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【告知】2月26日(日曜日)20時頃~Wii Uで今ならまだ買えるアドベンチャーゲームの実況を始めます!

【お知らせ】2月26日(日曜日)20時頃~YouTube Liveで、Wii Uで今ならまだ買えるアドベンチャーゲームの実況やります!


配信ページはこちら

 化石のような記事を発掘してしまった。これもう5年も前なのか……



 土曜日のノベルゲームラジオのテーマである「今の内に買っておけ、Wii Uのアドベンチャーゲーム」で私が紹介した作品を、冒頭だけでも実況して、少しでも興味を持ってくれたなら今の内に買っておけ!と布教する配信やります。アーカイブは1作品ずつ分ける予定です。

 そして、こんなに忙しない時にやることなのかと思いつつ、先日始まったばかりのスマホゲーム『World Ⅱ World』の初見プレイ(チュートリアル+ガチャ?)を遊ぶ配信をED枠でやります! 予定としてはこんなカンジ。

・20:00~20:15 『新 鬼ヶ島』
・20:15~20:30 『はじまりの森』
・20:30~20:45 『メタルスレイダーグローリー』
・20:45~21:00 『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』
・21:00~21:30 『トガビトノセンリツ』
・21:30~22:00 『World Ⅱ World』

 こういうの、絶対予定通りに行かないんだよ!


 Wii Uでは買えたけど、現行機では遊べないソフトまとめ

 Wiiのバーチャルコンソールで出ていたけど、Wii Uのバーチャルコンソールに出ていないソフトまとめ


 この記事は「Wiiショッピングチャンネルの終了でダウンロード購入できなくなるゲーム」の実況用の記事でしたが、「Wii UのeShop終了でダウンロード購入できなくなるゲーム」の実況もすることにしました。生配信の告知や、動画のログの格納などに、使っていました。

 ↓動画のログは格納しています。

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「ミニファミコン ジャンプver.」がありなら、これもありなんじゃない?

 まさかの展開!!


 2016年11月に発売されて、あっという間に品切れとなってしまった「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」のバージョンちがいとして、週刊少年ジャンプに関連するソフトを20本集めたものが7月に発売になるそうです!

 Nintendo Switchでは、Wiiや3DSやWii Uのような1つずつ買わせるバーチャルコンソールは行う気がないという話も出てきて落ち込んでいましたが、一気に元気になりました。ニンテンドークラシックミニが出てきたころ確か任天堂は「ニンテンドークラシックミニもバーチャルコンソールの一つの形」と言っていましたし、発表されてみれば「確かにその伏線はあった!」と思う展開でした。

 今回の20本は、権利料などの問題でか「1つずつ買わせるバーチャルコンソール」では出ていないソフトばかりです。「1つずつ買わせるバーチャルコンソール」では展開できなかったソフトをこういう形で出してくれるなら、私は大賛成したいと思います!


 今回の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」(長いので、以下は「ミニファミコン ジャンプver.」と略します)に収録されているのは、この20本。

・『キャプテン翼』(テクモ 1988年)
・『キャプテン翼II スーパーストライカー』(テクモ 1990年)
・『キン肉マン マッスルタッグマッチ』(バンダイ 1985年)
・『キン肉マン キン肉星王位争奪戦』(バンダイ 1987年)
・『ドラゴンボール 神龍の謎』(バンダイ 1986年)
・『ドラゴンボール3 悟空伝』(バンダイ 1989年)
・『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』(バンダイ 1990年)
・『聖闘士星矢 黄金伝説』(バンダイ 1987年)
・『聖闘士星矢 黄金伝説完結編』(バンダイ 1988年)
・『北斗の拳』(東映動画 1986年)
・『北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝』(東映動画 1989年)
・『ドラゴンクエスト』(エニックス 1986年)
・『ファミコンジャンプ 英雄列伝』(バンダイ 1989年)
・『ファミコンジャンプII 最強の7人』(バンダイ 1991年)
・『暗黒神話 ヤマトタケル伝説』(トンキンハウス 1989年)
・『まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!!』(バンダイ 1991年)
・『ろくでなしBLUES』(バンダイ 1989年)
・『赤龍王』(サンソフト 1989年)
・『天地を喰らう』(カプコン 1989年)
・『魁!!男塾 疾風一号生』(バンダイ 1989年)


 5年前、バンダイナムコが3DS用ゲームとして『Jレジェンド列伝』を発表した際に、ファミコン・スーファミで出ていたジャンプ作品をまとめていた私には死角はない!と思ったら、あの記事でノーチェックだった全く知らない作品が結構あるな!!

 『暗黒神話 ヤマトタケル伝説』は全く知らなかったのですが、原作は諸星大二郎先生が1976年に週刊少年ジャンプで全6話で連載した漫画で、これまでにも何度か復刻だったり加筆修正されたりで発売されている作品だそうです。1990年にはOVAも発売されていて、1989年に発売されたゲームは「アドベンチャー+アクション」らしいです。

 『赤龍王』は1986年~1987年に週刊少年ジャンプで連載されていた本宮ひろ志先生の漫画が原作で、本宮先生最後の週刊少年ジャンプ連載作品だそうです。中国の『項羽と劉邦』がベースの作品で、ゲームはアドベンチャーゲームらしいです。

 『天地を喰らう』は原作も読んでいて、ゲーム版も『I』も『II』も兄貴がやっているのを後ろから見ていたのにすっかり忘れていました。こちらも本宮先生が1983年~1984年に週刊少年ジャンプで連載していた作品で、中国の『三国志』がベースです。
 原作は『三国志』としては序盤で打ち切りになってしまうのですが、ゲームはしっかりその後も描いていて「本宮先生がキャラデザをした三国志のRPG」としてヒットしたはず。RPGの『II』が出た後、アーケードのアクションゲームなんかも出ていましたね。

 『ろくでなしBLUES』はスーファミ版は知っていたんですけど、ファミコン版は知りませんでした。アドベンチャーゲームとRPGを足したみたいなゲームで、なかなか面白そう。

 『ドラゴンクエスト』は言うまでもなく、日本にRPGを根付かせた国民的ゲームの1作目です。「それが何故ジャンプ作品扱いなの…?」と思われるかも知れませんが、『ドラクエ』誕生の裏にはジャンプの力があったというのは鳥嶋さんが電ファミのインタビューで詳しく語られているのでどうぞ。
 私は以前から「『ポケットモンスターが生まれるまで』を映画化したら絶対にヒットする」と言っているのですが、『ドラゴンクエストが生まれるまで』も映画化したら無茶苦茶面白そうですよね。


 予想していなかったのは、この5本ですね。
 バンダイナムコ主導の『Jレジェンド列伝』と比較すると、いろんなメーカーのいろんな作品が入った結果、いろんなジャンルのゲームが揃ったなぁという印象です。
 RPGあり、アクションあり、アドベンチャーあり……難点を挙げるとすると、せっかく2コンが付いているミニファミコンなのに2人プレイのゲームが少ないということくらいでしょうか。『マッスルタッグマッチ』は対戦ゲームに「キャラクター性能の差」を取り入れた始祖だと言われている名作ではありますけどね。




 さてさて。
 注目するべきはもう一つ―――この「ミニファミコン ジャンプver.」の発表とほぼ同時に、通常バージョンの「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」も販売再開がアナウンスされました。
 これってつまり、工場のラインを「ミニファミコン」に戻してたくさん作れるようになれば、中身のソフトだけを変えて色んなバージョンが発売できるってことだと思うんです。「ジャンプver.」も「通常ver.」も、システムなんかは一緒みたいですし(ミニスーファミで追加されたリプレイ機能などは入っていない)。

 ペース的にはそんなに頻繁じゃないかも知れませんが、期間限定とか数量限定とかで「○○なソフトを集めた○○ver.」が今後も出てくる可能性があります!なら、今のうちに「こんなミニファミコンが出るかも!」という妄想を書いておこうと思います。

 あくまで「妄想」であって、「予想」でも「希望」でもありませんし、ましてや「確定情報」なんかじゃありませんからね。こういう「妄想」を書く記事に「デマをまき散らせやがって」と怒る人がいるんですけど、現実と妄想をごっちゃにするんじゃない!





【ミニファミコン ジャンプver.2】
・『ドラゴンボール 大魔王復活』(バンダイ 1988年)
・『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』(バンダイ 1991年)
・『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』(バンダイ 1992年)
・『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』(バンダイ 1993年)
・『ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』(バンダイ 1992年) ※ データック専用
・『北斗の拳2 世紀末救世主伝説』(東映動画 1987年)
・『北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ』(東映動画 1991年)
・『燃える!お兄さん』(東宝 1989年)
・『天地を喰らうII 諸葛孔明伝』(カプコン 1991年)
・『まじかる☆タルるートくん2 まほうだいぼうけん』(バンダイ 1992年)
・『幽☆遊☆白書 爆闘暗黒武術会』(バンダイ 1993年) ※ データック専用
・『桃太郎伝説』(ハドソン 1987年)
・『桃太郎伝説外伝』(ハドソン 1993年)
・『桃太郎電鉄』(ハドソン 1988年)
・『スーパー桃太郎電鉄』(ハドソン 1992年)
・『忍者らホイ! 痛快うんがちょこ忍法伝!!』(アスキー 1990年)


 まさかのVer.2!
 「ver.1」に収録される20作品に選ばれなかったソフトを集めてみました。しかし、それだけだとソフト数が少なかったので、データック(バーコードを用いて遊ぶ周辺機器)専用タイトルも収録してみました。なので、任天堂さんには「ミニデータック」も作ってもらわなくちゃなりませんね!さっきの「中身だけ変えれば」というコンセプトどこいった!

 それでも数が少ないので、当時ジャンプ放送局という読者コーナーを連載していたさくまあきら氏の『桃太郎』シリーズや『忍者らホイ!』を入れました。いずれもバーチャルコンソールでは出ていないソフトばかりです。『桃太郎』シリーズは権利の問題でバーチャルコンソールには出せないんだという話がありましたが、4本まとめてこういう形ならなんとかなりませんか。


 という超面白い記事を書いていたら、電ファミにほぼ同じラインナップで先に書かれていました。ちくしょう!考えることはみんな似たようなもんだ!



