでした。
ここ暫くは『パンヤ』一本あれば他のゴルフゲームはいらないけど(笑)、何年か経って忘れた頃に「あーまたゴルフゲーム遊びたいな」と思えるでしょうし、その時に選ぶのはWiiリモコン形式(ひょっとしたら更に次世代機かも知れませんが)のゴルフゲームだろうなと思うのです。
多分……GC版でクリア出来なかったのに、Wiiリメイク版でクリアできて雄叫びを上げた『バイオ4』のプレイヤー達も似たような想いだったんじゃないですかね。Wiiリモコン、半端ねぇっ!と。
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【2007個人的ランキング・ゲーム編】
1位:『スイングゴルフ パンヤ 2ndショット!』(Wii/ゴルフ/テクモ/Team TACYON)
2位:『Miiコンテストチャンネル』(Wii/Mii共有チャンネル/任天堂)
3位:『スーパーマリオギャラクシー』(Wii/3Dアクション/任天堂)
4位:『どきどき魔女神判!』(DS/アドベンチャー/SNKプレイモア)
5位:『みんなで投票チャンネル』(Wii/投票/任天堂)
書いている最中は何だこのラインナップは……とも思ったのですが、こうしてみると「任天堂とおっぱいが大好きなブログ」というウチらしいTOP5ですよね。クリアまで辿り着けていたなら『蒼炎の軌跡』も上位に入ったのは間違いないでしょうが、辿り着けなかったことも含めてのランキングですからね(『パンヤ』もまだクリアしてないけど…笑)。
4位までは「まー、このメンツで間違いないな」と即決まったのですが、5位は結構悩みました。『もじぴったんDS』も終盤の震えまくるステージ構成でランク入りさせたかったし、『みんなのニンテンドーチャンネル』も2007年を締めくくるWiiチャンネルだったと思うし、『新・鬼ヶ島』も僕がアドベンチャーゲームにハマるきっかけになったゲームだったし、『Wii Fit』もジョギングのルートがもうちょっとあればと思ったし。
でも、やはり10ヶ月以上ほぼ全問皆勤で続けている『みんなで投票チャンネル』を外せないなーと5位に選びました。
さぁ、来年はTOP5を選ぶほどゲームを遊ぶのでしょうか!
現在購入予定のゲームは『スマブラX』と『どき魔女2』と『キミの勇者』くらいなので、本当に未知数です。今年は色々と学んだ一年だったので、来年は買うゲームも選ぶでしょうしね。
ではでは、2007年の更新はコレにて締めくくらせてもらいます。
2008年もまた応援していただければ幸いです。では皆様、よいお年を。
| ゲーム雑記 | 20:29 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑
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