【ミニスーファミ ジャンプver.】
・『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』(バンダイ 1992年)
・『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』(バンダイ 1993年)
・『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』(バンダイ 1996年)
・『北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章』(東映動画 1992年)
・『北斗の拳6 激闘伝承拳 覇王への道』(東映動画 1992年)
・『キン肉マン DIRTY CHALLENGER』(ユタカ 1992年)
・『キャプテン翼III 皇帝の挑戦』(テクモ 1992年)
・『キャプテン翼IV プロのライバルたち』(テクモ 1993年)
・『キャプテン翼V 覇者の称号カンピオーネ』(テクモ 1994年)
・『ジャングルの王者ターちゃん 世界漫遊大格闘の巻』(バンダイ 1994年)
・『ジョジョの奇妙な冒険』(コブラチーム 1993年)
・『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』(コブラチーム 1994年)
・『ろくでなしBLUES 対決!東京四天王』(バンダイ 1994年)
・『花の慶次 -雲のかなたに-』(四次元 1994年)
・『幽☆遊☆白書』(ナムコ 1993年)
・『幽☆遊☆白書FINAL 魔界最強列伝』(ナムコ 1995年)
・『From TV animation テレビアニメ スラムダンク2』(バンダイ 1995年)
・『From TV animation スラムダンク~SDヒートアップ!!~』(バンダイ 1995年)
・『とっても!ラッキーマン ラッキークッキールーレットで突撃ー!!』(バンダイ 1995年)
・『クロノトリガー』(スクウェア 1995年)


 ミニファミコンがありならミニスーファミもありじゃないかと、ジャンプ作品のスーファミソフトをチョイスしてみました。「ミニファミコン ジャンプver.」と同じ20本です。
 例えば『幽☆遊☆白書』のゲームは、ビジュアルバトルから1本、格闘ゲームから1本といったカンジにジャンルがバラけるように選んでいます。まぁ、それでもこの頃がちょうど『ストII』からの格ゲーブームの時代なので、どうしても格闘ゲームが多めにはなってしまいますけどね。

 色んな意味で伝説となっているコブラチームによる『ジョジョの奇妙な冒険』など、多彩なソフトが揃っていますが……「ミニファミコン ジャンプver.」における『ドラゴンクエスト』と同様に、ジャンプ(というか鳥嶋さん)が座組を作った『クロノトリガー』も入れてみました。『クロノトリガー』はバーチャルコンソールで出ていたWiiショッピングチャンネルが実質終了したので、こういう展開があったら喜ぶ人も多そうです。
 RPGあり、格ゲーたくさんあり、プロレスあり、サッカーあり……とバラエティに富んでいます。2人プレイできるゲームも多いですね。ネットで評判を見ると「見なきゃ良かった……」というソフトも多いですが。




【ミニスーファミ スクウェア&エニックスver.】
・『ドラゴンクエストI・II』(エニックス 1993年)
・『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(エニックス 1996年)
・『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(エニックス 1992年)
・『ドラゴンクエストVI 幻の大地』(エニックス 1995年)
・『アクトレイザー』(エニックス 1990年)
・『ソウルブレイダー』(エニックス 1992年)
・『ガイア幻想紀』(エニックス 1993年)
・『天地創造』(エニックス 1995年)
・『46億年物語-はるかなるエデンへ-』(エニックス 1992年)
・『いただきストリート2 ~ネオンサインはバラ色に~』(エニックス 1994年)
・『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』(エニックス 1994年)
・『ミスティックアーク』(エニックス 1995年)
・『スターオーシャン』(エニックス 1996年)
・『ファイナルファンタジーIV』(スクウェア 1991年)
・『ファイナルファンタジーV』(スクウェア 1992年)
・『ファイナルファンタジーVI』(スクウェア 1994年)
・『ロマンシング サ・ガ』(スクウェア 1992年)
・『ロマンシング サ・ガ2』(スクウェア 1993年)
・『ロマンシング サ・ガ3』(スクウェア 1995年)
・『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』(スクウェア 1992年)
・『聖剣伝説2』(スクウェア 1993年)
・『聖剣伝説3』(スクウェア 1995年)
・『アルカエスト』(スクウェア 1993年)
・『ライブ・ア・ライブ』(スクウェア 1994年)
・『フロントミッション』(スクウェア 1995年)
・『フロントミッションシリーズ ガンハザード』(スクウェア 1996年)
・『クロノ・トリガー』(スクウェア 1995年)
・『バハムートラグーン』(スクウェア 1996年)
・『ルドラの秘宝』(スクウェア 1996年)
・『スーパーマリオRPG』(任天堂 1996年)


 1990年代に『ドラクエ』と『FF』という二大RPGを掲げてしのぎを削っていたエニックスとスクウェアですが、2003年に合併して現在に至ります。スーファミ時代というのはまさにこの二社が大作・名作を連発していた時期なので、両社からソフトを集めてみようと思ったのですが……あまりに名作が多くて20本には収まらなくて30本を選んじゃいました。

 「30本収録は現実的ではないので20本にして考えてみてください」という人は、この中からどの10本を削るというのですか!

 もしこれが発売されたら、これだけで10年くらいは余裕で遊べそうですね……
 旧スクウェアのスーファミソフトは結構バーチャルコンソールにも出ているのですが、実は旧エニックスのソフトはほとんどバーチャルコンソールに出ていません。クインテット作品とか切望する人が多そうですし、それがもし権利的な問題ゆえにだったらこういう形でまとめて収録してもらえれば……!

 RPG率は高いですが、アクションRPGにシミュレーションRPGなど様々なRPGが入っていますし、ボードゲームの『いたスト』、育成シミュレーションの『ワンダープロジェクトJ』、ガチアクションの『ガンハザード』などもそろっています。しかし、もしコレを出すとしたらいくらくらいになるんだろう……





【ミニファミコン スクウェア&エニックスver.】
・『ドラゴンクエスト』(エニックス 1986年)
・『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(エニックス 1987年)
・『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(エニックス 1988年)
・『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(エニックス 1990年)
・『ドアドア』(エニックス 1985年)
・『ポートピア連続殺人事件』(エニックス 1985年)
・『ジャストブリード 』(エニックス 1992年)
・『ファイナルファンタジー』(スクウェア 1987年)
・『ファイナルファンタジーII』(スクウェア 1988年)
・『ファイナルファンタジーIII』(スクウェア 1990年)
・『テグザー』(スクウェア 1985年)
・『キングスナイト』(スクウェア 1986年)
・『半熟英雄』(スクウェア 1988年)
・『水晶の龍』(スクウェア 1986年)
・『アップルタウン物語』(スクウェア 1987年)
・『磁界少年メット・マグ』(スクウェア 1987年)
・『ハイウェイスター』(スクウェア 1987年)
・『勇士の紋章 ディープダンジョンII』(スクウェア 1987年)
・『ディープダンジョンIII 勇士への旅』(スクウェア 1988年)
・『スクウェアのトム・ソーヤ』(スクウェア 1989年)


 こちらは特に苦もなく20本選べました……(笑)。
 ファミコン時代のエニックスは少数精鋭で、ファミコン時代のスクウェアはいろんなジャンルのゲームをたくさん出していてと、二社が対照的ですね。明らかにもうスクウェアに権利なんてなさそうなゲームや、DOG時代のゲームも入っていますが……逆に言うと、この辺は今までバーチャルコンソールになってこなかったソフトなんですよね。ディスクシステムのゲームはレトロフリークなどでは遊べませんし、ミニファミコンに入ることで後世まで遊べるゲームになれそう。

 まぁ、でもスーファミに比べるとどうしてもラインナップが地味ですよね……





【ミニスーファミ マルチタップver.】
・『スーパーボンバーマン3』(ハドソン 1995年)
・『スーパー桃太郎電鉄DX』(ハドソン 1995年)
・『決戦!ドカポン王国IV ~伝説の勇者たち~』(アスミック 1993年)
・『いただきストリート2 ~ネオンサインはバラ色に~』(エニックス 1994年)
・『す~ぱ~ぷよぷよ通リミックス』(コンパイル 1996年)
・『すごいへべれけ』(サンソフト 1994年)
・『聖剣伝説2』(スクウェア 1993年)
・『スーパーファミリーテニス』(ナムコ 1993年)
・『スーパーフォーメーションサッカー2』(ヒューマン 1993年)
・『ストリートレーサー』(UBIソフト 1994年)
・『くにおくんのドッジボールだよ全員集合!』(テクノスジャパン 1993年)
・『VS. コレクション』(ボトムアップ 1996年)
・『4人将棋』(POW 1995年)


 幅広いラインナップを揃えることよりも、“シチュエーションを限定した”ラインナップを揃えたのがこちら。言ってしまえば「みんなでワイワイ遊べるゲーム」だけを集めたバージョンです。友達が集まる場所、みんなで行く旅行のお供に、これ一つで時間が吹き飛ぶくらい楽しめます!
 ただ、マルチタップ対応のゲームばかりなので、任天堂さんにはミニマルチタップも作ってもらわなくちゃなりませんね!

 しかし、マジメな話……ここが「クラシックミニ」シリーズの弱点だと思うんですね。WiiやWii Uのバーチャルコンソールは、本体に無線接続でコントローラが繋がるので気軽に4人対戦ができたのですが……「クラシックミニ」シリーズはコントローラが2つまでしか接続できないので、例えば『ダウンタウン熱血行進曲』も2人対戦までしか出来ないんです。

 だから開き直って4人対戦・5人対戦できるゲームを集めた、それだけ遊べるバージョンもありかなぁと思うんです。なので、ミニマルチタップ同梱でも価格を抑えるために、収録作品はちょっと少なめにしています。




【ミニNINTENDO64】
・『スーパーマリオ64』(任天堂 1996年)
・『マリオカート64』(任天堂 1996年)
・『マリオゴルフ64』(任天堂 1999年)
・『マリオテニス64』(任天堂 2000年)
・『マリオストーリー』(任天堂 2000年)
・『マリオパーティ2』(任天堂 1999年)
・『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(任天堂 1998年)
・『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』(任天堂 2000年)
・『ドンキーコング64』(任天堂 1998年)
・『星のカービィ64』(任天堂 2000年)
・『スターフォックス64』(任天堂 1997年)
・『F-ZERO X』(任天堂 1998年)
・『ゴールデンアイ 007』(任天堂 1997年)
・『カスタムロボV2』(任天堂 2000年)
・『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』(任天堂 1999年)
・『どうぶつの森』(任天堂 2001年)
・『不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』(任天堂 2000年)
・『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』(エニックス 1996年)
・『牧場物語2』(ビクター 1999年)
・『ボンバーマン64』(ハドソン 2001年)


 「4人対戦用のミニスーファミ」を作るくらいなら、「ミニ64」を作った方がイイのでは?と思って選出してみました。レア社の作品は厳しいかなぁと思うのですが、『ゴールデンアイ』を入れないと狙撃されそうなので『ドンキー』ともどもぶっこんでみました。
 任天堂の64ソフトは(レア社系を除けば)結構バーチャルコンソールに出てしまっているので、ミニスーファミにおける『スターフォックス』2本のような立ち位置で『シレン2』も入れました。『シレン2』は64の予期しない仕様を使っているため、移植したくても出来ない―――って話がありますが。逆に言えば、ミニ64に収録されることが待望されているソフトなはず!

 あ……でも、『シレン』って「まるごとバックアップ」のあるハードには移植されないんですっけ。1作目もWiiのバーチャルコンソールでは出たけど、Wii Uのバーチャルコンソールでは出ませんでしたもんね。


 ただ、そもそも「ミニ64」を発売するのにネックなのってコントローラだと思うんですね。例えば「ミニスーファミ」のコントローラはWiiのクラコンとして既に作られていたものですが(クラニンの景品で)、64のコントローラって一度も復刻されていないんですよね。でも、「ミニ64」を作るならあのコントローラじゃなければダメでしょうし、でも今から64のコントローラの形をしたクラシックコントローラを作っても、WiiもWii Uももはや現役機じゃないのにクラコン作るのって話ですし。




【ミニファミコン コンパチヒーローver.】
・『ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲』(バンダイ 1987年)
・『ウルトラマン2 出撃科特隊』(バンダイ 1987年)
・『ウルトラマン倶楽部 地球奪還作戦』(バンダイ 1988年)
・『ウルトラマン倶楽部2 帰ってきたウルトラマン倶楽部』(バンダイ 1990年)
・『ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦!!』(エンジェル 1992年)
・『仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド』(バンダイ 1988年)
・『仮面ライダーBLACK 対決シャドームーン』(バンダイ 1988年)
・『仮面ライダーSD グランショッカーの野望』(エンジェル 1993年)
・『機動戦士Ζガンダム・ホットスクランブル』(バンダイ 1986年)
・『SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記』(バンダイ 1989年)
・『SDガンダムワールド ガチャポン戦士3 英雄戦記』』(ユタカ 1990年)
・『SDガンダムワールド ガチャポン戦士5 BATTLE OF UNIVERSAL CENTURY』(ユタカ 1992年)
・『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』(バンダイ 1990年)
・『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士』(バンダイ 1991年)
・『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語3 伝説の騎士団』(バンダイ 1992年)
・『鳥人戦隊ジェットマン』(エンジェル 1991年)
・『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(エンジェル 1992年)
・『特救指令ソルブレイン』(エンジェル 1991年)
・『ゴジラ』(東宝 1988年)
・『SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所』(バンプレスト 1990年)
・『SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団』(バンプレスト 1990年)
・『グレイトバトルサイバー』(バンプレスト 1992年)
・『バトルベースボール』(バンプレスト 1993年)


 「ジャンプ」というくくりがありならコレもありだろう!というチョイスです。
 1990年代にバンプレストが、作品の枠組みを超えて「ウルトラマン」「仮面ライダー」「ガンダム」のキャラを集めて展開していた“コンパチシリーズ”という作品があって。ならば、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「ガンダム」それぞれの作品と、「コンパチシリーズ」の作品と、4つのシリーズをまとめてみたらどうだろう!

 ……と思ったんですけど。
 「コンパチシリーズ」って、作品によって「ウルトラマン」「仮面ライダー」「ガンダム」にプラスしてゲストのような枠があって。例えば『SDバトル大相撲』にはスーパー戦隊が、『SDヒーロー総決戦』にはメタルヒーローが、『バトルベースボール』にはゴジラが出ていて。じゃあ、もうそれらも全部入れてやるよ!と考えなしに詰め込んだら23本になっちゃいました。まぁ、「ミニファミコン ジャンプver.」が20本なので、このくらいなら……

 しかし、アクションあり、RPGあり、シミュレーションありと、スポーツゲーありと、バラエティに富んだラインナップになりましたね。




【ミニスーファミ コンパチヒーローver.】
・『ウルトラマン』(バンダイ 1991年)
・『ウルトラセブン』(バンダイ 1993年)
・『仮面ライダーSD 出撃!!ライダーマシン』(ユタカ 1993年)
・『仮面ライダー ショッカー軍団』(バンダイ 1993年)
・『新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL』(バンダイ 1996年)
・『機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079』(バンダイ 1995年)
・『SDガンダムGX』(バンダイ 1994年)
・『新SD戦国伝 大将軍列伝』(バンダイ 1995年)
・『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産』(エンジェル 1991年)
・『SDガンダム外伝2 円卓の騎士』(ユタカ 1992年)
・『SDガンダム Power Formation Puzzle』(バンダイ 1996年)
・『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』(バンプレスト 1990年)
・『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』(バンプレスト 1992年)
・『ザ・グレイトバトルIII』(バンプレスト 1993年)
・『ザ・グレイトバトルIV』(バンプレスト 1994年)
・『ザ・グレイトバトルV』(バンプレスト 1995年)
・『バトルサッカー2』(バンプレスト 1994年)
・『バトルピンボール』(バンプレスト 1995年)
・『バトルレーサーズ』(バンプレスト 1995年)
・『スーパー鉄球ファイト!』(バンプレスト 1995年)
・『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』(バンプレスト 1992年)


 削りに削って、「ミニスーファミ 通常Ver.」と同じ21作品……!
 今回は「ゴジラ」や「マジンガー」といった、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「ガンダム」以外の版権キャラが登場する作品は選びませんでした。それでも多いスーファミのコンパチヒーロー達。あと、「ガンダム」。まさか「ガンダム」まで落ちモノパズルゲームになっていたとは知りませんでした。

 しかし、コンパチヒーローとガンダムが節操なくいろんなジャンルに手を出してくれたおかげで、格ゲーあり、RPGあり、シミュレーションあり、パズルあり、サッカーあり、レースありといった多彩なソフトを揃えたバージョンになったんじゃないかと思われます。パチモノ感は強いですけどね!




【ミニファミコン お色気セレクション】
・『中山美穂のトキメキハイスクール』(任天堂 1987年)
・『メタルスレイダーグローリー』(HAL研究所 1991年)
・『リサの妖精伝説』(コナミ 1988年)
・『リップルアイランド』(サンソフト 1988年)
・『水晶の龍』(スクウェア 1986年)
・『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』(アスキー 1987年)
・『かぐや姫伝説』(ビクター 1988年)
・『アイドル八犬伝』(トーワチキ 1989年)
・『魔法のプリンセス ミンキーモモ リメンバードリーム』(ユタカ 1992年)
・『アップルタウン物語』(スクウェア 1987年)
・『セクロス』(日本物産 1986年)
・『うる星やつら ラムのウエディングベル』(ジャレコ 1986年)
・『アテナ』(SNK 1987年)
・『ゴルゴ13 第一章神々の黄昏』(ビック東海 1988年)
・『ローリングサンダー』(ナムコ 1989年)
・『田代まさしのプリンセスがいっぱい』(EPIC・ソニー 1989年)
・『まじかるキッズどろぴー』(ビック東海 1990年)
・『桃太郎伝説』(ハドソン 1987年)
・『桃太郎伝説外伝』(ハドソン 1993年)
・『桃太郎電鉄』(ハドソン 1988年)
・『スーパー桃太郎電鉄』(ハドソン 1992年)
・『がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル』(コナミ 1990年)
・『がんばれゴエモン外伝2~天下の財宝~』(コナミ 1992年)
・『まじゃべんちゃー 麻雀戦記』(徳間書店 1990年)


 これがラスト!
 定期的にやってくるのだけど「任天堂は自社ハードでのギャルゲーの発売を認めなかった」みたいな話がまた回ってきたので、いっそのことファミコンの頃から発売されていた美少女ゲームやえっちなシーンのあるゲームをまとめたバージョンを作ってみました!あ、『セクロス』を選んだのは名前だけです。内容は別にエロくないです。

 任天堂自身によるギャルゲー『中山美穂のトキメキハイスクール』、ラムちゃんのコスプレが楽しめる『ラムのウエディングベル』、とにかく色んな意味でヤバイ『プリンセスがいっぱい』など、単体ではバーチャルコンソールで出せないソフトばかりです。むしろまとめた分だけ余計に出せそうにない!
 全部で24本になっちゃったので、20本に収めたい場合は版権モノを抜いてください。

 『桃太郎』シリーズや『ゴエモン』シリーズはお色気シーンがあるので選出しました。あの頃のゲームはゲーム内で普通におっぱいが見られた……というか、『桃太郎』シリーズがバーチャルコンソールで配信されなかった理由ってひょっとしてソレが原因だったりするのか???


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 「ファミコンミニ ジャンプver.」も、案の定もう転売価格(定価より4000円くらい高い)になっちゃっていますね……

 バーチャルコンソールの良かったところは在庫に関係なくみんながダウンロードで買えるため、プレミア価格になっていたゲームも安価に楽しめたところにあったと思うんですが。まとめて収録のクラシックミニシリーズではこうなってしまうという。
 こうなると、同じ定価で構わないから同じ内容のダウンロード専用ソフトをNintendo Switch用に出してくれないかなぁなんて思ってしまいます。20本でまとめて8000円なら、インディーゲームと食い合いになるということもないでしょうし。

 任天堂さん、ダメですかねぇ……

| ゲーム雑記 | 17:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【跡地】ゲームが下手ながら『メイド イン ワリオ』をクリアまでプレイしました!

5月6日~5月12日に、YouTube Liveで初代『メイド イン ワリオ』の実況配信を行っていました

【1日目】



【2日目】



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| ゲーム実況 | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【跡地】ゲームが下手ながら実況プレイで『たけしの挑戦状』を最初から最後までプレイしました!

3月4日~3月19日の間に、YouTube Liveでゲーム実況プレイを行い『たけしの挑戦状』を最初から最後までプレイしました!

【1日目】



【2日目】



【3日目】



【4日目】



【5日目】



【6日目】



たけしの挑戦状たけしの挑戦状

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| ゲーム実況 | 20:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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くにおくんシリーズ4作品の配信を行っていました【跡地】

【お知らせ】10月22日~12月5日の間に、Youtube Liveでゲーム実況プレイを行い、『ダウンタウン熱血物語』『ダウンタウン熱血行進曲』『くにおくんの時代劇だよ全員集合』『びっくり熱血新記録』を最初から最後までプレイしました!

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 この記事は「くにおくんシリーズ配信の告知用の記事」でした。

 ↓ログは格納しています。

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| ゲーム実況 | 20:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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バーチャルコンソールやゲームアーカイブスは、ゲーム機にとってマイナスだったのか

 バーチャルコンソールとは、任天堂が2006年からWii、ニンテンドー3DS、Wii Uで行っているサービスで、ファミコンやスーパーファミコンといった昔のソフトを最新機でダウンロード購入できて遊べるサービスです。

 ゲームアーカイブスとは、SCEが2006年からPS3、PSP、PS Vitaで行っているサービスで、初代プレイステーションやプレイステーション2といった昔のソフトを最新機でダウンロード購入できて遊べるサービスです。


 どちらも2006年に始まっている理由は、WiiとPS3という「標準でインターネット接続機能を備えてソフトをダウンロード購入できるゲーム機」が同時期に出たからだと思うのですが。そこでまず手を付けたのが「かつてのヒット作のダウンロード販売」というのが興味深いですね。私もWiiを購入した目的の6割くらいはバーチャルコンソール目当てでした。


Wiiのバーチャルコンソールで出ていたけど、Wii Uのバーチャルコンソールに出ていないソフトまとめ

 そこから11年が経過して、バーチャルコンソールやゲームアーカイブスで配信されるソフトは増えて、対応機種も増えました。しかし、その一方で2世代前のゲーム機であるWiiのショッピングチャンネルが終了となることが発表されましたし、2014年に発売されたPS4はゲームアーカイブスに対応していませんし、2017年に発売されたNintendo Switchはバーチャルコンソールに対応していません。

 拡大をし続けてきた「旧作ゲームの配信」ですが、そこに歯止めがかかっているのがここ最近の情勢だと思うのです。


 そんな状況で書いた上の記事に、辛辣なコメントが寄せられていました。
 要約すると―――「(バーチャルコンソールやゲームアーカイブスといった)旧作ゲームの配信は、新作ゲームの売上の邪魔になっている。新作ゲームの売上のためにこういう旧作ゲームの配信は終わりにするべきだ」といったものでした。

 PS4でゲームアーカイブスが始まることを切望している人や、Nintendo Switchでバーチャルコンソールが始まることを切望している人は、「なんてことを言うんだ!」と思われるかも知れません。私も「すべての旧作ゲームは現行機でダウンロード購入して遊べるようになって欲しい」と思っている人間なので、「そんなこと言わないでよ」と思う気持ちもあります。

 ですが、「私の願望」とは別のところで「実際にそうだよなぁ……」と思いもするんですね。
 PS4のロンチ時には意識していなかったのでこの手のニュースは追いかけていなかったんですけど、少なくともNintendo Switchのロンチ時には当てはまると思うのです。


 インディーゲーム開発者のニンテンドースイッチ版成功報告相次ぐ。『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』は他機種合計よりも売れる
 「ニンテンドースイッチでインディーゲームは売れやすい」は本当なのか?実際にパブリッシャー2社に聞いてみた(以上2つはAUTOMATONさんの記事)
 Nintendo Switch版「The Flame in the Flood」が予想を大きく超える販売を達成、その他プラットフォームの初日販売を上回る結果にdoope!さんの記事)
 採掘アクション『SteamWorld Dig 2』売上、ナンバリング前作や『SteamWorld Heist』を上回る出足
 Nintendo Switch 版『ショベルナイト』、最後発ながら他機種版の販売実績を上回りトップ売上を記録(以上2つはt011.orgさんの記事)

 最近こんな風に「Nintendo Switchというゲーム機はインディーゲームがよく売れる」という話題がひっきりなしに出てきます。海外だけでの現象ということもなく、日本の会社が3月に発売した『神巫女』もスマッシュヒットを飛ばして話題になっていました。
 こうやって「Nintendo Switchだとインディーゲームが売れるみたいだぞ」という話題が広がった結果、これから発売されるソフトの対応機種にNintendo Switchが加わったり、他機種で発売されたソフトでもNintendo Switch版を発売しようとしたりして、どんどんインディーゲームが集まってきているという。

 「どうしてNintendo Switchだとインディーゲームが売れるのか?」を考えると、一つには本体がちゃんと売れているということ、もう一つには携帯機にも据置機にもなる上にいつでもスリープ&復帰ができるのでゲームを遊びやすいということが大きいと思うのですが……
 私、実は結構「Nintendo Switchにはバーチャルコンソールがないから」というのもあると思うんですね。


 例えば、Nintendo Switch本体は『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』や『マリオカート8DX』や『Splatoon2』目当てに買ったという人も、そのボリューム満点の1本のソフトだけをずっと遊ぶんじゃなくて、せっかく新しいゲーム機を買ったんだから軽いソフトも遊びたいなぁという気分にもなると思うんですね。メインディッシュだけじゃなくて、サイドメニューも頼みたくなるみたいな話で。
 『神巫女』なんかはかなりそういう需要に応えたヒット作だと思います。超大ボリュームの『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』を遊んでいる最中、ちょっとサイドメニューに何かないのかなとeShopを覗いてみたら、定価500円で、なんだか懐かしいジャンルとグラフィックで、クリアまでにさほど時間のかからなさそうなゲームが売っているぞと買われていったと思うんです。

 もし、そこにバーチャルコンソールがあったなら……
 選ばれたのは『神巫女』ではなく『スーパーマリオブラザーズ』になっていたかも知れません。『グラディウス』になっていたかも知れません。『ダウンタウン熱血行進曲』になっていたかも知れません。


 小さなインディーメーカーからすると、そんな往年の名作達と正面きって戦わなければならないのは溜まったものじゃないでしょうし。私達も「聞いたこともないようなメーカーの新作ゲーム」よりも、「昔遊んだ懐かしの名作ゲーム」の方を選んでしまうって人も多いと思うんですね。
 Nintendo Switchでバーチャルコンソールが始まることを切望している人はたくさんいますし、私だって始まって欲しいと思っていますが、その思いが強ければ強いほど「インディーメーカーの新作ゲーム」のパイを奪っていくのです。

 実際に私……Wiiの時も、Wii Uの時も、バーチャルコンソールのソフトは山ほど買っていましたけど新作のダウンロードソフトは数えるほどしか買っていませんでしたもの。バーチャルコンソールのないDSiではDSiウェアを山ほど買っていたし、ゲームボーイやゲームギアには思い入れがなかったので3DSではダウンロードソフトの方をたくさん買っていましたが。



 そう考えると、「新作ゲームの売上のためにこういう旧作ゲームの配信は終わりにするべきだ」という意見にも頷けるのです。
 任天堂とかバンナムとかコナミとかカプコンとかスクエニとか「往年の名作」の権利を多数持っている会社にとっては、新たなゲームを開発しなくても旧作の配信でそこそこ利益を上げられるのはメリットでしょう。WiiもWii Uも、そういう理由でバーチャルコンソールのソフトはたくさん出ましたからね。

 でも、そうしたサードメーカーが出してくれるのはバーチャルコンソールのソフトだけで、新作ソフトは全機種マルチからWiiやWii Uをハブっていたりしたワケで。Wii Uなんかは特に「任天堂のゲームとバーチャルコンソール専用機」と化していました。それと比較すると、バーチャルコンソールがなくてもインディーゲームがバシバシ出てくれるNintendo Switchの方が幸せなんじゃないかと思うんですね。
 まぁ、それは既にバーチャルコンソールというサービスが過去にあったことで、「バーチャルコンソールが遊びたいならWii Uを起動すればイイじゃないか」と思えるからというのもありますが……



 ということで私は、少なくともゲーム機の初期の段階では旧作ゲームの配信を行わないのは理に適っているかなと思います。これが、プラットフォームサイクル中期に入ってソフトが今後も集まってくることが確実になったらとか、逆にもうどこもソフトを出してくれなくなったらとかなら、旧作ゲームの配信をするメリットも出てきますんで今後は分かりませんけど。

 Nintendo Switchがバーチャルコンソールを始められないのも、分からんでもないと。


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| ゲーム雑記 | 17:47 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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Wiiのバーチャルコンソールで出ていたけど、Wii Uのバーチャルコンソールに出ていないソフトまとめ

※ 10月7日追記:スーファミの『シムシティー』は既にWiiでも配信終了になっていました。マスターシステム版『ソニック・ザ・ヘッジボッグ』、メガドライブ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』は既にWiiでも配信終了になっていました。
※ 10月7日追記:ネオジオの『痛快GANGAN行進曲』『ティンクルスタースプライツ』『ニンジャコンバット』 『ニンジャコマンドー』 『NINJA MASTER'S ~覇王忍法帖~』はゲームアーカイブスで遊べる『ADK魂』に収録、『風雲黙示録~格闘創世~』 『風雲スーパータッグバトル』もゲームアーカイブスで遊べる『風雲スーパーコンボ』に収録されていました
※ 10月18日追記:ファミコン版の『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女(前後編)』はWii Uで配信されていなかったので、リストに加えました。
※ 11月5日追記:メガドライブの『レッスルボール』はゲームアーカイブスで遊べる『ナムコアンソロジー1』に収録されていました
※ 2018年1月5日追記:PCエンジンの『シムアース』が配信停止になっていたみたいです。
※ 2018年3月5日追記:『メタルスラッグコンプリート』がPS2アーカイブスで配信されていたので追記しました
※ 2018年3月18日追記:メガドライブ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』のXbox360版は配信終了になっていました。Steam版へのリンクを追記しました
※ 2018年3月18日追記:『アースワームジム』にSteam版『コレクション』へのリンクを追記しました
※ 2018年3月21日追記:PCエンジン版『妖怪道中記』が抜けていたので追記しました


 いつかは来ると覚悟していましたが、とうとうこの日が来ました。

 「Wiiショッピングチャンネル」終了のお知らせ

 2006年の年末から始まった「Wiiショッピングチャンネル」の終了です。
 ソフトの購入は2019年の1月31日を持って出来なくなるということですが、ソフトを購入するための金額チャージが2018年3月27日で終了するということなので、「とりあえずありったけ金額をチャージしておいて何を買うかは後から考えるぜ!」みたいな豪快な人でなければ2018年3月27日までに購入したいソフトがある人はさっさと買っておいた方がイイと思われます。

 Wii本体から購入できなくなるのはもちろん、Wii UでWiiのソフトを購入する場合も(Wiiソフトのダウンロード版を除けば)「Wiiモード」内の「Wiiショッピングチャンネル」を使っているのですから、Wii Uからも「Wiiウェア」や「Wiiのバーチャルコンソールのソフト」は購入できなくなります。つまり、今後いかなる機種からも「Wiiウェア」や「Wiiのバーチャルコンソールのソフト」は購入できなくなるということなんですね。




 しかし、恐らく皆さんが気になるのは、「これで購入できなくなるソフトには何があるのか?」ということだろうと思われます。Wiiウェアのソフトはほとんどが「Wiiでしか買えない」ものなので今後一切購入できなくなるのですが、バーチャルコンソールのソフトの場合は「Wii以外でも買える」ものもあります。
 例えば、ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』がWiiで買えなくなったとしても、3DSのバーチャルコンソールでもWii Uのバーチャルコンソールでも買えますし、ミニファミコンにも収録されています。遊ぼうと思ったら遊ぶ手段がたくさんあるんですね。
 対照的に、スーパーファミコンの『アクトレイザー』というソフトはWiiのバーチャルコンソールでは販売されていましたが、Wii UのバーチャルコンソールにもNew3DSのバーチャルコンソールにも出ていませんし、ミニスーファミにも収録されていません。ダウンロード購入できる手段がなくなるので、購入しないまま「Wiiショッピングチャンネル」が終了してしまうと、今後プレイしたくなったらスーファミのROMカセットを入手してスーファミ実機か互換機を使って遊ぶしかなくなるのです。


 なので、今回の「Wiiショッピングチャンネル」終了でダウンロード購入できなくなってしまうバーチャルコンソールのソフトをまとめてみました。
 どういう形でまとめるかは少し悩んだのですが、Wiiの後継機はWii Uだろうと思ったので、「Wiiのバーチャルコンソール」で出ていた全ソフトの中から「Wii Uのバーチャルコンソール」では出なかったソフトを抽出してリスト化しました。その上で、Wii U以外の機種―――3DSのバーチャルコンソールだったり、PS3・PSP・PS Vitaのゲームアーカイブスだったり、PS4のアーケードアーカイブスだったり、プロジェクトEGGだったりで遊べるものは、赤字で補足するというカンジにしました。
 スマホ版が出ているソフトは一部記述しているものもあるのですが、「キリがない」のと「人知れず配信終了しているソフトのチェックにものすごい時間がかかる」ため途中からやめました。配信開始はWikipediaに載ってても配信終了は載ってなかったりするから……パッケージソフトでの再発売も原則として表記していません。それがありだと、元のソフトを買って互換機でプレイすればええやんって話になりかねないので。

 データは2017年10月5日現在のものです。
 それ以降に新たなところで配信開始されたり、逆に配信終了したりするソフトもあるだろうと思いますが、そういったものを追記していく余裕はありません。

 それと、今回の「Wiiショッピングチャンネル」終了以前から配信終了しているソフトはリストに入れていません。「今から急いでWiiで買っておかなければならないバーチャルコンソールのソフト」が何かをみなさんが探しやすくなるために書いている記事ですからね。

 ソフトの順番・メーカーの順番は基本的に五十音順ですが、ハードメーカーは例外的に最初に載せています。またシリーズものはなるべく発売順に並び替えたつもりです。途中でそうしようと考えたので、忘れたところがあったらゴメンなさい。

 メーカーは「元の発売元」でも「現在の版権所有会社」でもなく、「Wiiのバーチャルコンソールソフトの配信元になっていた会社」です。大量のソフトをリスト化する作業のため、そうせざるを得なかったことは御容赦ください。



【ファミリーコンピュータ】
<任天堂>
『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女(前後編)』 3DSでは出ている

<アークシステムワークス>
『探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件』
『探偵 神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件』
『探偵 神宮寺三郎 危険な二人(前後編)』
『探偵 神宮寺三郎 時の過ぎゆくままに…』
※4作品が収録されたPS版がゲームアーカイブスで遊べる

<エンターブレイン>
『ボコスカウォーズ』
『メタルマックス』 3DSでは配信されている

<KONAMI>
『グラディウスII』 ※原作のアーケード版はPS4のアケアカで遊べる

<Gモード>
『バーガータイム』 ※ゲームボーイ版は3DSで遊べる

<ジャレコ>
『忍者くん 魔城の冒険』※アーケード版はPS4のアーケードアーカイブスで遊べる
『忍者くん 阿修羅ノ章』※アーケード版はPS4のアーケードアーカイブスで遊べる

<タイトー>
『たけしの挑戦状』 ※リメイク版ならスマホで遊べる
『Chack'n Pop』 3DSでは配信されている

<タカラトミー>
『ZOIDS黙示録』
『トランスフォーマー コンボイの謎』

<ハドソン>
『スターソルジャー』 3DSでは配信されている
『高橋名人の冒険島II』 ※3DSではファミコン版ゲームボーイ版が遊べる
『チャレンジャー』 3DSでは配信されている
『バイナリィランド』 3DSでは配信されている
『ファザナドゥ』
『迷宮組曲 ミロンの大冒険』 3DSでは配信されている

<バンダイナムコゲームス>
『SDガンダムワールド ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ』 3DSでは配信されている
『SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記』

<ネットファーム・コミュニケーションズ>
『ヴォルガードII』
『フラッピー』

<ポニーキャニオン>
『ZANAC』 プロジェクトEGGで配信中、移植作を含めたPS版がゲームアーカイブスでも遊べる
『Lunar Ball』


 「Wiiで出ていたバーチャルコンソールのソフト」と「Wii Uで出ていたバーチャルコンソールのソフト」を見比べると、Wiiの頃は旧作のダウンロード配信がちょっとしたお祭り感覚だったというか、いろんな会社がアレもコレも配信しようと様々なソフトを出していたことが分かります。
 『たけしの挑戦状』、『コンボイの謎』、『ガチャポン戦士』といった版権モノもあって、現在は既に配信終了していますが『激亀忍者伝』なんかもありました。

 意外なのは、ハドソンのゲーム達。
 ハドソンのゲームの版権は現在KONAMIにあって、KONAMIは「Wii Uのバーチャルコンソール」に積極的に配信をしていたのでハドソンのゲームも多く配信されているのですが……その中でも幾つかのタイトルは「3DSのバーチャルコンソールには出したけど、Wii Uでは出なかった」んですね。3DSじゃなくて据置ゲーム機で遊びたいという人は気を付けてください。

 他機種でも全く出ていないソフトで言えば、『ファザナドゥ』『カプセル戦記』辺りが注目作品でしょうか。アーケード版とは内容がちがうファミコン版『グラディウスII』、リメイク版よりもファミコン版の方がイイやという人には『たけしの挑戦状』あたりも貴重な作品かも知れませんね。




【スーパーファミコン】
<任天堂>
『シムシティー』
※ 2017年9月17日に配信終了になっていました

<アトラス>
『旧約・女神転生 女神転生I・II』

<エンターブレイン>
『メタルマックス2』
『メタルマックスリターンズ』

<Gモード>
『マジカルドロップ』 ※PS版がゲームアーカイブスで遊べます

<スクウェア・エニックス>
『アクトレイザー』
『クロノ・トリガー』 ※PS移植版がゲームアーカイブスで遊べる、スマホ・携帯電話版
『トレジャーハンターG』
『フロントミッションシリーズ ガンハザード』

<KONAMI>
『グラディウスIII』

<チュンソフト>
『不思議のダンジョン2 風来のシレン』

<ハドソン>
『高橋名人の大冒険島』
『高橋名人の大冒険島II』
『超原人』
『デア ラングリッサー』 プロジェクトEGGで遊べるほか、『I』とセットになった版がゲームアーカイブスで遊べる
『ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険』

<UBIソフト>
『Prince of Persia』スマホで出ているのはリメイク版?


 有名作品がズラリと並ぶスーファミラインナップです。

 まずはスクエニから。
 スクウェア・エニックスは比較的「Wii Uのバーチャルコンソール」に積極的だった会社なんですが、4作品が未配信のままです。特に『クロノトリガー』は、PS版やスマホ版(DS版がベース)などは現在でもダウンロード購入できますが、スーファミの時代を象徴する1本だったので任天堂機での配信が終わるのはショックな人も多いんじゃないでしょうか。

 アトラスからはファミコン時代の『女神転生』の1作目・2作目をリメイクした作品、メタルマックスシリーズの版権を引き継いだエンターブレインからは1作目のリメイクと2作目が配信されていましたが……これらも配信終了してしまいます。KONAMIの『グラディウスIII』もアーケード版含めて現在では他でダウンロード販売されていないソフトなので、これも大きいですね。

 そして、何より『風来のシレン』も配信終了。
 「Wiiのバーチャルコンソール」で出て「Wii Uのバーチャルコンソール」に出なかった理由に、Wii Uだと「まるごとバックアップ」が出来てしまうからという説がありましたが……他機種でも配信されていないソフトなので、このソフトの配信終了はかなりショッキングな情報じゃないでしょうか。



【NINTENDO64】
<任天堂>
『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』

<ハドソン>
『ボンバーマンヒーロー ミリアン王女を救え!』


 任天堂は「Wiiで出していたバーチャルコンソールのソフト」はWii Uでも出す方針でしたが、権利関係が難しいソフトはどうしようもなく……既にWiiでも配信が終了してしまっているファミコンの『ヨッシーのクッキー』、スーファミの『シムシティー』、64の『スマブラ』はWii Uでは出すことが出来ませんでした。

 『ボンバーマンヒーロー』は「Wiiのバーチャルコンソールソフト」では唯一の64サードタイトルです。「Wii Uのバーチャルコンソールソフト」での64サードタイトルは『爆BOMBERMAN』と『牧場物語2』の2本です。テストには出ませんから、覚えておかなくてもいいですよ。



【MSX】
<KONAMI>
『メタルギア』
『メタルギア2 ソリッドスネーク』


 バーチャルコンソールに詳しくない人は、ひょっとしたら「MSXからは2本かー。そもそも碌にMSXタイトルは出ていなかったもんな」なんて思ってしまうかも知れませんが……「Wiiのバーチャルコンソール」で出たMSXのソフトは15本、「Wii Uのバーチャルコンソール」で出たMSXのソフトは23本です。結構出ているんですよ。
 既にWiiでも配信が終了している『ALESTE』『EGGY』と、この『メタルギア』2本を除けば、KONAMIがすべて「Wii Uのバーチャルコンソール」に出してくれているんです。更に「Wiiでは出なかったバーチャルコンソール」も出しているので、バーチャルコンソール含めるとひょっとしたらWii Uで一番ソフト出しているサードメーカーはKONAMIじゃなかろうか。

 『メタルギア』『メタルギア2』は、『メタルギア ソリッド HD エディション』などには収録されているそうですが。単品ダウンロード販売は他ではしていないみたいですね。



【マスターシステム】
※ セガ・マークIII・ゲームギア用ソフトも含む
<セガ>
『阿修羅』
『アレックスキッドのミラクルワールド』PS3と、他作品とのセット販売だけどXbox360で購入して遊べる
『アレックスキッド ザ・ロストスターズ』
『エンデューロレーサー』
『スーパーワンダーボーイ』 ※アーケード版がPS4アケアカで遊べる
『スーパーワンダーボーイ モンスターワールド』 ※アーケード版がPS3と、他作品とのセット販売だけどXbox360で購入して遊べる
『スペースハリアー』 ※3DSでアーケード版の「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、ゲームアーカイブスで配信されているソフトに収録されている
『ソニック・ザ・ヘッジボッグ《マスターシステム版》』 ※3DSでゲームギア版が遊べる
※ 2015年10月30日に配信終了になっていました
『ソニック・ザ・ヘッジボッグ2《マスターシステム版》』 ※3DSでゲームギア版が遊べる
『SONIC CHAOS《マスターシステム版ソニック&テイルス》』
『北斗の拳』
『ファンタシースター』 ※4作目までを収録した版がゲームアーカイブスで配信されている
『ファンタジーゾーン』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、ゲームアーカイブスのコンプリートコレクションに収録
『ファンタジーゾーンII オパオパの涙』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、ゲームアーカイブスのコンプリートコレクションに収録


 ここからがセガのターンだ!
 「Wii Uのバーチャルコンソール」にはセガハードは参戦しなかったため、マスターシステム(マークIII、ゲームギア)とメガドライブのバーチャルコンソールのソフトはすべてWii Uでは買えません。なので、リストは膨大な量になってしまうのですが……表記がグッチャグチャなのを見てもらえれば分かるように、この時代のセガの名作は「3DSの復刻プロジェクト」や「PS2のコレクションをゲームアーカイブス化したもの」などで他機種でもダウンロード購入できるものが多いのです。

 その中で、他機種では購入できないものを見ると……やはり注目は『北斗の拳』ですかね。バーチャルコンソール初の版権ソフトだったはず。



【メガドライブ】
<セガ>
『アレックスキッド 天空魔城』
『ESWAT:サイバーポリス イースワット』
『ヴァーミリオン』 ※海外版だけどSteamで出ている
『エイリアンストーム』
『エイリアンソルジャー』 ※トレジャー3作品のセットがゲームアーカイブスで遊べる
『エコー・ザ・ドルフィン』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てる
『エコー・ザ・ドルフィン2』
『エコーJr.』
『エターナルチャンピオンズ』
『カメレオンキッド』
『ガンスターヒーローズ』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、トレジャー3作品のセットがゲームアーカイブスで遊べるだけでなく、Xbox 360Steamでも配信されている
『ギャラクシーフォースII』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、PS2移植版がゲームアーカイブスで遊べる
『クライング 亜生命戦争』
『クラックダウン』 ※海外版だけどSteamで出ている
『ゲイングランド』 ※海外版だけどSteamで出ている
『ゴールデンアックス』 ※アーケード版の移植がPS3で遊べるほか、3作目までセット版がXbox360で遊べる
『ゴールデンアックスII』 ※アーケード版が3作目までセットでXbox360で遊べる
『ゴールデンアックスIII』 ※アーケード版が3作目までセットでXbox360で遊べる
『コミックスゾーン』※ セガビンテージゾーンにてPS3で遊べる
『コラムス』 ※3DSの『セガ3D復刻アーカイブス3』に収録されている
『コラムスIII 対決!コラムスワールド』
『ザ・スーパー忍』PS3と、他作品とのセット販売だけどXbox360で購入して遊べる
『ザ・スーパー忍II』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、海外版だけどSteamでも出ている
『シャイニング&ザ・ダクネス』 ※海外版だけどSteamで出ている
『シャイニング・フォース 神々の遺産』※ GBAリメイク版はWii Uで配信されている
『シャイニング・フォースII 古えの封印』 ※海外版だけどSteamで出ている
『シャドーダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ』
『獣王記』 ※3DSでメガドラ版ベースの「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、アーケード版はPS3Xbox360で遊べる
『重装機兵レイノス』 プロジェクトEGGで配信中、PS4のリメイク版もある
『スーパーサンダーブレード』 ※アーケード版の移植が3D復刻プロジェクトで遊べる
『スーパーファンタジーゾーン』ゲームアーカイブスのコンプリートコレクションに収録
『ストーリー・オブ・トア 光を継ぐ者』
『ストライダー飛竜』 ※『II』とセットのPS版がゲームアーカイブスで遊べる
『スペースハリアーII』ゲームアーカイブスで配信されているソフトに収録されている
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、PS3や海外版ですがSteamでも遊べます
※ 2015年10月30日に配信終了になっていました
※ Xbox360版は配信終了になっていました

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、PS3や海外版ですがSteamでも遊べます
※ 2015年10月30日に配信終了になっていました
※ Xbox360版は配信終了になっていました

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』 Xbox360で遊べる
『ソニック&ナックルズ』
『ソニック・スピンボール』
『ソニック3Dブラスト』
『ダイナブラザーズ』
『ダイナブラザーズ2スペシャル』
『ダイナマイトヘッディー』 ※トレジャー3作品のセットがゲームアーカイブスで遊べる
『タントアール』
『イチダントアール』
※『ボナンザブラザーズ』と合わせて3作リメイクされたPS2版がゲームアーカイブスで遊べる
『チェルノブ』
『トージャム&アール』 ※『2』とのセットがXbox360で遊べる
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』 ※プロジェクトEGGでPC-8801版PC-9801版MSX版が遊べる
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説II』 ※プロジェクトEGGでPC-9801版が遊べる
『バーチャファイター2《ジェネシス版》』 ※海外版だけどSteam版も出ている
『パーティークイズ MEGA Q』
『ハイブリッド・フロント』
『バハムート戦記』
『パルスマン』
『ファンタシースターII 還らざる時の終わりに』
『時の継承者 ファンタシースターIII』
『ファンタシースター 千年紀の終りに』
※シリーズ4作を収録した版がゲームアーカイブスで配信されている
『ぷよぷよ』
『ぷよぷよ通』 ※ 3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てる(内容はアーケード版)
『ベアナックル 怒りの鉄拳』 ※ 3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てる
『ベアナックルII 死闘への鎮魂歌』 ※ 3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てる
『ベア・ナックルIII』
※3作セットになったものがXbox360で遊べる
『ベクターマン』
『ぺぺんがペンゴ』
『北斗の拳 新世紀末救世主伝説』
『ボナンザブラザーズ』 ※『タントアール』『イチダントアール』と合わせて3作リメイクされたPS2版がゲームアーカイブスで遊べる
『ライトクルセイダー』
『ランドストーカー ~皇帝の財宝~』 ※海外版だけどSteamでも出ている
『リスター・ザ・シューティングスター』
『レンタヒーロー』
『ワンダーボーイIII モンスターレア』 ※海外だけどSteamで配信中
『ワンダーボーイV モンスターワールドIII』 PS3では単品ダウンロード可能
『モンスターワールドIV』 PS3では単品ダウンロード可能
※ 『ワンダーボーイ モンスターランド』『ワンダーボーイV モンスターワールドIII』『モンスターワールドIV』の3本セットがXbox360で遊べる

<Interplay>
『アースワームジム』 ※HDリメイク版がPS3Xbox360で遊べる
『アースワームジム2』
※ 『アースワームジム』は『1』『2』『3D』セットでリメイク版がSteamで配信されています

<カプコン>
『ストリートファイターIIダッシュプラス CHAMPION EDITION』 ※スーファミ版はWii Uで配信されている
『スーパーストリートファイターII ザ ニューチャレンジャーズ』 ※スーファミ版はWii Uで配信されている
『戦場の狼II』
『大魔界村』 ※PCエンジン版ならゲームアーカイブス版が出ている
『フォゴットンワールズ』

<naxat soft>
『武者アレスタ』

<日本コンピュータシステム>
『グレイランサー』 プロジェクトEGGで遊べる
『ジノーグ』 プロジェクトEGGで遊べる
『ラングリッサー』 ※PCエンジン版がWii Uでも遊べるほか、メガドライブ版もプロジェクトEGGで遊べる
『ラングリッサーII』 ※『Iのリメイク』と『IIのリメイク』がセットになったPS版がゲームアーカイブスで遊べるほか、メガドライブ版の単品もプロジェクトEGGで遊べる

<日本ファルコム>
『ソーサリアン』
『ロードモナーク とことん戦闘伝説』

<バンダイナムコゲームス>
『スプラッターハウス PARTII』
『フェリオス』
『レッスルボール』 ※この作品を収録した『ナムコアンソロジー1』がゲームアーカイブスで遊べる
『ローリングサンダー2』 Switch版『ナムコミュージアム』にも収録(恐らくアーケード版の移植)


 死ぬかと思った……
 こんなに大変なリストを作り始めたことを後悔するくらいに大変でした。

 リストを作る側からすると溜まったものじゃありませんが、Wii向けに大量に配信されていたメガドライブのバーチャルコンソールのソフトは(有名どころは特に)他機種でも遊ぼうと思えば遊べるものが多いんですね。RPGとかを、日本語対応していないSteam版で遊ぶのは大変かも知れませんが!

 どっちかというとサードメーカーのソフトの方が厄介で……例えば日本ファルコムの2本なんかは、PC版はプロジェクトEGGで配信されているんですが、メガドライブ版は全然別物らしいのでメガドライブ版を遊びたいって人は今後ダウンロード購入できなくなってしまうんですね。
 カプコン勢もそうか。『ストII』シリーズはスーファミ版ならそこらで遊べますが、敢えてメガドライブ版を遊びたいとなると難しくなるという。

 セガのゲームでも、ドリキャスでリメイクもされた『レンタヒーロー』、ゲームフリーク開発の『パルスマン』辺りが配信終了になるのは惜しいところ。衝撃の問題作『チェルノブ』なんかも、もう二度とダウンロード販売されないかもと思うと要注意かも。




【PCエンジン】
<ハドソン>
『R-TYPE I』
『R-TYPE II』
※『I』『II』セットの海外版が3DSWii Uで出てるほか、リメイク版がPS3Xbox360で遊べる
『あっぱれ!ゲートボール』
『アドベンチャーアイランド』 ※原作(?)の『モンスターワールドII ドラゴンの罠』のリメイク版が『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』というタイトルでPS4SwitchSteam、海外ではXboxOneでも遊べる
『エルディス』
『クレスト オブ ウルフ』
・『ゲート・オブ・サンダー』 ゲームアーカイブス版が出ている
『CD電人 ロカビリー天国』
『シムアース』
※ 2018年1月5日に確認したところ配信停止になっていたみたいです
・『スターパロジャー』
『戦国麻雀』 ゲームアーカイブス版が出ている
『ダンジョンエクスプローラーII』 ゲームアーカイブス版が出ている
・『超英雄伝説ダイナスティックヒーロー』 ※原作(?)の『ワンダーボーイV モンスターワールドIII』はPS3で単品ダウンロードが可能なほか、Xbox360で他作品とセット版がダウンロード可能
『ネクタリス』 ※PS版ならゲームアーカイブス版が出ている
『ネオ・ネクタリス』
『パワーイレブン』
『パワーテニス』
『パワーリーグ4』 ゲームアーカイブス版が出ている
『ブラッドギア』
『ワンダーボーイIII モンスター・レアー』 ※海外だけどSteamで多分メガドライブ版が配信中

<アートディンク>
・『アトラス』
・『栄冠は君に 高校野球全国大会』
・『A列車で行こうIII』

<カプコン>
・『ストリートファイターII ダッシュ CHAMPION EDITION』
・『大魔界村』 ゲームアーカイブス版が出ている
・『ファイティング・ストリート』

<KONAMI>
『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』
・『グラディウスII -GOFERの野望-』 ゲームアーカイブス版が出ているほか、アーケード版がPS4アケアカで遊べる
『マーシャルチャンピオン』

<サンソフト>
『アウトライブ』プロジェクトEGGで配信中
・『弁慶外伝』 ゲームアーカイブス版が出ている

<スパイク>
・『ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ』
・『ファイヤープロレスリング2nd BOUT』
・『ファイヤープロレスリング3 レジェンドバウト』

<タイトー>
・『ヴォルフィード』
・『S.C.I.』
・『カダッシュ』
・『奇々怪界』 ※アーケード版がPS4アケアカで遊べる
・『地獄めぐり』
・『スペースインベーダーズ 復活の日』
・『スペースインベーダーズ ジ・オリジナルゲーム』 ※スーファミ版はWii Uでも遊べる
・『タイトーチェイスH.Q.』
・『スーパーダライアス』 ※アーケード版『ダライアス』がPS4アケアカで遊べる
・『ダライアスプラス』 ※アーケード版『ダライアス』がPS4アケアカで遊べる
・『スーパーダライアス2』
・『チャンピオンレスラー』
・『ニュージーランドストーリー』
・『ニンジャウォーリアーズ』 ※アーケード版がPS4アケアカで遊べる
・『パラソルスター』
・『ミズバク大冒険アドベンチャー』
・『ラスタンサーガ2』

<テクモ>
・『忍者龍剣伝』 ※ファミコン版は3DSWii Uで遊べる

<naxat soft>
・『サイコチェイサー』
・『精霊戦士スプリガン』
・『スプリガンmark2』
・『熱血高校ドッジボール部 PC番外編』
・『熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編』
・『パラノイア』

<ナツメ>
・『デッドムーン』

<日本ファルコム>
・『イースI・II』 ゲームアーカイブス版が出ている
・『風の伝説ザナドゥ』プロジェクトEGGで配信中
・『風の伝説ザナドゥII』プロジェクトEGGで配信中
・『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』 ※プロジェクトEGGでPC-8801版PC-9801版MSX版が遊べる

<バンダイナムコゲームス>
・『オーダイン』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.4』がゲームアーカイブスで遊べる(恐らくアーケード版の移植)
・『ギャラガ'88』 ゲームアーカイブス版が出ているほか、Switch版『ナムコミュージアム』にも収録(恐らくアーケード版の移植)
・『源平討魔伝』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.4』がゲームアーカイブスで遊べる(恐らくアーケード版の移植)
・『源平討魔伝 巻ノ弐』
・『スプラッターハウス』 ゲームアーカイブス版が出ているほか、Switch版『ナムコミュージアム』にも収録(恐らくアーケード版の移植)
・『超絶倫人ベラボーマン』
・『ドラゴンスピリット』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL5』がゲームアーカイブスで遊べるほか、PS3の『ナムコミュージアム.comm』にも収録されている(恐らくアーケード版の移植)
・『ドラゴンセイバー』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムアンコール』がゲームアーカイブスで遊べる(恐らくアーケード版の移植)
・『ファイナルブラスター』
・『妖怪道中記』
・『ワルキューレの伝説』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL5』がゲームアーカイブスで遊べる(恐らくアーケード版の移植)
・『ワンダーモモ』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムアンコール』がゲームアーカイブスで遊べる(恐らくアーケード版の移植)

<マーベラスエンターテイメント>
・『川のぬし釣り 自然派』


 死ぬかと思った……(2度目)
 PCエンジンのバーチャルコンソールはWii Uにも来ていて、特にKONAMIがハドソンのゲームをかたっぱしから配信してくれたのですが……それ以外のメーカーはそれほど追随せず、KONAMI&ハドソンのソフトでも抜けているものはそこそこありました。その全部というワケではありませんが、「Wii Uのバーチャルコンソールのソフト」で配信されなかったソフトで多いのはCD-ROM媒体のソフトです。

 把握できただけで……『エルディス』『ゲート オブ サンダー』『CD電人 ロカビリー天国』『シムアース』『スターパロジャー』『ダンジョンエクスプローラーII』『ネオ・ネクタリス』『ブラッドギア』『ワンダーボーイIII モンスター・レアー』『ファイティング・ストリート』『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』『グラディウスII -GOFERの野望-』『マーシャルチャンピオン』『スーパーダライアス』『スーパーダライアス2』『スペースインベーダーズ ジ・オリジナルゲーム』『精霊戦士スプリガン』『スプリガンmark2』『熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編』『イースI・II』『風の伝説ザナドゥ』『風の伝説ザナドゥII』『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』『川のぬし釣り 自然派』は、CD-ROM媒体のソフトです。

 それの何が厄介かって言うと……
 例えばレトロフリークのような互換機でもPCエンジンのCD-ROM媒体のソフトには対応していないため、実機を壊さずに持っているような人でなければ、もう二度と遊ぶ機会がなくなってしまう可能性が高いんですね。『イースI・II』とか『グラディウスII -GOFERの野望-』はみたいな超人気作は他機種でもカバーできますが、そうでないソフトは要注意です。

 『ファイティング・ストリート』(初代ストリートファイターの移植作)や『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』のような有名作も配信終了になってしまうのは惜しいですね。




【NEOGEO】
<D4エンタープライズ>
『ASOII ~ラストガーディアン~』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『餓狼伝説 ~宿命の闘い~』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『餓狼伝説2 新たなる闘い』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『餓狼伝説スペシャル』Xbox360版も出ているほか、アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『餓狼伝説3 遥かなる闘い』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『リアルバウト餓狼伝説』 ※PS版がゲームアーカイブスで遊べる
『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』 ※PSアレンジ移植版がゲームアーカイブスで遊べる
『リアルバウト餓狼伝説2 THE NEWCOMERS』
※『リアルバウト』3作品を収録したPS2版がゲームアーカイブスで遊べる
『ギャラクシーファイト』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『キング・オブ・ザ・モンスターズ』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』
『クロスソード』
『ザ・キング・オブ・ファイターズ'94』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『ザ・キング・オブ・ファイターズ'95』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『ザ・キング・オブ・ファイターズ'96』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『ザ・キング・オブ・ファイターズ'97』
『ザ・キング・オブ・ファイターズ'98』 ※アケアカ版がSwitchで遊べるほか、Steam版もある
『ザ・キング・オブ・ファイターズ'99』 ※アケアカ版がSwitchで遊べる
『ザ・スーパースパイ』
『サッカーブロール』
『サムライスピリッツ』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『真サムライスピリッツ』Xbox360で遊べるほか、アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』
『サムライスピリッツ 天草降臨』 ※アケアカ版がSwitchで遊べる
『ジョイジョイキッド』 ※ アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『ショックトルーパーズ』 ※アケアカ版がSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中な上、海外版だけどSteamで配信中
『ショックトルーパーズ セカンドスカッド』 ※アケアカ版がSwitchで遊べるほか、Steamでも配信中
『神凰拳』プロジェクトEGGで配信中
『ステークスウィナー』 プロジェクトEGGで配信中
『ステークスウィナー2』
『戦国伝承』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『戦国伝承2』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『戦国伝承2001』
『ダンクドリーム』プロジェクトEGGで配信中
『超鉄ブリキンガー』 プロジェクトEGGで配信中
『痛快GANGAN行進曲』 ※この作品を収録した『ADK魂』がゲームアーカイブスで遊べる
『ティンクルスタースプライツ』 ※この作品を収録した『ADK魂』がゲームアーカイブスで遊べるほか、海外版だけどSteamで配信中
『得点王 炎のリベロ』
『トップハンター』
『NAM-1975』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『2020年スーパーベースボール』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『ニンジャコンバット』 ※この作品を収録した『ADK魂』がゲームアーカイブスで遊べる
『ニンジャコマンドー』 ※この作品を収録した『ADK魂』がゲームアーカイブスで遊べる
『NINJA MASTER'S ~覇王忍法帖~』 ※この作品を収録した『ADK魂』がゲームアーカイブスで遊べる
『バーニングファイト』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『幕末浪漫 月華の剣士』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べるほか、Steam版もあり、PS移植版がゲームアーカイブスで遊べる
『幕末浪漫第二幕 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~』 PS4・Vitaで遊べる
『パルスター』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『ビッグトーナメントゴルフ』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『ファイヤースープレックス』
『ファイターズヒストリーダイナマイト』 プロジェクトEGGで配信中
『風雲黙示録~格闘創世~』 ※この作品を収録した『風雲スーパーコンボ』がゲームアーカイブスで遊べる
『風雲スーパータッグバトル』 ※この作品を収録した『風雲スーパーコンボ』がゲームアーカイブスで遊べる
『ブレイジングスター』 ※アケアカ版がSwitchで遊べる
『ベースボールスターズ2』 ※海外版だけどSteamで配信中
『マジカルドロップ2』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『マジカルドロップIII』 プロジェクトEGGで配信中
『マジシャンロード』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『ミラクルアドベンチャー』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『メタルスラッグ』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGSteamで配信中
『メタルスラッグ2』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、海外版だけどSteamで配信中
『メタルスラッグX』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べるほか、Steamで配信中
『メタルスラッグ3』 ※アケアカ版がSwitchで遊べるほか、Xbox360Steamでも配信中、PS2版はゲームアーカイブスにもなっている
『メタルスラッグ4』
PS3で遊べるPS2版『メタルスラッグコンプリート』には、『メタルスラッグ1』~『6』と『X』がすべて収録されているそうです
『ラギ』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『ラストリゾート』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『リーグボウリング』
『龍虎の拳』 ※アケアカ版がPS4XboxOneSwitchで遊べる
『龍虎の拳2』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『アート・オブ・ファイティング 龍虎の拳外伝』
『ワールドヒーローズ』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中
『ワールドヒーローズ2』 ※アケアカ版がPS4XboxOneで遊べる
『ワールドヒーローズ2 JET』
『ワールドヒーローズパーフェクト』 ※アケアカ版がSwitchで遊べる
『わくわく7』 ※アケアカ版がSwitchで遊べるほか、プロジェクトEGGで配信中


 死んだ(3度目の正直)。
 恐らく私は既に死んでいて、しかし「この記事を書き上げなければならない」という強い使命感だけで現世に留まり続けていて、きっとこの記事を書き上げた後に地獄に堕ちるのだろうな……というくらいに大変でした。だから、この記事に対して批判してくるような人は死人に鞭打つ行為だし、あの世から呪ってやるからな!覚悟しとけよ!!

 見ての通り、ネオジオタイトルの多くは現在進行形でハムスターが「アケアカNEOGEO」という形で現行機に積極的に移植をしています。恐らくこの記事を書いた後もどんどん追加されることでしょう。しかし、来週以降に増えていくラインナップをこのリストに加えることはできません。私、もうこの世にいませんから。
 今更ですが、「○○で配信中」と書いたものも、気になったものは一応実機で買えるかどうかチェックしておいた方がイイと思います。配信が終了したことがソフトのページには書かれていないものもあるみたいで、それに気付かずにPS3・PSPのネオジオステーションで配信されたソフトを全部記述したら「実はネオジオステーションはとっくに終わってた」と後から知って全削除ですよ。「このソフトは配信終了しました」くらい書いておいてくれや……


 今後もラインナップが増えるであろうアケアカNEOGEOと、プロジェクトEGGと、Steamのおかげで多くのソフトがまだまだ購入できるネオジオソフトなのですが……こう見ると「Wiiのバーチャルコンソールでこんなにたくさん出ていたんだ」と思いますねぇ。
 「Wiiのバーチャルコンソール」って当時は「アレが出ていない」「コレが出ていない」と叩かれてばっかで、「○○を出してくれてありがとう!」なんてほとんど言われていなかったと思うんですけど、いろんなメーカーが多種多様なソフトをがんばって配信してくれていたんだなぁと今回の記事を書いて思いましたし……Nintendo Switchでバーチャルコンソールが始まらないのも、分からんでもないなとちょっと思いました。



【アーケード】
<カプコン>
『1942』PS3・Xbox360で遊べる
『エグゼドエグゼス』PS3・Xbox360で遊べる
『戦場の狼』PS3・Xbox360で遊べる
『ソンソン』PS3・Xbox360で遊べる
『ブラックドラゴン』PS3・Xbox360で遊べる
『魔界村』PS3・Xbox360で遊べる
※ PS3・Xbox360へのリンクが開けない人はこちらからどうぞ

<セガ>
『ゴールデンアックス』 ※アーケード版の移植がPS3で遊べるほか、3作目までセット版がXbox360で遊べる
『SHINOBI 忍』Xbox360で遊べる
『獣王記』 ※3DSでメガドラ版ベースの「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、アーケード版はPS3Xbox360で遊べる
『スーパーハングオン』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、PS3でも遊べ、Xbox360では他作品とのセット版が出ている
『スペースハリアー』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てるほか、ゲームアーカイブスで配信されているソフトに収録されている
『ザクソン』
『ぷよぷよ』
『ぷよぷよ通』 ※3DSで「セガ3D復刻プロジェクト」版が出てる
『ワンダーボーイ モンスターランド』PS3と、他作品とのセット販売だけどXbox360で購入して遊べる

<タイトー>
『スペースインベーダー』

<D4エンタープライズ>
『いっき』 ※PS4のアーケードアーカイブスで遊べるほか、プロジェクトEGGでも配信中
『上海』
『熱血硬派くにおくん』 ※PS4のアーケードアーカイブスで遊べるほか、プロジェクトEGGでも配信中

<テクモ>
『アルゴスの戦士』 ※PS4のアーケードアーカイブスで遊べる
『スターフォース』 ※PS4のアーケードアーカイブスで遊べる
・『ソロモンの鍵』 ※PS4のアーケードアーカイブスで遊べる
・『テクモボウル』
・『忍者龍剣伝』 ※ファミコン版は3DSWii Uで遊べる
『ボンジャック』 ※PS4のアーケードアーカイブスで遊べる

<ハムスター>
『クレイジークライマー』※ PS4のアーケードアーカイブスで遊べる
『Mr.Do!』
『ムーンクレスタ』 ※PS4のアーケードアーカイブスで遊べる

<バンダイナムコゲームス>
『アサルト』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.4』がゲームアーカイブスで遊べる
『イシターの復活』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.4』がゲームアーカイブスで遊べる
『エメラルディア』
『オーダイン』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.4』がゲームアーカイブスで遊べる
『ギャラクシアン』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.3』がゲームアーカイブスで遊べるほか、Wii Uで遊べるGBA版『ナムコミュージアム』にも収録されている
『ギャラガ』Switch版『ナムコミュージアム』に収録されているほか、この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.1』がゲームアーカイブスで遊べる上、PS3の『ナムコミュージアム.comm』と、Wii Uで遊べるGBA版『ナムコミュージアム』にも収録されている
『ギャプラス』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.2』がゲームアーカイブスで遊べる
『ギャラガ'88』 ※PCエンジン版はゲームアーカイブスで遊べるほか、Switch版『ナムコミュージアム』に収録
『グロブダー』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.2』がゲームアーカイブスで遊べる
『源平討魔伝』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.4』がゲームアーカイブスで遊べる
『コズモギャング・ザ・パズル』 ※スーファミ版はWii Uでも配信中
『コズモギャング・ザ・ビデオ』
『サイバースレッド』 ※PS版はゲームアーカイブスで遊べる
『スターブレード』 ※PS版はゲームアーカイブスで遊べる
『スカイキッド』 ※ファミコン版は3DSWii Uで遊べるほか、Switch版『ナムコミュージアム』に収録されている上、この作品が収録されている『ナムコミュージアム アンコール』がゲームアーカイブスで遊べる
『スプラッターハウス』 ※PCエンジン版がゲームアーカイブスで出ているほか、Switch版『ナムコミュージアム』にも収録
『ゼビウス』 Xbox360で遊べるほか、3DSでは3DSクラシックスで配信されており、ファミコン版ならWii Uでも配信されていて、この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.2』がゲームアーカイブスで遊べるほか、PS3の『ナムコミュージアム.comm』に収録されている
『ソルバルウ』
『タンクフォース』Switch版『ナムコミュージアム』に収録
『超絶倫人ベラボーマン』
『ディグダグ』 ※ファミコン版なら3DSWii Uでも出ていて、アーケード版もSwitch版『ナムコミュージアム』に収録されているほか、この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.3』がゲームアーカイブスで遊べる上、PS3の『ナムコミュージアム.comm』や、Wii Uで遊べるGBA版『ナムコミュージアム』にも収録されている
『ディグダグII』 ※ファミコン版はWii Uで出ている
『トイポップ』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.1』がゲームアーカイブスで遊べる
『ドラゴンスピリット』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.5』がゲームアーカイブスで遊べるほか、PS3の『ナムコミュージアム.comm』に収録されている
『ドラゴンセイバー』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムアンコール』がゲームアーカイブスで遊べる
『ドラゴンバスター』 ※ファミコン版は3DSWii Uでも遊べるほか、この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.2』がゲームアーカイブスで遊べる
『ドルアーガの塔』 ※ファミコン版は3DSWii Uでも遊べ、Switch版『ナムコミュージアム』に収録されているほか、この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.3』がゲームアーカイブスで遊べる
『ナックルヘッズ』
『ナムコクエスター』
『ニューマンアスレチックス』
『ニューラリーX』Xbox360で遊べるほか、この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.1』がゲームアーカイブスで遊べる
『バーニングフォース』
『パックマニア』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.5』がゲームアーカイブスで遊べる
『バラデューク』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.5』がゲームアーカイブスで遊べる
『爆突機銃艇』
『ファイネストアワー』
『フェイスオフ』
『フェリオス』
『ボスコニアン』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.1』がゲームアーカイブスで遊べる
『ホッピングマッピー』
『マーベルランド』
『マッピー』 ※ファミコン版は3DSWii Uで遊べるほか、この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.2』がゲームアーカイブスで遊べる
『メルヘンメイズ』
『妖怪道中記』 ※ファミコン版はWii Uでも遊べる
『リブルラブル』
『ローリングサンダー』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムアンコール』がゲームアーカイブスで遊べるほか、Switch版『ナムコミュージアム』に収録
『ローリングサンダー2』Switch版『ナムコミュージアム』に収録
『ロンパーズ』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムアンコール』がゲームアーカイブスで遊べる
『ワルキューレの伝説』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムVOL.5』がゲームアーカイブスで遊べる
『ワンダーモモ』 ※この作品を収録した『ナムコミュージアムアンコール』がゲームアーカイブスで遊べる


 既に私は死んだ身ですが、来世の分の命を先取りして失うくらいに大変でした……
 まぁ、私は来世ではミジンコに生まれ変わる予定だったので、ミジンコの命なんて失ったところでどうでもいいとか言い出すと、人間だった頃も私の人生なんてミジンコほどの価値もなかったのだからさっさと死んで良かったななんて思うのですが。何の話だ。

 バーチャルコンソールでたくさん出ていたアーケードゲームですが、流石にここに出るような名作達は他所でもいろんな形で遊べるものが多いですね。

 そんな中、注意なのは「Wiiの体感操作」を使ってアーケードでの操作を再現しようとしたソフト達です。『スーパーハングオン』『スペースハリアー』『スターブレード』『ソルバルウ』『ナムコクエスター』あたりですかね。これらのソフトは体感操作のできないハードに移植すると操作方法が変わってしまうので、「Wiiリモコンを使った体感操作」が好きな人は確保しておいた方がイイかも知れません。

 また、『ナムコミュージアム』で私を何度も殺そうとしたナムコ勢ですが、1980年代中盤までの作品は様々な機種に移植されているのに対して、1980年代末期や1990年代のソフトは「Wiiのバーチャルコンソール」以外ではダウンロード購入できないものも結構あるんですね。「ナムコの作品は大抵移植されるだろう」なんて甘く見ていると、二度と遊べなくなってしまうかも知れません。


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 この記事を書いていて思ったのは、「一つのサービスの終了」は「一つの文化の終わり」なんだなぁということです。
 バーチャルコンソールに出ていたようなソフトはまたどこかで配信されるだろうとか、Nintendo Switchでも配信されるだろうみたいなことを言う人もいるんですけど……今回のリストに載っているソフトで赤い字の補足が全くないソフトというのは、「Wii Uのバーチャルコンソール」にも「ゲームアーカイブス」にも「昨今の機種への移植」にも「アーケードアーカイブス」にも「プロジェクトEGG」にも補足されていないソフトなので、またどこかで配信されるだろうなんて楽観的には私は思えないですね……

 そして、忘れてはいけないことは……
 「Wii Uのバーチャルコンソール」も「ゲームアーカイブス」も、現在もソフトを増やし続けている「アーケードアーカイブス」も「プロジェクトEGG」も、未来永劫続くサービスではないんですね。「ゲームアーカイブスで遊べるから安心だろう」なんて思っていたら、来月にあっさりとサービス終了してしまう可能性だってゼロではないのです。

 買えるときに買っておくことは心がけておかないとなりませんね。
 そうして積みゲーが増えていく!


 そして、もう一つ。
 これは難しいかも知れませんが……今現在閲覧できる「ソフトの公式ページ」は、配信終了しても「このソフトの配信は終了しました」の一文を載せて残しておいて欲しいなぁと思うのです。どんなマイナーなソフトであっても、任天堂のページは「攻略のアドバイス」なんかが載っていたり、セガのページは動画が載っていたり、読み応え&観応えがあって資料的な価値も高いと思うんですね。


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◇ 余談
 ここからは私個人の話。
 私に興味がない人は読まなくてイイですよ。面白い話は書きませんから。

 このリストを作ったのは、私が個人的に「買おうと思って買い逃していたソフト」を抽出する目的もありました。『イースI・II』『クロノトリガー』は「Wii Uのバーチャルコンソールで出たら買おう」と思っていたのですが、結局出ないまま今日まで来てしまいました。今の内に確保しておくべきか……

 その他、『たけしの挑戦状』『シムシティー』『風来のシレン』『メタルマックスリターンズ』『アトラス』『栄冠は君に』あたりも「いつか実況配信で挑戦したいなぁ」と考えていたのですが、このままじゃ購入できなくなってしまうので確保しておくべきか。しかし、SLGやRPGは1年に1本くらいしか挑戦できそうにないのだがががが。

 確保しておきたいと言えば、初代『ストリートファイター』の移植である『ファイティング・ストリート』や、自分にはクリアできるかアレだけど大傑作と評判の『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』辺りも後学のために抑えておきたいがががががががが。

 『イースI・II』はゲームアーカイブスで、『クロトリガー』や『たけしの挑戦状』はスマホ版で、まだ購入できるとも考えられるのですが……どうせ買うんだったら「Wiiのバーチャルコンソール」で買っておいて、1台のWii Uに集めたいという気もするんですよね。そして、任天堂がWii Uのサポートを打ち切ってから壊れて全ソフトが消滅というオチが見える!私にもオチが見えるぞ!!


 そう言えば、今回の記事では全く触れていませんが「Wiiウェアのソフト」はもっと深刻なんですよね。二度とダウンロード販売されそうにないものばかり。飯野さんの遺作となった『きみとぼくと立体。』や、そういやMiracle Kidzって今どうしてるのな『ダウンタウン熱血どっじぼーる』は確保しておかないと……KONAMIの『ReBirth』シリーズも評判イイんですけど、元をほとんど知らないシリーズだからどうするかなー。



 ということで……
 普段はあまりしないんですけど、こういう機会ですからやりましょうか。




 今回の「Wiiショッピングチャンネルの終了」で買えなくなってしまう「Wiiのバーチャルコンソール」および「Wiiウェア」のソフトの中からオススメのソフトを教えてください。

 新PC買うためにお金を節約している現状なので「オススメされたものは全部買う!」とは言いませんが……「1人2本まで」とさせていただきますか。「コレをやっていないなんてもったいない!」「コレを実況配信して欲しいです!」というソフトがあったら、購入できなくなる前にコメント欄で教えてください。

 自分の知らないソフト、自分の知らないジャンルに触れるイイ機会だと思いますしね。


※10月16日追記:
 Youtube Liveで「Wiiショッピングチャンネルの終了でダウンロード購入できなくなるゲーム」を、月に1回3本ずつ紹介する実況配信を始めました

| ゲーム雑記 | 17:49 | comments:82 | trackbacks:0 | TOP↑

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